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2013年6月

2013年6月

冷えるとがんになりやすくなる!?

冷え性とガンには密接な関係があります

ガンにならない生き方を提案していらっしゃる日本橋清洲クリニックの佐藤仁是院長は

ガンを予防するために免疫力を維持する4つのポイントとして


1.低体温

2.低タンパク

3.ストレス

4.体の酸性化


を挙げています



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体温は1度下がると免疫力は30~40%低下し、逆に1度上がると500%上がると言われており

ガン細胞などを貪食するリンパ球や白血球の活性を左右します


また、ガン細胞は低温を好み、高温を嫌います

例えば、子宮がんのガン細胞を39.6度以上の環境にしたところ

10日ほどで細胞は全滅しましたが、正常の細胞には影響がありませんでした

逆に35.0度の環境下では、最も繁殖することが分かっています



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ですからガンを予防するためには基礎的な体温を高めると共に

暑い日や寒い日における体温調節を適切に行う必要があります

基礎的な体温を高めるには、体全体の約4割の発熱を行なっている筋肉量を増やすことが重要です

特に内臓が集まっている体幹の筋肉を増やすことで効果的に

体温を上げることができます



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夏場の体温調節で注意しなければいけないのは、冷たいものを食べる機会が増えることです

暑いからといってビールやアイスなど冷たいものを食べることで一時的に内臓温は

約4度も低下します

これがたまにであれば元に戻りますが、一日に何度もあると

だんだんと戻りづらくなり、基礎体温の低下につながります

しょうがや根菜類など体を温める食材も摂るようにしてバランスを取ることが大切です

また、服装も非常に重要で外気温が33度あったとしても


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体温が36度であれば、体温は奪われているため

腹部は冷えにくい状態にしておくことが望ましいです

暑いときには首を冷やすことで急激な内臓温の低下を防ぎながら

体温調節を行うことができます

佐藤義之先生は体を冷やさないために 

体温を上げることと、体温を逃がさないようにすることを

別々に考えておく必要がある
とおっしゃっています


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筋肉を鍛えることによって発熱量を高めて、体温を上げてから

服装や食事などでつくった熱を逃がさないようにすることが重要です




第2回エルクレスト特別講習 ③ 冷えへの挑戦(2)

代々木公園店美顔店元店長の木村です。



今回も、H.18.10.25にエステティックサロンであるエルクレストで行われました、山口勝利先生の特別研修の内容をお伝えしていきます。




全員のカルテに「冷え」の文字があることに山口先生は、これは何なのだろう?と最初は思ったそうです。

やれる限りの最先端の治療をしていてもダメなら、冷え症の治療をしてみよう!と思ったものの、そのやり方が全く分かりません。

冷え症は漢方の専門分野ですので
、漢方の書物をあさったり、人に聞いて回ったりしたそうです。

しかし、漢方は細分化がすごくて今から理解するにはすごく時間が掛かりそう、と判断し断念しました。

山口先生なりのやり方でとにかく冷え症の治療をすることにしました。

何が効くのか分からないまま、とにかく色々と2ヶ月やってみたのです。

すると、2~3年もの間、経過に変化がみられなかった80%の人が劇的に変わったのです。


その患者さんの中でもすごく印象的な人がいました。

座っていると背中が痛くなって座っていられなくなるのです。

この人は冷えがひどくて、夏もパネルヒーターなしではいられないような方でした。



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治療をしてもその時は背中の痛みは和らぐものの、次の日にはまた痛みが出て来て来院する、を繰り返していたような人です。

山口先生も正直なところ、どうして良いのか分からなかったそうです。

思い切って冷えの治療をしてみましょう、と提案したところ、温かくなるのは嬉しいと言う事で治療を開始したのです。

すると、2ヶ月、冷えがなくなったとともに痛みが消えたのです。

山口先生が2年も3年も背中の痛みを取る為に色々やって努力して来たのに、です。

そして、もう一度徹底的に調べましたが、やはり理由が分からなかったのです。

これでは仕方がないので、アメリカのコロラド大学に調べに行きました。

コロラド大学は、ボルダーという所にあります。


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ここは、スポーツ選手もよく合宿に来る所でマラソンの高橋尚子の家などもあるそうです。

