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2014年5月

2014年5月

冷え体質はガン体質

冷え性とガンには密接な関係があります

ガンにならない生き方を提案していらっしゃる日本橋清洲クリニックの佐藤仁是院長は

ガンを予防するために免疫力を維持する4つのポイントとして


1.低体温

2.低タンパク

3.ストレス

4.体の酸性化


を挙げています



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体温は1度下がると免疫力は30~40%低下し、逆に1度上がると500%上がると言われており

ガン細胞などを貪食するリンパ球や白血球の活性を左右します


また、ガン細胞は低温を好み、高温を嫌います

例えば、子宮がんのガン細胞を39.6度以上の環境にしたところ

10日ほどで細胞は全滅しましたが、正常の細胞には影響がありませんでした


逆に35.0度の環境下では、最も繁殖することが分かっています



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ですからガンを予防するためには基礎的な体温を高めると共に

暑い日や寒い日における体温調節を適切に行う必要があります

基礎的な体温を高めるには、体全体の約4割の発熱を行なっている筋肉量を増やすことが重要です

特に内臓が集まっている体幹の筋肉を増やすことで効果的に

体温を上げることができます



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夏場の体温調節で注意しなければいけないのは、冷たいものを食べる機会が増えることです

暑いからといってビールやアイスなど冷たいものを食べることで一時的に内臓温は

約4度も低下します

これがたまにであれば元に戻りますが、一日に何度もあると

だんだんと戻りづらくなり、基礎体温の低下につながります

しょうがや根菜類など体を温める食材も摂るようにしてバランスを取ることが大切です

また、服装も非常に重要で外気温が33度あったとしても


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体温が36度であれば、体温は奪われているため

腹部は冷えにくい状態にしておくことが望ましいです

暑いときには首を冷やすことで急激な内臓温の低下を防ぎながら

体温調節を行うことができます

佐藤義之先生は体を冷やさないために 

体温を上げることと、体温を逃がさないようにすることを

別々に考えておく必要がある
とおっしゃっています


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筋肉を鍛えることによって発熱量を高めて、体温を上げてから

服装や食事などでつくった熱を逃がさないようにすることが重要です



メディカルハーブでストレスや不眠を解消

〈ストレスについて〉

 

人の活動は成功、失敗に関わらずある種のストレスを生み出し

日常とは違う変化がストレスとなります

 

ストレスという言葉は、元々物理の世界で「歪み」を意味するものとして

使われていましたが、カナダのストレス研究の権威であったセリエ博士が

歪みを生じさせる物をストレッサー

それによって起こる反応をストレス反応と定義しました

 

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〈ストレッサーの分類〉

 

・物理化学的ストレッサー

環境によるもので花粉、騒音など

 

・生理的ストレッサー

暑い、寒い、過労といったものなど

 

・心理的、社会的ストレッサー

心に対する家庭的、社会的なストレッサー

 

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〈ストレスに対する反応〉

 

・警告期

ストレッサーへの反応の第一段階として疲れる、体調不良、肩こり

イライラが症状として起こります

 

・抵抗期

ストレスに対する抵抗によって血圧の変調、内臓の異常、血糖値の上昇

交感神経の過緊張

 

・疲弊期

抵抗期の持続によって人体が疲労し、集中力の低下、物忘れ

ストレス性の潰瘍、うつが生じてきます

 

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〈ストレス病〉

 

・うつ

抑うつ状態を主体とした感情の病気で

気分の落ち込みや意欲の低下に伴って様々な自律神経症状を引き起こします

 

・心身症

心因性のストレッサーによって身体に消化性潰瘍、本態性高血圧

過敏性腸症候群などの症状が出てくるもの

 

・神経症

心因性のストレッサーによって心に不安神経症、恐怖症

脅迫神経症といった症状が出てくるもの

 

〈ストレス対処の方法〉

 

ストレッサーは、人が成長していく中で必要不可欠なもので

有名なストレス研究者が「ストレスは人生のスパイスである」と語っているように

そのストレスに対してどう対処していくかという

ストレスコーピング(ストレス管理)の概念が重要です

 

・運動、会話、軽度の飲酒

・旅行、趣味

・友人、家族、上司の指示を受ける

・くつろぎ、リラクゼーションとしてヨガなど

・価値観の変化、自己改革、宗教

 

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〈ストレスとハーブ〉

 

