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メディカルハーブ

メディカルハーブ

症状別メディカルハーブ -ストレス、不安、緊張-

〈ストレスについて〉

 

人の活動は成功、失敗に関わらずある種のストレスを生み出し

日常とは違う変化がストレスとなります

 

ストレスという言葉は、元々物理の世界で「歪み」を意味するものとして

使われていましたが、カナダのストレス研究の権威であったセリエ博士が

歪みを生じさせる物をストレッサー

それによって起こる反応をストレス反応と定義しました

 

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〈ストレッサーの分類〉

 

物理化学的ストレッサー

環境によるもので花粉、騒音など

 

生理的ストレッサー

暑い、寒い、過労といったものなど

 

心理的、社会的ストレッサー

心に対する家庭的、社会的なストレッサー

 

〈ストレスに対する反応〉

 

・警告期

ストレッサーへの反応の第一段階として疲れる、体調不良、肩こり

イライラが症状として起こります

 

・抵抗期

ストレスに対する抵抗によって血圧の変調、内臓の異常、血糖値の上昇

交感神経の過緊張

 

・疲弊期

抵抗期の持続によって人体が疲労し、集中力の低下、物忘れ

ストレス性の潰瘍、うつが生じてきます

 

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〈ストレス病〉

 

・うつ

抑うつ状態を主体とした感情の病気で

気分の落ち込みや意欲の低下に伴って様々な自律神経症状を引き起こします

 

・心身症

心因性のストレッサーによって身体に消化性潰瘍、本態性高血圧

過敏性腸症候群などの症状が出てくるもの

 

・神経症

心因性のストレッサーによって心に不安神経症、恐怖症

脅迫神経症といった症状が出てくるもの

 

〈ストレス対処の方法〉

 

ストレッサーは、人が成長していく中で必要不可欠なもので

有名なストレス研究者が「ストレスは人生のスパイスである」と語っているように

そのストレスに対してどう対処していくかという

ストレスコーピング(ストレス管理)の概念が重要です

 

・運動、会話、軽度の飲酒

・旅行、趣味

・友人、家族、上司の指示を受ける

・くつろぎ、リラクゼーションとしてヨガなど

・価値観の変化、自己改革、宗教

 

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〈ストレスとハーブ〉

 

覆いかぶさってくるような不安感や、居ても立っても居られないような緊張感を解きほぐすには

鎮静作用の高いハーブのティーを時間をかけて楽しむのが一番です

お茶を入れて飲む時間をつくるだけでも、ストレスの緩和に繋がります。

手浴も予想外に効果が大きいものです。ハーブがオフィスなどで簡単にできるのも利点です。

 

・ジャーマンカモミールとパッションフラワーのティー


カモミールはリラックス効果によって入眠しやすくし

ペパーミント、レモンバームは爽快感で目が覚めやすく

組み合わせることで一日のリズムをつくっていき

自律神経の安定につながります

パッションフラワーはアルカロイドの作用で脳に直接働きかけて気持ちを落ち着けます。


・ジャーマンカモミールの手浴


手は緊張で発汗が過剰になったりと感情を表しやすい部分であると言えます

そういった部分を温めることで精神を安定させます。


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〈不眠〉

 

不眠とは、「適切なタイミング、環境下で睡眠をとっているにもかかわらず

何らかの症状によって眠りが妨げられ、日中の活動に悪影響を及ぼすもの」

 

入眠障害 

2時間近く眠りに入れない

 

中途覚醒

睡眠中に何度も目が覚めてしまう

 

熟眠障害・多夢

深く眠れない、夢を見すぎて眠りが妨げられる

 

早期覚醒

早い時間に目が覚めてしまい、そのまま眠れない

 

睡眠時無呼吸症候群

4050代に多く男性に圧倒的に多いですが、

女性も更年期が安定する50代以降になると黄体ホルモンが減少してくるのに伴って

気道の筋肉にハリをつくる作用が弱くなり気道が狭くなることによって起こります

 

ムズムズ脚症候群

感覚異常によって脚を動かしたくなる欲求にかられて睡眠が妨げられる

遺伝、鉄不足によるドーパミン生成不全が原因とされる

 

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〈不眠の対処法〉

 

・寝室に光が差し込まない工夫をする

・睡眠時間を遅くする

・起床時に日光を浴びることで体内時計をリセットする

 

過剰なストレスは自律神経を狂わせ、冷えや不眠の原因となります

 

メディカルハーブを生活に取り入れて、自律神経を安定させましょう!

 

このブログはエルクレストで

メディカルハーブや漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を

元に作成しています

 冷えについてはこちら

 

 

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症状別メディカルハーブ -ダイエットと食事-

安全なダイエット方法の王道はやはり、食事と運動です


運動を行う理由は大きく分けて2つあると考えています


1.有酸素運動によって、直接中性脂肪をエネルギーとして使って

体脂肪を減少させる


2.筋力トレーニングを行って筋肉量を増やして

基礎代謝量を増やす、引き締め効果によって美しいボディラインをつくる


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そしてもう一つ重要なのが栄養です

せっかく筋肉をトレーニングしたとしても、筋肉の元となる栄養補給を怠っては

筋肉は強くなれず、うまく体は引き締まりません

そこで重要な栄養素がたんぱく質です




たんぱく質は細胞の主要な構成成分であると同時に、物質代謝に必要な酵素や

生体機能の調節に必要なホルモンの材料としても重要です

一日の摂取基準は男性で70g、女性で60gとなっていますが

なかなかこの量を摂取できていないのが現状です

また、トレーニングを行って筋肉を増やそうとしている場合は

基準より多くの摂取が必要です


たんぱく質は100gあたり牛乳で約3.5g、肉類で約20g、魚で約25g含まれていて

特に多い食材がシラス干しで約40g摂取することができます


栄養素の種類によって食事誘導性熱代謝のエネルギー消費は変わります

タンパク質のみ:摂取エネルギーの30%

糖質のみ:摂取エネルギーの6%

脂質のみ:摂取エネルギーの4%

通常の食事(混合):摂取エネルギーの10%

がエネルギーとして消費されます

従って、タンパク質が多い食事はより多くがエネルギー(熱)に変わるため

脂肪として蓄積されにくいということなのです


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ダイエットは安全に行わなければ意味がありません

ですから、必要な栄養素はきちんと取って

余分なカロリー摂取は抑えることが重要なのです


・ダイエットとメディカルハーブ 


前述のように筋肉を増やして基礎代謝を上げる食事の他に

メディカルハーブの中には脂肪の燃焼を促進するものがあります


1.マルベリーのティー


2.マテのティー

 

