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『太陽と免疫』

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『太陽と免疫』

2011.1.26.(水) 11:00~13:00

 

『社内レベルアップ研修』

 

@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム

 

 

講師は、日本橋清州クリニック院長、佐藤義之ドクターです

 

 

 

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 今日のテーマは、 『太陽と免疫』

 

 

サブタイトルは、 「太陽を浴びなくなった現代人」

 

 

具体的な内容は、特にメラトニンというホルモンについてです

 

 

 

メラトニンについて知っていたこと...

 

 

●森柾先生に教えていただいた、時差ボケ解消のサプリメントとして海外では売られていること

 

 

●日照によりスイッチが入り、脳内の松果体という部分から分泌されるホルモン

 

 

●眠気を誘発したり、人間の本来持つ体内時計(日内変動)が25時間サイクルであるのに対し、その1時間のズレを調節するための重要なホルモン

 

 

この程度しか知りませんでした

 

 

 

◆本日の講義から学んだことをまとめます

 

 

《メラトニンの効果》

 

 

1.睡眠を促す

 

・脈拍、体温、血圧を低下させることによって睡眠と覚醒のリズムを調整する。 

・睡眠を促すのみならず、体内時計のリセットを行う。

 

 

2.免疫賦活作用

 

・メラトニンの分泌のピークは、午前2時~3時である。

・丁度、時を同じくしてリンパ球の数もピークを迎える。

 

・免疫系細胞のTリンパ球には、メラトニンのレセプターが存在する。

・メラトニンがスイッチとなりTリンパ球が分泌するインターロイキン4を増加させ免疫系を賦活させる。

 

 

 

3.抗酸化作用

 

・強力な抗酸化作用を有し、活性酸素を除去。

・抗酸化作用は、ビタミンEの2倍、グルタチオンの5倍。

・ボケや老化防止、アンチエイジングの代表的な薬としても有名。

・抗がん作用、抗腫瘍効果が認められている。

 

※脳の重さは、体重のわずか2%、しかし、呼吸で吸い込んだ酸素の20%は、脳で消費される。

よって、体内で一番多量の活性酸素にさらされるのは、脳である。(ボケの原因となる)

 

 

4.性ホルモンのコントロール

 

・性ホルモンの分泌を抑制する。

 

※意外な作用に驚きました。もちろんすべての動物が睡眠中や冬眠している時期に生殖行動は必要ありませんから、睡眠中にピークを迎えるメラトニンと性ホルモンの分泌が相反するのはうなずけます。

 

睡眠不足の人にニキビがとても多いのは、ニキビの原因が性ホルモンと密接な関係があることから考えると納得できます。

しっかりと日を浴び、規則正しい睡眠により、メラトニンをきちんと分泌させれば、過剰分泌の性ホルモンに抑制がかかりニキビが改善するということか?

 

 

5.メラトニンと心(精神機能)

 

・1700年、伊の解剖学者、精神障害患者の松果体に異常が多いことを発見。

・1950年、松果体からの抽出物を分裂病患者に注射し、改善がみられた。

・1970年、スウェーデンの精神科医が抑うつ状態患者のメラトニンが低値であることを発表。

 

 

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《佐藤先生総括》

 

●1993年にカルフォルニア大学で行われた実験発表に注目してみよう。

被験者は、20代と30代の男女15名である。

隔日に2500ルクスの太陽光を4時間浴びる日と

室内にて5000ルクスの人工光を浴びる日を設定した。

 

結論は、室内で人工光を浴びた日と太陽光を浴びた日を比べた場合、日中のセロトニンと夜間のメラトニンの分泌量は、共に太陽光の方が5000ルクスの人工光より明らかに多かった。

 

●太陽光に当たると昼間のセロトニンレベルが上がり、夜はメラトニンレベルが上がる。

この現象は、どうやら我々が、生き生きとした健康な状態が保てるよう、自然が編み出したメカニズムのようである。

 

昼間はセロトニンによって快活に行動をこなし、

夜間は、メラトニンによって休息と回復を図る。

 

この我々の生体維持に欠かせない物質の分泌は、昼間、太陽の光を浴びることによって促されているのである。

はるか昔は、農耕民族であれ、狩猟民族であれ、ほとんど外で暮らしていた。そのころから比べれば我々のライフスタイルはドラスティックな変化をとげている。しかし、我々の体は全く変化していないと思っている。

 

本当にそうであろうか?

 

知らず知らずのうちに我々は太陽と疎遠になり、光の欠乏から起きる健康障害に苦しむことになってしまった。

オフィスで働く人が一番明るい光に当たるのは、車で出勤する時だけである。

 

 

こんなことを言ったら怒られるかもしれないが、いっそのこと、人類はここで一度立ち止まって100年くらいは、進化を止めてもよいのではなかろうかと思うことがある。

 

医学も科学も文明ももう十分発達した。ここから先に何があるのか?

 

そこに向かうことは、人類にとって本当に幸せなのか?

それは、実際に進んでみないとわからない。

 

ただ、文明、文化が発達し過ぎたことで、数えきれない程の現代病が生まれたことに今一度気づくべきであろう。

 

以上

 

 

 今回もエルクレストのレベルアップ研修のために様々な文献を調べてくださり、A4のレポート用紙に先生自ら手書きで10枚ものレジュメをつくってくださいました。

 

佐藤先生、本当にありがとうございます。

しっかり復習し、お客様に還元できるようにしていきます。

 

 

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