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2013年9月

2013年9月

関節に分布するセンサーとパワープレート

私たちの体は、目を閉じていても手や足の位置がわかりますが

これはよく考えてみるととても不思議なことです

それを可能にしてるのが関節に備わっている固有受容器です

関節包に包まれ、その中が滑液に満たされている関節は、滑膜関節と呼ばれており
滑膜関節には3~4種類の神経受容器が存在し

これらを固有受容器と呼んでいます

各受容器は多様なニューロンの支配を受けています

ニューロンには厚い髄膜で覆われた最も太いAα線維から髄鞘の無い線維まで

幅広い種類があります


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全ての神経線維は、各分節の脊髄神経の後枝と前枝

脊髄洞神経(反回硬膜神経)から分かれたものです


recurrent meningeal n.jpg

受容器に伝わった情報は複数の分節レベルを上行

または下行する1次求心性線維を介して、多数の分節レベルに伝わります

受容器は神経組織学的性質によって4種類に分類され

そのうち3種類が関節神経小体の機械的受容器、1種類が侵害受容器です


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①Ⅰ型受容器は関節包の外層のみに存在し

関節の自動や多動運動によって刺激されます

この受容器が脱分極(神経の発火)を起こす速度は

関節端が接近することによって減少しますが

脱分極の閾値が低いので、運動に対して極めて敏感に反応します

Ⅰ型受容器の中には閾値が動いていない時でも脱分極し続けるものがあり

これらは安定受容器と考えられています

Ⅰ型受容器は順応が遅いため、運動の作用が長時間持続します

この型の受容器は以下のような機能に関わってます


1.関節外面の緊張を継続的にモニターすることによって

姿勢や運動を反射的に調節する、すなわち運動感覚としての機能


2.姿勢と運動の感受

3.エンケファリン・シナプスの介在ニューロン伝達物質を介して

痛覚受容器からの情報伝達阻害する

4.首、四肢、顎および眼の筋に含まれる下位運動ニューロン群に対する緊張作用


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②Ⅱ型機械的受容器は、関節包の深層に存在し

Ⅰ型と同様に閾値が低く、関節内部のわずかな緊張の変化でも

刺激として感じ取ります

Ⅰ型とⅡ型の相違は、Ⅱ型受容器の方が早く順応するので

関節運動が停止するとすぐに脱分極が消失します

不動化した関節ではⅡ型受容器が完全に不活化しています

Ⅱ型受容器には、次のような役割があると考えられています

1.反射行動を起こしたり

おそらくは感覚を認知したりするために運動をモニターする

2.エンケファリン・シナプスの介在ニューロン伝達物質を介して

痛覚受容器からの情報伝達阻害する

3.首、四肢、顎および眼の筋に含まれる下位運動ニューロン群に対する位相性作用

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機械的受容器のⅢ型は末梢関節の内在靭帯と外在靭帯に存在します

太い有髄線維の神経支配を受けているために順応が極めて遅く

閾値が非常に高いのが特徴です

また、運動ニューロンに治して制御的に作用することから

関節のゴルジ腱器官とも呼ばれています

Ⅲ型受容器の役割は十分には分かっていませんが

次のような機能を持つと考えられています

1.運動方向のモニター

2.反射的に各分節の筋を緊張させることにより、関節を過剰に変位させる運動に対して

ブレーキをかける

3.害を及ぼす可能性のある運動を認識する


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Ⅳ型受容器は自由神経終末のネットワークと無髄線維で構成されています

この受容器は痛覚を始め、かゆみやこそばゆさといった多種多様な感覚に関与しています

Ⅳ型受容器は機械的受容器と物理的に密接な関係があり、関節包や靭帯の線維部分に

広く分布しています

また、滑膜ひだの部分には存在しますが、滑膜の内壁部分や関節軟骨には存在しません

Ⅳ型受容器の閾値は非常に高いので、生理的状態にある関節では全く活性化されません

しかし、関節包への圧力や椎間板の狭窄、椎体骨折、椎間関節の変位

科学的刺激、あるいは急性、慢性の炎症に伴う間質浮腫などは

すべて侵害受容器を活性化させる可能性があります

侵害受容器の基本的な役割は次のようなものがあります

1.かゆみの喚起

2.首、四肢、顎および眼の筋に対する緊張作用

3.痛みを制御するために中枢反射の連係

4.種々の自律反応を可能にするための中枢反射の連係


パワープレートの3次元振動は、関節の持つ固有振動数である35Hzを発生させることができ

上記の関節受容器を効率的に刺激し、運動感覚を高めます


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これは体のゆがみを認識し、改善させるように働くため

美容はもちろん、高齢者の転倒予防、アスリートのコアの軸づくりにも

非常に有効なのです



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トレーニングを工夫すれば無限のバリエーションがあるパワープレートには

まだまだ多くの可能性があると私は考えています



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時計遺伝子とダイエット

ダイエットを行うには摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかしかありません

また、これらの方法が偏ってしまうと体調を崩してしまったり

結果が出にくいということが起こりやすくなるため、両立していくことが重要です

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まず摂取カロリーですが、食べるものを減らしていくことは容易なことではありませんよね

しかしちょっとしたことを気をつけるだけで、痩せやすい体になる方法があります

よく夜に食事をとると太ると言われますが、これは本当の話です

私たちの体には体内時計があり、これを時計遺伝子が調節しています

この遺伝子はBMAL1というたんぱく質をつくり

細胞に脂肪を溜め込む働きを持っています

BMAL1の量は午後2時で最も少なく、午前2時で最も多くなります


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この量の変化は体内時計と一致しているため、何時に寝て、何時に起きても

変わりません

ですから夕飯はなるべく早く済ませておくことが重要なのです

このことを踏まえるだけでも、同じ食事を食べた時の脂肪の吸収が低下するため

痩せやすくなります



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そこにパワープレートを組み合わせることで

①代謝の増加

②冷えの改善

③免疫力の向上

④骨密度の上昇

⑤ストレスホルモンの減少

⑥成長ホルモンの上昇


等の効果をえられるため

食事療法との相乗効果でより美しく健康的にダイエットを行うことができるのです!

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パワープレートについてはこちら

緊張性振動反射とは

パワープレートの特徴は、特許技術である3次元振動を人体に加えることによって

反射的に筋肉を動かしてトレーニングをしていく緊張性振動反射(Tonic Vibration Reflex)

を用いていることです

緊張性振動反射とは、振動刺激を受けた筋肉の持続的な収縮のことで

筋肉には関節を動かす筋線維である錘外筋と

筋肉の長さや収縮の速度、重力を感知するセンサーである筋紡錘の感度を調節する

錘内筋があり、パワープレートはこの筋紡錘を刺激します


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筋肉に対して振動がかかると、筋紡錘は長さの変化を感知し

その刺激が求心性神経を通して脊髄に伝わり

すぐにニューロンを入れ替えて対象となる筋肉を収縮させます


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この反射経路は脊髄内のみで行われているため

脳には上らないことから、意識とは関係なく筋肉が動いていることになります



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パワープレートは30~50Hzという振動を用いているため

一秒間に30~50回の筋収縮が起こります

これにより、神経回路が活性化し

体のセンサーをより鋭敏にすることが可能になり

バランス感覚や筋の発火力を高めることができるのです


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また、トレーニングの効率化にも寄与しているため

パワープレートトレーニング15分でジムトレーニング1時間相当の

運動量を確保できるのです!


メラトニンと睡眠

冷え症の人が眠りにつきにくいと言われますが その理由を日本橋清州クリニックの佐藤先生は

眠くなる一番の原因であるメラトニンの分泌低下と 

深部体温のコントロールがうまくできていないからであるとおっしゃっています 


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 眠くなる要因として

 ①体の疲労物質の蓄積や体液、組織の酸性化 

 ②メラトニンの分泌

 ③日照時間や自律神経の作用による深部体温の低下 が挙げられます 


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メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、睡眠の質を決める重要なホルモンです 

