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パワープレートWEB講座

パワープレート症例 -水泳のパフォーマンスアップ-

50代女性の方の症例です

 私がパワープレート東京で働いていた頃から通って下さっているお客様で

趣味で水泳とランニングもされています

この方が、先日の土曜、日曜と行われた鎌倉ラフウォーター、葉山オープンウォーターという

スウィムの大会に出場され、年齢別でそれぞれ2位と1位を獲得されました!

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 以前から大会には出場されていましたが

近頃は体調が優れなかったり、お仕事が忙しかったこともあって

あまり種目の練習やパワープレートレッスンも受けられない状態でした

久しぶりにトレーニングを再開した時には

ピーク時に比べると運動機能がかなり低下している状態でした 

先月頃から徐々に練習の強度を上げられるようになり

パワープレートでも基本的な体幹の安定性、体の使い方から作り直していき

競技に合わせた動きや筋力アップを行なっていきました

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また持病として腰痛をお持ちなので、そちらに対してはカイロプラクティック治療も行い

筋肉の緊張のアンバランスや姿勢の調整をしていきました

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厳しい状況を乗り越えて、今回のような結果を出されたこの方の気持ちの強さと

努力は本当に素晴らしいと思います

次はもっと良いパフォーマンスが出せるようにサポートさせて頂ければと思います!


パワープレート症例 -ダイエットスープとパワープレートでダイエット3-

29歳女性の症例です

元々太りやすい体質で、様々なダイエット法を試したそうですが

3日坊主になっていて少し痩せると安心してすぐリバウンドしてしまうので

どうしたらよいかと相談を受け

ダイエットスープとパワープレートを使ったプログラムを始めることにしました

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この方は、3月に東北の地元に帰って仕事をされる予定になっていたので

なんとかそれまでに理想の体をつくることを目標にしました

仕事や引っ越し作業などが忙しく、パワープレートにはあまり通えないということだったので

ホームエクササイズと有酸素運動、ダイエットスープをしっかりと

プログラム通りに飲んでもらうということをお約束して頂き、1月から本格的に始めていきました

ご本人が真面目に取り組んでくれたので、順調に体重が減っていきました


スクリーンショット (14).png

2月には送別会などがあり、食事のコントロールが非常に難しかったと思いますが

少しの増加で収まり、最終的に2か月で5.8kgの減量という素晴らしい結果を出してくれました!

身長と体重から体のバランスをみるBMIは26.0から23.6に減少しました

本人曰く、「今まで高校生くらいの頃から60kgを切ったことがなかったので

本当に嬉しい」と喜んでいました

また、東京にいる色々な友人たちが送別会を開いてくれる度に

「綺麗になったね」、「痩せたね」と褒められて、頑張ってよかったと報告をしてくれました

ダイエットプログラム中は、脂肪の燃焼をストップさせてしまう糖質の摂取が

致命傷になってしまいます


*糖質は、摂取するとまず最初に使われるエネルギーであるため

燃やしたい脂肪よりも優先的に使われてしまいます

したがって、糖質を摂っている限り脂肪が減っていくことはないのです

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今回のように送別会でお酒などの糖質を摂取する機会が多い時には

本当に注意が必要です

その中で、この方は私がお話しした体のメカニズムをよく理解して

実行してくださったことは、本当に素晴らしいことだと思います

目先のダイエット法に囚われず、身体の仕組みをきちんと理解していれば

賢く健康的にダイエットを行うことができます

王道はやはり

・筋肉量を増やして代謝を高めること

・その筋肉量を維持するために必要な高タンパク質食

・脂肪の燃焼をストップさせてしまう糖質の制限

・脂肪の燃焼を促進するビタミンB群を中心とした微量栄養素の摂取

に尽きると思います

ダイエットスープを使うことで、毎日、毎食、自分の食事内容を考えなければいけないという

負担を軽減し、ベストな体調を保ちながら減量していくことができます

糖質が無ければ頭が働かなくなるのではないかと心配される方がいらっしゃいますが

人の体には素晴らしい機能があり、他の栄養素から体に必要な糖を作り出すことができます

ですからダイエット中は、最低限必要な糖は体が勝手に作ってくれるので

それ以上摂る必要は全くないのです

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今回ダイエットに取り組まれた方には、今の状態を保つのに必要な食事と運動をお伝えしました

学ばれた知識を使っていただければ、必ず良い状態をキープできると思います





新たなスタート

4月の1日から新御茶ノ水外来センターに就職しまして、新たなスタートを切りました!