そこで色々と調べたり聞いたりしたものの、やはりアメリカ的で良く分からず、日本人には多分理解出来ない感じでした。


諦めずに何回か渡米していた中で、ナショナルトレーニングセンターという、アメリカのオリンピック選手を鍛えるセンターがあり、見学によく訪れていたそうです。

そのそばにマッサージを専門に教える学校があり、山口先生は結局そこに通うようになりました。

そこでは、今日の夕方5時までに教わった事は翌朝の8時には出来て当たり前、という教育だったので大変だったそうです。

そこで、アメリカ的なマッサージを習得していた訳ですが、ここで山口先生、実は日本人で初めてのドッグマッサージの資格をとっています。

犬のマッサージはとても難しく、人間とは違い、筋肉はまるでマシュマロのように柔らかです。


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だから、マッサージが気に入らないと逃げ出すそうです。

自分よりはるかに大きい、犬ゾリレースに出る犬達をマッサージしますが、最終試験で山口先生にはちょっと神経質な犬が選ばれました。

マッサージのフィニッシュは、ハッピーテールと言って、気持ち良くなると仰向けになって前足を折り曲げ、後ろ足の間に尻尾を丸める、そんな体勢になった時です。

ちょっとした教官のいじわるだったのですが、山口先生は上手く誘導して、結局ハッピーテールまで行けたそうです。

これには教官も驚き、すごく褒めてくれたそうです。

よくよく聞くと、実はこの犬、マッサージ学校の先生がマッサージをしている最中に逃げ出して最後まで出来なかった犬なのだとか。

多分日本人は繊細に捉えられるから、アメリカ人よりはそういう感覚は上なのだと思う、と山口先生はお話されていました。

そして、この繊細さが犬のマッサージをする事で分かるようになり、人の体の事も、その繊細な所がようやく見えてきたのです。





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Written by Keiko Kimura


冷えと内臓機能

身体に冷えがあると、内臓温の低下によって

消化酵素の活性が悪くなると共に、自律神経の乱れによって

腸管運動にも悪影響が出てきます

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このような状態で起こりやすいのが、便秘です

便秘とは、排便が順調に行われない状態を指します

便秘では、糞便中の水分量の減少により便が硬くなり

数日に一回の排便しか認めないことが多くなります

しかし、排便習慣は個人差が大きいので、同程度の排便状態でも

全てが治療の対象になるわけではありません



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・便秘の種類

1.機能性便秘

腸の動きが低下するために起こる便秘です
機能性便秘は大きく3種類に分けられ、それらが混ざって起こったり
日によって変わることもあります


①弛緩性便秘

腸の蠕動運動が弱く、便が送られていかない状態です
便が出る回数が少なく、便は硬くて黒っぽくなります


②痙攣性便秘

大腸が痙攣するように動き、便が送られていかない状態です
腹痛を伴うことが多く、食後に起こりやすくなります


③直腸性便秘

排便を我慢していることで、排便反射が起こらず、便秘になります
直腸に便がたまるため、便は太くて硬いことが多いです


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2.器質性便秘

大腸やその周辺部に病気があって起こる便秘です
大腸ポリープや炎症などで、大腸の内腔が狭くなって
便が出にくくなることで起こります


便秘の治療としては以下のようなものがあります

適度な運動をする

適度な運動は自律神経の乱れを整えたり、大腸の働きを良くするなどの効果があります


②食事を見直す

栄養バランスが悪く、食物繊維の少ないファストフードやスナック菓子を控える


③排便のリズムをつける

便意が起こらなくても、朝のだいたい決まった時間にトイレに行き

排便の習慣をつける

④マッサージをする

おなかを手のひらで左回りにマッサージすることで

大腸の動きが良くなり、排便が促されます


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①の適度な運動をパワープレートで行うとより高い効果が期待できます

その理由は、独自の3次元振動による緊張性振動反射が骨格筋だけでなく

内臓の平滑筋を刺激するため

動きが促進され、便秘が改善を促します


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また、体幹筋を動かすことで、筋肉から熱が出て内臓が温まり

消化酵素の働きが良くなることも便秘改善に一役かっています

ダイエットだけでなく、体の中から健康になれるパワープレートを

ぜひ運動習慣に加えていただければと思います!



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また、加工食品、調理済み食品および冷凍食品の普及

いつでもどこでも飲食を可能にした24時間営業営業のコンビニエンスストアや

レストランといった外食産業の拡大も、それを後押ししています

特に朝食の欠食、夕食、夜食の過食などの生体リズムに沿わない不適切な

摂食パターンに加えて、運動量の低下、夜型生活は肥満および

生活習慣病のリスクを高めることが懸念されています


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このような食生活の乱れは冷え性にも大きく関わっています

食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となる

食事誘発性体熱産生というものがあり

食事をした後は安静にしていても熱量(消費カロリー)が増えます

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食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります

たんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%

脂質のみの場合は約4%で、通常の食事はこれらの混合なので約10%程度になります

食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです

単に栄養素によるものだけではなく

食事の摂り方としてよく噛まずに飲み込んだり、流動食だけを摂る場合に比べると

よく噛んで食べる方が食事誘発性熱産生は高くなるといわれています


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また、腹部内臓脂肪量の多い人ほど、食事誘発性体熱産生が

低かったという報告もあるそうです
 
そして、加齢や運動不足で筋肉が衰えると、基礎代謝が低下するだけでなく

食事誘発性熱産生も低下し、冷えやすくなるのです

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できるだけ欠食をせずに、運動習慣をもつ生活を心がけることが

冷え性改善において非常に重要なのです


第2回エルクレスト特別講習 ② 冷えへの挑戦

代々木公園店美顔店元店長の木村です。



今回も、H.18.10.25にエステティックサロンであるエルクレストで行われました、山口勝利先生の特別研修の内容をお伝えしていきます。




病人がどういう人なのか?というのが分かるようになるのが冷え学という学問です。

どうやって人を見ていったら良いかということの根底、礎になる学問で、その人と成りの計算が立ってしまうのです。

データを取りながら、山口先生が構築しているのです。

例えば、自律神経のバランスを見るデータがあるとします。



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それを見て、この人は治療効果が出にくいとか判断をしたりする為の学問になります。

少し難しいですが、これが理解出来ると相手のタイプが分かるようになります。

例えば、僕のようなタイプ、と山口先生が自己分析をして下さいました。

山口先生は交感神経優位なタイプなので、立ち止まっていられないとのこと。

だから2.3日仕事を休んでしまうとものすごく具合が悪くなり、動けなくなるだそうです。

どこをポイントで見るのかは後でお話します。

お客様にも、声を掛ける方法やタイミングなど、見ただけで分かるようになります。

この人はのんびり屋さんだから少し待ってもらえるとか、反対にどんどんやらないと待っていられないタイプとか、見ただけで分かるようになるのです。


ここで少し山口先生が冷えに取り組み出したきっかけをお話します。

なんで冷え症を突き詰めているの?と良く言われるそうです。

山口先生は鍼灸・整骨院をやっていて、今まで多くの方に来院してもらっていました。

その中にはどうも具合が良くならない人がいる訳です。



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墨田区の下町で開業していて、せっかく来てくださったのだからどうにかしてあげたいと思ったのだそうです。

その、具合が良くならない人達は女性が比較的多くて、主訴も肩こりがひどい、背中が辛くなるからずっと座っていられない、痩せられないなど様々でした。

山口先生は山口先生なりに考えて色々と治療をしたそうです。

はりきゅうはもちろん、整体やマッサージもやれることは駆使してやったのです。

神経線維で、Aデルタ線維というのがあります。

これは痛みを伝える線維の中でも非常に太い線維です。



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このAデルタ線維に強い刺激を与えると脳が痛みを感じなくさせる事が出来てしまうのですが、このようなことは今の時代、簡単に機械で出来ます。

こんな時代であっても具合が良くならない人がいるのです。

そんな患者さんが20人いたのです。

仕方がないからありとあらゆる
病院に行ってもらいました。

内科、外科、婦人科、歯科、脳外科...

でも、主たるものは何も出なかったのです。

もちろん、レントゲンには何も写らないのです。

仕方が無いので、再度問診を徹底的にしたそうです。

それで分かった事は、「全然分からない」という事でした。

そこから試行錯誤をしながら治療をしていましたが、ある時、つらつらと患者さんのカルテを見ていたら、足が冷たいとか、冷え性とか、そんな事が全員分書いてあるのに気がついたのです。




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Written by Keiko Kimura


自律神経と循環

体の熱は血液を通して全身を巡っており、これらの循環が悪いと冷えにつながります




循環の中枢は、脳幹の延髄の網様体にある循環中枢(心臓血管中枢)で

自律神経を介して心臓と血管系を調節します


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この中枢が全身の循環に対して、主に心臓と血管と血液量の3要素を調節することによって

循環を維持しています

調節は①局所性 ②神経性 ③ホルモン性 の3種類で行われています


局所性調節

局所性調節は心筋や血管平滑筋自体の持つ性質や局所で産生される化学物質によって

行われる調節です

筋は伸張されると、ゴムのように筋固有性の働きで収縮し、張力を発生する性質があります

心筋も心臓への流入血液量が増えて伸張されると、心収縮力が増大する

スターリングの心臓の法則というものがあります

この機構により、通常心臓へ流入する血液が増えても

局所性に収縮力が高まって、増えた血液量を拍出することができるのです

血管壁の平滑筋の場合にも、血圧が上昇して細動脈などの血管壁の伸張が著しくなると

その血管の平滑筋が収縮して血流を一定に保とうとします

血管は局所で産生されて血管に作用する血管収縮物質(セロトニン、エンドセリンなど)や

血管拡張物質(ブラジキニン、ヒスタミン、乳酸、二酸化炭素、アデノシン、一酸化窒素など)

