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自律神経が乱れると脳が老いる!?

自律神経が乱れると脳が老いる!?

自律神経は私たちの体が様々な環境の変化に対応する時や活動、休養の際の

コントロールを無意識で自律的に行ってくれているとても重要な神経です


autonomic24.jpg

例えば、私たちが寝ていたり、座っている状態から立ち上がる時に

瞬時に交感神経が働いてくれなければ、脳は一時的に貧血状態となってよろめいてしまいます

それは本来、交感神経の作用によって、下肢の血管を収縮し

血液を脳へ持ち上げてくれているからです


vessels of leg.jpg

このように日常のあらゆる活動の変化に対し自律神経が働いてくれているのです

しかし、この自律神経の働きを乱してしまう大きな要因があります

それが冷えです

「冷えは自律神経を乱す最大最悪の要因である」と

全国冷え症研究所の山口勝利所長は述べています

自律神経が乱れると、うつなどの様々な不定愁訴が出てくると共に

脳の記憶や学習能力にも影響を与えることが最近分かってきました



hippocampus.jpg

東北大学大学院医学系研究科の大隅典子教授は次のように述べています

かつて、脳細胞は3歳の時点をピークに後は死んでいくと考えられていましたが

現在、脳の特定の領域では生涯に渡って脳細胞が生み出されていることが分かっています

そしてそれらの日々新しくつくられる神経細胞が記憶や学習に深く関わっていることも

明らかになりました

記憶や学習に関わる海馬などでは、神経細胞の種となる神経幹細胞が

一生涯存在し、分裂の際に片方は神経幹細胞に

もう片方は神経細胞になり、ラットの実験でその数は一日9000個と言われています

海馬の神経細胞は1個当たり220個のシナプスを持つと考えられているため

全体では99万個の神経結合が生み出されているのです

synapse.jpg

脳の神経新生は、感染やストレスなどによって阻害されることが

動物実験で明らかになっています

さらにラットやマウスに抗うつ剤を投与すると、神経新生向上効果があることから

うつ状態が神経新生の低下に関係あるのではないかと言われています

また他の心の病(統合失調症、双極性障害、心的外傷後ストレス障害)も

影響を与える可能性が指摘されています

自律神経の働きを測る機器で、うつの方を計測すると

交感神経、副交感神経共に活動が低下しており

あらゆる活動が困難になります

外部の温度の対して体を適応させ、発汗や毛穴の収縮によって体温の上昇や

低下を防いでいるのも自律神経です

従って、今のように夏は特に外と室内で温度の変化が高いため

エアコンによって発汗しなくても体温が低下することで冷えが悪化し

その結果自律神経が混乱し、乱れやすくなります

このようなことを防ぐためにも無理のない範囲で運動をして

汗をかき、正しく自律神経を働かせることが重要です

冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi 






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