寝不足が体に良くないことは広く知られていますが

寝すぎも寿命を縮め、死亡率を40%も高めるといわれています

最も長生きの方の平均睡眠時間は7時間とされており

適切な睡眠時間を確保することが重要です


メラトニンの主な機能

1.眠りを促す

時差ボケ解消薬として使われています

2.免疫賦活作用

メラトニンは私たちの体が、夜間に休息し回復するというサイクルを形成するという重要な機能を

果たしていますが、そのピークは午前2~3時です

この時間帯は、副交感神経の働きによって血中の免疫細胞の数もピークを迎えます

免疫細胞であるTリンパ球にメラトニンのレセプターが存在することが確認されています

レセプターが存在するということは、セロトニンがTリンパ球に大きな影響

役割を果たしているということです

3.抗酸化作用

体内でつくられている抗酸化物質の中で最大の効果を持っています

その効果はビタミンEの2倍、グルタチオンの5倍とも言われています






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メラトニンの分泌は通常午後4時から午前4時に起こり 

血中濃度は午後7時頃から上昇し始め、午前7時にはゼロなりますが 

周辺の明るさで分泌量が変化し、外が暗くなっても人工照明で明るい中にいると 

分泌量が低下するとともに深部体温のが低下が遅れ、睡眠が障害されやすくなります 

特に夜型人間の方は、人工照明の中にいる時間が長いため 

メラトニンの分泌が低下しやすいのです 

メラトニンとアンチエイジングホルモンの代表格である成長ホルモンとは

夜間にしか分泌されません


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特にメラトニンは免疫、リンパ球に影響力が大きく

このホルモンの分泌量の多い、少ないで質の良い睡眠かどうかが決まります

ですから同じ7時間眠るとしても、午後10時から7時間寝るのと

深夜2時から7時間寝るのでは、まったく効果が違うのです

アメリカでの発表では、週3日以上の深夜勤務者は、乳がんの発症リスクが

昼間だけの勤務者と比べて2倍になったそうです

また高血圧の人の約40%が眠りに問題があり、本来副交感神経が優位である夜間に

交感神経が緊張してしまっているといわれています

寝すぎは死亡率を高めるという研究結果もあり

長く眠る人の実際は、睡眠の質が悪いために長時間眠ってしまっているだけだといいます

平均睡眠時間が8時間の人では死亡率が15%増加し

9時間の人では20%、9.5時間の人では30~40%増加します

したがって長く眠るほど体に良いというものではなく、質が重要なのです


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パワープレートは精神安定に関わるセロトニンの分泌を促進するため

その量に比例して分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が高まり

より質の良い睡眠をとることができます

良い睡眠は酸化した身体を元に戻す作用があるため、疲労回復が高まります


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そして成長ホルモンの分泌も高まるため、筋肉の発達、骨密度の上昇

体脂肪の燃焼促進といった効果も得られます

運動でダイエットと体質改善もできるのがパワープレートトレーニングの特徴だと思います


バランストレーニングの重要性

バランストレーニングは体の軸をつくる上で欠かせないトレーニングで

アスリートをはじめ、多くの人がより効率の良い動きをするために行っています

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その中でアクセラレーショントレーニングは筋間コーディネーション、筋内コーディネーションと

固有受容器感覚を改善することが認められています

筋間コーディネーションとは、ある動作を行おうとした時にどれだけスムーズに

筋肉を動かせるかという能力です

筋内コーディネーションはある動作を行うときに動員できる筋線維の量

すなわち運動単位です

固有受容感覚は空間における体の位置や運動感覚を司る感覚です



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これらの要素が鍛えられれば、自分の思い描いた通りに体が動くようになり

スポーツはもちろん高齢者の転倒予防などにも非常に有効です


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パワープレートのアクセラレーショントレーニングは高速の3次元振動によって

神経を刺激し、反射の速度、筋収縮における筋線維の動員数や

発火インパルスを増加させます


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またパワープレートの振動下での不安定な状態で行うバランストレーニングは

地上で行うトレーニングに比べて、筋間、筋内コーディネーション、固有受容感覚に対して

はるかに多くの刺激を与えることができることから多くのプロアスリートに愛用されています

サッカーでは南アフリカワールドカップで日本代表が

あらゆるマシンの中からパワープレートを選び

現地で使用していたことからもその実力はお墨付きです


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パワープレートのバランストレーニングによって体の重心をきちんと中心に置き

ブレない軸をつくることは体を安定させ、より少ない力でより大きな力が出せるようになり

ケガの予防やパフォーマンスアップなどに非常に有効なのです

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夏太りに注意

厳しい暑さだった夏の間に太ってしまったという人はとても多いと思います

その原因は、基礎代謝かもしれません

基礎代謝とは目の覚めている状態で、生命を維持するために必要な

心臓の拍動、呼吸、筋の緊張などを保った最小限の代謝のことです

しかし、総エネルギー消費量の中で最も大きく

エネルギー消費量の60~75%を占めます

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基礎代謝を増加させる要因には除脂肪量の増加、年齢が若いこと

異常体温、月経周期、甲状腺機能の亢進あり

低下させる要因としては、低カロリー摂取、除脂肪量の減少

甲状腺機能の低下があります

実は、基礎代謝は外気温によっても変化します




基礎代謝量は年齢、体重によってことなりますが

日本人の成人男子(20~40歳)では約1500kcal/日であり

成人女子では約1200kcal/日と言われており、年齢を重ねるごとに低下していきます


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女性の方が値が低いのは、カロリー消費を担う筋組織が少ないことと

脂肪組織が多いことによります

基礎代謝は何もしていなくても生み出されている熱量と言いかえることができます

ですからダイエットをしていく上で、基礎代謝が高ければ

自然と脂肪を燃焼していくことができるのです

しかし、多くの方がこの基礎代謝量を満たしていないのが現状です


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基礎代謝に影響を与える上で私たちができることは、筋肉量を増やすことです

運動をして体が熱くなるのは筋肉が収縮することで

エネルギー(脂肪など)を使って熱を生み出しているからで

筋肉量が多ければ、それに伴って発生する熱量(カロリー)も増えます

これはじっとしていても同じです

じっとしているつもりでも筋肉はある程度の張力を保って収縮しているので

エネルギーは消費されています

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パワープレートは代謝を高めるという点で他の運動と比べ、非常に優れています

それは普段では使えない筋肉を使い、鍛えることができる点です

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通常私たちは、自分の持っている筋肉の約40%しか使えていないと言われていますが

パワープレートでは、1秒間に30~50回という振動が筋肉を動かすため

実に97%の筋肉を使うことができるのです!


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そのため発生する熱量も非常に高く、何年も汗をかいたことがなかったという方が

トレーニング後にはびっしょりと汗をかいてしまうほどです


基礎代謝が高まれば、体温も高くなるため免疫力の向上をはじめとした

多くの体の機能が高まるため、ダイエットを超えて健康な体をつくることができるのです


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便秘とは

便秘とは、排便が順調に行われない状態を指します

便秘では、糞便中の水分量の減少により便が硬くなり

数日に一回の排便しか認めないことが多くなります

しかし、排便習慣は個人差が大きいので、同程度の排便状態でも

全てが治療の対象になるわけではありません



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・便秘の種類

1.機能性便秘

腸の動きが低下するために起こる便秘です
機能性便秘は大きく3種類に分けられ、それらが混ざって起こったり
日によって変わることもあります


①弛緩性便秘

腸の蠕動運動が弱く、便が送られていかない状態です
便が出る回数が少なく、便は硬くて黒っぽくなります


②痙攣性便秘

大腸が痙攣するように動き、便が送られていかない状態です
腹痛を伴うことが多く、食後に起こりやすくなります


③直腸性便秘

排便を我慢していることで、排便反射が起こらず、便秘になります
直腸に便がたまるため、便は太くて硬いことが多いです


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2.器質性便秘

大腸やその周辺部に病気があって起こる便秘です
大腸ポリープや炎症などで、大腸の内腔が狭くなって
便が出にくくなることで起こります


便秘の治療としては以下のようなものがあります

適度な運動をする

適度な運動は自律神経の乱れを整えたり、大腸の働きを良くするなどの効果があります


②食事を見直す

栄養バランスが悪く、食物繊維の少ないファストフードやスナック菓子を控える


③排便のリズムをつける

便意が起こらなくても、朝のだいたい決まった時間にトイレに行き

排便の習慣をつける


④マッサージをする

おなかを手のひらで左回りにマッサージすることで

大腸の動きが良くなり、排便が促されます


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③の排便のリズムをつくるために有効なのが、朝に起こる大蠕動です

これは自律神経の働きで、睡眠から活動に移行するときに

大きな蠕動運動が起こることを言います

この大蠕動をうまく利用するために有効なのが朝食です

食べ物が胃に入って膨らむと、胃から大腸に信号が送られることで

胃‐結腸反射が起こります

これにより便が直腸に移動し、直腸の圧が高まることによって

排便反射が起こるという流れがあります

朝食を摂ることで、大蠕動が促され排便のリズムがつくられやすくなるのです


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①の適度な運動をパワープレートで行うとより高い効果が期待できます

その理由は、独自の3次元振動による緊張性振動反射が骨格筋だけでなく

内臓の平滑筋を刺激するため

動きが促進され、便秘が改善を促します


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また、体幹筋を動かすことで、筋肉から熱が出て内臓が温まり

消化酵素の働きが良くなることも便秘改善に一役かっています

ダイエットだけでなく、体の中から健康になれるパワープレートを

ぜひ運動習慣に加えていただければと思います!



