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渡辺肇子先生レベルアップ研修 2011.10.14

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渡辺肇子先生レベルアップ研修 2011.10.14

2011.10.14.(金) 11:00~13:00

 

第1部 「命をつなぐ鎖 DNA、たん白質」

 

第2部 「メディカルハーブ」

 

@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム

 

講師 渡邉肇子先生 (薬剤師・NPO日本メディカルハーブ協会 理事)

 

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今回で遺伝子のお話しをしていただくのは何回目でしょう?

 

おそらく3回目?

 

何度聴いても難解です?

 

生命の神秘を感じます

 

ボディ館では肥満遺伝子を口腔粘膜から細胞を採取して調べたりしています

 

※肥満遺伝子検査・・・β3AR、β2AR,UCP1の3つの遺伝子変異を調べることで体のどの部位に脂肪がつきやすいか?が分かったり、基礎代謝に与える影響もわかります。

 

 

もちろん外部機関にお願いして・・・

 

美顔に於いてはアトピー性皮膚炎やアトピックスキンでお悩みのお客様が少なくありません

 

その場合、必ずご両親にアレルギー体質があるかをお聞きします

 

エステティックのカウンセリングにおきましても遺伝子の知識が不可欠の時代になってきているのです

 

 

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《今日の研修内容から》

 

 

人の体は、約60兆個の細胞が集まって成り立っている。

これらの細胞は、皮膚は皮膚、筋肉は筋肉、骨は骨、内臓器は内臓器として決まった場所、決まった形、決まった機能を持っている。

 

これらすべてのルールを決定しているのが遺伝子である。

 

細胞内にはがあり、その核の中には23対46本の染色体が入っている。

 

この染色体は、遺伝子のもとである2重ラセン構造を示すDNAが折り重なってできたものである。

※この2重ラセン構造は必ず右回り、時計回りになっている。

 

 

23対の染色体のうち22対が常染色体と言い、男女を問わず共通に存在している。残り1対が性染色体と呼ばれ男女を決定する。(女性:xx 男性:xy)

 

染色体に含まれいる遺伝子はDNAの特定領域上に存在し、そのDNAはたった4種類の塩基という単位の結合で配列されていてその数30億対。

 

塩基・・・A:アデニン T:チミン G:グアニン C:チミン

 

◎この4種類の塩基の結合の組み合わせで、人の体を造るのに必要なタンパク質のすべてが作られる。

 

人の場合は、DNA上の決まった領域に存在する様々な役目を担った遺伝子が、約22,000種類存在する。その遺伝子が指令を出して、それぞれの部位や機能の決まったタンパク質を作りだして、正常な人の体をつくりあげている。

 

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◆遺伝子とは?

 

A.私たちの体の構築や生命活動に必要なタンパク質をつくるための設計図である。 

 

 

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 ◆ゲノムとは?

 

A.ある生物種が持っている遺伝情報全体のことであり、染色体の中の遺伝子を含むDNAの全ての塩基配列情報のみならず、そうでない部分も全て含んだものを指す。

 

ゲノム(genome)とは、遺伝子(gene)と染色体(chromosome)の合成語、造語であり、

「生命体のもつ全遺伝情報」いわば親から子へ伝えられる生命の設計図となる。

 

人間とサルの塩基配列は、1%も違わないというお話を聞いて驚きです。

 

 

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中込の職場です

 

 

 

 

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