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心温まるスタッフに囲まれて仕事ができることにとても感謝しています

7日は私の誕生日だったのですが、患者さんがいない時間を見計らって

サプライズでケーキをプレゼントしてくれました!

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このような温かく歓迎して頂いたからには

早く仕事を覚えて、皆さんのお役に立たなければと改めて思いました!



パワープレート症例 -ダイエットスープとパワープレートでダイエット2-

60代女性の症例です

元々膝の痛みを治したいという目的でパワープレートに通われていましたが

現在はすっかり痛みが取れ、正座もできるようになったので

予防で関節の負担を減らすことと美容のためにダイエットに取り組むことになりました

今までのパワープレートトレーニングで筋肉量はだいぶ増えていましたので

ダイエットの際にその筋肉が落ちてしまわないように

高タンパク低糖食のボディデザイニングシステムであるダイエットスープを

組み合わせることにしました

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その結果、ダイエット開始から1か月少々(44日)で体重が4.7kg減少しました

ダイエット開始前のBMIは24.6で肥満の基準である25に迫っていましたが

ダイエット終了後は22.3と標準である22に近い値になりました

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ご本人は、「はじめは空腹感を我慢するのがとても大変だったが、少しずつ気にならなくなった」と

おっしゃっていました

今回約5kgのダイエットに成功し、ちょうどスタジオに5kgのダンベルがあるので

持っていただいたところ、「こんなに重い脂肪が体に付いていたんですね」と

驚かれていました

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体重が1㎏減るだけで、膝への負担は約4kg減ると言われていますので

関節痛の予防効果は計り知れません!

構造的にも機能的にも美容の面でも適切な体重を維持していくことは

健康への大きな近道と言えるのです


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パワープレート症例 -ダイエットスープとパワープレートでダイエット-

40代女性の症例です

普段から健康づくりのためにパワープレートを習慣にされていましたが

仕事が忙しく、通えるのが数か月に1回のペースになっていました

その後、じわじわと体重が増加していたようで、ある時、体組成を計測すると

BMIが25.5になっており(25以上から肥満とされる)

これは何とかしなければということで集中ダイエット行うことにされました

ちょうど仕事がある程度落ち着いてきていたので、パワープレートをなるべく週に1回ペースにして

さらに高タンパク低糖食であるダイエットスープを

取り入れた2本柱のダイエットを始めました


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その結果、パワープレートによる基礎代謝アップと全身の血流改善によって

脂肪が燃焼しやすい体をつくることと組み合わせることによって

2か月で体重が61.5kgから55.7kgと5.8kgの減量に成功しました!

BMIは22.3になりました(22が理想的なバランスとされています)


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グラフをご覧になっていただくと分かります通り、ほぼ一直線に体重が減少しています

単なる食事制限では、筋肉を維持するためのタンパク質が不足し

今自分が持っている筋肉が分解されてしまい、基礎代謝が落ちてしまうことで

ある程度ダイエットを続けていると、減量が頭打ちになってしまうことが多くあります

また、その他の栄養不足によって疲れやすくなったり、肌荒れが起こったりと

体調を崩してしまうこともあるのです

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ダイエットスープとパワープレートの組み合わせによって

必要タンパク質、ビタミン、ミネラルをきちんと摂れているなかでトレーニングを行うので

筋肉量を落とさずに脂肪だけを燃やすことができ

基礎代謝が高い状態がキープされ、リバウンドしにくい身体をつくることができました


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目標体重達成後は、活動量に見合った食事量と栄養指導を行うことで

