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2013年3月

NAKAGOME BLOG(ナカゴメブログ)

パワープレートとカイロプラクティック融合の可能性

2013年4月1日


ギャップジャパンから出版され、一般書店で発売される


アンチエイジングドクターが教える

目からウロコ!?のビューティメソッド


『10歳以上若返る 50のキーワード』



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今回、ボディプラスに続きエルクレストを代表して


パワープレート・トレーナーの中込慶一が取材を受けました (p100~p103)


テーマは、正しいダイエット法として


食事制限と同時に筋力トレーニングの重要性をあげています


食事制限のみのダイエットは、糖新生をおこしやすく、


筋肉量が低下し、基礎代謝や体温の低下を招きます


また猫背や側湾,O脚や骨盤のゆがみは自律神経を乱し


内臓の働きやホルモンバランスにも悪影響を及ぼします


カイロプラクティック技術の一つであるアクティベーター理論には関節固有の振動数に共鳴させて治療するテクニックがあります


人体の関節固有の振動数は、40ヘルツです


パワープレートのアクセラレーショントレーニングでは


3次元振動の30~50ヘルツの周波数帯を利用しています


中込慶一トレーナーが注目し、現在研究しているのは、


アクティベーターによる単発のアジャストメントではなく


パワープレートによる40ヘルツの連続振動がアクティベーター以上の治療効果を発揮するのではないか?


という仮説に基づいて効果的なテクニックを模索しています


今回は、そのオリジナルメソッドも組み込みながら体験を受けていただきました


昨年から導入しました姿勢分析機を使い、ビフォー、アフターも検証しました。


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※今回は、パワープレート本社、プロティアジャパン パワープレート事業部 マスタートレーナーである水田さんからもパワープレートと医療との関わりについてコメントをいただきました。


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パワープレートは成長ホルモンやセロトニンというアクティブエイジングに欠かせないホルモンや神経伝達物質の分泌を促し、


免疫力や筋肉量の低下につながるコルチゾールの分泌を抑えてくれます


カイロプラクティックは、内臓の働きやホルモンバランスを司る自律神経のバランスを整えることができますので


両者の良さを融合させることで今までどこにもなかった、全く新しい健康法と美容法が確立できると確信しています。


ムリなく、ムダなく、スピーディに美容結果につなげられる本物のアクティブエイジングサロンの形を追求しています。



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※今回、ドクターの立場からパワープレートの素晴らしさをコメントしてくださっているのが帝京大学病院外科 高見博先生です。 (p91)



パワープレートはそのトレーナーの経験と経歴により、活かし方もアドバイスも全く違ったものになります。



いよいよ 小野勝則トレーナー率いる代々木上原店 パワープレートルームも鍼灸師のスタッフを新たに採用され、最新式パワープレートを追加導入しました。



エンビロン美素肌コンテストでグランプリに輝き、エンビロンとパワープレートを両立させることで外面と内面のトータルビューティサロンの実現を目指す、代々木上原店 大石チーフ、小野カツトレーナーの今後の活躍に大いに期待しています。



他店に真似のできないオリジナリティーの追求、差別化が今後の発展のカギだと考えています。




★パワープレートの詳細はコチラから

★パワープレートWEB講座はコチラから

中込の職場です







エンダモロジー・サーモシェイプ日本本社 リツビ20周年記念式典


2013.3.19.(火) 13:00~18:30


@グランドパレスホテル東京


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中込の職場です




いよいよアイスポットと@cosmeが会員連携に・・・☆

ヤッホ~

ついにきました !

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◆【重要】@cosmeとの会員連携について◆

 

2013422ispotは日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」と

会員IDおよびポイントシステムの連携を行います。

 

これにより、サロン・ヘアサロンに加えてコスメ・美容グッズまでを幅広くカバーする総合美容コンテンツとなり、グループサイトとしての会員数は約255万人の規模へと拡大いたします。

 

▼会員IDの連携について

ispot・@cosmeグループの両サービスを利用できる会員数が約255万人の規模となることにより、グループサイト内での会員の回遊アップを見込んでいます。

「@cosme」

http://www.cosme.net/

 

▼ポイントの統合について

ポイント保有者の増大により、ispotおよび@cosmeグループサイトでのポイント流通の拡大によるサイト利用の促進を見込んでいます。

 

「コスメ・コム」

http://www.cosme.com

「@cosme store」

http://cosmestore.net/

 


どうか、どうか コスメ大好きな美意識の高い女性にサイト訪問いただけましたら幸いです♪


エンビロンが大好きな方、エンビロンに興味のある方、エンビロンスキンケアシステムは


ドクターズコスメとして全ての女性の夢を叶えます


先日は、求人で@コスメキャリアのお世話になり、アイスポットとの提携メリットを存分に実感させていただきました。

 

名実共に日本最大のクチコミ・ポータルサイトに成長されたアイスポット


亡き創業者とここまで頑張ってこられた社員の方々に心より御礼申し上げます。


そして今後ますますのご発展を祈念いたします。



アイスポットからのエルクレストへの評価はコチラから▼



"ispot Best Salon Award 2012"


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中込の職場です


自律神経と内分泌系 森柾先生レベルアップ研修

2013.3.15.(金) 11:00~16:00


森柾秀美先生レベルアップ研修[28回目]


@モリマサ エステティック プロフェッショナルスクール


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・ホメオスタシス(人体の恒常性)

 

ヒトや生物が外部環境の変化に対して安定していることをホメオスタシスという。

自然治癒力や回復力、抵抗力や免疫力など、日々の活動での疲労消耗した心身を元の健康な状態に戻そうという生命力そのものと言える。

若々しい人、元気な人、活き活きした人とは、この能力が高い人である。

この恒常性は、自律神経系とホルモン系の働きによって保たれる。

生命力、オーラと表現されるものの基になっており、悪いものを排泄する、体を修復する、免疫力を総合したもので、これは生まれながらではなく、本人の心掛けによってホメオスタシスを高めることができる。