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マルベリーとは、桑の葉のことで

DNJ(デオキシノジリマイシン)という成分が含まれており

これを食前に飲むことで摂取した食品からの糖の吸収を抑えるという働きがあります

(小腸で糖の分解酵素であるα-グルコシダーゼに結合して、その活性を阻害します)

糖尿病の薬でも同じような作用を持つものがあります

マテは、コーヒーよりも多くのカフェインを多く含んでおり

代謝を高めて脂肪の燃焼を促進します。

ダイエットには様々な手段がありますが

早急な結果を求めるような無理な方法には

必ずリスクがあります。いくら体重を減らせても、肌荒れ、貧血、月経不順など

他のトラブルを抱えたら意味がありません

腸からの糖分の吸収を抑える

脂肪の燃焼を助けるハーブを利用して健康なダイエットに取り組みましょう


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症状別メディカルハーブ -シミ、色素沈着-

〈紫外線の脅威について〉


・夏の肌のダメージの脅威:炎症後色素沈着

細胞が傷つき、炎症が起きることでできるシミで

海水浴スポーツなどで急激に日焼けすると出てきます

なかなか治りにくい厄介な式を異常症です


1. ニキビや外的刺激(日焼け、かぶれ、虫刺されなど)によるダメージ


2. 皮膚細胞が傷つき炎症を起こす(表皮から真皮まで)


3. 傷ついたところに多量のメラニンが送られる(表皮だけでなく、真皮まで送られることもある)


→メラニンの塊がシミとなる


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・炎症後色素沈着に対する有効成分


1. ビタミンA:ダメージを受けた皮膚細胞を補修(ケラチノサイトを正常化)


2.ティーツリー葉油、ビタミンB3(ナイアシンアミド):抗炎症


3.ビタミンC、乳酸、ビタミンB3、リノール酸、リノレン酸、アルブチン

ウンデシレノイルフェニルアラニン:美白


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・有効なメディカルハーブ

シミの正体は体内で作られたメラニン色素

無防備に浴びてしまった紫外線などが原因で、老化現象の一つです

メディカルハーブのケアでは、老化を遅らせるために

ハーブが持つ抗酸化作用を

シミ、色素沈着の予防にアプローチします

 

ジャーマンカモミールの外用チンキ:アルコールで2週間ほど漬けたものを

水やグリセリンで希釈して、パッティングします


マルベリーのフェイスパック:マルベリーとカオリンなどのクレイを

混ぜて使います

柔らかい成分が入っていないので、完全に乾く前に洗い流してください


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メディカルハーブや漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を

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メディカルハーブで不定愁訴を改善

〈女性に多くみられる冷え〉 

・腰から下が冷える 

・手先、足先が冷える 

・顔はのぼせて下半身は冷えている 

冷えがあると、頭痛、肩こり、腰痛、風邪、神経痛、月経痛、月経不順など

様々な不定愁訴が出てきます 

主な原因は自律神経の不調によるもので

交感神経の緊張によって全身の血行の悪化している場合や

上半身と下半身での血流バランスが崩れている場合などがあります 

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 〈気血水〉

漢方で考える冷えは、『気』が少ない、『水』が多い、『血』の流れが悪い

『気』が逆転している場合の4つのパターンに分けることができます

 『気』とは、目には見えない生命エネルギーのことで

「自律神経(体の機能を調整する神経)」のはたらきに近いと考えられていて

体を温める作用があります 『血』は、全身をめぐってさまざまな組織に栄養を与えるもののことで

主に血液を指します 

『水』は、血液以外の体液全般に相当し、水分代謝や

免疫システムなどに係わっているものを指します 

これらの巡りが悪くなったり、不足したりすると体の調子が悪くなります 

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 〈痛みについて〉 

頭痛、腰痛、筋肉痛などは体部痛と言われ、物理的な刺激によって

ヒスタミンやブラジキニンといった発痛物質が放出され、知覚神経から痛みを感じ

腹痛などは内臓痛と言われ、内臓の平滑筋の痙攣によって起こります 

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 〈冷えに有効なハーブ〉 

リンデンは西洋菩提樹と言われており、ファルネソールという香り成分を含んでいます

カモミール、リンデン、エルダーフラワーはフラボノイドという色素成分を多く含

毛細血管の働きを助け、体を温めます 

イチョウはバイフラボン(フラボノイドが2つ結合したもの)を含み

脳はじめとした全身の血流を良くする働きがあります 

ターメリック(ウコン)はショウガ科の植物で体を温める作用が強く、根の部分を使います


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 〈痛みに有効なハーブ〉 

チェストベリー、ラズベリーリーフ、セントジョーンズワート、パッションフラワーは月経痛に有効です 

ラズベリーリーフとチェストベリーは女性のためのハーブとも言われおり

チェストベリーは更年期のイライラにも使われています 

ラズベリーリーフは出産準備のハーブと言われていて

子宮や骨盤周辺の筋肉を調整して月経痛を抑える効果や出産に備えるという効果があります 

セントジョーンズワート、パッションフラワーは感情に働きかけて落ち込みや

イライラを鎮める働きがあります 

頭痛の時には、温めると楽になるものに対しては、フィーバーフューが有効ですが

常用してはいけません

肩こり、腰痛、筋肉痛に対しては

クランベリーやハイビスカスが疲労物質を取り除き、楽にしていきます

このブログはエルクレストで、メディカルハーブや漢方の講師をしてくださっている


渡辺 肇子 先生のお話を元に作成しています



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不定愁訴と漢方

・漢方とは

 