美しく健康な状態を維持していくアドバイスをさせて頂きました

この方にダイエット後の感想をお聞きしたところ


・こんなに思い通りに体重が減るとは正直思わなかった

・スタジオで体重を測定するたびに減っているのが、良いモチベーションになった

・今まで着れなくなっていた服が着れるのが嬉しい

食事に対する意識が変わった


といった嬉しい意見を頂きました

私がここで重要だと思うことは、やはり食事に対する意識が変わることだと思います

人類の歴史の中で飽食の時代はわずか1%程度と言われており

食事の時には常に満腹にするのが当たり前という状態に

私たちの体の進化はまだ追いついていません

大切なのは内臓感覚だと私は思います

本来、脳と内臓は密接な神経の連絡があり、今、体に必要な栄養は何かということ

またその栄養素が含まれている食材は何かということを認識しているのです

しかし、現代は食事は満腹にすること(脳を満足させること)が目的になっていることが多く

本当に体が欲しているもの、内臓に負担のかからない食事量といった内臓感覚が

鈍くなってしまっているのです


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また食品添加物を大量に摂っていることも感覚を鈍らせている原因の一つだと考えられます

(日本人は一年で平均約30kgの食品添加物を摂取していると言われています)

本来は、天然のものではない化学物質(食品添加物)が体内に入れば

身体は異物であると判断して、下痢になったり

吐いたりといった排泄を促す反応を起こすはずですが

継続的に大量の添加物を摂ることでその機能がマヒしてしまっていると考えられるのです

世界で初めて内視鏡を使った大腸ポリープ手術を成功させた新谷弘美先生

腸相(腸内環境)を診るスペシャリストで、独自の食事法を提唱していますが

先生はある医薬品を飲まなくてはいけなくなった時に、必要量の4分の1を飲んだだけでも

動悸がして、死にそうになったとおっしゃっていました

それだけ、内臓感覚が正常に働いているということです

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私が考えるダイエットは、単に体重を減らして綺麗な体型になるという外面的なことだけでなく

今の自分に必要な栄養満たした最小限の食事をすることで内臓の声を聴き

内臓感覚をリセットする機会だと思っています

今回の症例では、理想の体重になったということはもちろんですが

お客様自身が食事に対する意識の変化に気づいたということが

私自身、最も大きな成果だったと思います









ミネラルについて3 -ナトリウムとカリウム-


〈カリウムについて〉

 

細胞膜の内側に多く存在しており、神経の情報伝達に非常に重要です

カリウムは細胞外液に多いナトリウムと常にバランスを取っており

正常な情報伝達ができるようになっていますが

塩分(ナトリウム)の多い食事をしていると、体内でナトリウムの割合が多くなり

カリウムとのバランスが崩れていきます


カリウムは体内でつくることはできないので

体は脳から水分の摂取量を増やして濃度を薄めたり

尿での排出を促すなどの反応を起こして対処します


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むくみになる原因として、この水分の過剰摂取があります

ナトリウムの過剰摂取による問題は頻繁にあっても

カリウムの過剰摂取による問題が起こることは稀なので

極力薄味の食事を摂るようにする必要があります


カリウムなどを摂取する上で、注意すべきことは食品の栄養表示です

これらの値はある食品100gあたりに含まれる量が掲載されているため

ゴマなどのように明らかに100g食べることができないものも同じように書かれています

ですから、多く含まれていると思っても

実際にその量を食べることが難しい食品ではないかということも考えなければなりません


カリウムを多く含む食材として、サツマイモ、スルメ(コレステロールに注意)

大豆、トマトジュース、アボカド(森のバターと呼ばれ、カロリーが多いので注意)

ホウレンソウ(シュウ酸という鉄分の吸収を阻害する成分があるため

生で食べずに茹でて水にさらすと良い)、切り干し大根があります

 

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〈ナトリウムについて〉

 