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ミトコンドリアを増やしてアンチエイジング

ヒトの活動にはエネルギーが必要です

そのエネルギーには細胞質で作られるものと

独自のDNAを持つミトコンドリアで作られるものがあり

体は必要に応じてこれらを使い分けています


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細胞質で行われるエネルギー産生方法を解糖系と呼び

ブドウ糖のみが材料となります

ミトコンドリア系は三大栄養素や酸素、日光などを組み入れてエネルギーをつくり

身体のATP(人体のエネルギー)の90%以上を産生していることから

エネルギーの発電所と言われいます


mitocon.jpg
解糖系は瞬発的な動きなどの低酸素状態で稼働するのに対し

ミトコンドリア系は日常生活などの持久的な運動において可動します

近年、このミトコンドリアが私たちの健康にとても重要であることが分かってきました




 

ヒトの体は60兆個の細胞から成り、1日で6000~8000億が入れ替わり

そのうちの3000~5000個が異型細胞及びガン細胞となりますが

これらを除去しているのがリンパ球です
 

しかし、ヒトが加齢や運動不足で低体温、低酸素になると、

環境の変化に対し生き残るためにエネルギー産生を

低酸素下で有効な解糖系にスイッチし、ミトコンドリアを減少させます 

解糖系でエネルギーを作ると、代謝産物として乳酸が蓄積します

乳酸は呼吸によって分解されますが、一時的に体を酸性にするため

低体温と相まってリンパ球の活性を低下させます


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ガン細胞のミトコンドリア数は正常の4分の1しかないと言われており

酸素を嫌う特徴があることが分かります

mitochondoria 3.jpgDr.sato.jpg


Dr.sato765.jpg




ではミトコンドリアを増やすにはどうしたらよいのでしょうか?
1.食事
2.運動
食事については、ゆっくりと時間をかけて食べることが重要です
忙しいときやおなかが空いた時には、つい早食いになってしまいがちですが
そうすると急激に血糖値が高くなり
それを下げるためにインスリンが大量に分泌されます
この時に急にエネルギーが必要になるため
細胞や遺伝子を傷つける活性酸素が大量に放出されます
この傷が蓄積することで老化が進み、ガンなどの病気を引き起こすのです
ですから食事は30分以上かけて、ゆっくり食べる習慣をつけましょう
そして食べる量は腹八分から腹七分以下を目安にすることが
ミトコンドリアを増やすのです
血糖値を急に上げないために、食べる順番も意識しましょう
食物繊維の多い野菜を先に食べ、汁物や魚、肉を摂取し
当分の多いごはんと果物は最後に食べるようにします
また、活性酸素を減らし、遺伝子を守る抗酸化物質が多く含まれる緑黄色野菜を
意識的に食べることも重要です
vegetable3.jpg2の運動についてはパワープレートがとても有効です!

パワープレートは、通常の運動では40%しか使わていないと言われる筋肉を

3次元の振動によって97%動かすことができ
今まで眠っていた筋肉と
そのエネルギーを生み出すミトコンドリアを活性化し
増加させるというデータが出ています
また、ミトコンドリア内の重要な酸化酵素である
クエン酸合成酵素、コハク酸脱水素酵素などの活性も高まり
ATPの酸性に必要な栄養素の分解が加速されます

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パワープレートの日本での販売元であるプロティアジャパンの戸澤社長

70代でいらっしゃいますが、毎日パワープレートに乗られていて

過酷なスケジュールをアクティブにこなしておられます


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これはまさしく人体の発電所と言われるミトコンドリアの力ではないでしょうか

活性酸素と発がん

活性酸素とは文字通り活性化された酸素のことで

フリーラジカルとも言います 

空気中の酸素はO2の状態で安定していますが

活性酸素はマイナスの電子を持っているため

自分が安定しようとしてプラスの電子を持ったものと反応しようとします 

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反応すると相手の電子を引っこ抜いてしまうので

引っこ抜かれた方は障害を受けてしまいます 

この活性酸素が良い方向に働く例としては、体内に入り込んだウィルス、細菌、カビなどを退治し

感染症にならないように防いでくれています 

しかし喫煙やストレスなどで必要以上に活性酸素ができてしまうと

逆に正常な細胞、細胞膜、さらにはDNAを攻撃し、傷つけるような行動をとります 

また脂質をも酸化させてしまうので、過酸化脂質ができ

様々な病気(アトピー、白内障、心筋梗塞、がんなど)を誘発します 


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従って、肥満(脂質異常症)は過剰な脂肪が過酸化脂質をつくられるリスクを高めるために

高血圧と共に影の殺人者とも言われるのです


 ・活性酸素の種類 

1. スパーオキシドアニオン 人間の体内で最も大量に発生する活性酸素です 

しかし、他に比べると反応性が低く、体に与える影響も少ないと考えられています 

電子や水素原子のやり取りが進むことで

ヒドロキシラジカルなど、毒性の強い活性酸素に変化する可能性があります 

酸化力が非常に強く、寿命は10万分の1秒です

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2. 過酸化水素

過酸化水素の電子は全てペアになっているため酸化力は強くありませんが

わずかなきっかけで2つに分かれ、非常に強力なヒドロキシラジカルになってしまうということと

寿命が長いという問題があります 


3. ヒドロキシラジカル 

活性酸素の中でも最も反応性が強く、酸化力も強いのがヒドロキシラジカルです

脂質、糖質、たんぱく質など近くにあるあらゆる化合物と反応してしまいます

つまり、体内への影響が最も強い活性酸素であると言えます

ただし、反応性が強いため、特に体内に影響と及ぼさない化合物と反応し

無害な物質となって排出されることも多くあります

ヒドロキシラジカルはスーパーオキシドアニオン、過酸化水素から発生し

体内で直接酸素から生成されることはありません

反応が早いため、寿命はわずか50万分の1秒ほどです


4. 一重項酸素

電子そのものは全てペアになっていますが、酸化力が強いのが特徴です

しかし体内でこの酸素がどれくらい生成されているのか

また、何らかの危害を加えているのかについては、はっきりとわかっていません


・活性酸素を除去するSOD酵素

私たちは呼吸によって酸素を体に取り込み

細胞内のミトコンドリアでエネルギーを生み出していますが

取り込んだ酸素を100%は使いきれずに約2%が余ってしまいます

それが活性化することで活性酸素が発生する言われています

その他、排気ガス、化学薬品、農薬、水道水のトリハロメタン

食品添加物、放射線、紫外線、喫煙、ストレス、怒り、不安、恐怖などの

激しい感情、暴飲、暴食などでも発生します

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ですから活性酸素は、起きている時でも寝ている時でも常時発生しているのです

このように常に発生しているにも関わらず、障害を受けないのは

この活性酸素を取り除く酵素であるSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)が

働いているからで、その中和のスピードは1秒間に9万個といわれています

中和した結果、活性酸素(SO)は除去される代わりに

他の種類である過酸化水素が発生します

この過酸化水素は弱い活性酸素ですが、寿命が非常に長く

身体の中を動き回り、それと同時に1価の銅イオンまたは2価の鉄イオンにぶつかると

最強の活性酸素であるヒドロキシラジカルに変化します

しかし、このヒドロキシラジカルの基となる過酸化水素を除去する酵素もヒトは持っており

それがカタラーゼやグルタチオン、ペルオキシダーゼで、過酸化水素を水に変えてくれます

このようにヒトは、活性酸素をうまくコントロールできるようなシステムを持っていますが

SODという酵素は20歳を過ぎると急激に減少することが分かっています

これは成人病年齢と比例しており

SODが少なくなることと密接な関係があることを示しています

・活性酸素の発生原因

1.ストレスを感じたとき(活性酸素発生の最大の原因)

2.煙草を吸ったとき

3.アルコールを飲んだ時

4.スポーツや激しい運動などで、酸素の消費量が増えたとき

5.電磁波を浴びた時(携帯電話、電子レンジ)

6.紫外線を浴びたとき

7.医薬品、食品添加物、制がん剤等の化学物質が入った時

8.病原菌が入った時

9.レントゲンなどで放射線を浴びた時

10.工場の有毒ガスや車の排気ガスを吸った時


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・環境汚染がSODをさらに消費

最近の環境汚染は、私たちの体内にある貴重なSODを

さらに消費させてしまうことが明らかになっています

フロンガスによるオゾン層の破壊で紫外線量は増加し、農薬、殺虫剤、食品添加物

窒素化合物など多くの環境汚染物質によって

異常なまでに活性酸素が作られる環境になってきているのです

そのため活性酸素は、体内にあるSODの量だけでは排除できないほど大量になっており

現代の病気の90%以上に活性酸素が関与していると言われています

健康を維持していくには、日ごろから活性酸素を除去する抗酸化食品を積極的に摂ることを

習慣づけていく必要があります


・活性酸を補う抗酸化食品

SODは年齢と共に減少してしまいますが、SODと同じように活性酸素を消してくれる物が

食品として存在します

代表的なものとしてビタミンC、ビタミンE、ベータカロテン、フラボノイド、ポリフェノール

カテキンなどがあり、ほとんどの野菜にこのような成分が含まれています

量の多い少ないはありますが、あまり気にすることはありません

この野菜はビタミンCが多いからといって、その野菜ばかりを食べるよりも

バランスよく色々なものを食べる方がより健康的です

また一方で、ミネラルはそれ自体抗酸化物質ではありませんが

体内で別の抗酸化システムに不可欠なものがあり

セレン、鉄、マンガン、銅、亜鉛などが挙げられます

カタラーゼは鉄を必要とする酵素、グルタチオン、ペルオキシダーゼはセレンを必要とする酵素で

鉄亜やセレン、たんぱく質が足りなければ、これらの酵素は生合成できません

ビタミンだけでなくミネラルもしっかりと補給しておきたい栄養素です

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ただ、最近の野菜は昔に比べて栄養素がかなり低下してきていると言われています