三大伝統医学として中医学、インドのアーユルベーダー、イスラム圏のユナニー学がありアーユルベーダーはサンスクリット語で「生命の知恵」という意味があります

ユナニー学の元になっているのは、古代ギリシャのヒポクラテスの時代で、ヒポクラテスは医学、薬学の父と呼ばれ、2000年以上前からハーブなどを用いて治療を行っていたが、この医学とヨーロッパの医学が融合してユナニー学が誕生し、現在の西洋医学の元にもなっています


中医学の特徴は、鍼灸、気功、食用があり、中国では昔、食医という職業があり、食事から病気を予防していたり、黄帝内経という最古の書物には、女性は7の倍数、男性は8の倍数で体が変化するといったことなどが記してあります


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漢方は日本でつくられた言葉で、中医学を蘭方と区別するためにつけられたもので、日本最古の医学書である医心方には輸入した医学を元に、日本の風土などを考えて新しい医学をつくりあげたということが記され、その中で漢方は実際に行われていたが、明治時代に新政府によって少数派であった西洋医学が採用され、東洋医学は認められなくなりました


しかし、日中の国交が1972年に回復し、生薬を自然由来の医療として認めたことから漢方が日本でも扱われるようになりました


漢方で東洋医学を表す言葉として以下のものがあります

 

    天神合一

  人間が自然そのもので、症候や症状を一面的に捉えるのではなく、なぜ病気になったかという本質を考えるというもので、現在でいうホリスティックに繋がる考え方です


    扶正祛邪

正気を助けて、邪気を取り除くという意味で、邪気には寒邪、燥邪、風邪、暑邪などが正気に勝ってしまうと病気になると説いており、悪いところだけでなく、自然治癒力を助けるということの重要性を示しています


    心身一如

心と体は相互関係があり、治療法や薬だけでは病気は治らず、病気を治すのは人そのものであるという考え方

 

 

・陰陽五行説

陰陽説と五行説から成り、万物を陰と陽、五行に分けるという中国の思想を医学に当てはめたもので、対極図に表れているように陰と陽が互いに対立し、依存し、転化するという関係があり、常に変化する相対的なものであるとしています

五行説は木、火、土、金、水に季節、感情、五臓である肝、心、脾、肺、腎を当てはめており、木には成長という意味合いがあり、火が強い時には、体の熱が上に上ることでほてるといった症状が出て、土には受容する、変化というもので、金は静かで、清涼なもの、水は冷たく、低いところに行くといった特徴があり、これを病気の症状に当てはめています



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これらは相性関係が成り立っており、木は燃えて火を生み出し、火はものが燃えた後、土となり、土から金属が取れ、金属は冷えて水を生み出し、水は木を育てる

それに対して相手を討ち滅ぼす相克関係という関係もあり、木は土から養分を奪い取り、土は水を濁し、土砂をせき止める、火は水を消す、金属は火によって溶かされ、金属の斧は木を切り倒すというものです

 

・気血水

    

体の構成と生命エネルギーの源であり、絶えず変化し陽の性質を持つ

気には、5つの働きがあり、ものを動かす働き、温駆作用、外邪の侵入を防ぐ、ものを固める(排泄や生理、内臓の位置を正常化する)、ものを変化させる

東洋医学で脈診をする時には、3本の指を使って3つの流れの浅いところと深いところ、前後の流れを左右で見ての合計14本の気の流れを診ることができる¥

 

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血は血液に近い意味合いで、陰の性質を持ち、全身に栄養を送り、潤すという働きがあり、血が充実していると、肌や筋肉、毛髪に潤いがあるとともに精神活動にも影響を与え、感覚を鋭くするといった作用もある

 

    水(津液)

津液は体の中にある水分のことで、体の水分は約60%あり、臓器に含まれるもの、組織の間質液なども含まれ、全身を潤し、臓器、筋肉、粘膜、毛髪を潤し、関節の動きを滑らかにする働きがある

東洋医学では四季を人の一生に当てはめており、春は青春と言われるように若い時を示しており冬に向かうに従って、加齢による体の機能が低下していくことを表している

冬の臓器である腎には気を溜めておく働きがあることから、腎を充実させておくことが長生きの秘訣であるとしている

 

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・漢方薬について

 

最も有名な葛根湯を例にすると、適応として自然発汗が無く

頭痛、発熱、悪寒、肩コリなどを伴う比較的体力があるものの

感冒、鼻風邪、熱性疾患、神経痛、尋麻疹、目、耳の炎症に

効果があるとされており、中医学では西洋医学と異なり

一見関係なく見える症状に対しても、気血水のバランスを整えることによって

生じた様々な症状が同時に改善するといったことが起こります

また、風邪の引き始めか、一定期間経過したものかによって使う薬も異なる

体の不調には、外に原因がある外寒と内に原因がある内傷に分けられ

外寒では風、寒、湿、暑、燥、火の六気が過剰や不足すると六淫になります

内傷では喜・怒・哀・懼・愛・悪・欲の七情という感情の変化も急激であったり

過剰であると体調を崩すと言われています

 

・メディカルハーブの基礎知識

 

ティーポットの中に細かくしたハーブを一人分200mlに対して、小さじ一杯入れ、指で入れるのであれば三本の指で掴める程度入れ、熱湯を注ぐ

抽出している間は香りを逃がさないために蓋をして、花や葉は3分、根や実は5分置く

メディカルハーブは法律上、食品であり

海外では病気や治療を目的に用いられるハーブで、ドライハーブだけでなく

錠剤やカプセルになっているものも含み

自然治癒力を高め変化する環境に適応することによって

病気やケガの予防をしていくという効果があります

 

18世紀に化学物質による医薬品の誕生や、20世紀に抗生物質が生まれたことによって

感染症による死者が激減しましたが

それに代わって生活習慣病や心身症が増えたことから

統合医療が見直され、メディカルハーブの重要性が理解されるようになりました

 

・メディカルハーブの効果

 

    多様な成分が含まれていることから、それらの相乗効果が生まれる

    リラックス効果、免疫、ホルモンに働きかける

    医薬品と比較して、体への負担が少ない

    身体の防御作用を向上させる



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漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を元に作成しています

 