ナトリウムの摂取基準は現在、男性が9.5g、女性が7.5gですが

来年から女性は7gに引き下げられます。ちなみに高血圧の方は6gです


生きていくためには3gあれば良いと言われているため

ほとんど摂る必要はないと言われています。これらの値は一日分ですので

3食食べる場合は、さらに3分の1ということになります。お味噌汁には

薄味で1.2g、普通は1.5g含まれており、メインの料理で塩気を感じるには2.5gは必要です

したがってこの基準値を守るためには、かなりの減塩が必要になります

特に中華料理は塩分含有量が多く、定食では10gを越えている場合もあります

 

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栄養表示量の中には、塩分だけでなく

ナトリウムが何百㎎というような表示がされていることがあります

これを塩分に換算する公式があり

ナトリウムの含有量(㎎)×2.54÷1000で求めることができます

ナトリウムで掲載されているもののほとんどが塩分含有量の多い食品なので

塩分を気にされている方は注意してください

また、スナック菓子は塩分含有量の多い食品の代表選手ですが

以前、健康上の理由から多くのメーカーが塩分含有量を下げた時期があったそうです

しかし、そうしたところ売り上げが下がってしまったため

最近になって再び含有量を増やしたということです

塩分の濃い食品を多く摂ることで私達の味覚も鈍くなっていきますので、注意が必要です


 

ナトリウムを多く含む食材としてカップ麺、味噌、イカ、辛子明太子、

 

*大さじ一杯15g、小さじ一杯5g2.5g

 




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歩行について

健康のためにウォーキングをされる方が増えていますが

歩いているとすぐに足が疲れたり、どこかが痛くなったりすることはありませんか?

歩くということは、想像以上に大きな力がかかっているため

骨や筋肉の強化などの健康増進にとても有効な反面

もし体のバランスが不均衡な状態(ゆがみや筋力不足)があれば

様々な機能障害が起こってくるとも言えます

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今回は、歩行の諸要素とバイオメカニクスについてお話しし

よく見られる歩き方の癖とパワープレートによる癖の改善方法をご紹介したいと思います

私たちが歩き出したり、歩くのをやめる際の引き金役になっているのは、脳幹の一つである中脳の

中脳歩行誘発野(MLR:Mesensephalic Locomotor Region) です

動物実験において、この部位を連続的に刺激すると、それまで座っていた動物が立ち上がり

歩き出すことが分かっています

また歩く時に特に意識をしなくても歩き続けることができるのは

脊髄にCPG(Central Pattern Generation:中枢パターン発生器)があり

リズムと筋活動が誘発される仕組みがあるためです

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・歩行の諸要素

①重複歩

一側の踵が接地してから、次に同じ踵が設置するまでの動作

重複歩の前後距離を重複歩距離(ストライド)

左右の感覚を重複歩幅といいます


②一歩

一側の踵が接地してから、反対側の踵が接地するまでの動作

その前後距離を一歩距離といいます


③歩行周期

重複歩を単位とする一連の動作


④立脚相(歩行周期の60~65%

歩行周期のうち、一側の脚が接地している期間


⑤遊脚相(歩行周期の35~40%

歩行周期のうち、地面から遊離している期間


⑥同時定着時間

歩行周期のうち両足が同時に地面に接着している期間で

自然歩行では立脚相は歩行周期の約60%、同時定着時期が10%を占めています


⑦歩行速度

単位時間あたりの進行速度


⑧歩行率

単位時間内の歩数


これらの要素が協調し正しく筋肉が使われていれば

疲れにくく身体の循環を高めることができますが

筋肉のアンバランスや姿勢が悪い状態では、身体のゆがみの原因になってしまいます



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ここでいくつかの歩き方の癖をご紹介したいと思います


①船乗り歩行:腰椎の前弯が強いと、左右の足の幅を広く取り

骨盤、肩が左右に大きく動揺する歩き方

女性は男性に比べて腹筋が弱く、腰椎の前弯が強くなりやすいためよく見られます


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②スイング歩行:臀部の筋肉である中殿筋が弱かったり、収縮がうまくいかないと

骨盤は大きく下降して臀部の振りが大きい歩き方になります


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③前かがみ歩行:肩をすぼめ、腰の反りが強く、膝を曲げて小さい歩幅の歩き方

