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歩行について

歩行について

健康のためにウォーキングをされる方が増えていますが

歩いているとすぐに足が疲れたり、どこかが痛くなったりすることはありませんか?

実はそれは体のゆがみと筋力不足からきているかもしれません

今回は歩行の諸要素とバイオメカニクスについてお話しし

よく見られる歩き方の癖とパワープレートによる癖の改善方法をご紹介したいと思います



・歩行の諸要素

①重複歩

一側の踵が接地してから、次に同じ踵が設置するまでの動作

重複歩の前後距離を重複歩距離(ストライド)

左右の感覚を重複歩幅といいます


②一歩

一側の踵が接地してから、反対側の踵が接地するまでの動作

その前後距離を一歩距離といいます


③歩行周期

重複歩を単位とする一連の動作


④立脚相(歩行周期の65%

歩行周期のうち、一側の脚が接地している期間


⑤遊脚相(歩行周期の35%

歩行周期のうち、地面から遊離している期間


⑥同時定着時間

歩行周期のうち両足が同時に地面に接着している期間で

自然歩行では立脚相は歩行周期の約60%、同時定着時期が10%を占めています


⑦歩行速度

単位時間あたりの進行速度


⑧歩行率

単位時間内の歩数


これらの要素が協調し正しく筋肉が使われていれば

疲れにくく身体の循環を高めることができますが

筋肉のアンバランスや姿勢が悪い状態では、身体のゆがみの原因になってしまいます



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ここでいくつかの歩き方の癖をご紹介したいと思います


①船乗り歩行:腰椎の前弯が強いと、左右の足の幅を広く取り

骨盤、肩が左右に大きく動揺する歩き方

女性は男性に比べて腹筋が弱く、腰椎の前弯が強くなりやすいためよく見られます


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②スイング歩行:臀部の筋肉である中殿筋が弱かったり、収縮がうまくいかないと

骨盤は大きく下降して臀部の振りが大きい歩き方になります


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③前かがみ歩行:肩をすぼめ、腰の反りが強く、膝を曲げて小さい歩幅の歩き方

ヒールを履いた時に骨盤や体幹の筋肉をうまく使えていないときによく見られます


④老人に見られる歩行:歩き癖ではありませんが

若年者と比べて老人の歩行では年齢の増加に伴って、速度の低下や

歩幅の短縮が顕著になり、体の前後動揺や前傾角度が大きくなります

若い人でも筋力が弱かったり、バランス力が低下していると

このような歩行になりやすいため、注意が必要です

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この①~④の歩き方に共通して言えることは「筋肉」です

ある程度の筋力と、正しい筋力の発揮ができれば外見的にも機能的にも

優れた歩行になります

しかし、あまりに当たり前に行っていることなので意識することが難しく

鍛えるにも工夫が必要です

パワープレートは鍛えたい筋肉に刺激が行くようなポージングを取ることで

3次元の振動がその筋肉に集まり、意識しやすい中でトレーニングを行うことができます

また、一秒間に30~50回も筋肉を収縮させることができるため

効率よく筋力をアップさせることができます!


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そして、トレーニング後にトレーナーに歩行をチェックしてもらい

動きを定着させていけば普段から美しい歩き方にしていくことができます

私が担当させて頂いたお客様の中で、歩行時に膝が痛むとおっしゃっていた方も

筋力を増やして歩き方を改善していくことで痛みがなくなったというケースがよくあります

トレーナーから自分の癖を指摘してもらい、パワープレートで効率よく体を鍛えていけば

より楽しくウォーキングが出来ると思います!

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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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