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風邪と体の冷え

12月になり、11月とは比べ物にならないほど寒さが増してきました

私の周りでも、体調を崩している人がちらほら出てきています

今回は風邪やインフルエンザについてお話ししたいと思います 


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・風邪症候群とは 

風邪は、1年を通じて最も罹りやすい病気です

症状は鼻、喉、気管、気管支、肺など呼吸器とその周辺の炎症で始まります

炎症が広がると喉の激しい痛み、咳、痰などが出て

こじらすと呼吸器系全体に炎症が起こり、やがて全身的な症状が起きます

遠因となる病原微生物の多くは、飛沫感染により広がります

疲労やストレスの蓄積、睡眠不足、他の病気による抵抗力の低下

不規則でバランスの悪い食事、喫煙習慣、寒さや乾燥などの誘発因子があると

発症しやすくなります

 安静、保温、栄養が最良の薬と言われ、治療は薬による対症療法が中心です


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・歴史の中のインフルエンザ 

インフルエンザとヒトの関わりは古く

古代エジプトにはすでにインフルエンザとみられる病気の記録が残っています

最も重大な転機は、1918年から1919年にかけて発生したスペインかぜの

世界的大流行(パンデミック)です

感染者は6億人、死亡者数は2000万人~4000万人、日本では38万人とも言われています

第一世界大戦終結の遠因という人もいます


 ・インフルエンザウィルスの構造 

A型とB型のインフルエンザウィルスの表面(エンベロープ)には

赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の2種類の糖たんぱく質があります

A型インフルエンザには、HA、NAの抗原性の違いから

HAに15種、NAに9種の亜型があります


・風邪とメディカルハーブ 

発熱や鼻水、のどの痛みなどを起こす風邪は、ほとんどがウィルスの感染です

特にインフルエンザによる感染では、症状が重くなります

体の免疫が低下していると罹りやすくなります

体温が1度下がると免疫力は30%低下すると言われており

やはり風邪やインフルエンザを防ぐ根本には

高い体温を保っておく必要があるのです

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そのためには大きく分けて2つの方法があります

1.体温を上げる

運動、筋肉量を増やす、体を温めるものを食べる


2.熱を逃がさないようにする

首回り、お腹、足を特に冷やさないような服を着る

といった対処が重要です

また抵抗力を高めるためにハーブも有効です

1. エキナセアのティー 

ニキビや風邪などに体の内側から抵抗力を高めます

2. エルダーフラワーのティー 

3. ウスベニアオイのティー 

多糖類が入っていることで粘液質で喉の腫れなどに有効です


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以上のことに気を付けて、寒い冬を健康に乗り切りましょう!



冷えない体をつくって不眠を改善

〈ストレスについて〉

 

人の活動は成功、失敗に関わらずある種のストレスを生み出し

日常とは違う変化がストレスとなります

 

ストレスという言葉は、元々物理の世界で「歪み」を意味するものとして

使われていましたが、カナダのストレス研究の権威であったセリエ博士が

歪みを生じさせる物をストレッサー

それによって起こる反応をストレス反応と定義しました

 

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〈ストレッサーの分類〉

 

物理化学的ストレッサー

環境によるもので花粉、騒音など

 

生理的ストレッサー

暑い、寒い、過労といったものなど

 

心理的、社会的ストレッサー

心に対する家庭的、社会的なストレッサー

 

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〈ストレスに対する反応〉

 

・警告期

ストレッサーへの反応の第一段階として疲れる、体調不良、肩こり

イライラが症状として起こります

 

・抵抗期

ストレスに対する抵抗によって血圧の変調、内臓の異常、血糖値の上昇

交感神経の過緊張

 

・疲弊期

抵抗期の持続によって人体が疲労し、集中力の低下、物忘れ

ストレス性の潰瘍、うつが生じてきます

 

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〈ストレス病〉

 

・うつ

抑うつ状態を主体とした感情の病気で

気分の落ち込みや意欲の低下に伴って様々な自律神経症状を引き起こします

 

・心身症

心因性のストレッサーによって身体に消化性潰瘍、本態性高血圧

過敏性腸症候群などの症状が出てくるもの

 

・神経症

心因性のストレッサーによって心に不安神経症、恐怖症

脅迫神経症といった症状が出てくるもの

 

〈ストレス対処の方法〉

 

ストレッサーは、人が成長していく中で必要不可欠なもので

有名なストレス研究者が「ストレスは人生のスパイスである」と語っているように

そのストレスに対してどう対処していくかという

ストレスコーピング(ストレス管理)の概念が重要です

 

・運動、会話、軽度の飲酒

・旅行、趣味

・友人、家族、上司の指示を受ける

・くつろぎ、リラクゼーションとしてヨガなど

・価値観の変化、自己改革、宗教

 

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〈ストレスとハーブ〉

 

ストレスがかかると交感神経の緊張状態が続くため

不眠や日中の眠気が起こりますが

それを鎮めるハーブとしてカモミールはリラックス効果によって入眠しやすくし

ペパーミント、レモンバームは爽快感で目が覚めやすく

組み合わせることで一日のリズムをつくっていき

自律神経の安定につながります

 

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〈不眠〉

 

不眠とは、「適切なタイミング、環境下で睡眠をとっているにもかかわらず

何らかの症状によって眠りが妨げられ、日中の活動に悪影響を及ぼすもの」

 

入眠障害 

2時間近く眠りに入れない

 

中途覚醒

睡眠中に何度も目が覚めてしまう

 

熟眠障害・多夢

深く眠れない、夢を見すぎて眠りが妨げられる

 

早期覚醒

早い時間に目が覚めてしまい、そのまま眠れない

 

睡眠時無呼吸症候群

4050代に多く男性に圧倒的に多いですが、

女性も更年期が安定する50代以降になると黄体ホルモンが減少してくるのに伴って

気道の筋肉にハリをつくる作用が弱くなり気道が狭くなることによって起こります

 

ムズムズ脚症候群

感覚異常によって脚を動かしたくなる欲求にかられて睡眠が妨げられる

遺伝、鉄不足によるドーパミン生成不全が原因とされる

 

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〈不眠の対処法〉

 

・寝室に光が差し込まない工夫をする

・睡眠時間を遅くする

・起床時に日光を浴びることで体内時計をリセットする


過剰なストレスは自律神経を狂わせ、冷えや不眠の原因となります


メディカルハーブを生活に取り入れて、自律神経を安定させましょう!