ヒールを履いた時に骨盤や体幹の筋肉をうまく使えていないときによく見られます


④老人に見られる歩行:歩き癖ではありませんが

若年者と比べて老人の歩行では年齢の増加に伴って、速度の低下や

歩幅の短縮が顕著になり、体の前後動揺や前傾角度が大きくなります

若い人でも筋力が弱かったり、バランス力が低下していると

このような歩行になりやすいため、注意が必要です

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この①~④の歩き方に共通して言えることは「筋肉」です

ある程度の筋力と、正しい筋力の発揮ができれば外見的にも機能的にも

優れた歩行になります

しかし、あまりに当たり前に行っていることなので意識することが難しく

鍛えるにも工夫が必要です

パワープレートは鍛えたい筋肉に刺激が行くようなポージングを取ることで

3次元の振動がその筋肉に集まり、意識しやすい中でトレーニングを行うことができます

また、一秒間に30~50回も筋肉を収縮させることができるため

効率よく筋力をアップさせることができます!


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私たちは歩きながら、人と話したり、周りの景色を楽しむことができるように

歩行は、自動化された運動です

基本的な歩行は脊髄レベルの反射によって行われ

より複雑な反射は大脳皮質下または皮質レベルで調節されています

したがって、身についてしまった歩行パターンを直していくことは容易なことではありません

しかし、パワープレートで固有受容器を正常化し、神経系の機能を高め

筋力強化をしていけば、負担の少ない美しい歩行にしていくことができます

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私が担当させて頂いたお客様の中で、歩行時に膝が痛むとおっしゃっていた方も

筋力を増やして歩き方を改善していくことで、痛みがなくなったというケースがよくあります

歩くという身近な運動もトレーナーから自分の癖を指摘してもらい

ミネラルについて2 -鉄分と食物繊維-

〈鉄分について〉

鉄分の種類

 

1. ヘム鉄

動物性の食品に含まれる鉄分で吸収率が高いのが特徴です(24~28%

多く含まれる食材として、レバー、肉の赤身、魚の血合の部分

 

2. 非ヘム鉄

植物性の食品に含まれる鉄分で吸収率は1~5%です。野菜や海藻に含まれます。

 

特に女性は月経があるため、鉄分が体外に出ることが多く、意識的に摂取する必要があります。鉄分はタンパク質、ビタミンCと一緒に吸収されるため、野菜、お肉などと一緒に摂ると効果的です。

鉄分の吸収を阻害する成分として、紅茶、コーヒーに含まれるタンニン、玄米、ライ麦パンに含まれるフィチン酸、小麦があります。


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〈食物繊維〉

 

 

1. 不溶性食物繊維の主な働き

    腸を刺激して蠕動運動を盛んにし、摂取した食品の通過時間を短縮させます。(腸内に食べ物のカス、毒が長時間残らないようにしてくれる)

    便の量を増加させ、排泄を促します。

 

2. 水溶性食物繊維の主な働き

    水分を吸収して膨張し、摂取した食品の胃での滞留時間を長くします。

    小腸で糖が吸収される際、膨張した水溶性食物繊維によって糖が消化酵素と接しにくくなり、吸収に伴う血糖値の上昇が穏やかになります

  最近では、隠れ糖尿病の方が多くなり、空腹時血糖だけでなく、23時間後の血糖が110/dlを超えていると糖尿病予備軍ですので、注意が必要です。

    コレステロールの吸収を妨げ、体外に排出されやすくします。

 

食物繊維が便秘に有効なことはよく知られていますが、20年、30年と続いている方は食事だけで改善させることが難しいのが現状です。まずは腸内洗浄などのケアをすることが有効です。


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3. 食物繊維を多く含む食品

 

不溶性食物繊維

多く含む食品

 

目安量

食物繊維(g

穀類

玄米ご飯

1150g

2.1

 

ライ麦パン

6枚切り160g

3.4

 

スパゲッティ(茹で)

1240g

3.6

 