によっても調節されています

もし血流が組織の需要よりも下回っている時には、代謝産物であるアデノシン、乳酸

二酸化炭素が蓄積して血管を拡張させて血流を一定に保とうとします

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神経性調節

心臓と血管は自律神経によって調節されている器官の一つで

心臓と血管の自律神経性調節系は局所性調節やホルモン性調節に比べて

短時間(秒単位)で作動するという特徴があります


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ホルモン性調節(液性調節)

心臓と血管のホルモン性調節は分単位

時間及び日単位で循環を調節するという特徴があり

血管の収縮状態や血液量を変えることによって調節を行います

カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)による血管収縮

バゾプレッシンやアルドステロン、心房性ナトリウム利尿ペプチドによる血液利用調節

レニン・アンジオテンシン系による血管収縮などがあります


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従って生活習慣やリズムが乱れると

自律神経のバランスを悪くなり、このような全身の循環の調節を狂わせて

冷えにつながるケースも多いため注意が必要なのです

生活リズムと冷え

冷え性と体温調節を司っている自律神経に密接な関係があることは

良く知られており、自律神経を整えるために規則正しい生活をすることが重要とされています

この規則正しい生活のベースになっているのが、サーカディアンリズムです


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サーカディアンリズムは、概日リズムとも呼ばれ

睡眠、目覚め、ホルモン分泌や免疫機能、自律神経などの生命活動を調節する様々な

生理機能は地球の時点とほぼ同じおよそ24時間周期というリズムを持っています

遺伝子レベルで生体内に昼夜のリズに同期した日内リズムをつくる体内時計を備えており

その役割をしているのが視床下部の視交叉上核です

細胞にある時計遺伝子が概日リズムを作り出し

各器官に時間の情報を伝えます



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現在では約20種類の時計遺伝子が見つかっています

時を刻む中心となるのは、Clock、Bmal1、Per、Cryの4つの時計遺伝子で

時計タンパク質のClock、Bmal1がPer、Cryを作ります

その量が一定値に達すると、4つのタンパク質が複合して

Bmal1、Clockの働きを抑制することでPer、Cryの合成も抑制されます

そしてまたある量まで時計タンパク質が減少すると再び作られるようになります

このPer、Cryが増えたり減ったりするというサイクルが

1日周期で繰り返されてリズムができるのです


このような体内時計の制御により、私たちの生理機能は

一日のうちに高まったり、低くなったりしているため

病気によっては発症したり、悪化しやすくなる時間帯もあります

朝から午前中は病気にとっては魔の時間帯で

活動をするために脈拍や血圧が急上昇することと

夜間の発汗で血液の粘性が高くなっており、固まりやすくなっているといった要因が重なって

脳、心臓疾患の発生頻度が高くなります


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また、明け方は呼吸機能が一日の中で最低になるため

喘息などの呼吸器疾患が悪化しやすくなり

関節リウマチや花粉症などの症状も起こりやすくなります


正午は記憶力や赤血球数が最も高まる時間帯です

14時から18時の間は体温が最も高く、交感神経や血栓を溶かす能力

運動能力、計算力が高くなります


夜0時まではコレステロール合成や胃酸の分泌、ヒスタミンに対する感受性が高まるため

消化性潰瘍、アトピー性皮膚炎、むずむず脚症候群などの症状が出やすくなり

食べたものが脂肪として付きやすくなるため、ダイエット中は食事の時間にも気配りが必要です

夜中はメラトニンや成長ホルモンが分泌され

一日の疲れをとったり、入眠や睡眠の維持をしています

また白血球数も増えるため、体内に侵入した異物や細菌を取り除くといったことが行われます

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このように、体内時計の乱れは高血圧やメタボリックシンドローム