疲労物質(乳酸)は筋肉に蓄積し、体は酸性に傾く。これを代謝するには体温を高めて、体内で解毒の役割をする腎臓、肝臓の機能を高め、排泄する必要がある。

したがって体温が低いと、老廃物が滞り、体が酸性になることによって老化が進んでしまう。

 

森柾先生は以前、施術による結果の個人差を調べるために、200人に対して施術前後の脳波を取り、調べたとところ、美容結果が出る人ではα波が顕著に出ていたことが分かり、さらにこれはホメオスタシスを司る視床下部が重要であるということを突き止めた。

若々しい人、元気な人、活き活きした人とは、この能力が高い人である。

この恒常性は、自律神経系とホルモン系の働きによって保たれる。

 

α波(8~13Hz):リラクゼーション、安静、集中、絶好調

β波(13~28Hz):覚醒、活動、緊張

θ波(4~8Hz):睡眠、ぼんやり

δ波(0.4~4Hz):深い睡眠、失神

 

・自律神経

 

神経系は脳、脊髄から成る中枢神経と、それ以外の末梢神経に分かれ、末梢神経は自分の意志でコントロールできる体性神経とコントロールできない自律神経に分かれる。

自律神経はさらに、求心性の内臓知覚神経と遠心性の交感神経、副交感神経に分かれる。

 

自律神経系:大脳の視床下部から全身に分布される神経で、3つからなる神経がバランスよく働いていることと全体の活動量が高いことが理想とされる。

これが乱れた状態を自律神経失調症という。

 

・自律神経失調症の症状

 

    胸や心臓が締め付けられるような気がする。

 

    動機が打って、気になる時がある

 

    息苦しくなることがある、息切れすることがある

 

    夏でも手足の冷えることがある

 

    いつも食欲がない、異常な食欲の時がある

 

    吐き気があったり、吐いたりする

 

    胃の具合が悪い、良く下痢や便秘とする

 

    よく頭痛がする、首や肩が凝る

 

    夕方になるとのぼせる、手足がだるい

 

    皮膚が敏感で負けやすい、蕁麻疹

 

    手足が震えたり、痺れたりすることがある

 

    ちょっとした仕事でも疲れやすい

 

    わけもなく憂鬱になる、乗り物に酔いやすい

 

 

 

 

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・交感神経と副交感神経の働き

 

 

 

交感神経

活性、興奮、ストレス

副交感神経

休息、快、笑い、感動

 

エネルギー

エネルギー代謝

 

食欲

性欲(美、健全を求める欲求を含む)

血管

立毛筋

心臓

胃腸

血液pH

一日の分泌変化

 

発散

酸化(酸化酵素の活性化による)、分解作用

抑制

抑制

 

収縮

少量で濃い

収縮

鼓動が早くなる

抑制

酸性化

昼間活発

 

蓄積

還元作用

 

活発

活発

 

拡張し、栄養運搬

多量で薄い

弛緩

鼓動遅い

活発

アルカリ化

夜間活発

 

 

ストレスを感じていても、肌がきれい、睡眠をきちんととれる、食事もおいしく食べることができているという人は、ホルモンバランスが良いと言える。

挑戦する、無理な負担をかけないといった意識を持つことで、ストレスに対する体の反応が改善されていく。

 

・ホルモン

 

いろいろな情報を伝達する生理活性物質、内分泌系。

内分泌学は比較的新しい学問で、1902年にイギリスの生理学者によってホルモンという専門用語がつかわれだした。

ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」という言葉が語源となっている。体の生理活動を正常に保つため、その働きをコンロトール(活性、抑制)する。

神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、日常のホメオスタシスの維持を行っている。

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多い。

ホルモンの届きやすさは、血液循環の良し悪しで、個体差がある。

心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は、血流が良い人も悪い人も約1分かかるが、血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分。悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈、細動脈を通って1分という違いがある。

血液検査の項目にAI値(動脈硬化指数)というものがあり、正常値は2.6以下、20代では1.0以下である。この値は動脈硬化だけでなく、ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言える。

 

ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、主としてたんぱく質で構成される。

血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれる。ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官という。

その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)をレセプター(2000~100000/細胞)といい、ホルモンは、レセプターに情報を伝達した後、たんぱく質として代謝される。

レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え、血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にある。また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、レセプターが増える。

ホルモンはここで栄養素のように分解してエネルギー源になるのではなく、その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、調節したりする。

特定の器官から分泌され血液に運ばれ遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えるが、最近では、ある種の細胞や組織から分泌され比較的近傍で働く生理活性物質(サイトカイン、プロスタグランジンなど)をも広義のホルモンと捉えている。

ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されている。しかし、下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため、ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わる。

ホルモンの中には、微量で多大な効果を持つものも多く一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもある。

 

・ホルモン全体の働き

 

    平滑筋や心筋の活動を調節

    分泌腺の調節

    代謝の変化

    成長や発育を促す

    生殖過程に影響を及ぼす

    サーカディアンリズムの調整

 

・ホルモンの種類

 

    ペプチドホルモン(たんぱく質主体のホルモンで、期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン)

現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンである。

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され、酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こす。

 

 

 

    アミン型ホルモン(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン)

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって、生理的反応を引き起こす。ビタミンも全てアミンである(Vita-amin)。

 

 

    ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン)

レセプターが細胞内にあるため、直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え、新たなたんぱく質や酵素の合成を促す。

細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており、ステロイドホルモンも似た構造であるため、細胞内に入っていける。

エストロゲン(女性ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)、テストステロン(男性ホルモン)、コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)、アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがある。

ドーピングで使われるステロイドホルモンは、男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としている。

また抗炎症作用を持つものもあるため、傷口に塗布する軟膏の成分としても使われる。

 

・内分泌器官

 