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症状別メディカルハーブ -シミ、色素沈着の予防-

〈紫外線の脅威について〉


・夏の肌のダメージの脅威:炎症後色素沈着

細胞が傷つき、炎症が起きることでできるシミで

海水浴スポーツなどで急激に日焼けすると出てきます

なかなか治りにくい厄介な式を異常症です


1. ニキビや外的刺激(日焼け、かぶれ、虫刺されなど)によるダメージ


2. 皮膚細胞が傷つき炎症を起こす(表皮から真皮まで)


3. 傷ついたところに多量のメラニンが送られる(表皮だけでなく、真皮まで送られることもある)


→メラニンの塊がシミとなる


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・炎症後色素沈着に対する有効成分


1. ビタミンA:ダメージを受けた皮膚細胞を補修(ケラチノサイトを正常化)


2.ティーツリー葉油、ビタミンB3(ナイアシンアミド):抗炎症


3.ビタミンC、乳酸、ビタミンB3、リノール酸、リノレン酸、アルブチン

ウンデシレノイルフェニルアラニン:美白


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・有効なメディカルハーブ

シミの正体は体内で作られたメラニン色素

無防備に浴びてしまった紫外線などが原因で、老化現象の一つです

メディカルハーブのケアでは、老化を遅らせるために

ハーブが持つ抗酸化作用を

シミ、色素沈着の予防にアプローチします

 

ジャーマンカモミールの外用チンキ:アルコールで2週間ほど漬けたものを

水やグリセリンで希釈して、パッティングします


マルベリーのフェイスパック:マルベリーとカオリンなどのクレイを

混ぜて使います

柔らかい成分が入っていないので、完全に乾く前に洗い流してください


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夏の養生とメディカルハーブ

〈東洋医学での夏〉

 

東洋医学で夏は、立夏から始まり、小満、芒種、夏至、小暑、大暑を経て

立秋までの3カ月を言います


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「夏の3カ月を蕃秀と言う。天地の基は変わり、万物は花咲き実る季節である。

夜は臥し早く起き、太陽の日差しを厭うことなく、志を怒らせないようにし

人も草花のように繁茂させ、気を発散させ、気持ちを外に向けるようにする。

これは夏の気に応じて夏の働きである長を養う道である。

これに逆らえば、心を傷め、秋に咳の出る病になりやすく

秋の収を身に受けることができにくい。冬になって病を重ねることになるだろう。」 

(素問・四気調神大論より)

 

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・夏の養生

 

    夜更かしをしても構いませんが、朝はなるべく早く起きるようにします


    夏の暑さを嫌がることなく、外に出て朝日に向かって運動し

体内の廃物を排泄し、新鮮な空気を吸い込み、新陳代謝を促進させるようにします


    楽観的な気持ちを持ち、焦ったり、怒ったりしないように注意します


    植物が開花するように、身体においても体内の陽気を皮膚を通じて

外に出せるように向上心を持ち続けるように心がけます



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〈夏の過ごし方とハーブ〉


夏の暑さに対して、体は発汗によって体内環境を一定に保とうとし

それによって代謝が高まり、血液循環と水分代謝が活発になります

汗をかくことは体にとって必要なことですが、汗をそのままにしたり

急にクーラーの冷気に当たると、熱が体内にこもってしまい

かえって体を冷やします


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この時期に起こりやすいのは、湿度や気圧の変化による腰や関節などの痛み

頭痛、胃腸のトラブル、皮膚の症状、自律神経のリズムの乱れなどがあり

汗で失われたビタミン、ミネラル、水分を補給する必要があります

 

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・代謝を助けるハーブ

 

    ペパーミント+ローズヒップ

    マテ

    ハイビスカス

    ホーソン+スギナ

 

 

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夏の養生法の基本原則は、暑さや湿気から身を守ること

同時に暑さから逃れるためにむやみに涼を求めて

体内の陽気が衰えないように保つことも大切です


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このブログはエルクレストで、メディカルハーブや


漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を元に作成しています



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症状別メディカルハーブ -ダイエットと食事-

安全なダイエット方法の王道はやはり、食事と運動です


運動を行う理由は大きく分けて2つあると考えています


1.有酸素運動によって、直接中性脂肪をエネルギーとして使って

体脂肪を減少させる


2.筋力トレーニングを行って筋肉量を増やして

基礎代謝量を増やす、引き締め効果によって美しいボディラインをつくる


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そしてもう一つ重要なのが栄養です

せっかく筋肉をトレーニングしたとしても、筋肉の元となる栄養補給を怠っては

筋肉は強くなれず、うまく体は引き締まりません

そこで重要な栄養素がたんぱく質です




たんぱく質は細胞の主要な構成成分であると同時に、物質代謝に必要な酵素や

生体機能の調節に必要なホルモンの材料としても重要です

一日の摂取基準は男性で70g、女性で60gとなっていますが

なかなかこの量を摂取できていないのが現状です

また、トレーニングを行って筋肉を増やそうとしている場合は

基準より多くの摂取が必要です


たんぱく質は100gあたり牛乳で約3.5g、肉類で約20g、魚で約25g含まれていて

特に多い食材がシラス干しで約40g摂取することができます


栄養素の種類によって食事誘導性熱代謝のエネルギー消費は変わります

タンパク質のみ:摂取エネルギーの30%

糖質のみ:摂取エネルギーの6%

脂質のみ:摂取エネルギーの4%

通常の食事(混合):摂取エネルギーの10%

がエネルギーとして消費されます

従って、タンパク質が多い食事はより多くがエネルギー(熱)に変わるため

脂肪として蓄積されにくいということなのです


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ダイエットは安全に行わなければ意味がありません

ですから、必要な栄養素はきちんと取って

余分なカロリー摂取は抑えることが重要なのです


・ダイエットとメディカルハーブ 


前述のように筋肉を増やして基礎代謝を上げる食事の他に

メディカルハーブの中には脂肪の燃焼を促進するものがあります


1.マルベリーのティー


2.マテのティー

 