糖尿病、睡眠障害などの原因になります

最近では、時計遺伝子がガンなどの疾患の発症とも

関連があることが明らかになってきています

環境要因としては、ストレス、不規則な食生活、交代制勤務、夜勤、時差ボケなどがあり

遺伝的要因として時計遺伝子の異常が挙げられます

体内時計を整えるには

①光

ヒトの本来の体内時計は約25時間周期で、地球の自転よりも実は少し長くなっています

これを補正するのが朝日に浴びることで、これが刺激となって

中枢の時計遺伝子が修正されます

しかし光を浴びる時間によって作用は異なり、朝に浴びると体内時計は進み

夜に浴びると遅れます

したがって寝る前に強い光を浴びると狂いやすくなるため浴びないようにしましょう

また、できれば曇りであっても、人工の照明よりも強いため

できるだけ外の光に当たることが重要です


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②メラトニン

脳の松果体から分泌され、入眠を促すと共に

中枢の時計に働きかけ体のリズムを調整します

真っ暗なところでは分泌が促進されますが、わずかな光で抑制されてしまうので

寝るときにはなるべく部屋に光が入らないようにしましょう



③起きる時間を一定にする

寝る時間も一定にすることが理想ですが、起きる時間を一定にすることで

時計はリセットされるので心がけてみましょう


④食事

食事(特に朝食)を規則正しく取ることで、内臓などの末梢時計が調整されます


サーカディアンリズムに則った生活を心がけることで

自律神経が整い、体温調節機能が高まり、冷えの改善につながります


汗をかいて健康な体に

いよいよ夏本番に向かって気温が上昇してきました 

みなさんは暑いときにきちんと汗をかけていますか?

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汗をかくとべたべたして嫌だと思いがちですが

発汗はとても重要な生理現象です

発汗は自律神経の中の交感神経によってコントロールされており

他にも体温調節として重要な立毛筋も支配しています

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通常、交感神経と逆の作用をする体の反応には副交感神経が作用していますが

上昇した皮膚温を下げるために起こる現象である発汗と

体温の低下を防ぐために毛穴を締める反応は

全く逆の反応にもかかわらず、同じ交感神経で行われているのです




これは、神経の伝達物質の違いで通常の交感神経はノルアドレナリンという伝達物質によって

作用していますが、汗腺だけは副交感神経と同じアセチルコリンによって作用していることによります

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そのため、普段エアコンの中にいることが多かったり

運動不足で体温の上昇させる機会が少ないと

アセチルコリン作動性の交感神経の働きが鈍ってしまい、汗をかけない体になってしまいます


激しい運動では1時間で約1.6リットルもの発汗があると言われていますが

パワープレートは普段約40%しか使えていないと言われている筋肉を97%も動かせるため

効果的に体温を上げ、発汗を促して自律神経を鍛えることができます!




パワープレートトレーニング30分でジムトレーニング2時間相当の運動量になることから

短時間でたっぷり汗をかくことができるのです

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冷えた体は痩せにくい

人の体は、毎日つくりかえられており、毎日の生活習慣が

その先の体をつくっていくことになります


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そのため口から入ってくるものがよくなかったり、疲労の蓄積が老化につながってしまうのです

逆に毎日それらをリセットするように心がけていけば、必ず体は変わっていきます

おなかのボリュームの原因を知るために、腹部の構造を考えると

一番外にあるのがむくみ、次にセルライトがあります


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痩せてセルライトが見えると

痩せたことが原因でセルライトができたように錯覚してしまいがちですが

実際は今までむくみがあって見えていなかったセルライトが表面化してきたと言えます

そしてその下にあるのが、純粋な皮下脂肪で

さらにその深層には、妊娠した時に付く妊娠脂肪があります

妊娠脂肪は、授乳の際に乳汁の主成分である乳脂肪の原料となる脂肪です

この脂肪は、授乳をしないと燃えないと言われています


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体脂肪を燃やすには、3つの脂肪酸が合わさっているトリグリセライド(中性脂肪)の状態から

リパーゼと酵素が3つを分解することで筋肉のエネルギーとして使える状態にする必要があります

酵素は体温が37度の時に最も活性が高まるため

体温が低い人では脂肪が燃えにくいということになるのです


身体は、体温を保つために常に内臓などからエネルギーを使う代わりに

熱を放出していますが、そのうちの約40%は筋肉からつくられるものです

そのため、筋肉量が多い人では体温は高くなりますし

運動不足などで筋肉量が減っていると、低体温になりやすくなります

深部体温は直腸の温度のため、直腸周辺の筋肉を鍛えることが

最も有効です



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深層の筋肉量が増えれば深部体温である直腸の温度が高まり

体全体の温度も上昇し、冷えにくい体、

すなわち痩せやすい体をつくることができるのです!