そば(茹で)

 

4.8

 

中華麵(茹で)

 

3.1

きのこ

えのきだけ

1パック(袋)90g

3.5

 

ぶなしめじ

 

3.3

 

なめこ

1100g

3.3

 

エリンギ

170g

3

おから

卯の花1人分50g

5.8

 

いんげん豆(茹で)

/4カップ40g

5.3

 

あずき

 

4.7

 

大豆

 

2.8

 

糸引き納豆

1パック50g

3.4

野菜

明日葉

お浸し1食分80g

4.5

 

菜の花

 

3.4

 

ホウレンソウ

 

2.2

 

ブロッコリー

サラダ1食分80g

3.5

 

西洋かぼちゃ

煮物1食分100g

3.5

 

オクラ

550g

2.5

 

筍(茹で)

1100g

3.3

 

ゴボウ

1/450g

2.9

 

カリフラワー

サラダ1食分80g

2.3

 

切り干し大根

煮物1食分10g

2.1

 

玉ねぎ

1/2 100g

1.6

 

ナス

170g

1.5

 

サツマイモ

1/2200g

4.6

 

板こんにゃく(製粉)

おでん1食分50g

1.1

 

 

 

 

 

 

〈水溶性食物繊維〉

 

多く含む食品

 

目安量

食物繊維(g

海藻(乾燥)

ひじき

煮物1食分10g

4.3

 

角寒天

1/24g

3

 

わかめ

15g

1.8

 

焼き海苔

13g

1.1

 

1170g

2.7

 

リンゴ

1/2170g

2.6

 

キウイ

190g

2.3

 

便秘を改善させるには、腸内環境を整える事も有効です。オリゴ糖は同じく消化や吸収がされにくく食物繊維と同じような働きがあります。また腸内の善玉菌のエサとなるため、腸内環境の改善になります。


パワープレートでの運動を組み合わせることで、振動刺激が内臓の筋肉も刺激する為

便秘などをより効果的に改善することも可能です。


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濃密な4年間

今日は4年間お世話になったTCC(東京カレッジオブカイロプラクティック)の卒業式でした

今年は学校創立20周年の節目の年ということもあって

海外から著名なカイロプラクターが来賓として参列してくださり

とても豪華な式となりました

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TCCでの4年間は、私にとって本当に忘れられないものでした

知識、技術の習得はもちろん、海外で世界中の学生とコミュニケーションをとることで

視野が大きく広がり、より高い目標や夢を持つことができるようになりました

なにより素晴らしい先生方に出会え、最高の仲間と共に切磋琢磨できたことが

何よりの財産です

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卒業式では、卒業証書と共にカイロプラクターの誓いを唱和し

DC号(Doctor of Chiropractic)の称号が与えられました

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医師はMD(Medical Doctor)ですが、私たちも同じDoctorという称号を頂いている以上

これから人々の健康に関わる上で、とても大きな責任を感じています

カイロプラクターの誓いは、それを集約した非常に重い言葉です


1.私は、カイロプラクティックを教えてくれたすべての人々を敬い

大学教育で得られた知識、技術をさらに研鑽し、患者と後輩指導のために生かすことを誓います


2.私は、医道の精神に則り、患者を差別することなく、患者の秘密を守り

患者の利益を最優先し、最善の処置を行うことを誓います


3.私は、カイロプラクターとして国民から尊敬を受け、価値ある人生を送れるよう

生涯努力することを誓います


今後は常にこの言葉を念頭に置いて、日々の臨床に励み

多くの人の人生がより良いものになるよう努力していきたいと思います


ミネラルについて1


〈ミネラルについて〉

 

ミネラルは、体内で合成できず、外部からの摂取に頼っています。

 

ミネラルの生理機能

 

 

生理機能

 

元素の例

生体組織の構成成分

骨、歯などの構成

カルシウム、マグネシウム

 

有機化合物との結合

ヘモグロビンの鉄、リン脂質のリン

体機能性の調節

pH、浸透圧の調節

カリウム、ナトリウム、カルシウム、リン、マグネシウム

 