農薬、化学肥料、酸性雨などにより、土壌が痩せてしまっているので

栄養素の量と活性力が失われてしまっているのです

できるだけ新鮮なもの、ハウス栽培ではなく

露地物など少しでも活性力のあるものを食べることが重要です


・抗酸化物質と単品摂取の弊害

天然の抗酸化物質であっても、気を付けなければならないことがあります

例えば、ビタミンCが活性酸素を除去するからといって

ビタミンCを仇のように飲んでいると、逆効果になると言われています

ビタミンCの血中濃度が高くなると、かえって活性酸素が発生してしまうのです

これを防ぐには、同じく抗酸化ビタミンであるビタミンEを摂ることでこのような害はなくなります

これはビタミンEだけを摂っても同じように活性酸素が増えてしまうので

抗酸化物質は単品で摂るよりも、なるべく多くの種類を摂ることが重要なのです

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・抗酸化物質の相乗効果

抗酸化物質は、活性酸素に対して単独で戦いますが

チームを組んでお互いを元気づけるような作用も持っており

ビタミンCやEは、セレンと共にベータカロテンの効果を高めます

補酵素であるQ10(CoQ10)は、ミトコンドリア中で作用し

エネルギーの移動作用を助け、ビタミンEを再生させる働きがあり

ビタミンEと共にCoQ10は活性酸素からミトコンドリア膜を保護しています

また、α‐リポ酸はビタミンCを再生し、ビタミンCはビタミンEを再生させています

このように各抗酸化物質は、チームを組んで相乗効果を高めているのです


〈がんの発生原因とそのしくみ〉

がんは、正常細胞が突然変異してがん細胞に変わる

放射線、紫外線、化学汚染物質、たばこ、ストレスなどが原因で活性酸素が発生し

正常細胞を傷つけます

繰り返し正常細胞が傷つけられるような状態が長く続くと

いつか突然がん細胞に変わってしまいます

まず、異物(放射線、紫外線などの発がん性物質)が入って

がん化する第一歩を細胞のDNAに刻印し

そうすると、発がん性の異変を起こした細胞が生まれてしまうのです

さらに刺激を続けると、促進因子が活性化され、異常細胞がどんどん増えていきます

しかし、促進因子の投与を止めると、腫れが引いて元に戻ります


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パワープレートは酸素を使ってエネルギーを生み出すミトコンドリアを増やして

酸素の取りこぼしを減らすことで活性酸素が増加するのを抑えます


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WHO(世界保健機関)による世界の死亡原因調査では 

一年間で6位から3位になり世界的に増えている疾患です 

これを予防するために一番大切なことはもちろん禁煙です 

25才をピークに肺の機能を示す一秒量(一秒間でどれだけ早く多くの息を吐けるか)は

低下していきますが、喫煙者は平均でその低下速度が3倍になるそうです!

 
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そしてもう一つ予防法で重要なのが脚の筋肉をつけることです! 

非常に興味深いことですが、脚の筋肉をつけると、呼吸で重要な役割をもつ横隔膜が鍛えられ

その結果肺の機能を目一杯使えるようになり衰えにくい体をつくることができるそうです!


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脚のトレーニングはパワープレートが最も得意とする分野です!


 
脊髄損傷で車椅子の方が歩けるようになるほどのトレーニング効果があるため

パワープレートを使うことで、COPDや肺ガンをはじめとした呼吸器疾患が減少していけば

素晴らしいことですね!



リンパの流れを促進してむくみをとる

・リンパの役割

全身を循環する動脈血の血漿の一部は間質液として、毛細血管の壁を通って

組織中に漏出し、そこで組織の細胞に栄養を与え、代謝産物を取り込んだあとに

再び静脈の毛細血管壁を通って静脈に戻りますが

その一部がリンパ経を通って静脈系に戻ります

リンパ系はもう最リンパ管に始まり、集合リンパ管を経て左右の右リンパ本幹と胸管をなって

鎖骨下静脈につながります



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下肢、腹部、左上半身からのリンパ系は全て体の左側にある胸管に入り

右上半身からのリンパ系は、右リンパ本幹に入ります

もう最リンパ管の透過性は毛細血管より高いため、体内に侵入した異物の大部分は

リンパ系に取り込まれ、途中にあるリンパ節(全身に約300~800個存在)でリンパ球や

マクロファージによって取り除かれます


・リンパ系の機能

①体内の組織中に存在する過剰な間質液を吸収する

②体外から間質液に侵入した異物を取り除く

③間質液にある過剰なタンパク質を取り込んで循環血液に戻すことによって

間質液の浸透圧を調節する

④小腸内のリンパには消化された脂肪を吸収する働きがある


・リンパの流れ

毛細リンパ管以外のリンパ管は周りを平滑筋が覆っており

それによって若干ながら自発的に収縮します(一分間に2~6回)

また、リンパ管には多数の弁があり、リンパ管が収縮すると一定方向に流れるようになっています

このようなリンパの流れには骨格筋の収縮、呼吸運動、消化管運動、動脈の拍動など

リンパ管の外からの力も重要な役割をしています


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パワープレートは3次元振動によって5分間で95%の人の血流が改善するため

冷えやむくみに悩まれている方にも非常に有効です

サルコぺニア肥満とは

日本人の体型において2009年の国民健康・栄養調査ではこのような結果が出ています

2000年以降、男性では肥満者の増加傾向が鈍化

女性では肥満者の割合が減少し一方、若い女性のやせ型の割合は横ばいになっています

肥満者の割合も男性の20~60歳代では

肥満者の増加傾向がそれ以前の5年間に比べ鈍化しているそうです

また、女性の40~60歳代では、肥満者の割合が減少しています

このデータから男性はまだ肥満者が増加しているものの

女性では肥満者は幅広い年齢層で減少していると言えます



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しかし、最近新たに注目されている肥満としてサルコぺニア肥満があります

サルコぺニアは、ギリシャ語のサルコ(筋肉)、ぺニア(低下)を合わせた言葉で

体重は変わっていないにも関わらず、筋肉がやせ細り、代わりに脂肪が蓄積してしまうタイプの

肥満です

サルコぺニア肥満は生活習慣病になるリスクが、普通の肥満の2倍で

その対処法も、単に脂肪を落とすだけでは解消されません

根本的な解決の為には体重に占める筋肉の割合である筋肉率を高める必要があります

通常、筋肉率は性ホルモンや生活環境の変化により、20代をピークに減少していくため

若いうちから適度な筋肉量を維持する努力をしていく必要があるのです

筋肉率の標準値は、男性が31~34.9%、女性が26~27.9%で

この値を下回ると、サルコぺニア肥満のリスクが高まります

筋肉率の計算方法は、体脂肪計で体脂肪を測り、体重×体脂肪率÷100で体脂肪量(㎏)を出します

そして体重‐体脂肪量で除脂肪体重(脂肪以外の骨、筋肉、内臓などの重さ)を計算した後に

除脂肪体重(㎏)÷2=筋肉量が出るため、筋肉量÷体重×100で筋肉率が求められます

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少し前までは、肥満が虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす

メカニズムについてはあまりはっきりしていませんでした 


しかし、脂肪組織を構成する脂肪細胞がホルモンを分泌することが発見され

体脂肪は人体で最大の内分泌器官であるということが分かってからは

多くのメカニズムが解明されました

 

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糖尿病については、脂肪細胞が分泌するレジスチンというホルモンが 

インスリン抵抗性を持っているため、インスリンが分泌されても血糖値が下がりにくくなり

発症のリスクが高まります

また、インターロイキン1やTNF-α、PAI-1といったサイトカインも分泌され

これらが、心筋梗塞を引き起こすということも分かってきました

インターロイキン1やTNF-αは本来、炎症反応に関わる因子で

動脈の内壁に過酸化脂質を沈着させ、動脈硬化の原因になります


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PAI-1は血液凝固を促進し、血栓をつくりやすくします

以上のことからも過剰な脂肪の蓄積は十分に健康を脅かすことがわかります


パワープレートは、3次元振動で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます

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脂肪吸引や急激なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため

安全とは言えません

やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って

筋肉量を維持し、過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要なのです!


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良い歩行のために

健康のためにウォーキングをされる方が増えていますが

歩いているとすぐに足が疲れたり、どこかが痛くなったりすることはありませんか?