ストレスがかかると交感神経の緊張状態が続くため

不眠や日中の眠気が起こりますが

それを鎮めるハーブとしてカモミールはリラックス効果によって入眠しやすくし

ペパーミント、レモンバームは爽快感で目が覚めやすく

組み合わせることで一日のリズムをつくっていき

自律神経の安定につながります

 

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〈不眠〉

 

不眠とは、「適切なタイミング、環境下で睡眠をとっているにもかかわらず

何らかの症状によって眠りが妨げられ、日中の活動に悪影響を及ぼすもの」

 

入眠障害 

2時間近く眠りに入れない

 

中途覚醒

睡眠中に何度も目が覚めてしまう

 

熟眠障害・多夢

深く眠れない、夢を見すぎて眠りが妨げられる

 

早期覚醒

早い時間に目が覚めてしまい、そのまま眠れない

 

睡眠時無呼吸症候群

4050代に多く男性に圧倒的に多いですが、

女性も更年期が安定する50代以降になると黄体ホルモンが減少してくるのに伴って

気道の筋肉にハリをつくる作用が弱くなり気道が狭くなることによって起こります

 

ムズムズ脚症候群

感覚異常によって脚を動かしたくなる欲求にかられて睡眠が妨げられる

遺伝、鉄不足によるドーパミン生成不全が原因とされる

 

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〈不眠の対処法〉

 

・寝室に光が差し込まない工夫をする

・睡眠時間を遅くする

・起床時に日光を浴びることで体内時計をリセットする


過剰なストレスは自律神経を狂わせ、冷えや不眠の原因となります


メディカルハーブを生活に取り入れて、自律神経を安定させましょう!


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このブログはエルクレストで、メディカルハーブや漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を元に作成しています

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デスクワークと下半身の冷え

私たちの血流は、座っていたり立っていたりすると70%が下半身に集まっており

肢から心臓へと血液を運ぶ静脈は、立位では1秒間に8~10cm血液が上がっていきますが

座位では約5cmになり、その状態で30分経過すると約2.5cmになってしまいます

これは股関節や膝関節が屈曲して血管が圧迫されることに加えて

下肢の筋肉が使われないことによって、ポンプ作用が発揮されないために起こります




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デスクワークなどで座っていることが多くなった現代人は、血流が滞りやすくなっていると言え

冷えやむくみの大きな原因となっています

また血流が悪い状態は、免疫力にも大きな影響を及ぼします

免疫に関わるリンパ球は末梢の血管である毛細血管が開いていなければ

血管外に出れず、働けなくなってしまいます

また、リンパ球の流れるリンパ管には多数の弁があり

リンパ管が収縮すると一定方向に流れるようになっています

このようなリンパの流れには

骨格筋の収縮、呼吸運動、消化管運動、動脈の拍動など

リンパ管の外からの力も重要な役割をしています


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免疫のスペシャリストである日本橋清州クリニックの佐藤義之先生は下肢の血流を高めるために

ふくらはぎのトレーニングの重要性を述べています
 
下腿後面(ふくらはぎ)の温度は体温より1.75度低いと言われており

軽い自転車漕ぎを30分1日2回行うと、6週間で約0.5度上がるというデータがあるそうです


第二の心臓と言われるふくらはぎを鍛えていくことが血流の改善に非常に有効です 


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食品の機能

普段私たちが摂取する食品は、私たちの体をつくっているものそのものであり

これらの食事が体質や体調を左右していると言っても過言ではありません

ですから冷え体質を改善するために食品の機能を正しく理解している必要があるのです

今回は、食品の機能と私たちの体がどのように食品から栄養得ているのかという仕組みについて

お話したいと思います


・食品の機能

食品が持つ主な機能として以下のようなものがあります 


    一次機能:栄養機能、エネルギー源、生命維持のための栄養面での働き


    二次機能:おいしさ、食事を楽しむという味覚、感覚面での働き

        栄養があるものを食べていても一人で食事をするよりも

大勢で楽しみながら食べた方が消化が良くなる


    三次機能:体調調節、生体の生理機能の変調を修復する働き

 

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・消化と栄養素

 

食べた物を分解して体内に取り込む働きをする器官を消化器系と言い

さらに消化管と消化腺に分けられます

 

消化管:口、食道、胃、小腸、大腸、肛門へと至る食塊が通る管


消化腺:唾液線、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化酵素を含む

 

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体をつくる栄養素はたんぱく質、脂質、炭水化物の3つがあり、これらを3大栄養素と言います

