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2013年3月

2013年3月

ミトコンドリアと健康

ヒトの活動にはエネルギーが必要です

そのエネルギーには細胞質で作られるものと

独自のDNAを持つミトコンドリアで作られるものがあり

体は必要に応じてこれらを使い分けています


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細胞質で行われるエネルギー産生方法を解糖系と呼び

ブドウ糖のみが材料となります

ミトコンドリア系は三大栄養素や酸素、日光などを組み入れてエネルギーをつくり

身体のATP(人体のエネルギー)の90%以上を産生していることから

エネルギーの発電所と言われいます


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解糖系は瞬発的な動きなどの低酸素状態で稼働するのに対し

ミトコンドリア系は日常生活などの持久的な運動において可動します

近年、このミトコンドリアが私たちの健康にとても重要であることが分かってきました




 

ヒトの体は60兆個の細胞から成り、1日で6000~8000億が入れ替わり

そのうちの3000~5000個が異型細胞及びガン細胞となりますが

これらを除去しているのがリンパ球です
 

しかし、ヒトが加齢や運動不足で低体温、低酸素になると、

環境の変化に対し生き残るためにエネルギー産生を

低酸素下で有効な解糖系にスイッチし、ミトコンドリアを減少させます 

解糖系でエネルギーを作ると、代謝産物として乳酸が蓄積します

乳酸は呼吸によって分解されますが、一時的に体を酸性にするため

低体温と相まってリンパ球の活性を低下させます


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ガン細胞のミトコンドリア数は正常の4分の1しかないと言われており

酸素を嫌う特徴があることが分かります

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パワープレートは、通常の運動では40%しか使わていないと言われる筋肉を

3次元の振動によって97%動かすことができ
今まで眠っていた筋肉と
そのエネルギーを生み出すミトコンドリアを活性化し
増加させるというデータが出ています
また、ミトコンドリア内の重要な酸化酵素である
クエン酸合成酵素、コハク酸脱水素酵素などの活性も高まり
ATPの酸性に必要な栄養素の分解が加速されます

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パワープレートの日本での販売元であるプロティアジャパンの戸澤社長

70代でいらっしゃいますが、毎日パワープレートに乗られていて

過酷なスケジュールをアクティブにこなしておられます


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これはまさしく人体の発電所と言われるミトコンドリアの力ではないでしょうか

ディトレーニングとは

ディトレーニングとは、運動習慣やトレーニング習慣があった方が

それらを止めてしまったことで起こる体の変化(生理学的適応、パフォーマンスにおける適応)で

運動やトレーニングを始める前の状態に体が戻っていってしまう現象です

特に筋量が減少し、トレーニングによって起こった神経系の機能的変化

(運動単位の動員の増加、発火頻度の上昇、共収縮)が消失します

その結果、筋が弱化し、パワーも低下します


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骨格筋の萎縮は、瞬発的に大きな力を発揮する速筋線維でより早く起こるとされています

しかしある研究では、長期間トレーニングや運動習慣のある人では

短期間(14日間)のトレーニングを行わなくても

筋力とパワーに対する影響はほとんどなかったそうです

長期間(32週間)のディトレーニングでは、筋力の著しい低下がみられたそうですが

それでも筋力レベルは、トレーニング前よりも高かったということです

これは普段から少しずつでも運動習慣やトレーニングを行っていれば

運動ができない期間があっても、身体が衰えにくいということを示しています


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もし、時間に余裕がなくあまりトレーニングができない場合でも

週に1~2回行うだけで、ディトレーニングの影響は著しく低減することが分かっています

パワープレートトレーニングは、アクセラレーショントレーニング理論によって

非常に速い筋肉収縮を起こすことができるため、運動の効率を飛躍的に高めることができるため

15分でジムトレーニングの1時間に相当する運動量を確保することができます


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忙しく運動する時間が減ってしまったり、無くなってしまった方は

ぜひパワープレートトレーニングを取り入れ、短時間で効率の良いトレーニングで

ディトレーニングを克服していただければと思います

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ウォーミングアップの重要性

スポーツを行う上でウォーミングアップは欠かせません 

ある研究では、深部体温(直腸の温度)が約38.7℃に上昇したときに

最も身体のパフォーマンスが良くなり

通常体温のときの約30%増しになるというデータもあります


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・ウォーミングアップで組織温が上昇する理由

①ウォーミングアップ中に動員されている部位の筋温は

筋のフィラメントの滑走による摩擦、エネルギー基質の代謝

筋肉の血管拡張によって上昇します

温められた筋肉はより力強く収縮し

より速く弛緩するようになります


②活動している筋を通過する血液の温度は上昇します

血液の温度が上昇するにつれて、より多くの酸素が活動している筋の負担を軽減します


・ウォーミングアップによる体温上昇がもたらす効果

①筋への血流量の増加

②神経受容体の感受性の向上

③ヘモグロビンとミオグロビンにおける酸素解離の促進(ヘモグロビンが

組織に酸素を渡しやすくなり、息が上がりにくくなる) 

④神経伝達速度の向上

⑤筋粘性の低下

⑥代謝の化学反応におけるエネルギー消費率の低下

⑦関節可動域の増大


など多岐に渡ります


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パワープレートがワールドカップ日本代表やJリーグでも使用されているのは

非常に短時間でこのウォーミングアップができる点が大きな理由の一つです 

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パワープレートは乗ってから4分で9割以上の人の血流が改善し

振動に対して体が反応し、神経系を活性化します!