代表的な内分泌器官として、脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣がある。

ホルモンはこれらの器官で生産され、血液によって全身に運搬される。

レセプターを持つ標的器官に働きかけることで代謝を促進または抑制する。

肝臓はいくつかのホルモンを不活化し、腎臓はそれらを尿中に排泄する役割を持つが、冷えに弱い臓器であるため、冷え性ではホルモンの作用の調節がうまくいかず、様々な症状が出ることがある。

 

・エステティックに関連の深いホルモン

 

    成長ホルモン:入眠1時間後に下垂体前葉より分泌し、眠りが深いほどたくさん分泌される。*深い睡眠(δ波)のためには、入眠前の30分のα波が必要である。

あらゆる細胞にレセプターがあり、代謝の促進、たんぱく質の合成を高める。

日々分泌量が異なり、日中の刺激量(肉体的、精神的)によって夜の分泌量が変化する。

この分泌量の影響を受けて、睡眠中に代謝活動(エネルギー代謝、形態代謝、機能代謝、新陳代謝)が行われる。

すなわち、分泌量が高くても十分な睡眠時間が少ないと、作用が低下する。

覚醒すると、代謝は抑制される。

また睡眠前のイメージデータに基づいて、その部位の対して働きかけるが、加齢とともに分泌量が低下する。

分泌量が減少すると、体脂肪の増加、筋肉量や骨量の減少、基礎代謝低下、皮膚の乾燥、免疫系の衰退が起こる。

 

    甲状腺ホルモン:新陳代謝を司るホルモンで基礎代謝率を上昇し、酸素消費量を上げる。

全身にレセプターがあり、神経系の成長を促進する。

1  代謝促進:たんぱく質、炭水化物、脂質

2  生体の発育、成長の促進

3  体温の上昇

4  血液中のカルシウム量を調節する(精神安定)

カルシトニン(甲状腺傍濾胞細胞より分泌):血中カルシウム濃度を低下

パラソルモン(上皮小体より分泌):血中カルシウム濃度を上昇

 

視床下部からのTSH放出ホルモン(TRH)によって、下垂体から甲状腺刺激ホルモ

ンが分泌され、血中経由で甲状腺に運ばれることで、甲状腺ホルモンが分泌される。

エネルギー代謝が増す状況(寒冷環境、低血糖、高地、妊娠)なども甲状腺ホルモ

ン分泌に影響を与える。

 

    性ホルモン:コレステロールが材料のステロイドホルモンで、生命力と美意識で活性。

・男性ホルモン

1. たんぱく質合成の促進(筋肉の形成)

2. 皮脂の分泌促進

3. キメが粗くなる

4. 体温、血圧の上昇

5. 精子の生成

・卵胞ホルモン

1. 皮下脂肪の発育促進

2. 皮脂の分泌抑制

3. キメ細やかな肌にする(うなはたけ)

4. 思春期に女性生殖器の発育

 

・黄体ホルモン

1. 内膜を膨潤し、妊娠可能にする

2. 組織内に水分を滞留させる

3. 皮脂分泌の促進と角質肥厚(男性ホルモンに類似)

 

    副腎皮質ホルモン:ストレスに対して体を守るため、抵抗するホルモン

1. たんぱく質、脂肪を糖質に変える(糖新生:グルコース、アミノ酸、乳酸からグルコースを生成する)

2. 抗炎症作用

3. 体液の濃度を一定に保つ

4. メラノサイトをコントロールする

5. 性ホルモンの分泌

 

・ホルモンの分泌を促進するには

 

 

①分泌器官が正常であること

身体機能は鍛えれば、より活性化するが、使わなければ退化する。

3か月使わないと退化が特に進行する。また、脳と男性の精巣以外の内分泌器官は温めると機能が高まる。女性でかかとが冷えている場合は、骨盤内の臓器が冷えていることの指標となる。かかとを温めるには、動脈が体表の表面を走っている足首を温めることが有効。

 

②ホルモンをつくる材料が身体にあること

 

食事の重要性(46種類の栄養素摂取、130品目)

 

たんぱく質:ペプチド

 

脂質:コレステロールはステロイドホルモンの材料

 

ミネラル:代謝時に必要、ブレインコードの伝達に関与

*ブレインコード:脳内言語のことで、ホルモンの前駆体などの刺激は、右脳の前頭葉で起こる感情によってブレインコードが作られ、生成がコントロールされる。

大脳新皮質でブレインコードが作られ、その刺激が旧皮質に伝達されることで、そこからホルモンを含むケミカルコードが全身に作用する。

 

糖質:脳のエネルギー源はブドウ糖のみ、脳で消費しないと脂肪として体内に貯蔵

水:ホルモンの代謝(形成、分解)に必須

1.加水分解

2.ペプチド結合

 

③体温環境と体循環の活性

ホルモンは血液によって運搬される。

 

④湧き上がる情熱とイメージ力

イメージは脳内では予定となり、身体反応が起こることで自律神経、ホルモンに影響を与える。

 

    ストレスフリー

ストレス(ディストレス)は、視床下部に伝達されホルモンのアンバランスを引き起こす。

ストレスによって血管が収縮することで、ホルモンの運搬が隅々までスムーズにいかなくなる。



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中込の職場です



森柾秀美先生 レベルアップ研修 [28回目]

2013.3.15.(金) 11:00~16:00


森柾秀美先生レベルアップ研修[28回目]


@モリマサ エステティック プロフェッショナルスクール


いつものエルクレスト セミナールームでの研修とは違い、


「たまには気分を変えて、私のスクールでセミナーしてみませんか?」という森柾先生のご提案から


初めての森柾先生のスクールにおけるレベルアップ研修となりました


新たに採用した新人スタッフ7名のことも考えて


今日の講義内容は、


前半:『自律神経とホルモン』


後半:『サロン運営』


参加人数は全部で50名近く


スクールのテーブルが足りず、今日のために新たに4台も新調くださいました


森柾先生、下屋マネージャーありがとうございました!