特に女性は男性に比べ、筋肉量が少なく冷えやすいので

積極的にトレーニングしていく必要があるのです

伝統医学で冷えを改善

・冷え性とその治療の現状

西洋医学では「冷え性」という病名はなく

何かの病気がありその影響で冷えが起きている場合には

原因となっている病気の治療を優先し、冷えそのものの治療はあまり行われていのが現状です

また、冷たく感じることだけが冷え性ではなく

冷えを自覚していない人も多いことが、一番の問題です

そのため、直接肌を触って皮膚の温度がどうかを確かめ

冷えがあるのかどうかを自覚し、早めに対処することが重要です

冷え性は特別な病気が無いにも関わらず、手や脚が冷えるもので

はっきりした病気ではないため西洋医学では適切な対応ができませんが

体質改善を目的としている伝統医学ではアプローチすることができます

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 ・冷えは万病の元

女性に多く見られる冷え性には、腰からしたが冷たい、手足の指先が冷たい

顔はのぼせているのに足が冷たいなどの感覚があり

それに伴って頭痛、肩こり、腰痛、風邪、神経痛、さらに月経痛、月経不順など

様々な症状の現れることがあります

さらに冬になると、暖房によって温められた空気が天井に集まって床が冷え

室内が寒い状態になりやすいことも考える必要があります


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・冷えの原因

冷えの原因は生活環境や習慣におけるストレスや

自律神経の乱れによって全身の血行循環が悪くなり

身体の上下の温度差を調整できなくなったことによって起こる
と考えられており

血行を改善することをまず優先します


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 ・冷えによく用いられるハーブ

① ジャーマンカモミール

② エルダーフラワー

③ リンデン

④ イチョウ

⑤ ターメリック

① ~③のハーブはフラボノイドを多く含み、毛細血管への血流を高め

体を温める、発汗を促すといった作用があります

イチョウは脳の機能を高め、記憶力の改善に効果があるとされており

アメリカではきちんとした製造過程でつくられたものは

医薬品としてアルツハイマーの治療などに用いられています


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・ハーブティーの淹れ方


① ティーポットでいれる:ティーポットに細かくした規定量のドライハーブを入れ

熱湯を注ぎ、蓋をして抽出し、茶こしを使ってカップに注ぐ


 ② 鍋でいれる:鍋に規定量の水を入れ沸騰させ

火を止めてから細かくした規定量のドライハーブを入れ、蓋をして抽出する

これらのハーブは飲むだけでなく

サプリメントや足浴として使うこともリラックス効果もあり

自律神経バランスを整え冷えに有効です


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第2回エルクレスト特別講習 ① 冷え学とは?

代々木公園店美顔店元店長の木村です。




今回から、H.18.10.25にエステティックサロンであるエルクレストで行われました、山口勝利先生の特別研修の内容をお伝えしていきます。




前回はダイジェストでお話しましたが、今回はそれを1つ1つ細かく話して行こうと思います。


冷えの分野は、マスコミがすごく注目している分野ですが、冷えについて詳しい人がいないという訳の分からない分野です。

生活とか変わり、自身がキレイになったり健康になったり、そこからお客様に活かして行けば良いのではないかと考えています。

また、ここ最近もマスコミの取材などがいくつも来ているので、その中でのトピックスを含め色々お話が出来るかと思います。

では、少し雑学を。

山口先生の著書で、『冷えた女はブスになる』という本があります。



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ちょっとショッキングなネーミングかも知れません。

その、ブスって漢字で書けますか?

ブスというのは、中国語です。

『附子』と書きます。

読み方はブーシーです。

これは、トリカブトという植物から取る毒です。

このトリカブトの毒を飲んでその後出た症状、死ぬ前の状態を『ブーシー』と言うのです。

これが、日本語になり、カタカナで『ブス』となったのです。

ブスというのは、美観を損ねるというイメージがありますが、実は中毒症状のことなのです。



まず言葉として、冷え症・冷え性・冷え と種類があります。

どのような意味があるのでしょうか。

99年より前は、『冷え性』という漢字でした。

辞典や広辞苑などもこちらの字を使っていました。

意味は「体質」です。

体質だから仕方がない、治ることはない、という感じでした。

99年から後は『冷え症』を使うようになって来ました。

「症」を使うにあたっては、NHKなどで「性」の方ではないのか、ということで結構言われました。

でも、強引に「症」を使っていたらOKになったのです。

NHKでも「症」の方を使うようになりました。

そこからさらに時代は変わって『冷え』というようになって来ました。

『冷え症』は冷えている自覚があり、『冷え』は自覚がありません。



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このような違いがあります。

そして、この『冷え』が進化しています。

山口先生が取り組んでいるのは冷えを基にした『冷え学』という学問を構築し、理論付けて体系的にやっています。

ここで、少しそちらの話をしましょう。

『病』の話になりますので、エステサロンの皆さんにはあまり関係がないかも知れません。

病気という言葉と病人という言葉があります。

よく山口先生の業界で言われている事だそうですが、山口先生のように色々な所で講習をしたり本を書いたり、それから有名なカイロプラティックや鍼の先生など、活躍されている方は多々いらっしゃいます。


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たとえば、ここに足をひねってしまった人がいたとします。

ひねった所がもうパンパンに腫れてしまい動けない。

でも、ボールペン一つでポン、とつつくとそんな人が走れるようになってしまうくらい回復させる事が出来てしまう、すごく進歩した時代です。

そして、講習やセミナーとか開いていらっしゃる先生方の治療院や鍼灸院には、さぞかし患者さんが詰めかけて長蛇の列を作っているかと思いきや...