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マルベリーとは、桑の葉のことで

DNJ(デオキシノジリマイシン)という成分が含まれており

これを食前に飲むことで摂取した食品からの糖の吸収を抑えるという働きがあります

(小腸で糖の分解酵素であるα-グルコシダーゼに結合して、その活性を阻害します)

糖尿病の薬でも同じような作用を持つものがあります

マテは、コーヒーよりも多くのカフェインを多く含んでおり

代謝を高めて脂肪の燃焼を促進します。

ダイエットには様々な手段がありますが

早急な結果を求めるような無理な方法には

必ずリスクがあります。いくら体重を減らせても、肌荒れ、貧血、月経不順など

他のトラブルを抱えたら意味がありません

腸からの糖分の吸収を抑える

脂肪の燃焼を助けるハーブを利用して健康なダイエットに取り組みましょう


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症状別メディカルハーブ -ストレス、不安、緊張-

〈ストレスについて〉

 

人の活動は成功、失敗に関わらずある種のストレスを生み出し

日常とは違う変化がストレスとなります

 

ストレスという言葉は、元々物理の世界で「歪み」を意味するものとして

使われていましたが、カナダのストレス研究の権威であったセリエ博士が

歪みを生じさせる物をストレッサー

それによって起こる反応をストレス反応と定義しました

 

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〈ストレッサーの分類〉

 

物理化学的ストレッサー

環境によるもので花粉、騒音など

 

生理的ストレッサー

暑い、寒い、過労といったものなど

 

心理的、社会的ストレッサー

心に対する家庭的、社会的なストレッサー

 

〈ストレスに対する反応〉

 

・警告期

ストレッサーへの反応の第一段階として疲れる、体調不良、肩こり

イライラが症状として起こります

 

・抵抗期

ストレスに対する抵抗によって血圧の変調、内臓の異常、血糖値の上昇

交感神経の過緊張

 

・疲弊期

抵抗期の持続によって人体が疲労し、集中力の低下、物忘れ

ストレス性の潰瘍、うつが生じてきます

 

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〈ストレス病〉

 

・うつ

抑うつ状態を主体とした感情の病気で

気分の落ち込みや意欲の低下に伴って様々な自律神経症状を引き起こします

 

・心身症

心因性のストレッサーによって身体に消化性潰瘍、本態性高血圧

過敏性腸症候群などの症状が出てくるもの

 

・神経症

心因性のストレッサーによって心に不安神経症、恐怖症

脅迫神経症といった症状が出てくるもの

 

〈ストレス対処の方法〉

 

ストレッサーは、人が成長していく中で必要不可欠なもので

有名なストレス研究者が「ストレスは人生のスパイスである」と語っているように

そのストレスに対してどう対処していくかという

ストレスコーピング(ストレス管理)の概念が重要です

 

・運動、会話、軽度の飲酒

・旅行、趣味

・友人、家族、上司の指示を受ける

・くつろぎ、リラクゼーションとしてヨガなど

・価値観の変化、自己改革、宗教

 

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〈ストレスとハーブ〉

 

覆いかぶさってくるような不安感や、居ても立っても居られないような緊張感を解きほぐすには

鎮静作用の高いハーブのティーを時間をかけて楽しむのが一番です

お茶を入れて飲む時間をつくるだけでも、ストレスの緩和に繋がります。

手浴も予想外に効果が大きいものです。ハーブがオフィスなどで簡単にできるのも利点です。

 

・ジャーマンカモミールとパッションフラワーのティー


カモミールはリラックス効果によって入眠しやすくし

ペパーミント、レモンバームは爽快感で目が覚めやすく

組み合わせることで一日のリズムをつくっていき

自律神経の安定につながります

パッションフラワーはアルカロイドの作用で脳に直接働きかけて気持ちを落ち着けます。


・ジャーマンカモミールの手浴


手は緊張で発汗が過剰になったりと感情を表しやすい部分であると言えます

そういった部分を温めることで精神を安定させます。


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〈不眠〉

 

不眠とは、「適切なタイミング、環境下で睡眠をとっているにもかかわらず

何らかの症状によって眠りが妨げられ、日中の活動に悪影響を及ぼすもの」

 

入眠障害 

2時間近く眠りに入れない

 

中途覚醒

睡眠中に何度も目が覚めてしまう

 

熟眠障害・多夢

深く眠れない、夢を見すぎて眠りが妨げられる

 

早期覚醒

早い時間に目が覚めてしまい、そのまま眠れない

 

睡眠時無呼吸症候群

4050代に多く男性に圧倒的に多いですが、

女性も更年期が安定する50代以降になると黄体ホルモンが減少してくるのに伴って

気道の筋肉にハリをつくる作用が弱くなり気道が狭くなることによって起こります

 

ムズムズ脚症候群

感覚異常によって脚を動かしたくなる欲求にかられて睡眠が妨げられる

遺伝、鉄不足によるドーパミン生成不全が原因とされる

 

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〈不眠の対処法〉

 

・寝室に光が差し込まない工夫をする

・睡眠時間を遅くする

・起床時に日光を浴びることで体内時計をリセットする

 

過剰なストレスは自律神経を狂わせ、冷えや不眠の原因となります

 

メディカルハーブを生活に取り入れて、自律神経を安定させましょう!

