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断食と免疫力 5話 プチ断食の実践とは・・・

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断食と免疫力 5話 プチ断食の実践とは・・・

2013.2.20.(水) 10:30~12:00

テーマ 『断食と免疫力』


@エルクレスト セミナールーム



講師は、日本橋清州クリニック院長、佐藤義之先生です




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ここで勘違いしてはいけないことは、


佐藤先生は決して断食を勧めているわけではありません


恐らく先生ご自身も未だかつて断食をされたことはないと思います



それよりは現代社会の健康志向の高まりの中で


与えることばかりで良いのかという問題提起をされているのです


動物は病気になるとじっと動かず、何も食べようとしません


野生の生き物にとっては、病気イコール死を意味します


弱っていれば容赦なく天敵に襲われます


野生の動物は食べないことが免疫を上げ、治癒に向かう近道であることを本能的に知っているのです


よく子供が食欲がなく具合いの悪い時、親は心配して、


「栄養つけて早く治しなさい。だから少しでもいいからたべなさい!」と言います


このことがいかに間違ったことかを佐藤先生は教えてくださるのです


せっかく本能的に食欲を落として免疫力のムダ使いを避けようとしているのに、


温存している酵素を消化で浪費し、


細菌やウイルスと闘う免疫細胞の貪食能を食物残渣の処理に回してしまうのです


解剖生理学では、「吸収は排泄を阻害する」という概念があります


要するに消化器は、吸収と排泄を同時には行えない ということです


夜遅くにものを食べれば、その消化で胃と小腸がフル活動し、


排泄を司る腎臓と大腸は血液を消化に取られて休まざるを得ません


従って朝を迎えても排泄の準備が間に合わないのです



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便秘でトイレの回数も少なく


老廃物を体内に溜め込み


汗もかきにくく、皮膚は乾燥し、体温も低い


そのくせデスクワークで運動量も少ないのにもかかわらず


しっかり3食食べ、間食もし、サプリメントまで毎日しっかり摂っています


高級化粧品で皮膚に栄養を与え、


与えることには余念がないのです


何かおかしいと気づきませんか?


与えることの前にしっかり出すこと捨てることの重要性を


もちろん自戒も含めて・・・




そう考えると一日の終わりで最後に食事をした時間から



翌日初めて食事を口にするまでの時間は、睡眠時間も含めて



「ミニ断食」をしていると言えるのです



その時間が長ければ長いほど


消化⇒吸収⇒代謝⇒排泄のプロセスが完結し、


痩身効果も高まり、デトックスもしっかり行えるというわけです


朝ごはんもムリして食べるのは考えもの


3食食べなきゃという概念は、江戸時代後期に生まれた習慣です


demand feeding


※泣いて欲しがるたびにあげる授乳のこと。


食べたくないときは、ムリして食べない


食べたくない理由があるから!



ミニ断食の時間が長いほうが、免疫細胞も腹ペコになっていますから


貪食能が上がり、ガン細胞の前駆体ある異型細胞をしっかり処理してくれたり、


細菌やウイルスなど不法侵入者をムシャムシャ食べ尽くしてくれるのです


腹ペコ万歳\(^^@)/


身体の浄化、デトックスをしてくれていたのです!!


なんて偉そうなことを佐藤先生に教えていただいて書いていますが、実践するにはかなりの覚悟がいりそうな私です


ただこんな素晴らしいお話を聴いただけで、満足していていたら佐藤先生にあまりに申し訳ないので


忘れないうちにまとめさせていただきました。




第1回 『ガンにならない生き方』
第2回 『ガンにならない生き方』
佐藤先生を囲んでの座談会

中込の職場です






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