歩くということは、想像以上に大きな力がかかっているため

骨や筋肉の強化などの健康増進にとても有効な反面

もし体のバランスが不均衡な状態(ゆがみや筋力不足)があれば

様々な機能障害が起こってくるとも言えます

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今回は、歩行の諸要素とバイオメカニクスについてお話しし

よく見られる歩き方の癖とパワープレートによる癖の改善方法をご紹介したいと思います



・歩行の諸要素

①重複歩

一側の踵が接地してから、次に同じ踵が設置するまでの動作

重複歩の前後距離を重複歩距離(ストライド)

左右の感覚を重複歩幅といいます


②一歩

一側の踵が接地してから、反対側の踵が接地するまでの動作

その前後距離を一歩距離といいます


③歩行周期

重複歩を単位とする一連の動作


④立脚相(歩行周期の60~65%

歩行周期のうち、一側の脚が接地している期間


⑤遊脚相(歩行周期の35~40%

歩行周期のうち、地面から遊離している期間


⑥同時定着時間

歩行周期のうち両足が同時に地面に接着している期間で

自然歩行では立脚相は歩行周期の約60%、同時定着時期が10%を占めています


⑦歩行速度

単位時間あたりの進行速度


⑧歩行率

単位時間内の歩数


これらの要素が協調し正しく筋肉が使われていれば

疲れにくく身体の循環を高めることができますが

筋肉のアンバランスや姿勢が悪い状態では、身体のゆがみの原因になってしまいます



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ここでいくつかの歩き方の癖をご紹介したいと思います


①船乗り歩行:腰椎の前弯が強いと、左右の足の幅を広く取り

骨盤、肩が左右に大きく動揺する歩き方

女性は男性に比べて腹筋が弱く、腰椎の前弯が強くなりやすいためよく見られます


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②スイング歩行:臀部の筋肉である中殿筋が弱かったり、収縮がうまくいかないと

骨盤は大きく下降して臀部の振りが大きい歩き方になります


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③前かがみ歩行:肩をすぼめ、腰の反りが強く、膝を曲げて小さい歩幅の歩き方

ヒールを履いた時に骨盤や体幹の筋肉をうまく使えていないときによく見られます


④老人に見られる歩行:歩き癖ではありませんが

若年者と比べて老人の歩行では年齢の増加に伴って、速度の低下や

歩幅の短縮が顕著になり、体の前後動揺や前傾角度が大きくなります

若い人でも筋力が弱かったり、バランス力が低下していると

このような歩行になりやすいため、注意が必要です

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この①~④の歩き方に共通して言えることは「筋肉」です

ある程度の筋力と、正しい筋力の発揮ができれば外見的にも機能的にも

優れた歩行になります

しかし、あまりに当たり前に行っていることなので意識することが難しく

鍛えるにも工夫が必要です

パワープレートは鍛えたい筋肉に刺激が行くようなポージングを取ることで

3次元の振動がその筋肉に集まり、意識しやすい中でトレーニングを行うことができます

また、一秒間に30~50回も筋肉を収縮させることができるため

効率よく筋力をアップさせることができます!


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私たちは歩きながら、人と話したり、周りの景色を楽しむことができるように

歩行は、自動化された運動です

基本的な歩行は脊髄レベルの反射によって行われ

より複雑な反射は大脳皮質下または皮質レベルで調節されています

したがって、身についてしまった歩行パターンを直していくことは容易なことではありません

しかし、パワープレートで固有受容器を正常化し、神経系の機能を高め

筋力強化をしていけば、負担の少ない美しい歩行にしていくことができます

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私が担当させて頂いたお客様の中で、歩行時に膝が痛むとおっしゃっていた方も

筋力を増やして歩き方を改善していくことで、痛みがなくなったというケースがよくあります

歩くという身近な運動もトレーナーから自分の癖を指摘してもらい

褐色脂肪細胞とダイエット

脂肪細胞は通常、直径が0.01mm~0.12mmで

約250億~300億個あると言われています

肥満者の場合は体積が100倍以上になることもあり

過形成肥満では、数も1000億を超えることもあります

脂肪細胞の働きは脂肪細胞内の脂肪球にエネルギーである中性脂肪を蓄積、貯蔵することで

存在部位によって名称が異なります


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骨格筋(横紋筋)では筋肉と皮膚の間にあるため、皮下脂肪と呼ばれ

内蔵筋(平滑筋)では内臓脂肪と呼ばれます

女性は皮下脂肪が増えやすく、男性は内臓脂肪が増えやすい傾向があります

通常私たちが呼んでいる脂肪は白色脂肪細胞と呼ばれるもので

余分なカロリーを脂肪として溜め込む働きがあります


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中性脂肪は、脂肪細胞内の小胞体から分泌される脂肪分解酵素であるリパーゼによって

脂肪酸にまで分解され、脂肪酸は筋肉のエネルギー源として利用され二酸化炭素と水に

分解されます

利用されなかった脂肪酸は、肝臓に回収されて中性脂肪に再合成され

血管に注がれ再度脂肪細胞に蓄えられます


脂肪が使われるためにその膜が開くためには、ノルアドレナリン、アドレナリン

副腎皮質刺激ホルモンなどのホルモンが必要になります




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そしてもう一つ重要な脂肪細胞があり、それが褐色脂肪細胞と呼ばれるものです

褐色脂肪組織をつくる褐色脂肪細胞は多数の小さな脂肪滴を持ち

その間には豊富なミトコンドリアがあり、脂肪細胞の間には毛細血管網が発達します

コウモリが冬眠から覚める時期になると

この組織で盛んに脂肪の酸化が起こり、これによって発生した熱は

毛細血管を流れる血液に伝えられて体の各部を温め

これが一定の温度になると冬眠から覚めるのです

人の体にも褐色脂肪細胞があり、うなじ、脇の下、肩甲骨の間に

合わせて約40gという少ない量ではありますが分布しています


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この部分が寒冷刺激など交感神経への刺激が加わると

褐色脂肪細胞の活性度が上昇し、白色脂肪細胞の余分な脂肪が分解され

そのときに生じた遊離脂肪酸が褐色脂肪細胞に取り込まれて

熱として体外に放出されるのです


パワープレートは、 3次元振動で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます

また褐色脂肪細胞を刺激してその効率をより高めてくれます

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脂肪吸引や急激なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため

安全とは言えません

やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って

過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要です!


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正しい姿勢であれば、ほとんど筋力を使わずに脊椎だけで立位のバランスを保てますが

無理な姿勢、悪い姿勢の持続は

体のある部分ばかりに過剰な負担(ディストレス)がかかるようになり

局所に痛みやコリを感じるようになります

また体のアンバランスはエネルギーの過剰な消耗を招き、疲れが残りやすくなり

蓄積されていきます

疲労の初期は十分な睡眠や休日の運動で回復しますが

中期になると一日中眠いといったような状態になります

末期になると逆に不眠を訴え、夜中に何度も目覚め自律神経失調や

うつ病を疑わせる症状がでやすくなります


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理想的な姿勢、良い姿勢

理想的な姿勢とは、身体の各部が理想的なアライメントに並んでいる状態で

最小の力で最大の支持を得られるような体位のことを言います

したがって、その人の習慣や生活において、美しさとバランスが取れており

筋負担が少なく(疲労しにくく、痛みを起こしにくい)状態を指します

また良い姿勢であれば、内臓(呼吸器系、循環器系、消化器系など)の働きも

良くなることから心身の健康状態を反映しているとも言えます


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過度のエネルギー消費をもたらす要因として

①脊椎・骨盤の生体力学的不全(ゆがみや不良姿勢)

②固有受容器への過度な刺激(①の状態が持続すると、関節にある体の位置を感知するセンサーに過度な刺激が加わります)

③痛覚(痛みがあると疲れやすくなります)

④その他の感覚器への異常または過度な刺激

⑤知的、感情的、精神活動におけるネガティブな態度(精神的ストレス)

⑥休息不足、睡眠不足

が挙げられます


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パワープレートは血流の改善と筋力バランスの改善と固有受容器への