それぞれの代謝の流れは以下のようになっています


    炭水化物にはデンプン、糖類があり、それぞれ酵素によって分解されます

 

デンプン→デキストリン→マルトース→グルコース

 

糖類→ガラクトース、フルクトース

 

    たんぱく質→ペプトン、ポリペプチド→アミノ酸

 

    脂肪→脂肪酸、グリセリン

 

〈たんぱく質〉

 

たんぱく質は約20種類のアミノ酸が、2~80つながったもの

花粉などの異物(アレルゲン)となるたんぱく質も消化によって

2~3個に分解されていれば吸収しても免疫応答は起こりません

アレルギー体質の人は消化器の機能が低下している場合が多く

5~6個つながった少し大きい分子の状態で吸収してしまい

アレルギー症状を引き起こす原因となります

 

 

必須アミノ酸:ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、トリプトファン、メチオニン

スレオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン

 

非必須アミノ酸:アラニン、アルギニン、グルタミン、プロリン、グルタミン

アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、システイン、チロシン

アスパラギン、グリシン、セリン

 

たんぱく質の質と量は、必須アミノ酸の量で決まり

摂取できるアミノ酸量は必要量に対する割合が一番低いものの量によるため

たんぱく質の質が悪かったとしても、摂取量を増やせば必要量を満たすことができます

アミノ酸スコアが高い食品として鶏卵があります


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生体調節機能(3次機能)としては、ホルモン類、酵素類などがあり

多くは消化管内で消化により機能を失いますが

消化酵素に抵抗性を持ち、腸管内で機能を持つものがあります

 

・アスパルテーム

アミノ酸2個からなり、甘味は砂糖の200倍で

急性または慢性毒性の報告がありますが、調味料としてつかう量では起こりません

 

・カゼインフォスフォペプチド(CPP

カゼイン(乳たんぱく質)由来で、本来吸収されにくいカルシウムが腸内でリン酸と結合するのを防ぎ、体内での吸収を助ける。

 

・血清コレステロール低減化ペプチド

大豆たんぱく質由来の難消化性高分子で、消化管内のコレステロール類を吸着して吸収を阻害するため、血清コレステロールの低下に役立つ。

 

・アンギオテンシン変換酵素阻害ペプチド

イワシのたんぱく質由来で、血圧を上げる酵素を阻害する。

 

・オピオイドペプチド

カゼイン(乳たんぱく質)由来で神経の興奮を鎮める。



〈脂質〉

 

水に不溶で有機溶媒に可溶な物質を総称して脂質と言い

ワックス、ステロール、トリアシルグリセロール(中性脂肪)、脂肪酸、リン脂質、糖脂質などがあり

食品においては中性脂肪が代表的、三大栄養素の中で熱量が最も高く、エネルギー源として重要です

脂溶性ビタミンの吸収に関与したり、必須脂肪酸の供給源として、またうまみにも関与します

 

・ワックス

脂肪酸と長鎖(高級)アルコールからなる固形の中性脂肪。

 

・ステロール

アルコールの一種で3位に水酸基を持つ炭素数27~29のステロイドの総称で

遊離型、エステル型、配糖体等の形で、自然界に広く分布する。

 

・トリアシルグリセロール

グリセロールに3つの脂肪酸がエステル結合した中性脂肪。

 

・リン脂質

細胞膜を構成する主要な脂質で、構成成分にリン酸を含む。

 

 

・脂肪酸

天然の脂質の加水分解で得られる脂肪族モノカルボン酸で

カルボキシル基が末端にある長鎖の一塩基酸、ほとんどは炭素数が偶数。

 

    飽和脂肪酸

炭素間に二重結合を持たない脂肪酸で動物性油脂に多い。

 

    不飽和脂肪酸

炭素間にシス型の立体配座を示す二重結合を有する

 


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n-6系多価不飽和脂肪酸

食用の油に多く含まれる、ジホモY‐リノレン酸やアラキドン酸は

ホルモン様作用を示すロイコトリエンや痛みを増強させるプロスタグランジン類へ代謝されます

リノール酸を多く含む油脂は、血清脂質濃度低下作用を持っています

 