先生のサロン経営の体験談を交えたわかりやすい講義内容


感動の一日でした♪


実践的で世界一のスクールです。


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パワープレート ユーザーズミーティング 2013.3.4

パワープレート講習   2013.3.4.(土)


講師:筑波大学大学院 人間総合科学研究科

    スポーツ医学専攻 教授(教育学博士)

    

    田中喜代治先生



 

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・少子高齢化社会に対応したメディカルフィットネスへの期待

 

日本における100歳以上の人口は、1963年には153名、18年で1000名、さらに17年で10000名と爆発的に増えている。そして2012年では5万人を超え、そのうち87%を女性が占めている。

心筋梗塞、脳梗塞、自殺など8つ主要な死因は、全て女性を男性が2~3倍上回っているという実状がある。

その中で不慮の事故を除く死亡率は、運動療法を行うことで減少することが疫学的なエビデンスとして証明されている。

転倒、失禁が怖いため外に出ない、メタボを気にしすぎるあまり、食べずに栄養になるといった悪循環による生活機能の低下を総称して、老人症候群と呼んでいる。

病気を持っていても、薬を処方されていても、日々生活機能を維持する必要があり、これらの解決策としてメディカルフィットネスが注目されている。

 

子供の時には、得意不得意はあっても運動で個人差はそれほど大きくないが、高齢になればなるほど、日々スポーツを楽しむ人もいれば、寝たきりになってしまっている人もいるという個人差が大きくなってくる。

しかし運動が苦手な方、膝や腰に痛みを抱えている方などに対してパワープレートはベストなマシンである。

 

 

・高齢者と薬

 

高齢者によっては、薬が効きすぎて副作用として代謝を行う肝臓、毒物の排泄を行う泌尿器系が機能低下を起こし、薬の毒を排泄できずに蓄積し、二次的な症状を引き起こすことがある。

例えば糖尿病の薬では、低血糖、ひどい時には昏睡でそのまま亡くなってしまうこともある。高齢者は、熱中症、痛み、低血糖など様々な感度が鈍くなっているため、気づかずに症状が悪化していることが多い。

東京大学の老年病専門の秋下先生は、コレステロール、血圧、糖尿病で血糖値を下げた方が良いという考え方は、元気な中高年には当てはまるが、体の弱った高齢者に対しては不適当だと述べている。

 

以前は肝機能が低下している患者に対してのみ、運動療法は禁忌とされていたが、現在では肝機能が低下していても運動を勧める時代になっており、エビデンスも出ている。

 

高齢者には、睡眠導入剤を飲んでいる方が多く、その作用に筋緊張を緩めるというものがあること、また降圧剤も併用している場合もあることから転倒しやすくなっている。

9割の人が、朝トイレに行く際に転倒し、骨折している。

また人によって、副作用として認知機能を低下させるものもあり、頻尿のために抗頻尿薬を飲んでいる方にも同じような症状が出る場合がある。

 

フィットネスは、代謝の促進によって体に溜まった毒を排泄すると共に、脳、心臓、呼吸器系、筋骨格系に良い影響を与えることができることから、むしろ病気を持っている人こそ行うべきである。

現在は、病気を持っている人は運動を避けるべきであるというのが未だ常識としてあるがこのようなパラダイムをシフトし、新しい可能性を探るべきである。

薬の作用が重なり合って効きすぎる、又は効果を打ち消しあう、居眠りが多くなるなどの認知機能の低下に対して、フィットネス(筋肉を鍛えること)を通して、筋肉からの感覚が脳に伝わり、神経‐筋の促通が行われることで、脳が活性化されるということが数多くのエビデンスで明らかになっている。

 

中高年になるとコレステロールで悩んでいる方が多いが、茨城県で16万人を10年間に渡って追跡調査したところ、9000人が亡くなり、そのうちの2800人が心血管障害で亡くなっていた。そのデータを分析すると、220mg/dl以上のコレステロール高値の人は死亡率が高くなかった。むしろコレステロールが低い方が、死亡率が高かった。

このようにコレステロールが低い方には、コレステロール摂取を増やすような食事指導などが行われる。

そしてコレステロールが低く、高血圧の場合には血管が脆くなり、脳出血のリスクが高まるため、血圧のコントロールを指導する。

 

運動を止めるべきであるという重症高血圧は最高血圧180mmHg以上、最低血圧110mmHg以上、WHOが定める軽度の高血圧は、最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上、日本の健康診断では、正常高値である最高血圧130mmHg以上、最低血圧85mmHg以上をボーダーとしており、その値でメタボリックシンドロームのリスクを一つ持っているとしているが、年齢によってはそれだけでリスクが高いとは言えないことから、多くの場合運動を行うべきである。

 

女性は、170mmHg以上、男性は160mmHg以上になると急激に死亡率が上がるが、それ以下ではあまり血圧に対して過敏になって薬を飲むといったことは必ずしも良いとは言えない。

高血圧に加えて糖尿病が重なると、心血管系疾患のリスクは飛躍的に高まる。

180~200mmHgの高血圧で糖尿病を持っていると、10万人中130人が一年以内に亡くなるとされている。99%の人はそう簡単に死ぬことはないが、極度にリスクが高い人を見つけ出すということが専門職の業である。

100歳以上の人は2050年には50万になるだろうと言われており、再生医療の発達によってはそれ以上の数になるのではないかと推測されている。

これによって高齢者は必然的に薬をもらうことが多くなり、ガンに続き心血管系の病気が多いことから、脳梗塞などで、ワルファリンなどの血液凝固阻害薬を服用している場合、出血の際に血が止まりにくくなっているため重症化しやすいといったリスクがある。