正しい情報の伝達を同時に行うことが出ます

これによって正しい姿勢を覚え込ませて不要な筋肉の緊張を取り除いて

ゆがみのない体に導きます

数値として側弯が軽減した症例もありますのでぜひご覧ください


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サーカディアンリズムと一日の体の変化

サーカディアンリズムは、概日リズムとも呼ばれ

睡眠、目覚め、ホルモン分泌や免疫機能、自律神経などの生命活動を調節する様々な

生理機能は地球の時点とほぼ同じおよそ25時間周期というリズムを持っています

遺伝子レベルで生体内に昼夜のリズに同期した日内リズムをつくる体内時計を備えており

その役割をしているのが視床下部の視交叉上核です

細胞にある時計遺伝子が概日リズムを作り出し

各器官に時間の情報を伝えます


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現在では約20種類の時計遺伝子が見つかっています

時を刻む中心となるのは、Clock、Bmal1、Per、Cryの4つの時計遺伝子で

時計タンパク質のClock、Bmal1がPer、Cryを作ります


その量が一定値に達すると、4つのタンパク質が複合して

Bmal1、Clockの働きを抑制することでPer、Cryの合成も抑制されます

そしてまたある量まで時計タンパク質が減少すると再び作られるようになります

このPer、Cryが増えたり減ったりするというサイクルが

1日周期で繰り返されてリズムができるのです

このような体内時計の制御により、私たちの生理機能は

一日のうちに高まったり、低くなったりしているため

病気によっては発症したり、悪化しやすくなる時間帯もあります

朝から午前中は病気にとっては魔の時間帯で

活動をするために脈拍や血圧が急上昇することと

夜間の発汗で血液の粘性が高くなっており、固まりやすくなっているといった要因が重なって

脳、心臓疾患の発生頻度が高くなります


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また、明け方は呼吸機能が一日の中で最低になるため

喘息などの呼吸器疾患が悪化しやすくなり

関節リウマチや花粉症などの症状も起こりやすくなります

正午は記憶力や赤血球数が最も高まる時間帯です

14時から18時の間は体温が最も高く、交感神経や血栓を溶かす能力

運動能力、計算力が高くなります


夜0時まではコレステロール合成や胃酸の分泌、ヒスタミンに対する感受性が高まるため

消化性潰瘍、アトピー性皮膚炎、むずむず脚症候群などの症状が出やすくなり

食べたものが脂肪として付きやすくなるため、ダイエット中は食事の時間にも気配りが必要です

夜中はメラトニンや成長ホルモンが分泌され

一日の疲れをとったり、入眠や睡眠の維持をしています

また白血球数も増えるため、体内に侵入した異物や細菌を取り除くといったことが行われます

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このように、体内時計の乱れは高血圧やメタボリックシンドローム

糖尿病、睡眠障害などの原因になります

最近では、時計遺伝子がガンなどの疾患の発症とも関連があることが明らかになってきています

環境要因としては、ストレス、不規則な食生活、交代制勤務、夜勤、時差ボケなどがあり

遺伝的要因として時計遺伝子の異常が挙げられます

体内時計を整えるには

①光

ヒトの本来の体内時計は約25時間周期で、地球の自転よりも実は少し長くなっています

これを補正するのが朝日に浴びることで、これが刺激となって

中枢の時計遺伝子が修正されます

しかし光を浴びる時間によって作用は異なり、朝に浴びると体内時計は進み

夜に浴びると遅れます

したがって寝る前に強い光を浴びると狂いやすくなるため浴びないようにしましょう

また、できれば曇りであっても、人工の照明よりも強いため

できるだけ外の光に当たることが重要です


②メラトニン

脳の松果体から分泌され、入眠を促すと共に

中枢の時計に働きかけ体のリズムを調整します

真っ暗なところでは分泌が促進されますが、わずかな光で抑制されてしまうので

寝るときにはなるべく部屋に光が入らないようにしましょう


③起きる時間を一定にする

寝る時間も一定にすることが理想ですが、起きる時間を一定にすることで

時計はリセットされるので心がけてみましょう


④食事

食事(特に朝食)を規則正しく取ることで、内臓などの末梢時計が調整されます



パワープレートは精神安定に関わるセロトニンの分泌を促進するため

その量に比例して分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が高まり

より質の良い睡眠をとることができます

良い睡眠は酸化した身体を元に戻す作用があるため、疲労回復が高まります


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そして成長ホルモンの分泌も高まるため、筋肉の発達、骨密度の上昇

体脂肪の燃焼促進といった効果も得られます

運動でダイエットと体質改善もできるのがパワープレートトレーニングの特徴だと思います

アスリートに必要な筋力と柔軟性を高める

パワープレートでトレーニングをすると緊張性振動反射という反射が起こり

筋肉を素早く動かすことによって、30分のトレーニングでも

従来のジムトレーニング2時間分という効率の良さで鍛えることができます

しかし素晴らしいのはこれだけではありません



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Cardinaleという方の研究で、パワープレートの上でトレーニングを行うことによって

多シナプス経路の発達によって筋力、筋パワーと同時に

柔軟性を同時に高められることが明らかになりました!



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人の体には神経の中継地点(シナプス)が1つの単シナプス経路と

2つ以上の多シナプス経路があります


例えばパワープレートでスクワットを行ったとすると、緊張する大腿四頭筋に対しては

より一層の収縮を促して鍛えていきますが

拮抗筋であるハムストリングスに対しては、神経刺激が減少し収縮を抑制します

すなわちパワープレートでスクワットをした後は、前屈が柔らかくなるということです!



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通常、柔軟性を高めるためのストレッチとトレーニングは分けて行うものですが

パワープレートではトレーニングをしない部分や

特に緊張が強いなどの場合以外はその必要がありません

もちろんパワープレートでのも非常に効果的なので

私がお客様のトレーニングを行うときには、疲れが出やすい筋肉や

特に柔軟性が落ちやすい筋肉のストレッチを3つほどチョイスして行っています

パワープレート使うことで、体が硬くトレーニングをするとケガが心配だという方も安心して

柔軟性を高めながら筋肉量を増やすことができるため一石二鳥なのです!


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パワープレートについてはこちら
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歩くときには脚の外側に力がかかるため、それを支えるために内転筋などの

内側の筋肉は働いてバランスをとっていますが

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運動不足で歩く機会が減ると内転筋をはじめとした筋群が衰えて

外側への力に負けてしまい、少しずつ骨が変形していき

O脚になっていくといった例が大半を占めています

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では、不良姿勢とはどのような姿勢でしょうか?

膝に痛みが出ている方のほとんどが、普段の生活で膝が伸びきらないままになっています

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膝の関節は伸びきると骨同士が縦にキレイに配列されるため

筋肉をあまり使わなくても立つことができますが

何らかの影響で膝が伸びきらずに生活していると、色々な筋肉が酷使されます

それによって変形が助長されてしまうのです


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パワープレートの三次元振動を使えば、運動不足によって衰えた筋肉を

関節に負担をかけることなく、スピーディーに鍛えられると同時に

ストレッチによって柔軟性のある筋肉を取り戻し

マッサージによって酷使された筋肉をほぐして痛みを取るという3つの役割が

一台のマシンでできてしまいます!


ですから、痛みがあり運動ができないといった方は諦めずに

ぜひパワープレートを使って頂きたいと思います!

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健康的なダイエットに必要な栄養素

日本人の食習慣において最新の国民健康栄養調査では

朝食を抜かす人の割合は、男女とも20歳代が最も多く

男性で33.0%、女性で23.2%

脂肪エネルギー比率が30%以上の者の割合は成人男性で20.0%

女性で27.6%だったそうです

パワープレートで効率よく筋肉を動かしても、筋肉の元となる栄養補給を怠っては

筋肉は強くなれず、うまく体は引き締まりません

そこで重要な栄養素がたんぱく質です

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たんぱく質は細胞の主要な構成成分であると同時に、物質代謝に必要な酵素や

生体機能の調節に必要なホルモンの材料としても重要です

一日の摂取基準は男性で70g、女性で60gとなっていますが

なかなかこの量を摂取できていないのが現状です

また、ダイエット中やトレーニングを行って筋肉を増やそうとしている場合は

基準より多くの摂取が必要です


高齢者でもタンパク質の吸収効率が低下しているため

積極的な摂取を心がけましょう

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パワープレートトレーニングは今まで使えていなかった筋肉も同時に動かすため

効率が良いのですが、その分栄養素もきちんと取る必要があります

たんぱく質は100gあたり牛乳で約3.5g、肉類で約20g、魚で約25g含まれていて

特に多い食材がシラス干しで約40g摂取することができます


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これらの食材と併用してプロテインを飲むことも非常に有効で

最近ではたんぱく質以外にもビタミンなど栄養素が添加されたものが

売られているので、炭水化物の変わりにプロテインを飲むことで

カロリーを抑えながらたんぱく質を取ることができ、トレーニングの成果を早めることができます

ダイエットは安全に行わなければ意味がありません


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ですから、必要な栄養素はきちんと取って、余分なカロリー摂取は抑えることが重要なのです




自分の姿勢を知って健康に

みなさんは普段の生活で自分の姿勢がどのようになっているかを考えたことがありますか?

仕事をしている時の姿勢やテレビを見る時、バッグを持っている時

立ち方であればいつも片足に体重がかかっていませんか?

座り方では横座り、あぐらをかく、脚を組む

寝るときは決まった向きばかりで寝ていませんか?