 

n-3系多価不飽和脂肪酸

α‐リノレン酸を多く含むのはシソ油、青魚で熱に弱いため、炒め物に向いていません

EPAn-6系とは異なるプロスタグランジン類の前駆体であり、痛みを抑える作用がある

生理中はプロスタグランジンに敏感になるため、α-リノレン酸を含むものを摂取したり

月見草のオイルでマッサージをしたりすると良いとされています

特にEPADHAは抗血液凝固や中性脂肪濃度低下作用を持っています

 

n-6系、n-3系の不飽和脂肪酸は、いずれも生体で合成できないため

必須脂肪酸と呼ばれ摂取の理想は41になることが望ましいですが

食の欧米化によってn-3系の摂取が不足していると言われています

 

・トランス脂肪酸

マーガリンなどの加工油脂の製造工程で、不飽和脂肪酸に水素を添加することでつくられ

自然界には存在せず、溶解する温度が上昇するなど物性変化が生じ

体内で代謝されにくく蓄積していきます

 

 

・共役脂肪酸

リノール酸の構造異性体で、抗ガン

生活習慣病(抗動脈硬化、抗肥満、抗アレルギー)作用などが期待されていますが

まだ安全性が確立されていません

 

 

・ステロール

ステロールは動物ではコレステロール、植物では植物ステロール(フィトステロール)が代表的で

ピーナッツ、ゴマ、大豆、さやいんげん、枝豆類に多く含まれ、コメ油からも抽出されます

植物ステロールは細胞原形質の構成成分で、スチグマステロール、シトステロール

カンペステロールなどが知られており、コレステロールの吸収を抑制する作用があります

体内での吸収率はコレステロールが50%であるのに対し、5%しかありません

LDLコレステロールの濃度低下、HDLコレステロールの濃度上昇

血清中性脂肪レベル及び過酸化脂質低下作用も確認されています

 

・構造脂質(ジアシルグリセロール)

天然には数%しか存在しないもので、トリアシルグリセロールとは異なる代謝過程を経るため

食後の血中中性脂肪の上昇を抑えたり

体脂肪が付きにくい特定保健用食品として認められています

 

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〈炭水化物〉

 

糖質としてエネルギー源となります

日本人はエネルギーの55%を炭水化物から摂取しており、その大部分はデンプンです

アミロース α14グルコシド結合だけで重合した直鎖状

アミロペクチン α16グルコシド結合による分枝鎖を持っています

 

糖質の最小単位は、グルコース、ガラクトース、フルクトースなど単糖類

デンプン、デキストリン(食物繊維)は多糖類

 

フルクトースは最も甘味度の高い単糖

食事には、スクロース、ラクトース、マルトース、トレハロースなどの二糖類も含まれます

 

・糖質の代謝

インスリンは血糖値の上昇のシグナルを感知して、膵臓のランゲルハンス島B細胞から分泌され

肝臓糖代謝のうち、解糖とグリコーゲン合成、筋肉や脂肪組織へのグルコース取り込みを促進し

血糖値を低下させます

脳は最大のグルコース消費臓器で、摂取した糖質の25%をエネルギー源として利用し

空腹時では70%を利用します

これを維持するため、空腹時でも血糖値は70~110mg/dlに維持されています

 

 

〈食物繊維〉

人の消化酵素で消化されない食品中の難消化成分の総体で

主要成分は炭水化物で一部リグニンなどの非炭水化物も含まれます

一日当たりの目標摂取量は、成人で20~25g

30歳代以下での摂取量の著しい低下が指摘されており

2010年のデータでは目標値の70%しか摂れていないと言われています

 

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・食物繊維の種類

 

    不溶性食物繊維

セルロース、ヘミセルロース、リグニン、キチンなど

 

    可溶性食物繊維

ペクチン、植物ガムなど

 

小腸における他の栄養素の消化吸収を抑制することから

血中コレステロールの低下や血糖値の改善などに効果があります

 

・オリゴ糖、糖アルコール

大腸で腸内細菌の餌となり、お腹の調子を整えるもの、虫歯発生の低減に寄与するもの

食後の過血糖を抑えるものなど、甘味料としても利用されています

 

糖アルコールは、天然の単糖、二糖類の還元基であるアルデヒド基及びケト基に

水素添加してアルコール化することによりつくられます

 

・プロバイオティクス

微生物製剤で粘膜表面の微生物や酵素のバランスを改善したり、免疫能を刺激することを

目的とするもので乳酸菌飲料、ヨーグルトなどに含まれます

 

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・プレバイオティクス

小腸下部や大腸で、もともと存在している腸内細菌や

プロバイオティクスとなりうる有用な菌の増殖を促進するもので

オリゴ糖、食物繊維の一部(ポリデキストロース、イヌリン)を言います

 

・プロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせたものはシンバイオティクスと言われます

 

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〈フィトケミカル〉

 

植物性化学成分で野菜や穀類、果物などの色素、渋み、香り、辛味などの成分で

多くは抗酸化力を持ち、ポリフェノール、カテキン、リコピンなどがあります

各種フィトケミカルの機能性の研究は現在も続き種類や効能が続々と発見

解明され、ガンを予防する植物エストロゲン、果物と野菜の発ガン予防なども見つかっています

 

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ホメオスタシスは健康のバロメーター

冷えは、自律神経を乱す最大の要因と呼ばれており

普段あまり意識することのない自律神経についての理解を深めることが

冷えに強い体づくりに最も重要と言っても過言ではありません


 

〈自律神経系〉

 

・ホメオスタシス


ヒトや生物が外部環境の変化に対して安定していることをホメオスタシスと言います。

自然治癒力や回復力、抵抗力や免疫力など

日々の活動での疲労消耗した心身を元の健康な状態に戻そうという生命力そのものと言えます。

若々しい人、元気な人、イキイキした人とは、この能力が高い人です。

この恒常性は、自律神経系とホルモン系(内分泌性)の働きによって保たれ

ホメオスタシスの状態は、日々変わります。

元気があるときには、楽しいことに目が行き、疲れているときにはネガティブなものに目が行きます。

 

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自律神経系:大脳の視床下部から全身に分布される神経で

意識に関係なく働いている不随意神経です。交感神経(活性、興奮)と

副交感神経(休息、鎮静)から成っており、外部環境に合わせて体をコントロールしています。

神経には、中枢から末梢に命令を伝える遠心性神経と

末梢の情報を中枢に伝える求心性神経があり、自律神経の遠心性神経には

交感神経と副交感神経、求心性神経には内臓知覚神経があります。


 

 

交感神経

活性、興奮、ストレス

副交感神経

休息、快、笑い、感動

 

エネルギー

エネルギー代謝

 

食欲

性欲(美、健全を求める欲求を含む)

血管

立毛筋

心臓

胃腸

血液pH

一日の分泌変化

 

発散

酸化(酸化酵素の活性化による)、分解作用

抑制

抑制

 

収縮

少量で濃い

収縮

鼓動が早くなる

抑制

酸性化

昼間活発

 

蓄積

還元作用

 

活発

活発

 

拡張し、栄養運搬

多量で薄い

弛緩

鼓動遅い

活発

アルカリ化

夜間活発


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老化は化学的に言うと、酸化であり、酸化すると物質は黒くなります。

お茶や果物など肌もそれに含まれています。交感神経はエネルギーを発散する神経のため

緊張状態が続くと乳酸が溜まり、酸化が進んでいます。副交感神経は逆にエネルギーを蓄え

還元作用のあるカルシウムの血中濃度をホルモンを介して調整することで体を弱酸性に保ちます。

 

したがって、活動のスイッチと休息のスイッチをきちんと分ける生活を心がけることが有効です。

 

内臓知覚神経の受容器(センサー)は、血管壁と内臓内にあり

動脈の圧力や胃腸、膀胱の充満度などの

物理的情報や内容物の酸性度や電解質の濃度などの化学的情報を伝えます。

このような内臓からの求心性情報の大部分は感覚として意識に上りませんが

種々の器官に反射正反応を引き起こして自律機能を調節しています。

 

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健康な人は、内臓知覚神経が活発に働いていると言われています。

脳は、快感で活性化される臓器で、楽しいことをやっている時は

神経伝達物質であるドーパミンが放出され

さらに良い状態の時には内因性オピオイドと呼ばれるβエンドルフィンが放出され、活性化されます。

身近なもの内臓知覚神経の働きを高めるには、食事の時に

体が今、何を欲しているのかを考えながら摂ることが有効です。

ヨーロッパの食文化では、楽しむということをとても重要視しているため

前菜やメイン、デザートなどをその時の自分の体が一番喜ぶものを選び

仲間と話をしながら無意識に内臓知覚神経を活発に働かせているのです。

そのため、一度にメニューが全て出てくる日本食と異なり

必ず一つの料理を食べ終わってから次が運ばれてくるという流れになっており

その料理により集中して食べることを重視しているのです。

 

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普段、お弁当を食べるときなどは、食べたい料理を選ぶことができませんが