そんなことはない訳です。

先生が偉くなればなるほど患者さんはいないのです。

何故でしょうか。

要は山口先生や他の先生方が扱っているのは『病人』で、そういう偉い先生方は『病気』をどう扱うかばかりを気に留めているのです。

でも、僕等や貴女たちが扱うのは人ですよね、と山口先生。

理論的にどうやったら良いかという事よりは人をどう扱ったら良いかを考えなくてはいけないのです。

例えばお客様が、痩せたい、キレイになりたいという希望があるとします。

そのためには色々やり方はあるかとは思いますが、その前にこの人がどういう人なのかを考えなくては絶対に上手くいかないのです。






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Written by Keiko Kimura




東洋医学で見る冷えとむくみ

東洋医学では、健康を保つために五臓がきちんと働いているかを指標にしており

五臓とは、中国医学でいう肝、心、脾、肺、腎を表しています


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1.肝

西洋医学で言う肝臓とほぼ同義で、血液の貯蔵や再生、生理機能を司っています


2.心

全身への血流んポンプとしての意味と脳(こころ)の働きを含んでいます


3.脾

働きから考えると、西洋医学で言う胃腸に近いものを表しています


4.肺

肺は、西洋医学で言う肺以外に呼吸器全般(鼻や喉、気管支など)

さらに皮膚も含まれます

5.腎

腎は水分の代謝を司る腎臓と生命を司る生殖器を含んでいます

これらの中で、むくみに大きく関わるのは脾、心、腎です


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皆さんは身体のどのあたりがむくみやすいですか?

腎臓の機能が下がっている時には、水分の代謝がうまくできなくなるので

特に顔がむくみやすくなります

心臓の機能が下がっている場合は、ポンプ作用が弱くなっているので

血液の循環がうまくいかずに、心臓から最も遠い足がむくみやすくなります

脾(胃腸)の不調によるものは、小腸、大腸での水分の吸収がうまくできなくなっているので

胃のむかつきや食欲不振、下痢気味といった症状が現れます

特に女性は、男性に比べて筋肉量が少ないため
筋収縮によるポンプがうまく使えずに血液や水分が滞留しやすいのです

またデスクワークなどで座っていることが多くなっていることも

これに拍車をかけています

また血流が悪い状態は、免疫力にも大きな影響を及ぼします

免疫に関わるリンパ球は末梢の血管である毛細血管が開いていなければ

血管外に出れず、働けなくなってしまいます

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免疫のスペシャリストである日本橋清州クリニックの佐藤義之先生

下肢の血流を高めるために

ふくらはぎのトレーニングの重要性を述べています
 
下腿後面(ふくらはぎ)の温度は体温より1.75度低いと言われており

軽い自転車漕ぎを30分1日2回行うと

6週間で約0.5度上がるというデータがあるそうです

第二の心臓と言われるふくらはぎを鍛えていくことが血流の改善に非常に有効です 


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エスカレーターを使わずに階段を使うようにしたり

電車で立っているときに少しかかとを浮かせるようにするといった

ながら運動でもふくらはぎの筋肉は使われますし

歩く習慣をつければ、適度な有酸素運動で血管の柔軟性が高まり

心臓への負荷が減ります

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また、むくみが強い時には食事や水分摂取量に気を配り

胃腸を休ませてあげることで

腎、心、脾にうまくアプローチができると思います

ぜひこれらを試してみていただき

むくみにくく、冷えにくい体をつくりましょう!