 

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メディカルハーブについて

メディカルハーブとは

ハーブとはヒトの生活に立つ植物の総称で、日本語では「薬草」や「香草」と訳され

日常生活で大きく分けて8つの分野で活用されています

 

    食品(約40年前に海外で料理を学んだ人が持ち込んだのが最初)

    飲み物(リキュールの色付けなどにも使われている)

    健康(メディカルハーブ)

    化粧品

    香料(揮発性の高いものを集めた精油がアロマセラピーとして使われるが、肌に使う場合は濃縮されているため、希釈して使う)

    染物

    栽培(趣味、園芸療法)

    祭祀

 

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③のようにハーブを健康の維持、増進や美容の分野に利用するもの

ある種の機能を有する植物性食品を含んだものを

メディカルハーブ(英語ではメディスィナルハーブ)と言います

 

ただし、日本では薬品としては認められていません

メディカルハーブは医薬品ではなく食品であり、自然治癒力に働きかけます

現在使用されている医薬品のおよそ半分はメディカルハーブにルーツがあると言われています。

痛みどめの成分は、元々柳の木の皮を取ってかじっていたと言います。18世紀になると

柳の木の皮に含まれる様々な成分の中から痛みを抑えるのに有効なものだけを取り出せるようになり

さらにそれを他の物からより簡単に作れるようにしたものが現在の医薬品なのです

実際に木の皮に含まれる有効成分はサリシンという成分でしたが

胃を荒らすなどの副作用が強かったために化学的に加工したものがアスピリンです


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・自然療法(ナチュロパシー)

 

近代医学(西洋医学)以外の、主に伝統的な療法を代替医療や相補医学と言います

その多くは、健康管理や病気の予防を重視すること、そして治療には

自然治癒力を利用するという共通点があります

アベノミクスの第三の矢として、食品について保険の効くものと効かないものを分けるのではなく

混合医療として合わせていこうという流れもあります

 

これを「自然療法(ナチュロパシー)」と呼び、メディカルハーブもその位置分野に当たります。

植物療法は、最も歴史がある自然療法と言えます

 

・自然治癒力

 

自然療法では、健康な時の人の体は全体的に一定のバランスが取れた状態であると考えます

これが崩れると病気になるのです

自然治癒力は崩れたバランスを元に戻すように働きかけます

津城近代医学では、菌に感染したときには抗生物質を使ってその原因菌を退治しようとしますが

本来は元々身についている自然治癒力によって治すことができます

自然療法では、人を心も含めて全体的(ホリスティック)に捉え

その全体のバランスを見ます

これが、外から来る病気の原因や病んでいる部位にだけ働きかけようとする近代医学との

大きな違いです

 

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メディカルハーブの成分と作用

 

ヒトは従属栄養生物と呼ばれ、植物や動物を食べなければ生きていけませんが

植物は水と二酸化炭素、太陽光があるだけで

グルコースを作り出すことができる独立栄養生物と呼ばれています

 

・光合成

 

植物は空気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水を、太陽の光で反応させてブドウ糖をつくります

ここから炭水化物、脂質、アミノ酸、タンパク質など植物が必要な物質が合成されます

その過程で、色々な植物化学成分(フィトケミカル)も合成されます

これらがメディカルハーブの有効成分です

 

二酸化炭素 + 水 → グルコース + 酸素 + 水

 

・植物化学成分

 

植物化学成分の種類は、1種類の植物だけでも数百という数になります

含まれている成分のグループが分かれば、ハーブ全体の持つ作用を大まかに知ることができますが

それがすべてではありません


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・食品の機能

 

    一次機能(栄養機能、エネルギー源):生命維持のための栄養面でのはたらきを指す

 

    二次機能(おいしさ):食事を楽しむという味覚、感覚面でのはたらき

 

    三次機能(体調調節):生体の生理機能の変調を修復するはたらき

 

 

・メディカルハーブの共通作用

 

    抗酸化作用:植物は根を下ろしているため、常に紫外線などの酸化要因にさらされているため

それから身を守るために強い抗酸化物質を作り出している

 

    利尿、発汗、消化:代謝を促進することでこれらの作用を示す

 

    抗菌作用:病原微生物(細菌、カビ、ウィルス)の中で、薬が効きづらいものに対しても一定の作用がある

 

    栄養素の補給:ビタミン、ミネラル、種には脂肪も含まれている

 

    薬理作用


・フィトケミカル

 

植物の含まれる化学成分の総称で、野菜や穀類、果物、などの色素、渋み、香り

辛味、灰汁などの成分で、多くは高い抗酸化力を持っており

ポリフェノール、カテキン、リコピンなどがあります

各種フィトケミカルの機能性の研究は現在も行われており

ガンを予防する植物エストロゲンなどが発見されています

 

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・フィトケミカルの共通作用

 

    生体防御作用:アダプトゲン作用(免疫、内分泌調整作用)による心身症の予防

 

    抗酸化作用SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)様作用

(活性酸素除去)、代謝促進作用による生活習慣病の予防

 

 

・植物化学成分(花や根に含まれる)

 

    アルカロイド:強い苦味があり、中枢性に働くため作用が強く

薬の成分として使われることもあり

代表的なものとしてはカフェインがあります

 

② タンニン:渋みが強く、ローズなどに含まれる。引き締め作用や抗炎症作用

下痢止め作用が有り、化粧品や薬の成分としても使われます

またタンパク質を固める性質があり、樹皮などにつけられた傷はタンニンによって修復されます

 

配糖体:糖とその他の成分が結合したもので、水に入ると切り離され

様々な作用を発揮するもので、心臓が弱っているとき

下剤などの成分として薬品に使われているものもあります

 

    サポニン:語源はシャボンで水に入れると泡が出るというもので

風邪薬や咳止め薬として使われる他、ホルモン様作用を持つことから

更年期の症状に良いとされています

 

    苦味質:苦味があり食欲不振などに対して胃や腸の働きを整える作用があります

植物にとっては害虫を遠ざけるために作っており

アルカロイドも同様で、精油の中にも防虫作用をもつものがあります

 

    粘液質粘液質は保湿作用があり、喉の乾燥やバスハーブとしても用いられます

 

    フラボノイド:アイボリーや薄黄緑色という意味のフラバスという言葉からできた言葉で

多くの種類があります

そばに含まれるルチンは毛細血管の働きを高めるという作用があり

またビタミンCとの相性が良く、双方の働きを高める。

そのほか利尿作用、下剤の作用、腹痛に有効なものなど多岐にわたります

 

    ビタミン、ミネラル:タンパク質などの吸収、活用を助けます



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 ・成分の相乗効果

 

大きな特徴は、複数の成分が相乗効果を発揮することです

これには別々の成分が同じ作用を持っていて効果が増す形と

一つの成分の作用を別の成分が補助する形があります

 