その時にもどの順番で今の自分が食べたいのかを考えながら食べることで

内臓知覚神経を働かせることができます。

また、よく噛んで食べることで口に入れた時の味と噛んで

唾液と混じった時に味が変化していくのを感じることができ

より多くの味覚情報が脳に伝わり、食事の満足感が高まります。

これによって過食を防ぎ、余分なカロリー摂取を避けることができるのです。


汗や唾液などの分泌物は、交感神経が優位の時は濃度の濃いもの

副交感神経が優位な時はサラサラしたものが出ます。

唾液年齢というものもあり、唾液量が多いと年齢が若いという指標になります。

 

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ホルモン系:色々な情報を伝達する生理活性物質で、内分泌系と呼ばれています。

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります。

 

自分で汗を出したり、血管を拡張させるということはできませんが

自律神経、ホルモンの前駆体は感情であるため、間接的にではありますが

コントロールすることができます。

従って、綺麗なるか、ならないか、元気でいられるかどうかは脳が管理しているということで

それが性格をつくっているのです。

そうしてつくられた性格、ものの見方や価値観が電気信号となって体を動かすため

人は見かけによるとも言えます。

美意識を高く持つことで、意識した部分のホルモン受容体の数が増えるため

ホルモンの観点からもアンチエイジングになります。

大脳の前頭葉にはミラー細胞というものがあり、周りにいる人を無意識に感じ取り

相手の気持ち、表情鏡のように自分自身で映し出すことで

コミュニケーションを図ろうとします。

 

・ホメオスタシスは健康のバロメーター

 

新しいことをやらない人生は衰退であり、常に挑戦していかなければ

若々しさは保てないと言い換えることができます。

そのためには老化=疲労ということを頭に入れて

体力をつけて体を鍛えておく必要があります。

これはヒトの性質として、常に刺激が無ければ

脳を始めとした各器官の機能が落ちていくというものがあるためです。

ホメオスタシスが高ければ、どのような環境にも適応でき、疲労せずに成長していくことができます。

努力すれば体は変わりますし、逆に怠れば、どんどん老化していってしまうため

毎日続けられることを見つけていく必要があります。


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元気で活き活きしている時に自律神経は、活動が活発でバランスが取れている状態で

自律神経全体のエネルギー量は年齢を通してほぼ一定ですが、子供の時には

調節能力が非常に高く、交感神経と副交感神経の切り替えが活発なため、疲れ知らずなのです。

年を重ねてくると、交感神経優位の生活が続くことで、切り替えがうまくいかなくなり

活動と休息のバランスが崩れて様々な症状が出てきます。

 

・体性-内臓(自律神経)反射

 

皮膚や粘膜、筋、腱、関節からの感覚を体性感覚と総称しますが、生体に加えられた刺激は

これらの種々の感覚として意識にのぼり、行動や感情、思考などに

様々な影響を与えると同時に自律機能に種々の反射性反応を引き起こします。

その例として、寒冷刺激によって皮膚血管支配の交感神経活動が亢進して

皮膚血管が収縮し耐熱の放散を防ぐ体温調節反射などがあります。

 

・自律神経失調症、ホルモンのアンバランス、不定愁訴の症状

 

        胸や心臓が締め付けられるような気がする。

 

        動機が打って、気になる時がある

 

        息苦しくなることがある、息切れすることがある

 

        夏でも手足の冷えることがある

 

        いつも食欲がない、異常な食欲の時がある

 

        吐き気があったり、吐いたりする

 

        胃の具合が悪い、良く下痢や便秘とする

 

        よく頭痛がする、首や肩が凝る

 

        夕方になるとのぼせる、手足がだるい

 

        皮膚が敏感で負けやすい、蕁麻疹

 

        手足が震えたり、痺れたりすることがある

 

        ちょっとした仕事でも疲れやすい

 

        わけもなく憂鬱になる、乗り物に酔いやすい



このような症状がある方は、もう一度生活習慣を見直し

健康のバロメーターであるホメオスタシスを高める努力をしてみてはいかがでしょうか


 このブログはエルクレストでエステメニューや解剖生理学の講義の専任講師をしてくださっている

森柾 秀美 先生のお話を元に作成しています


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夏の過ごし方

〈東洋医学での夏〉

 

