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冷えと血流2

冷えと血流2

前回のブログで冷えと血流の関係について書かせて頂きましたが

今回は冷えを改善するための方法についてお話したいと思います

毛細血管を開いて末梢の血流を良くするためには

①体温をいかに上昇させるか

②体温をいかに逃がさないようにするか


の2通りを考えていかなければならないと日本橋清州クリニックの佐藤先生はおっしゃっています



佐藤院長.jpg

①の体温を上昇させるために最も重要なものが筋肉です

体でつくられる熱の約40%は筋肉でつくられており

運動をして汗をかく、寒い時に体を震わせる(筋肉を素早く動かしている)といった場面を

想像していただくと分かりやすいと思います

筋肉量の少ない方はこの値が低くなり、体温も低下してしまい

末梢まで十分に熱を運ぶことができません

全身にある様々な筋肉のなかで特に重要なものが、腹筋ふくらはぎの筋肉です


gastrocnemius.jpg


abdominal.jpg

腹筋は内臓を囲んでおり、筋肉量を増やすことが

そのまま深部体温(直腸温)を高めることにつながります

ふくらはぎの筋肉は下半身にたまった血液を心臓に還すために非常な役割を持っています

ヒトは二足歩行をするため血液の70%は常に下半身あり

重力の影響で心臓に還りにくくなっています

そのため下肢の筋肉は、動かすことで血液のポンプとして働き

下半身に血液が渋滞するのを防いでくれます


blood.jpg


②の体温を逃がさないようにするには、服装に気を配り、グッズなどを使って

作られた熱が体表面から逃げるのを防ぐことが必要です

特に冷やしてはいけないポイントは首、腹部、足部です

首は、太い血管が表面付近を走っているため、熱が逃げやすく

真夏であっても、熱は高いところから低いところへ移るため

外気が35℃であっても、体温が36℃であれば熱は逃げていくのです

腹部は体で最も温度が高く、正常では36.5 ~37℃以上の温度を保っています

この部分の温度が下がってしまうと、体は防御反応として

四肢に行くべき血液を腹部に集めようとしてしまうため

手先、足先が冷えやすくなってしまいます

足部は、心臓から最も遠いため体温が一番低い部分で正常でも26±1℃しかありません

ここを冷やしてしまうと上半身と下半身で温度差ができ、自律神経が混乱し乱れやすくなります



冷え.jpg


しかし②に対してはグッズの普及や無意識的にこの部分は冷やしてはいけないということで

ある程度カバーできていることが多いのですが

問題は肝心の発熱である①が十分にできていないことが多いようです

女性は特に男性に比べて筋肉量が少ないため、冷えに悩まれている方は積極的に

筋肉量を増やして自分で作れる熱量を増やしていくことが大切です


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

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