従って、運動療法においては、このように血液凝固阻害薬を服用している方に対して転倒や衝突時の外傷による出血に細心の注意を払う必要がある。

また多血(赤血球が多い人)の人は高血圧になりやすく、心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高い。

 

女性は貧血が多く、元気が出ずに生活機能が低下している場合がある。その原因としてヘモグロビンの原料であるヘム(鉄)が不足している場合と、グロビン(タンパク)が不足している場合があり、ヘムが不足している場合には鉄剤が処方されるが、赤ワイン、緑茶を飲んでいると、鉄の吸収を阻害するため、飲む場合には服用してから時間を置く、または量を減らすといった工夫が必要である。

 

ウコンは評判の高い健康食品として注目されているが、その中で鉄剤を含むウコンは、肝臓を線維化させるというデータが出ている。

 

文献によると1000人に1人が50歳で1アルツハイマーだとすると、60代で1.5倍になり、その後は5歳刻みで倍、倍に増えていき、85歳になる時には1000人のうち30人が罹患していると言われている。

 

運動、音楽などを何もしない人に比べて、運動や何かのゲームなどをしていると、認知症になるリスクは3分の1から4分の1に減るというデータが米国で出ている。

 

・体組成と健康

 

    体脂肪と筋肉

サルコペニア(運動不足で筋肉量が少ない痩せ型)

サルコピーニックオービス(運動不足で肥満)

ダイナピーニックオービス(筋肉量が少ない肥満)

サルコピニックダイナピーニックオービス(少筋量、低筋力肥満)

などが増えている。

 

    骨密度

 

男女の最大骨量は20~40代で、女性は閉経とともに急激に低下していく。

2002年のデータでは、男女で寿命は延びているものの、骨折者も増えており、女性では男性の3倍に当たる年間10万人に上っている。

日本ではBMI25以上で肥満、アメリカでは30以上で肥満とされているが、肥満の人の方が大腿骨頸部骨折の頻度が低いというデータがある。

これは肥満の人の方が骨量や筋量が高いためであり、極端に痩せている人は5倍のリスクがあると言われている。

有名な老年学者の先生は、「老いを受容しよう」と述べており、高齢になって体力を増やすことは難しくても、維持していくことが重要だとしている。

最近では、ガン患者などに病気のことを忘れ、仲間とのコミュニケーションや何かに熱中することで生きる喜びを感じてもらうためにもフィットネスが大事であるという取り組みが行われている。

 

・フィットネスとパワープレート

 

新しいメディカルフィットネスの典型例として、イタリアのテクにジムが考案したキネシスとパワープレートの組み合わせが有効であると考えており、キネシスが能動的、主体的なのに対して、パワープレートはアスリートに対しては能動的だが、患者にとっては受動的なものである。

薬やサプリメントと共にこのようなフィットネスを組み合わせていくことが、これからの時代に必要になってくる。

パワープレートは3次元の振動(上下、左右、前後)が身体に不安定性を与えることによって、人体はそれに対してバランスを取るために、反射的に高頻度の筋収縮が持続される。

 

さらにニュートンの運動方程式第2法則(力=質量×加速度)にのっとって、従来は力を高めるために質量(ウエイト)を上げていたものが、プラットホームを振動で加速させることによって重力を高めることが可能となり、ウエイトを持たなくても負荷を与えることが可能になった。

したがって膝などが痛い、運動が苦手だという方に対しても重い負荷をかけずにトレーニングできるため、運動中のケガなどがほとんどないという利点がある。

先生が行った実験では、一般の高齢者に対して30Hz、振幅Lowでスクワット、カーフレイズ、プランクを302セットずつ行った時の筋活動は、大殿筋や中殿筋は30%、大腿四頭筋では60%、下腿三頭筋では200~250%増加したという結果が出た。

これは同じポーズをとっても、パワープレートではより多くの筋肉を使えるということを表しており、緊張した筋肉に振動刺激が加わることで緊張性振動反射が起こり、レジスタンストレーニングと同等の効果があるとされている。

また筋力だけでなく、瞬発力、骨量にも良い影響を与えることができる。

 

メディカルフィットネスにおけるパワープレートの適応は、ロコモティブシンドローム、サルコペニア、脳卒中、片麻痺、パーキンソン病、膝痛、虚血性心疾患など多岐に渡る。

 

・研究成果

 

31人を対象にパワープレート群とコントロール群としてレジスタンストレーニングを行う群、対照群に分けて、実験を行ったところ、膝の伸展力がレジスタントレーニングで上昇し、パワープレート群ではそれを上回る上昇がみられた。

また、臥位から起立する時間、椅子からの起立時間、前屈の柔軟性が全て改善した。

 


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断食と免疫 佐藤義之先生 

2013.2.20.(水) 10:30~12:00

テーマ 『断食と免疫力』


@エルクレスト セミナールーム



講師は、日本橋清州クリニック院長、佐藤義之先生です




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・断食の歴史

 

ドイツの古いことわざ

「断食で治らない病気は、他のどの治療法でも治らない」

 

フランスの古いことわざ

「断食はメスを使わない手術である」

 

アメリカの古いことわざ

「すべての薬で一番良いのは、休息と断食である」

 

ソクラテス、アリストテレス、プラトン等の哲学者の言葉

「断食は哲学の門である」

 

イエス・キリストの言葉

「病気は祈りと断食で治しなさい」

 

お釈迦様も断食で病気を治すことを勧めている。

修行の中に、断食を取り入れたものが多い理由の一つとして、断食をすると脳が啓かれると哲学者やキリストは言っており、科学的にも立証されている。

断食をするとエネルギーとなるものが無いため、代わりに自身が持っている脂肪が燃やされ、ケトン体が生じることで脳の活動を鎮静化させるα波が出るとされている。

 

・食の工業化

 

私たちは普段の食事で、様々な有害物質を取り込んでいる。

アメリカにあるCDC(疾病対策予防センター)では212種類の有害物質を認めており、ニューヨークに住んでいる人の血液を調べると、91種類の有害物質が検出されたそうで、これらを体外に排出するには断食が最も早い。