東洋医学で夏は、立夏から始まり、小満、芒種、夏至、小暑、大暑を経て立秋までの3カ月を言います


「夏の3カ月を蕃秀と言う。天地の基は変わり、万物は花咲き実る季節である。

夜は臥し早く起き太陽の日差しを厭うことなく、志を怒らせないようにし

人も草花のように繁茂させ、気を発散させ、気持ちを外に向けるようにする。

これは夏の気に応じて夏の働きである長を養う道である。

これに逆らえば、心を傷め、秋に咳の出る病になりやすく、秋の収を身に受けることができにくい。

冬になって病を重ねることになるだろう。」 (素問・四気調神大論)

 

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・夏の養生

 

    夜更かしをしてもいいが、朝は早く起きる

    夏の暑さを嫌がることなく、外に出て朝日に向かって運動し

体内の廃物を排泄し、新鮮な空気を吸い込み、新陳代謝を促進させる

    楽観的な気持ちを持ち、焦ったり、怒ったりしないように注意する

    植物が開花するように、身体においても体内の陽気を皮膚を通じて

外に出せるように向上心を持ち続ける


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夏の養生法の基本原則は、暑さや湿気から身を守ることで


同時に暑さから逃れるためにむやみに涼を求めて体内の陽気が衰えないように保つことも大切です。


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〈夏の過ごし方とハーブ〉


夏の暑さに対して、体は発汗によって体内環境を一定に保とうとし

それによって代謝が高まり、血液循環と水分代謝が活発になります

汗をかくことは体にとって必要なことですが、汗をそのままにしたり

急にクーラーの冷気に当たると、熱が体内にこもってしまい、かえって体を冷やしてしまいます

この時期に起こりやすいのは、湿度や気圧の変化による腰や関節などの痛み

頭痛、胃腸のトラブル、皮膚の症状、自律神経のリズムの乱れなどがあり、汗で失われたビタミン

ミネラル、水分を補給する必要があります

 

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・代謝を助けるハーブ

 

    ペパーミント+ローズヒップ

    マテ

    ハイビスカス

    ホーソン+スギナ

 

このブログはエルクレストで


メディカルハーブや漢方の講師をしてくださっている渡辺 肇子 先生のお話を元に


作成しています


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足先の冷えの原因とは

足部は歩行時に衝撃を吸収、分散し、身体の前方移動の支点になるための構造を持っています


実は足先の冷えの約80%は足の形状によるものだと言われています


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手の関節と比べて足の関節は可動性が低く、運動が制限されていますが

その代わりにアーチ(土踏まず)を形成することによって体重移動をスムーズにして

滑らかな歩行を可能にしています

足底アーチには以下のものがあります


①内側縦アーチ

土踏まずを形成し、歩行と密接な関係があり

踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨で構成されます

ここに後脛骨筋、前脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋といった筋肉がこれらのアーチを支えています

②外側縦アーチ

身体の側方への揺れに対して足のバランスと密接な関係があり

踵骨、立方骨、第五中足骨、で構成され、長腓骨筋、短腓骨筋といった筋肉が支えています

③前、後横アーチ

両縦アーチの間にできるアーチです



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これらのアーチには骨、関節、靭帯、筋肉の要素が巧みに組み合わさっており

足が地面に着く時の衝撃を吸収し、力を分散することを可能としています

しかし、運動不足で足底の筋肉が低下していると

アーチも低下していき、指がせり上がるような足になってしまいます


みなさんは自分の足の指を見たときに力を抜いていても第2関節が反り上がっていませんか?


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この状態では、筋肉のポンプが使えなくなり

指先への血流量が低下して冷えを感じるようになります

これを防ぐには、正しい靴選びや運動が大切です


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アーチの低下は冷えだけでなく、膝などの痛みの原因になったり

疲れやすくなったりと様々な障害が出てくるので

ウォーキングやジョギングなど体に重力をかける運動を行うことが有効です

全身が冷える方へ

全国冷え症研究所の山口勝利先生は冷え症を大きく分けて


手先、足先が冷えるタイプ

腰から下が冷えるタイプ

全身が冷えるタイプ


に分類していますが、今回は全身が冷えるタイプの冷えについて

お話したいと思います


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この冷えは次世代型冷え性とも呼ばれ

特徴としては


①一年を通して冷えを感じる


②様々な不定愁訴を訴える(頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり)


③冷房病の6割が次世代型冷え性


④脚歳の温度が30℃前後になることがある(通常は26±1℃)

