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玉川温泉・・・私の体験記

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玉川温泉・・・私の体験記

佐藤義之ドクターによる「免疫講座」

 

2011.8.20.(土)~21.(日)

 

@玉川温泉 湯治館 そよ風

 

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うわさに聞きし玉川温泉

 

以前テレビで見た時は、あまりに有名なので巨大な温泉街でその一角に湯治場があるのだと思っていました

 

確かにたいへん有名ですから観光を兼ねて日帰り入浴券を買って話のネタにする方も多いのでしょうが

 

実際に行ってみるとそんなムードではありません

 

源泉近くにある北投石の岩盤浴は、限られた面積しかなく重病を患っていらっしゃる方が朝の4時から並んで場所取りをされています

 

今回は、途中から雨が降り始めましたが、宿に帰ろうともせず、皆カッパをきてそのままラジウム岩盤浴を続けています

 

※佐藤先生からお伺いしました。ある湯治客が温泉に浸かりながらウォークマンを聞いていたそう、尋ねると「お父さん頑張って!」家族中の応援メッセージが吹き込まれているそう。その声を励みに激痛と闘いながら湯治されています。

 

なにしろ国立公園内なのでコンビニ一つなく、今の季節はまだしも11月から4月までは、豪雪のため玉川温泉に通じる唯一の国道341号線がゲートで閉められ通行止めになってしまいます

 

湯治客のため警察車両に先導されたキャタピラ付の指定車両が一日に一回だけ通行を許可されるという限界の地です

 

※警察車両が2台でサンドイッチにして追走する理由は、雪崩が多いためだそうです。命がけです。

 

しかも国から許可を受けて営業している湯治館がたった3つあるだけです

 

観光客を寄せ付けない厳しさがあります

 

私が強く感じたこと

 

これほど不便なところにありながら極寒の真冬でさえこの地を訪れる湯治客が多いと言いうことは

 

本当に湯治効果があるに違いない

 

口コミのパワーですが

 

まやかしでは続くはずもありません!

 

今回、昼には旅館に到着し、ランチを済ませた後

 

佐藤先生の案内でさっそく入浴させてもらいましたが

 

まず驚いたのは、浴場棟の印象です

 

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旅館そよ風は、まだ建って5年ほどです、温泉のある大きな浴場棟も同時に建ったのですが

 

浴場棟の中は明治か大正時代に建った建物のように古く感じました

 

パンフレットの浴場棟はできたての頃の写真ですから木も新品できれいですが

 

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私が見た浴場棟は木がこげ茶でパンフレットとは程遠い古さです

 

 

※今回さすがに風呂場までカメラを持っていけなかったので現状写真はありません

 

 

理由は、強酸性のお湯に原因があります

 

pH1.2ですから活性酸素同様、もの凄い酸化力があるのでしょう

 

浴室を石やタイル、金属でつくればあっと言う間にボロボロになり使い物にならなくなります

 

ですから長持ちさせようとすれば木材しか適さないそうです

 

その木でさえ築5年とは思えません

 

宿泊棟と浴場棟の見た目の古さのギャップにまず驚かされた次第です

 

浴槽は、ぬるめの源泉100%

 

 

源泉50%のあつ湯とぬる湯

 

 

露天風呂に岩盤浴、スチームサウナ、寝湯、打たせ湯と豊富です

 

 

まずは源泉50%の露店風呂に20分ほど

 

 

最初はそれほど感じませんでしたがしばらくすると

 

 

知らないところの小さな傷や汗をかきやすい首がヒリヒリしてきます

 

 

赤くなるかと思いきやそれはありません

 

 

ただ10分もするとアレルギー体質の私は、体のあちこちが痒くなってきました

 

 

右腕の一部は蚊に刺されたような痒さだったため爪で押すように掻いていたところ火傷の水泡がつぶれた様になってしまいました

 

 

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同じように右太ももの内側も・・・

 

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せっかく来たのですから

 

 

身体を軽く洗った後、源泉100%に浸かるとこちらはかなりぬるいため刺激が思ったほどありません

 

 

ところがそう思っていたのもつかの間、首に強烈なヒリヒリ感が・・・

 

 

またまた全身があちこちチリチリ、ヒリヒリ、かゆかゆしてきます

 

 

恐らく温度が高ければものの5分も入っていられないと思います

 

 

とにかく温泉では初めての体験!

 

 

心地よくありません・・・

 

 

リラックスできる代物ではありません

 

 

湯治館のあちこちに貼ってあるガン闘病患者の体験談に書いてあった

 

 

歯を食いしばって入浴、湯治を続けたという意味がやっとわかりました

 

 

どうやら酸性に体液が傾いている人、すなわち疲労していたりガンに罹患したりするとこの温泉は痛みが強く出るらしいのです

 

 

でもせっかく来たのだから源泉100%にも30分近く浸かり、合計1時間は入っていたと思います

 

 

露天には、小部屋になった岩盤浴もあったのですが、下を98℃の源泉が流れているらしく

 

 

Myござ、などの準備がないと足の裏が熱くて入ることもできません

 

 

岩盤浴の大好きな私ですが、ここは世間一般の岩盤浴とはかなり趣が違い、今回は入るのを諦めました

 

 

とにかく今まで入ったことのある温泉とは全くの別物です

 

 

pH2.3の箱根の大涌谷温泉でさえ、このような体感はありませんでした

 

 

佐藤先生は、左腕の内側に小さい水泡が二つ、三つできたのを私に見せてくださいました

 

 

潰した浸出液をリトマス試験紙で調べてみたいとおっしゃいました

 

 

恐らく体内の酸性物質が外に出ようとしているのではないかと推察されていました

 

 

本来は、温泉からあがる時は、温泉成分を身体に残すためかかり湯はしないのですが、

 

 

今回は、あがった後までヒリヒリ感が続いて肌が傷みそうな気がしたので珍しくただのお湯でかかり湯をして出ました

 

 

浴場内で源泉を10倍くらいに薄めて飲んでみましたが、そこまで薄めても強烈な味です

 

 

濃縮レモン水という感じでしょうか!?

 

 

軽度の糖尿病や消化器疾患に効果があるそうですが、腎臓を患っている場合は、注意が必要です

 

 

当日、あがった後は皮膚が痒いとか痛いとかはありませんでしたが

 

 

湯あたりしたのか頭が痛くなり、夜に再度入ろうと思っていましたがやめて、翌朝に30分ほどまた入らせてもらいました

 

 

体験2日後のヒリヒリした首と強烈に痒くなって掻いててしまった腕の状態です

 

 

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湯治されている方で背中に小さいカサブタがいくつもある方を何人か見かけましたが意味がわかりました

 

不思議なパワーを感じる湯治場です

 

現代医療に見放された人が集う聖地のよう

 

日本の財産だな~と感じています!

 

 

第1回 『ガンにならない生き方』
第2回 『ガンにならない生き方』
佐藤先生を囲んでの座談会

 

中込の職場です

 

 

 

 

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