1960年に起こったカネミ油症事件では、工場の廃液に含まれるPCB(ポリ塩化ビフェニール)が人体に入ることで多くの人に神経症状(痺れ、痛み)が現れたが、その中で断食をした人は神経障害の95.6%が治り、皮膚症状も83%改善したというデータがある。

 

沖縄にある自然の養鶏場では、一年中卵を産んで卵の質が悪くなったニワトリに対して、34日餌をやらずに断食をさせる。そうすることで卵を産む量が増え、質が良くなる。

また、ウナギを運ぶ際に直前に餌を与えると多くが死に絶えてしまうのに対し、断食状態で輸送すると全てのウナギを生きた状態で運ぶことができるという。

 

これは、人間を含めた動物が、歴史的に見ても常に飢餓との戦いだったため、飢餓に対しては身体の機能の最大限に発揮して立ち向かおうとすることから、生命力も最大になるために見られる現象である。

 

飢餓状態でも血糖を保つホルモンはいくつもあるが(グルカゴン、甲状腺ホルモン、副腎ホルモン、カテコールアミン)、血糖を下げるホルモンはインスリンしかないということもその名残である。

 

・血球(マクロファージ)は考える

 

血液中に存在するもの

    赤血球

    白血球(好中球、好酸球、好塩基球、マクロファージ)

    リンパ球

    血小板

    血漿(ホルモンなどの伝達物質、ブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸、食物の分解産物)

 

イカなど赤血球を持たない動物は多く、リンパ球を持たない動物もいるが、白血球を持たない動物はいない。その中で、マクロファージはもっとも基本の細胞であり、どの生物も持っている。

断食をすると、マクロファージの貪食能(捕食能力)は著しく高まり、体にあるもの、または口から入ってくるものが必要か不必要かを考え、判断し食べる。

ガン患者も断食をすることで、マクロファージがガンなどの異物を見つける能力を高め、免疫力を高めるという治療を行う場合がある。

(マクロファージは血管内では単球と呼ばれ、貪食能はほとんどないが、血管外に出ると貪食能を持つ)

 

食事をすると、食物の残渣をマクロファージやリンパ球が食べ、血管内に異物が残らないようにするが、食べすぎるとマクロファージやリンパ球自体がその処理で満腹となり、肝心な異形細胞の処理能力は極端に低下してしまう。

さらに体温が低いとリンパ球や好中球の遊走能も低下する。

 

したがって動物は空腹になるまで食事をしないのが通常で、現代人は時間が来ると食事をするという習慣に疑問を持たずに生きているが、本来、空腹を感じるまで食事をしなくても良い。

 

日本で1日3回の食事が定着したのは明治の中ごろで、江戸時代後期に上級武士が1日3回の食事をするようになり、後に軍隊がその習慣を取り入れたと言われているが、当時は今よりずっと日々の運動量が多かったという。

 

・酵素について

 

酵素には2種類あり、消化酵素と代謝酵素があり、その上に潜在酵素がある。

潜在酵素は消化酵素にも代謝酵素にも分化できる能力を持つが、食事量が多いと消化酵素ばかりが増え、代謝酵素が作れず代謝機能(解毒、排泄)が低下しやすい。

 

動物学の生理に「吸収は排泄を阻害する」という概念があり、腸は身体が吸収に傾いている時には排泄が抑制されている。

夜は代謝が主で、明け方から排泄の準備に入り、老廃物の処理過程は夜から始まっているため、起床時には目やにが溜まっていたり、口の中への分泌物排泄また直腸付近までの便の送り出しも行われている。

 

消化、吸収の際は胃、十二指腸、小腸など上部消化管に血液が集中し、排泄臓器の腎臓、大腸への血流は低下する。そのため、夜間に排泄臓器への血流の増加を図り、老廃物を処理し血液を浄化している。

したがって夜遅くに食事をとることは、身体の代謝、排泄メカニズムを阻害させる要因になるのである。

 

・「出すことが先」が真理

 

「出入り船」「出入り口」「出納長」「ギブ&テイク」「呼吸」など出し入れを表現する言葉は、すべて出す方が先であり、人間も同じで、まず出して(代謝、排泄)中身を空にしてそれから入れるのが本来の姿である。

 

1日3食、高カロリーの現代人の食生活は、出し入れの考え方とは大きな隔たりがある。

出し入れの概念を本能的に理解しているのは動物だけで、人間は身体が欲していないのに無理して食べているケースが非常に多い。

 

1950年と2004年の日本の食生活のデータ比較

肉は9倍、卵は8倍、牛乳及び乳製品は21倍の増加、米は0.5倍、ジャガイモは0.4倍、サツマイモに至っては0.07倍の減少となっており、わずか50年で日本人の食生活は様変わりしてしまったのである。

これによって大量の動物性タンパク質、動物性脂肪を摂る一方で炭水化物を減らした結果、日本人の疾病構造は欧米化している。

人間も、その人種によってその進化が異なり、農耕民族と狩猟民族とでは消化器の進化も異なる。

狩猟民族は、動物性タンパク、脂肪の摂取量が多く、農耕民族に比べて、腸の長さが進化の過程で短くなっている。その理由は、動物性タンパク、脂肪が腸内で長く滞在すると腸内細菌の悪玉系が増加し、腐敗が進みやすいため、なるべく早く排泄できるように腸の長さが短くなっているという。

 

・動物の食性と歯

 