実はこのような姿勢の癖が、体のゆがみの形成に大きく関わっています

今回は立位の状態で特徴的な姿勢についてご紹介します


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猫背タイプ(round back)

デスクワークやテレビゲームの時間が長い人に見られる姿勢で

胸椎の上部の猫背、中部の猫背、下部の猫背、胸椎全体の猫背

隠れ猫背(見過ごされやすい猫背)、胸腰移行部の猫背などがあり

両肩が前に出やすく、胃腸などの内臓下垂や心肺機能の低下

背筋のトーン(緊張度)が減少(機能低下)を起こしており

腰や膝への負担が増加する傾向があります


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平らな腰タイプ(flat back)

通常腰椎は前弯していますが、その弯曲が減少し、腰椎の可動性も低下しています

日本人に多い姿勢です

寝るときの姿勢に癖があることが多く、消化器系や泌尿器系に影響が出やすくなるとともに

ぎっくり腰を起こしやすくなります


また大退後面のハムストリングが緊張し短縮している傾向があります


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出腹タイプ(hyper lordosis)

腰椎の前弯が強く、椎間関節に体重の負荷がかかりやすくなるため

腰痛を起こしやすくなります

体の柔軟性が高い人に多く、遺伝的な要素も関係します

肥満や妊婦、ハイヒールでもなりやすい姿勢です


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反り返りタイプ(sway back)

腰椎の前弯が減少し、腰部と仙骨部の角度が強く、体が後ろに引かれるため

重心が後方にきてしまうこともあります

バランスをとるために上部の猫背が見られることが多く

これが隠れ猫背です


この姿勢も内蔵や消化器系に影響を与えます

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パワープレートを使い、正しい姿勢でトレーニングを行っていくと

筋力の強化と共に今まで身についてしまっていた悪い姿勢がリセットされ

健康的で機能的な姿勢をつくることができます


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これはパワープレートが単に筋力をアップさせるためのマシンではなく

緊張性振動反射による振動刺激が神経系に対してアプローチをしていくことから可能になるものです

不良姿勢は最終的に骨を変形させて様々な症状を起こすため

早めに良い姿勢を身につけることが大切です


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ダイエットに重要なDITについて

今回は食事誘発性体熱産生(Diet Induced Thermogenesis DIT)についてお話したいと思います

これは、食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となるというもので

食事をした後は安静にしていても代謝量(消費カロリー)が増えます

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食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります

たんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%

脂質のみの場合は約4%で、通常の食事はこれらの混合なので約10%程度が

エネルギーとして使われます

食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです

ダイエットを考えると、たんぱく質を重視した食事を摂ることで

より多くのエネルギーが使われ、代謝が高まるため痩せやすい状態になります


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単に栄養素によるものだけではなく

食事の摂り方としてよく噛まずに飲み込んだり、流動食だけを摂る場合に比べると

よく噛んで食べる方が食事誘発性熱産生は高くなるといわれています

また、腹部内臓脂肪量の多い人ほど、DITが低かったという報告もあるそうです
 
そして、加齢や運動不足で筋肉が衰えると、基礎代謝が低下するだけでなく

食事誘発性熱産生も低下します

逆にトレーニングで筋肉を増やすと食事誘発性熱産生は高くなるとされています

パワープレートは振動が筋肉を動かすため

通常鍛えることが難しいとされる体の深いところにある深層筋まで動かすことができ

内臓脂肪が燃焼されやすいのです!



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ですから、食事と運動の両面から工夫していくと効率よく痩せやすい体をつくれます!

食事のポイントとして、食事誘発性体熱産生は朝が最も高く、時間が経つにつれて低くなるため

夜はあまり食べすぎない方が良いでしょう

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そしてよく噛んで食べることで、ヒスタミンというホルモンが分泌されて満腹中枢を刺激し

食欲を抑えてくれる効果があります!




powerplate1.jpgパワープレートにもホルモンバランスを整える作用があるため

食事の工夫とパワープレートを組み合わせることで

食べることを楽しみながら効率よくダイエットができるのです!

健康的なダイエットのためには

一言で消費カロリーといっても 

消費の仕方によっていくつかに分かれているのをご存知ですか?

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もうひとつは食事誘発性体熱産生です

食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます

このため、食事をした後は安静にしていても代謝量が増えます

特にタンパク質は、消化に多くのエネルギーが必要なため

約30%がカロリー(熱)となります

ですからダイエット中の食事はタンパク質の割合を増やすことが有効なのです

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以上のことをふまえると、健康的なダイエットのためには

運動によるカロリー消費とタンパク質重視の食事

60~70%を占める基礎代謝をいかに高められるかが重要です

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基礎代謝は筋肉を増やすことで高めることができます

パワープレートなら一秒間に30~50回という振動が筋肉を動かすので

たった30秒のトレーニングで900~1500回分の筋収縮が起きます!

ですから短期間で基礎代謝を上げて痩せやすい体をつくることができるのです!

酵素と補酵素について

人間の体はほぼ37℃に保たれ、また細胞内のpHは常に中性に維持されています

このような条件下では、生命活動を行うための様々な化学反応が起こりにくいので

これらを効率よく行わせているのが酵素です

酵素なくしては生命はありえないと言われるほど、酵素は生命の維持にとって

重要なたんぱく質です



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酵素の中にはたんぱく質だけで酵素活性を示すタイプと

低分子の有機化合物が結合して初めて酵素活性を示すタイプがあります

この低分子化合物を補酵素と呼び、多くはビタミンB群に由来します

結合していない酵素の状態をアポ酵素、補酵素が結合した酵素をホロ酵素と言います


補酵素の特徴

①補酵素だけでは活性が無い

②アポ酵素は弱い結合なので、容易に結合し離れることができる

③基質と結合する部位はアポ酵素の部分にあるが、触媒反応は補酵素が担う



補酵素はカロリーが無く、エネルギー源にはなりませんが生命に必要な有機物で

生体内で生命現象そのものを担っている酵素の活性を発揮するために働くことから

非常に重要な栄養素です


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一部の例外を除いてビタミンは体内で産生、合成できないので

食品から摂取する必要があります

運動によるトレーニングを行う上でのビタミンの摂取で特に重要なものとして挙げられるのが

ビタミンB群です



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豚肉、牛肉、豆類、胚芽米、オレンジ、ゴマ、レバーなどに含まれるB1は

運動の肉体疲労や神経の疲労を緩和する作用があります

鶏肉、魚肉、牛乳、ヨーグルト、チーズ、納豆、のり、卵、ブロッコリー

ほうれん草などに含まれるB2はエネルギー代謝に関わります


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鮭、サバ、イワシ、大豆、玄米、レバー、ニラなどに含まれるB6は細胞の新陳代謝に関わります



アサリ、牡蠣、ニシン、レバー、マグロ、カニなどに含まれるB12は

貧血を予防し肩こりや手足のしびれなど末梢神経の回復や健康維持に関わります

特にビタミンB2は代謝が上げる作用に加えて、健康的な肌、爪、髪の保持

皮脂分泌の抑制といった作用を持つことから

運動を始めた場合には

今まで以上にこのような栄養素摂らなければ美容を維持できなくなってしまします

B群には相乗効果があり、ここに摂った時よりも、全部一緒に摂った方が効果が大きくなります


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パワープレートトレーニングによるダイエットは

ヒトの持つ機能を最大限に発揮して運動させることができることから

非常に健康な方法ですが、通常のトレーニングの約3倍の筋肉を動かすため

効率が良い分、神経やエネルギーの消費も多くなるため

しっかりとした栄養補給が必要です


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最先端の筋力トレーニングとバランスのとれた栄養摂取が

美しい体を作る上での柱になります

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食事の時間とダイエット

ダイエットを行うには摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかしかありません

また、これらの方法が偏ってしまうと体調を崩してしまったり

結果が出にくいということが起こりやすくなるため、両立していくことが重要です

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まず摂取カロリーですが、食べるものを減らしていくことは容易なことではありませんよね

しかしちょっとしたことを気をつけるだけで、痩せやすい体になる方法があります

よく夜に食事をとると太ると言われますが、これは本当の話です

私たちの体には体内時計があり、これを時計遺伝子が調節しています

この遺伝子はBMAL1というたんぱく質をつくり

細胞に脂肪を溜め込む働きを持っています

BMAL1の量は午後2時で最も少なく、午前2時で最も多くなります


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この量の変化は体内時計と一致しているため、何時に寝て、何時に起きても

変わりません

ですから夕飯はなるべく早く済ませておくことが重要なのです

このことを踏まえるだけでも、同じ食事を食べた時の脂肪の吸収が低下するため

痩せやすくなります



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そこにパワープレートを組み合わせることで

①代謝の増加

②冷えの改善

③免疫力の向上

④骨密度の上昇

⑤ストレスホルモンの減少

⑥成長ホルモンの上昇


等の効果をえられるため

食事療法との相乗効果でより美しく健康的にダイエットを行うことができるのです!

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高齢者の転倒を防ぐ

転倒や転落は65歳以上の人たちにとって致命的、非致命的な外傷となる主要な原因です 

ほとんどが特別なことをしている時ではなく、日常生活で起こり 

60%が家庭内、30%が地域のコミュニティー

10%が老人ホームその他の施設で発生しています

転倒に伴って起こる重篤な外傷は頭部損傷や骨折で

年間92000件の骨折があり、その入院治療費は1288億円にのぼります

特に致命的である大腿骨の骨折では、入院や治療の長いことから

治癒しても約50%の人に歩行機能の低下がみられ、19%が寝たきりになってしまうそうです


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パワープレートは特許技術である3次元の振動を使って

非常に1秒間に30~50回という速い刺激を神経に対して与えるため

反射回路が活性化し、それに伴う筋肉収縮力を増大させます


この3次元の振動は、立体構造である人間の体にマッチするように考案されたもので

関節に負担をかけることなく、トレーニングを行うことができます


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この振動が、関節の位置覚を刺激し、バランス感覚を鋭くさせることによって

転倒のリスクを減少させるのです






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いつまでも自分の足で歩けるようにするために

ぜひパワープレートトレーニングを生活に取り入れていただきたいと思います!