神経、筋肉の興奮性の調節

カリウム、ナトリウム、カルシウム、リン、マグネシウム

 

酵素の構成成分

マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、セレン

 

生理活性物質の構成成分

鉄、ヨウ素、亜鉛、モリブデン

 

体には微弱な電流が流れており、骨だけでなく、筋肉や筋肉に命令を送るための神経に対してもミネラルは非常に重要です。

 

〈ミネラルの吸収〉

 

私たちが食物からミネラルを得る場合、まず胃酸によって水溶性になり

腸管から吸収され、腸管の膜にあるタンパク質と結合して血管内に入り

体内の必要なところに運ばれていきます


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ミネラルは吸収されますが、元々は吸収されにくい物質で

さらに食品添加物を多く摂っているとさらに吸収が阻害されてしまいます

インスタント食品などの加工品に入っているリン酸塩などが代表的で

pH調整剤、酸味料、乳化剤という風に記載されています


リン酸塩を摂取すると、ミネラルがリン酸塩と結合してしまい

何も吸収されずにそのまま体外に排出されてしまうのです

特に銅、鉄、亜鉛の影響が大きく、亜鉛は不足すると味覚障害を起こし

鉄は銅は貧血に関わります


元々微量にしか含まれていないものなので

吸収が阻害されてしまうと不足してしまうことがあります

 

〈カルシウムついて〉

 

カルシウムは日本人に不足しがちなミネラルと言われており

摂取量は成人女性で約650㎎ですが、平成24年の栄養調査では、50代で500㎎弱、203040代では約400㎎と約8割しか摂れていないという結果になっています

カルシウムは体の代謝に大きく関わるので、いくら運動をしていたり

野菜を摂っていたりしてもカルシウムが不足していると

基本的な代謝がうまくいかなくなります

 

カルシウムは腸管から吸収された後、骨の成分として吸収されたり

必要な時には骨から血液中に放出されたりして、筋肉の収縮などの際に使われます

したがって血液中では適切な濃度を保つためにホメオスタシスが働いています

しかし、カルシウムの摂取量が減っていると

通常よりも多く骨からカルシウムが放出されるため、骨が弱ってしまうこともあります

 

カルシウムの吸収率の高い食材は、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品で

吸収率は約50%と言われています。学校の給食で牛乳やヨーグルトが多く出されるのは

単にカルシウムの含有量が多いだけでなく、吸収率が高いためなのです

乳製品からカルシウムを摂る場合は、200㎎程度摂れていれば問題ありません

それ以上を摂ろうとするとタンパク質や脂質の摂取量が高くなりすぎてしまうため

注意が必要です。

その他、小魚(吸収率30%)、小松菜、ヒジキなどの野菜

大豆製品などにも含まれていますが

吸収率は18%と低いということを念頭に入れておく必要があります

また、コレステロール値が高い方は、小魚など内臓などを一緒に食べる食材については

コレステロール値を上げてしまう恐れがあるため、注意してください

 

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カルシウムの吸収障害を起こすものとして、リンやタンパク質、塩分があります

カルシウムを多く含む食材を摂っても、単独では吸収されず

ビタミンDの助けが必要となります

効果的な食材として干しシイタケがあります

シイタケを買ったら、一度干して頂いたり、冷凍庫に入れることをお勧めしています

その他、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンKも吸収を助けます

 

〈リンについて〉

 

細胞膜のエネルギー代謝、細胞膜の構成成分として非常に重要な微量栄養素となります

カルシウムとリンのバランスは1:1が理想です

せっかくカルシウムを含む食材を摂っても、添加物を多く摂ってしまっては

吸収が阻害されているため、あまり吸収されていないということになってしまいます

リンを多く含む食材としてワカサギ、ドジョウ、シシャモ、イワシ丸干し、チーズ

高野豆腐、大豆があります

通常の食事でリンを過剰に摂ってしまう心配はありませんが

添加物には多く含まれているため、そういったものによる過剰摂取には注意が必要です

 

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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