現代人の食事を一言で言うと、動物性タンパク、動物性脂肪の摂りすぎで、特に肉類と乳製品の過剰が目立つが、そもそも肉は人間にとっては異例の食糧なのである。

その証拠にチンパンジーやゴリラなど、人間に近いと言われている動物で肉を食べるものはいない。

生き物は自分に合った食事をするが、それに応じて歯も進化し適応をする。

人間の歯の総数は32本、そのうち20本が臼歯(穀物を食べる歯)、8本が門歯(果実や野菜をかじる歯)で肉を食べる犬歯は4本である。

人類の生理的な食べ物は、歯の種類と本数から考えて半分以上が穀類、野菜、果実が4分の1、肉類は8分の1というバランスを崩さないように食べることが理想である。

8分の1以上の動物性タンパク、動物性脂肪は断食を考える。

 

・「いただきます」は「命」をいただくこと

 

白米は玄米から胚芽を取り除いたものであり、玄米を蒔くと芽が出るが、白米を蒔いても芽は出ない。つまり玄米には生命が宿っているということである。

生命は科学も人智も及ばない最高のバランスであり、栄養素もきちんと備わっている。

生命の宿っていない精白穀物、塩、砂糖、化学調味料などの食べ方、使い方を考えると、白砂糖には黒砂糖の持つミネラル類は全く無い。

塩も砂糖も本来色がついており、搾りたての牛乳も黄色味を帯び、豆腐も真っ白ではなく、はんぺんも漂白する前は色がついているのである。

真っ白な食品はすべて、人間が手を加え、その糧で多くの栄養素が減少しているのである。

ニンジン、オレンジのフラボノイド、ブドウのポリフェノール、トマトのリコピン、イチゴのアントシアニン等、植物の色、香りの成分のほとんどがファイトケミカルと称される免疫賦活物質である。

漢方の考え方では、白い食品は陰性食品として、体を冷やすものとされていることから生命の宿らないものをなるべく断食するとよい。

 

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・基礎代謝の変化

 

基礎代謝とは、じっとしていても生命維持のために使われるカロリーのことで、若いころと同じ摂取カロリーでいると、確実に体重増加につながり、体内で生産されている代謝酵素の生産量も年齢とともに減少する。

 

男性 (体重68)     女性

 

20代 1632kcal/日    20代 1200kcal

40代 1516kcal                          

50代 1380kcal                   50  1100kcal

60代 1305kcal

70代 1230kcal                   70代 1000kcal

 

身体で生産されるエネルギーの6~7割が基礎代謝として消費され、残りの3~4割が活動エネルギーとして消費されると言われているが、本来自らの基礎代謝に必要なカロリーに自分の動き方によって変動する活動エネルギーを加えたものを自分の1日の必要摂取カロリーとしたほうが良い。

そして自分の必要摂取カロリー以上は本来断食にするべきである。

 

古代エジプトのことわざ「人間は食べる量の4分の1で生き、4分の3は医者のために食べる」

 

第1回 『ガンにならない生き方』
第2回 『ガンにならない生き方』
佐藤先生を囲んでの座談会

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パワープレート R‐body 鈴木岳代表講演

2013年3月2日(土) 13:00~17:30


@丸の内 トラストタワー N館 3F 
  トラストシティー カンファレンス・丸の内


『ファンクショナルトレーニング理論に基づくパワープレートの活用』



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R-body projectでは、15年近く取り組んでいるファンクショナルトレーニングの理論とパワープレートが合致したことから、パワープレートを日本に導入された直後から約7年使用している。

パワープレートの良いところは、振動による効果と実際の地上と同じ環境の床であるということである。

地球上の生物は重力に常に抵抗して生きていかなければならないという長い歴史があり、機能解剖学的な視点から体の使い方を覚えることと、重力に対してどのように自分の体を反応させ、動かすのか、すなわち床反力に対してどのように抵抗(トレーニング)するかという普遍的なテーマがある。

パワープレートは床反力を人工的に作り、抵抗値を上げることができる。

 

・地球上でのヒトの体の使われ方

 

ファンクショナルトレーニングとは、使える体をつくるためのトレーニングで、元々はアスリートがパフォーマンスを上げるために開発されたのが最初である。

しかし、人体の構造(骨や筋肉の数、関節の向き)や機能(関節の可動域など)は長年変化しておらず、効率的な体の使い方はスポーツの種目やアスリートの枠を飛び越えて、肩や股関節の可動域が減少している(機能的な体の使い方ができていない)ために起こる腰痛などがあるという事実から、一般の人にもこのファンクショナルトレーニングは有効であるということが広まっている。

 

近年ファンクショナルトレーニングという言葉が独り歩きして、器具を使えば何でもそれに該当するといった風潮があるが、どのような器具を使っているかではなく、どのように器具を使っているか、機能解剖学的、関節生理学的にファンクショナルなものになる。

パワープレートは素晴らしいマシンであるが、そういった知識が無ければ、正しいファンクショナルトレーニングができない。

 

・ファンクショナルトレーニングの5つのルール

 

    重力を利用する

 

パワープレートの活用のキーとなる概念で、地球上で生きている以上、避けられない重力にどう反応するかが重要である。重力の負荷のかかる方向はどこでも垂直であり、1Gであるため、すなわち反応できる筋活動を体に教育していかなければ使える体とは言えない。

私たちの重力に対する本来の筋活動は、潜在意識(無意識)であり、それを教育していかなければ

例として、大殿筋の機能は、教科書の中では股関節の伸展、外旋だが、歩行時の実際の使われ方は脚が接地した瞬間(重力に抵抗して、体を支える瞬間)であり、股関節を進展させている時ではない。

単純に筋肉の起始と停止を近づける運動は、その筋肉を大きくするという目的には合っているが、機能的な筋の使い方にしていくという目的に対しては意味がないため、ファンクショナルトレーニングを行う上では、重力に対してどのように抵抗させるかを考えてトレーニングを組み立てていく必要がある。

 

パワープレートは、3次元の振動、特に上下の振動が身体を突き上げることによって重力を高めることができる。またシンプルに従来フロアベースで行われてきた運動を応用することができる。