エルクレスト特別講習 ⑪ 手術の要らないブロック療法

代々木公園店美顔店元店長の木村です。



今回も、平成18年10月11日にエルクレスト別館で行われた山口勝利先生の特別研修をお伝えしていきます。




超短波療法とは一体何をやっているのでしょうか。

この、超短波という機械はマッサージをするものだ、と説明しました。

やり方としては、腰の辺りにパッドを当てるのですが、その奥をマッサージしている事になります。

腰の背骨側のちょうど前の辺りに腰部交感神経節というものがあります。

そこは医学的な場合には、お腹を開いて腸を寄せて、注射針を入れて針を刺すというブロック療法として行われます。


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血管が収縮してしまって足に血液が行かなくなり、足が白くなってしまうレイノー病という病気がありますが、このような病気のためのブロック療法なのです。

それから、おなかを開かないまでも、背中側から長い針を刺して同じ神経節に注射し、マヒさせてブロック療法を行います。


山口先生の行っているのはその医学的なやり方とは違います。

一体何をやっているのでしょうか。

体内の血管全てをとりまいているのが、自律神経です。


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特に交感神経が取り巻いています。

この交感神経が緊張すると血管がキュッと閉じてしまいます。

だから血流が悪くなります。

この緊張を解くために、まず交感神経節に温熱療法でマッサージするという事を行っているのです。

ただし、交感神経だけに刺激を与えても、人の体はなかなかいうことを聞いてくれません。

そこで出るのが副交感神経です。

交感神経の緊張を下げて、副交感神経の働きを良くさせると、どんな病気でも治ると言われています。

それがたとえガンだとしてもです。

それは薬では絶対出来ないのです。

だから、今まで医学的には出来なかったのです。

唯一出来たのが鍼です。

鍼の世界では可能なのです。

ただし、名人で40~50年鍼をやってきた人が、あと10年やればその領域に達すると言われています。

だから、実質的にはほぼ無理です。

それが、この機械は割と簡単に出来てしまう訳です。

交感神経の緊張を下げて、副交感神経の働きを良くさせるという事は、相手をリラックスさせないと効果は出ません。

この超短波療法を行う上で、絶対やらなければいけないのは、

①患者さんの体勢

②刺激する量

③環境の設定(音や光、香り、湿度など)



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以上の3点が合わさってないと結果は出ません。

治療を行なう上で、体を締め付ける事は絶対ダメです。


きつい下着やストッキング、靴下などはNGです。

体がまっすぐな状態での仰向けは辛いので、膝を立てるか、横向きです。

枕の高さがあっているか、も確認して下さい。

膝の曲げ方も楽な角度をきくようにして下さい。

治療中、顔が火照ったり、暑がったりするような事はNGです。

自律神経の調整をしているのに、交感神経が緊張してしまっているという事なので、効果が出なくなります。

この治療で効果が出るかどうかの確認は眠っているかどうかです。

寝かせてあげられる環境を作り出す事が重要になります。

交感神経の緊張を下げて、副交感神経の働きを良くすると、人間は眠くからです。

どんな事をやるよりも良いのです。

露天風呂に入っている状態を作り上げているだけです。

体のリラックスが出来るし、筋肉も緩むし、その状態で色々やると効果が出てくるという事なのです。



第一回目の研修はこれで終了になります。
次回は引き続き、エルクレスト特別研修をお伝えしていきます。


冷えについてはこちら

Written by Keiko Kimura



気象病

関東も梅雨入りが宣言され、天気が安定しない季節になってきましたが

このような時に多いのが、気象病です

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気象病は、気圧や気温、湿度の急激な変化によって

身体が反応しきれずに様々な症状を引き起こす病気です

症状としては咳、頭痛、めまい、関節痛を訴えることが多いそうです

低気圧によって、外気の気圧が下がると、血管や関節の内圧は上がるため

痛覚受容器が刺激され、頭痛や関節の痛みを感じるのです


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咳やめまいを含め、これらに共通しているのは自律神経です

自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





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自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています

このバランスが乱れると、ホメオスタシスを保つための反応が遅れたり

または過敏になったりしてしまい、気象病のような症状が出てしまうのです


また冷えと自律神経には密接な関係があり


冷えは自律神経を乱す最大の要因といわれています



まずは規則正しい生活をして神経のリズムを取り戻すことが重要ですが

仕事などの都合で活動と休息の時間がまちまちになってしまう方もすくなくありません

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




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超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


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不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


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超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて

環境の変化に強い体をつくりましょう!


冷え性へのこだわり

冷え性にお悩みの方は美容にもお悩みではないでしょうか。皮膚をキレイにするにも痩せるにも結果の出づらい人は、だいたいの方が体温が低いのです。

エルクレストでは、フェイシャルや痩身で結果の出づらい人の共通点が冷えだったことから、冷えの研究とその改善に取り組んでまいりました。問題は、ワキの温度ではなく内臓温の低下にあるのです。

エルクレストが冷え性にこだわる理由

冷え性無料カウンセリング

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エルクレストでは、カウンセリングにおいて経絡ストレス度チェックと内臓温測定を行っております。

これらのチェックで、冷えのレベルと原因を突き止め、効果的なお手入れメニューを組み立てることができます。

無料カウンセリングはこちらから

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