エルダーフラワーの利尿作用は

フラボノイドの利用作用とカリウムの利尿作用が相乗的に働いたものです

また、ローズヒップは一緒に含まれているクエン酸などが

体内でのビタミンC利用効率を高めるため、単にビタミンCの錠剤を使うよりも効果が増大します

 

・多方向への作用

 

1種類のハーブで心身の両方に同時に効果をもたらすことができることも

医薬品には見られない特徴です

 

ジャーマンカモミールを胃のケアに利用するときには、胃壁に直接働く消炎作用を持つ成分と

芳香成分に気分をリラックスさせる作用があるため

傷んだ胃の修復とストレスの修復とストレス解消の両方を目的とします

ローズヒップは、一緒に含まれているクエン酸などが体内でビタミンCの利用効率を高めるため

単にビタミンCの錠剤を使うよりも効果が増大します

 

同じことを医薬品やろうとすれば、最低でも2種類の薬が必要になります

 

エキナセア:免疫を調整する作用があり、風邪などでは免疫力を高めて

ウィルスに勝てる状態をつくります

アレルギーなど免疫が過剰に働いている場合には

正常範囲内に調整する働きもあるのがメディカルハーブの特徴です。

 

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・調整作用

 

メディカルハーブの使い方では、たびたび同じハーブを正反対の症状に用いることがあります

ハーブには多様な成分が含まれるからです。

 

1.肌の調子を整える作用に優れているのなら、乾燥肌と脂性肌の両方に利用できる

 

2.腸の調子を整える作用があれば、便秘と下痢の両方に使える

 

メディカルハーブの作用の現れ方はとても多様で

使う人それぞれの心身の状態によって変化すると言っても過言ではありません

 

このように身体の機能を助ける多くの成分を含んだメディカルハーブは

冷え性などの体質改善にとても有効です冷えは万病のもとと言われ

体温調節を始めとしたホメオスタシス機能が低下していることを表しています

冷え性が基礎になっていて起こる便秘や頭痛、肩こり、生理痛といった不定愁訴は

そういった状態のサインですので、適度な運動、食生活に加えて

メディカルハーブのような健康補助食品をうまく活用して

身体の機能が100%発揮できる状態をつくりましょう



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メディカルハーブでストレスや不眠を解消

〈ストレスについて〉

 

人の活動は成功、失敗に関わらずある種のストレスを生み出し

日常とは違う変化がストレスとなります

 

ストレスという言葉は、元々物理の世界で「歪み」を意味するものとして

使われていましたが、カナダのストレス研究の権威であったセリエ博士が

歪みを生じさせる物をストレッサー

それによって起こる反応をストレス反応と定義しました

 

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〈ストレッサーの分類〉

 

・物理化学的ストレッサー

環境によるもので花粉、騒音など

 

・生理的ストレッサー

暑い、寒い、過労といったものなど

 

・心理的、社会的ストレッサー

心に対する家庭的、社会的なストレッサー

 

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〈ストレスに対する反応〉

 

・警告期

ストレッサーへの反応の第一段階として疲れる、体調不良、肩こり

イライラが症状として起こります

 

・抵抗期

ストレスに対する抵抗によって血圧の変調、内臓の異常、血糖値の上昇

交感神経の過緊張

 

・疲弊期

抵抗期の持続によって人体が疲労し、集中力の低下、物忘れ

ストレス性の潰瘍、うつが生じてきます

 

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〈ストレス病〉

 

・うつ

抑うつ状態を主体とした感情の病気で

気分の落ち込みや意欲の低下に伴って様々な自律神経症状を引き起こします

 

・心身症

心因性のストレッサーによって身体に消化性潰瘍、本態性高血圧

過敏性腸症候群などの症状が出てくるもの

 

・神経症

心因性のストレッサーによって心に不安神経症、恐怖症

脅迫神経症といった症状が出てくるもの

 

〈ストレス対処の方法〉

 

ストレッサーは、人が成長していく中で必要不可欠なもので

有名なストレス研究者が「ストレスは人生のスパイスである」と語っているように

そのストレスに対してどう対処していくかという

ストレスコーピング(ストレス管理)の概念が重要です

 

・運動、会話、軽度の飲酒

・旅行、趣味

・友人、家族、上司の指示を受ける

・くつろぎ、リラクゼーションとしてヨガなど

・価値観の変化、自己改革、宗教

 

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〈ストレスとハーブ〉

 

ストレスがかかると交感神経の緊張状態が続くため

不眠や日中の眠気が起こりますが

それを鎮めるハーブとしてカモミールはリラックス効果によって入眠しやすくし

ペパーミント、レモンバームは爽快感で目が覚めやすく

組み合わせることで一日のリズムをつくっていき

自律神経の安定につながります

 

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〈不眠〉

 

不眠とは、「適切なタイミング、環境下で睡眠をとっているにもかかわらず

何らかの症状によって眠りが妨げられ、日中の活動に悪影響を及ぼすもの」

 

入眠障害 

2時間近く眠りに入れない

 

中途覚醒

睡眠中に何度も目が覚めてしまう

 

熟眠障害・多夢

深く眠れない、夢を見すぎて眠りが妨げられる

 

早期覚醒

早い時間に目が覚めてしまい、そのまま眠れない

 

睡眠時無呼吸症候群

4050代に多く男性に圧倒的に多いですが、

女性も更年期が安定する50代以降になると黄体ホルモンが減少してくるのに伴って

気道の筋肉にハリをつくる作用が弱くなり気道が狭くなることによって起こります

 

ムズムズ脚症候群

感覚異常によって脚を動かしたくなる欲求にかられて睡眠が妨げられる

遺伝、鉄不足によるドーパミン生成不全が原因とされる

 

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〈不眠の対処法〉

 

・寝室に光が差し込まない工夫をする

・睡眠時間を遅くする

・起床時に日光を浴びることで体内時計をリセットする


過剰なストレスは自律神経を狂わせ、冷えや不眠の原因となります


メディカルハーブを生活に取り入れて、自律神経を安定させましょう!


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