例えば中殿筋をトレーニングさせる場合に、サイドプランクが良く用いられるが、この種目を行う際にパワープレートに腕を乗せてトレーニングするよりも、逆向きで脚を乗せてトレーニングする方が、パワープレートの突き上げが股関節に働くため、圧倒的にファンクショナルなものになる。

それに対して腕を乗せる場合は、肩甲上腕関節に突き上げが伝わるため、肩のクローズドキネティックチェーンのリハビリなどには向いているという利用方法もある。

 

    分離と共同

 

人体には多くの関節がある中で、動くのに適した関節をモビリティジョイント、あまり適していない関節をスタビリティジョイントと呼んでいる。分離と共同はこれらの役割分担をきちんと把握してそれらを同時に働かせることである。

アメリカの有名な理学療法士は、ファンクショナルな運動は、適切な関節が適当な可動域内で、適切なタイミング、適切な強度の中で出現すると述べている。

例えば野球やゴルフで、腰をしっかり動かすといった指導をよく耳にするが、実際に体幹の回旋の動きは、股関節と胸椎の可動域がほとんどであり、腰椎の回旋可動域は胸椎の最も可動域が小さい分節の半分の可動域しかない。

したがって適切な関節が適切な可動域内で動いていればケガは起こらない。

その他、スタビリティジョイントとモビリティジョイントは交互にあると唱えており、股関節はモビリティジョイント、その上にある骨盤はあまり動かない

何かしらの原因で股関節の可動域が減少している状態でゴルフのスイングをしたとすると、それを補うためにスタビリティジョイントである腰椎が過剰に動き、組織が損傷される。または、スタビリティジョイントである腰椎を固定する筋力が低下していると、腰椎が過剰に動いてしまうだけでなく、モビリティジョイントである股関節が機能低下を起こす可能性もある。

 

    キネティックチェーン

 

様々な動作は、複合した筋肉が連動して起こっており、使われやすい筋肉は、同じ筋膜の連結があるものは連鎖しやすいと言われている。

 

    人体は3D

 

あらゆる動作は前額面、矢状面、水平面の3Dで行われているため、トレーニングも3D行われるべきであるが、従来のマシンを使うと、多面的な運動ができないものが多い。

水平面では、水平屈曲、水平伸展を行う筋肉に対しては重力が負荷になっていないため、トレーニングを行うには、壁にチューブなどを付けて水平方向行うか、臥位になり、重力のかかるポジションを取るかという形になる。

また、この事実を逆手に取ると、フロントプランクで体幹のスタビリティジョイントの安定筋をトレーニングしながら、股関節を外転して、股関節への負荷が無い状態で可動域の訓練をするといったファンクショナルトレーニングもある。

したがって、パワープレートは3D でなおかつ負荷を上げるトレーニングと肢位によって負荷を下げるトレーニングも選択することができる。

 

    ローディング、アンローディング

 

筋肉は必ず伸びるときに反応し、その反動で収縮するという特性がある。

ジャンプをするときに、まず膝を曲げる動作が入り(力の吸収:ローディング)、そこから力が発揮される(力の発揮:アンローディング)。

 

私たちの体を機能的に動かすには、この5つのルールを無視することはできないため、このルールに準じたトレーニングを行うべきである。

これからはリハビリをする人は、患部に対して何かするだけではなく、そこに痛みが出た原因は何なのか、トレーナーでは筋肉をどのように鍛えていくかというだけでなく、その人の体の特徴を診て、トレーニングを行わなければ仕事にならない。

 

運動が機能的なトレーニングであれば、ただのトレーニングではなく、それが評価になり治療にもなる。

走ると膝が痛いという人に対して、従来はまずベッドに寝かせて治療をして走らせていたが、現在ではまず走らせて動作を診て、機能を評価して指導をする。

その上で治らなければベッドに寝かせるという順序が必要である。

 

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パワープレート ユーザーズミーティングでの大収穫

2013年3月2日(土) 13:00~17:30


@丸の内 トラストタワー N館 3F 
  トラストシティー カンファレンス・丸の内



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《参加者の内訳》


医師 約20名

理学療法士 約20名

柔道整復師・鍼灸師 約10名

整体師 約10名

スポーツトレーナー 約30名

エステ関係者 約70名

一般ユーザー 数名


挙手をした時、こんな感じでした!




内容は、感動の連発でとてもとても今すぐ書ききれませんので追々書き留めたいと思います。


まずは筑波大学の田中先生


さすが国立大学のプロフェッサー、大変聡明な方でプレゼン後、


医師からの質問攻めに・・・


講演後、名刺交換させていただき、エルクレストに研修に来ていただくお約束を取り付けました。



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R‐body代表の鈴木先生





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パワープレートを活用したファンクショナルトレーニングの理論と実践方法


さすがオリンピックの金メダリストの専属トレーナー


これまた参加されている医師からの質問攻めに・・・


世の中本当に凄い人がいるものです


そしてそして大トリに


なんと式次第にない飛び入り参加のプレゼンテーション!


なんとなんとDr.フェルナンデス予定外の登場サプライズ!





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「骨粗鬆症の予防にビタミンDの重要性とパワープレートの相乗効果について」


お話くださいました!


プログラムにない展開に通訳の女性も戸惑い気味でした\(☆o☆)/



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〈演目〉

13:00 開会挨拶

13:30 講演 Mr.Lee S.Hillman
     
    ・パワープレートの開発経緯
    ・欧米での活用例
    ・今後の展望


14:30 講演 田中喜代次 教授
    
    ・少子高齢化社会に対応したメディカルフィットネスへの期待


15:40 講演 鈴木岳 様

    ・ファンクショナルトレーニング理論に基づく
     パワープレートの活用


17:00 閉会の挨拶    



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sDSC03948.jpg※私が尊敬してやまない代々木上原店の小野カツ・トレーナー、人柄が抜群です!今日もいいあじ出してます(^O^)





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