肥満について

日本肥満学会では、日本人成人の肥満判定のために

標準体重、肥満度を以下のように示しています

標準体重=身長(m)二乗×22

肥満度(%)=(実測体重‐標準体重)/標準体重×100で

肥満度が+20%以上、またはBMIが25.0以上を肥満としており

BMIが30以上になると、全脂肪率の相対危険度はおよそ1.5~2.0倍になります

肥満者では、高血圧、糖尿病、脂質異常症を生じやすくなるため

肥満対策として食事療法、運動療法を中心とする生活習慣の改善が必要です

食事療法では、摂取エネルギーの設定として20~25g/体重(減量の最終的な目標とする体重)/日

タンパク質摂取量は1~1.5g/体重/日で総エネルギー量の15~20%とし

残りのエネルギー量を糖質、脂質に配分し

糖質は総エネルギー量の50~60%、脂質は20~25%

体重の減少も1~2kg/月のペースが理想とされています


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少し前までは、肥満が虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの

生活習慣病を引き起こすメカニズムについてはあまりはっきりしていませんでした 

しかし、脂肪組織を構成する脂肪細胞がホルモンを分泌することが発見され 

体脂肪は人体で最大の内分泌器官であるということが分かってからは 

多くのメカニズムが解明されました



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糖尿病については、脂肪細胞が分泌するレジスチンというホルモンが 

インスリン抵抗性を持っているため、インスリンが分泌されても血糖値が下がりにくくなり 

発症のリスクが高まります 


また、インターロイキン1やTNF-α、PAI-1といったサイトカインも分泌され 

これらが、心筋梗塞を引き起こすということも分かってきました


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インターロイキン1やTNF-αは本来、炎症反応に関わる因子で

動脈の内壁に過酸化脂質を沈着させ 動脈硬化の原因になります 


PAI-1は血液凝固を促進し、血栓をつくりやすくします 

以上のことからも過剰な脂肪の蓄積は十分に健康を脅かすことがわかります

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パワープレートは、3次元振動で効果的に筋肉を鍛え

脂肪が燃えやすい体をつくり 血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます
 
脂肪は効率の良いエネルギーとして体内に貯蔵されているため

運動によってそのエネルギーを使ってあげることが本来のダイエットですが

脂肪吸引や無理なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため 安全とは言えません


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やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って 

過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要です!

レプチンとダイエット

リバウンドはダイエットを難しくしている大きな原因の一つです

リバウンドに大きく関わっているのがレプチンです

レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで1994年に発見されました

これによってそれまで体脂肪を溜めることしか機能がないとされていた脂肪細胞が

ホルモン分泌器官であると見直されるようになったのです


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レプチンの作用は、食事をすることで分泌され、脳に働きかけて

満腹感をもたらしたり、交感神経に作用してエネルギーを消費させるように促します

この作用だけ見れば、脂肪細胞が多いほど満腹になりやすく食事量が減り

なおかつエネルギー消費も促されるため、ダイエットになりそうなものですが

そう簡単にはいきません


ある体重の人がダイエットで体重が減少したとすると

体の反応としては飢餓状態にあると勘違いして

レプチンの分泌量は急激に減少し、下の体重に戻そうとします

満腹感をもたらすレプチンの分泌量が減れば

いくら食べてもなかなか満たされなくなってしまうのです


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12日間で体重を20%落としたとすると、血中レプチン量は4分の1になり

さらに適正量に戻るのには4~5ヶ月もかかると言われています

ダイエットが難しいもうひとつの理由としてレプチン抵抗性があります

レプチンを分泌する脂肪細胞の数が増えれば(太れば)、当然レプチンの分泌量は増えますが

だからといって太っている人は食欲が無いかというと、そうも言えません

その理由はレプチンが増加すると、SOCS-3、CRPというタンパク質が増え

レプチンが脳に到達するのを阻害し、食欲を保つためです

そのため、体脂肪の量が増えても食欲が落なくなり

ダイエットがうまくいかなくなってしまうのです

したがってリバウンドを防ぐためには、レプチンの分泌量を減らさないように

急激な減量を避けることが重要です

ある研究では、1ヶ月に体重の5%程度の減量がリバウンドを防ぐ上で有効なペースだそうです

また、パワープレートを使っての筋力トレーニングも非常に有効です


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脂肪の代わりに筋肉量が増えれば、体が引き締まりボディラインが整うだけでなく

脂肪の3倍の重さがある筋肉は急激な体重減少防止にも役立っています


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同じ体重でも筋肉量が多ければ、スタイルは細くなります

体重を減らすことだけをダイエットとする概念ではなく

筋肉量についても考えて、より健康的なものを目指すことで

リバウンドの起こりにくい安全なダイエットを行うことができるのです!


摂食障害に要注意

健康で美しくいるために、肥満は良くないことですが

現代社会は、やせることに対して過剰になっている部分があり

必要以上のダイエットが逆に健康を害してしまっていることも多くあります

青年期や若年成人の女性のおよそ1~5%に摂食障害がみられ

臨床例では、摂食障害を持つ人のうち、男性はわずか5~10%だとも言われています

摂食障害の多くは食事制限から始まり、異常な食行動を経て

最終的に摂食障害に陥ってしまいます


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減量のためにダイエットを始めて、減量が思ったように進まないと

欲求不満になり、それがさらなる食事制限を助長します

食事制限で満足できる効果が出ないと、利尿剤(尿量を増やすことで

体内の水分量を減らそうとする)やダイエットピル、自己嘔吐

絶食、下剤などの使用といったより危険な行動をとるようになります

このような行動で体重が減少しても、それは筋肉量などの脂肪以外の要素の減少によるもので

決して良い減量ではありません


・神経性食欲不振症

神経性食欲不振症は、極端な体重の減少、体重を維持することへの拒絶

標準体重未満であっても体重が増えることや太ることに対する強烈な恐怖心

ゆがんだ身体イメージ、および無月経(少なくとも3回以上連続して月経が無い状態)などを

特徴とします

極端な体重の減少は、多くの場合、過度な運動と合わせて行う食事摂取制限によって

助長されます

このような状態に陥らないために運動、食事の目的と食品の機能をもう一度捉え直して

正しいダイエットを行う必要があります

正しいダイエットの目的は、あくまで過剰になった脂肪量を減少させることで

体重を減らすことではありません

美しいボディライン(くびれ)をつくるの筋肉ですが

筋肉は、脂肪の約3倍の重さがあるため、筋肉量を増やせば

必然的に体重は増えます

また過剰な摂取カロリーは制限が必要ですが、食事は本来生きていくために必要な

栄養素を摂取することが目的なので、制限はしつつも必要な栄養素は

きちんと摂らなければなりません

食品の機能は 

① 一次機能:栄養機能、エネルギー源、生命維持のための栄養面での働き 

② 二次機能:おいしさ、食事を楽しむという味覚、感覚面での働き      

 栄養があるものを食べていても一人で食事をするよりも 大勢で楽しみながら食べた方が消化が良くなります 

③ 三次機能:体調の調節、生体の生理機能の変調を修復する働き 

といったものがあり、食事はやはり楽しいものであるべきです

自分を追い詰めすぎずに、無理なく行っていくことが重要です


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特にパワープレートで効率よく筋肉を動かしても、筋肉の元となる栄養補給を怠っては

筋肉は強くなれず、うまく体は引き締まりません

そこで重要な栄養素がたんぱく質です

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たんぱく質は細胞の主要な構成成分であると同時に、物質代謝に必要な酵素や

生体機能の調節に必要なホルモンの材料としても重要です

一日の摂取基準は男性で70g、女性で60gとなっていますが

なかなかこの量を摂取できていないのが現状です

また、トレーニングを行って筋肉を増やそうとしている場合は

基準より多くの摂取が必要です

高齢者でもタンパク質の吸収効率が低下しているため

積極的な摂取を心がけましょう

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パワープレートトレーニングは今まで使えていなかった筋肉も同時に動かすため

効率が良いのですが、その分栄養素もきちんと取る必要があります

たんぱく質は100gあたり牛乳で約3.5g、肉類で約20g、魚で約25g含まれていて

特に多い食材がシラス干しで約40g摂取することができます

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これらの食材と併用してプロテインを飲むことも非常に有効で

最近ではたんぱく質以外にもビタミンなど栄養素が添加されたものが

売られているので、炭水化物の変わりにプロテインを飲むことで

カロリーを抑えながらたんぱく質を取ることができ、トレーニングの成果を早めることができます

ダイエットは安全に行わなければ意味がありません

ですから、必要な栄養素はきちんと取って、余分なカロリー摂取は抑えることが重要なのです





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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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