脊椎の痛みとパワープレート
背骨に関わる組織が損傷されると
以下の4つの神経を介して痛みが伝えられます
1.脊髄神経前枝(腹側枝)
2.脊髄神経後枝(背側枝)
3.反回硬膜神経
4.交感神経
![spinal nerve3.jpg](https://www.elcrest.co.jp/power_plate/2014/09/20/images/spinal%20nerve3.jpg)
・脊髄神経前枝に支配される脊椎関連の構造
1.腰神経叢の神経に支配される構造からの関連痛
2.大腰筋
3.腰方形筋
4.横突間筋(外側枝)
![QL#.jpg](https://www.elcrest.co.jp/power_plate/2014/10/23/images/QL%23.jpg)
![psoas major.jpg](https://www.elcrest.co.jp/power_plate/2014/10/23/images/psoas%20major.jpg)
・脊髄神経後枝に支配される脊椎関連の構造
1.深背筋(固有背筋)
2.椎間関節
3.posterior vertebral arch(後椎弓)の骨膜
4.棘間靭帯、棘上靭帯、横突間靭帯、黄色靭帯
5.皮膚(上頸、中頸、胸背側枝)
・脊髄神経後外側枝に支配される脊椎関連の構造
1.脊柱起立筋
2.頭、頸板状筋
3.皮膚
![erector.jpg](https://www.elcrest.co.jp/power_plate/2014/10/23/images/erector.jpg)
・反回硬膜神経によって支配される脊椎関連の構造
1.椎体後面の骨膜
2.内椎体(硬膜外)静脈及び椎体静脈
3.硬膜外脂肪組織
4.椎間板後面
椎間板が損傷を受けると、修復をおこなうために、血管と線推輪の外側に存在する反回硬膜神経が
椎間板内に伸びていき、椎間板内の炎症に反応し、痛み情報を伝える
5.後縦靭帯
6.脊髄硬膜前面
・交感神経と関わる神経によって支配される脊椎関連の構造
1.椎体前面及び外側面の骨膜
2.椎間板外側面、前面
3.前縦靭帯
![pp99.jpg](https://www.elcrest.co.jp/power_plate/2014/10/23/images/pp99.jpg)
ヘルニアなどで椎間板が損傷している時には
多くが後方に椎間板が飛び出すため、反回硬膜神経が痛みを伝えている事になります
パワープレートには多くの鎮痛メカニズムがあるため
痛みを少なくして、より早く効果的な運動療法が可能になります
このような特徴が多くのリハビリの分野で
パワープレートが良い結果を出している理由だと思います
![pp reha.jpg](https://www.elcrest.co.jp/power_plate/2014/10/23/images/%EF%BD%90%EF%BD%90%E3%80%80reha.jpg)
2014年10月23日(木)
リハビリ|
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