 血管が拡張しすぎているため、熱がどんどん奪われ

 風邪の悪寒のような強い冷えを感じる


⑤副交感神経の変動が激しい


⑥アレルギーを持っている人が多い


といったものがあります

この冷えは自律神経が乱れることによって体温調節機能が異常となり

寒いところにいたとしても過剰に血管が拡張し

体外に大量に熱を放出してしまうことで起こります



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この冷え性の原因を一つに絞ることは非常に難しく

生活習慣やストレスなど様々な要因が複雑に絡み合っていると言えます

普段私たちが意識しなくても働いてくれている自律神経の乱れを

調節することは容易ではありませんが

アプローチできる方法としては以下のようなものがあります


1.呼吸

吸気は交感神経、呼気は副交感神経を刺激するため

呼吸リズムを意識することで、自律神経調整することができます


2.就寝時間、起床時間

朝起きている時間は交感神経が優位に働き

寝ている時には副交感神経が優位に働きます

この時間を調節したり、一定にすることで体内時計と自律神経の働きが

同調して、それぞれの神経が最適に働くようになります


3.運動

運動は、交感神経を刺激し、発汗や心肺機能を強化して自律神経反射を促進し

冷房病などで体温の調節がうまくできなくなっている状態を改善させることができます

また運動後は、爽快感と共に脳がリフレッシュされるため、副交感神経も刺激されます

さらに筋肉量を増やすことで、全身の発熱量が上がり、体温自体を上げることもできます

パワープレートを使うことでより短時間で体質改善を行うことができます


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4.交感神経節Wブロック

交感神経の神経節に働きかける超短波Wブロックによって

過剰になっている交感神経を鎮め、バランスを整えることができます


これらは一例にすぎませんが、あらゆることに自律神経は関わっているため

規則正しい生活を心掛けて、体質を改善し、辛い冷えを克服できればと願っています


冷えについてはこちら


Wブロックで自律神経を整える

冷えと自律神経には密接な関係があり、冷えは自律神経を乱す最大の要因といわれています

その中で一番多くみられるのは様々なストレスによる交感神経の緊張です

交感神経の緊張は血管の筋肉を収縮させ、毛細血管への血流が減少し

手先、足先はもちろん、内臓の温度が低下します



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この状態では、肌荒れ、偏頭痛、不眠、便秘、軟便、めまい、耳鳴りなどの

様々な不定愁訴を引き起こしやすくなるとともに、免疫力や代謝も低下します

乱れた自律神経のバランスを整えることは容易ではありません


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まずは規則正しい生活をして神経のリズムを取り戻すことが重要ですが

仕事などの都合で活動と休息の時間がまちまちになってしまう方もすくなくありません

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




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超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腹部にある交感神経の神経節(神経の線維が切り替わるところ)に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


専門的になりますが、頚部と腹部の神経節の解剖についてご説明したいと思います


1.頚部の神経節

頭頚部の交感神経は、第1~4胸髄から節前線維として起こり

交感神経幹に入り、上頚神経節、中頚神経節、頚胸神経節の3つの幹神経節

をつくります

・上頚神経節(第2,3頸椎の間に位置)は、内頚動脈神経、外頚動脈神経、上頚心臓神経、交通枝の

4つを節後線維の枝として出します


・中頚神経節(C4横突起前方に位置)は、中頚心臓神経、交通枝を出します


・頚胸神経節(第7頸椎と第1肋骨の間に位置)は、下頚神経節に当たりますが

第1胸神経節と融合しているため、頚胸神経節と呼ばれ、別名星状神経節とも言われます

鎖骨下動脈神経叢、下頚心臓神経といった枝を出します

鎖骨下動脈神経叢は、末梢に進み上肢に交感神経を分布させているため

上肢の血行不良による冷えや蒼白といった症状(レイノー病)などと関連が深い部位です






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2.腹部の神経節(第5~9胸髄からつくられる大内臓神経

第10、11胸髄からつくられる小内臓神経から起こる)

腹大動脈神経叢(以下の4つから成る)

腹腔神経叢

腹腔動脈の周囲にある神経叢で、最も発達の良い自律神経叢で

左右両側に腹腔神経節を持ちます

・上腸間膜動脈神経叢

・下腸間膜動脈神経叢

・上下腹神経叢(仙骨前神経)


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Wブロックでは、これらの神経節のうち、頚胸神経節(星状神経節)と

腹腔神経節を狙って超短波を当てることによって

神経のマッサージを行い、緊張を和らげます


不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


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超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、辛い症状を克服しましょう!


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

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