研究によってパワープレートのアクセラレーショントレーニングは

筋肉の柔軟性と関節可動域を改善することが分かっています

筋肉は腱となって骨に付着していますが

筋肉には筋紡錘、腱にはゴルジ腱器官というセンサーがあります



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ストレッチを行うと、筋が伸長されゴルジ腱器官がこの筋肉の緊張を感知し

過度な収縮から組織を守るため、筋に対して反射的な弛緩を誘発します

パワープレートは30~50Hzという振動が神経に対してより多くの刺激を与えるため

この反射的な弛緩が強く起こり、素早く柔軟性を高めることができるのです!


オーバートレーニングとは

パワープレートでのトレーニングは、アクセラレーショントレーニングの理論に基づいているため

短時間でも非常に効率のよく運動量を確保できますが

注意しなければならないことはオーバートレーニングという概念です

オーバートレーニングとは、体に対する負荷が自身の疲労回復のレベル(超回復)を上回ってしまい

逆にパフォーマンスや体力、気力の低下を招いてしまうことです

特にダイエットで筋肉量を増やして代謝を上げようと

頑張りすぎてしまうとこのような現象に陥って、なかなか筋肉がつかないということが起こります


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オーバートレーニングによる徴候として、以下のようなものがあります

①睡眠障害

②除脂肪量(筋肉など)の減少

③食欲減退

④風邪が治らない(免疫力の低下)

⑤長引くインフルエンザのような症状

⑥情緒不安定

⑦過度の筋肉痛

などです


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パワープレートは振動が筋肉を動かすため

一秒間に30~50回もの刺激が筋肉や神経にもたらされ

これをパワープレート無しで行おうとすると非常に時間がかかります

ですから、パワープレートでのトレーニングは、初期では一日15~30分が適当なのです

例え30分で身体的に疲れを感じなくても、神経に対する疲労は溜まっているものです

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また、ダイエットされている方の場合は食事制限の際に

体の修復に必要なたんぱく質の摂取量が

ついつい不足してしまうこともまた疲労回復を遅れさせてしまう原因になります

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休息と栄養補給もトレーニングの一環という認識を持って行っていくと

パワープレートでのトレーニングは素晴らしい効果を生みだします!


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メタボリックシンドロームについて

メタボリックシンドロームとは、インスリン抵抗性、脂質異常症、高血圧が個人に合併する

心血管病容易発症状態のことで、過去には「死の四重奏」と呼ばれていました


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動脈硬化を促進し、循環器疾患(心疾患、脳血管疾患)の危険を高めることから

ガンと並んで成人保険の主要な課題となっています

メタボリックシンドロームの病態が存在すると

2型糖尿病の発症は4~6倍に増加すると言われています


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日本では2005年に「メタボリックシンドローム診断基準」発表され

指標としてウェスト周径(男性85cm以上、女性90cm以上)に加え

リポ蛋白異常(血清中性脂肪150mg/dl以上、血清HDLコレステロール値40mg/dl未満のいずれか

または両方


血圧高値(収縮期血圧130mmHg以上、拡張器血圧85mmHg以上のいずれか、または両方

高血糖(空腹時血糖110mg/dl以上

が定められています

2008年の「国民健康・栄養調査」の結果によると

メタボリックシンドロームが強く疑われる人と、予備軍と考えられる人を合わせた割合は

男性では30代で約25%、40代で約43%、女性では30代で約5%、40代で約8%だったそうです

40~74歳ではメタボリックシンドロームが強く疑われる人は約1070万人

予備軍者数は約940万人、合わせて約2010万人と推計されています

このようなメタボリックシンドロームにおいて男性の罹患率が高いのは

女性は皮下脂肪がつきやすいのに対し、男性は内臓脂肪が溜まりやすいためです

内臓脂肪を減らすにはやはり運動が一番です

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パワープレートの振動は 内臓の筋肉を含めた深部の筋肉を動かすことができるので 

内臓脂肪を効率よく燃焼させます



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内臓脂肪を減らす理想のトレーニングは

先に筋力トレーニングによって全体のエネルギー消費を増やし

血中に脂肪が増えたところでウォーキングなどの有酸素運動を行うことです



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これにより、動脈硬化を防ぎながら脂肪を減らすことができます

現在では、病院などでの運動療法、 企業内での福利厚生の一環としての運動促進

福祉施設でも取り入れられてます



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超回復を知り、トレーニングの効果を高める

トレーニングなどによって一定以上の強度のストレスを筋肉に与えると

筋肉が一時的に損傷します

損傷後、体は筋肉の修復を始めますが、これには約24~72時間がかかります

そして筋肉は損傷前よりも強くなって生まれ変わります

これを超回復といいます

この現象があるからこそ、筋力アップをさせるには

筋肉に負荷をかける必要があるのです

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はじめのうちは筋肉痛が長く続くこともありますが、徐々に体が慣れていきます

アスリートの方や普段から運動をされている方は

連続して同じ部位を行わなければ、週に5、6回でも構いません

今日は上半身、明日は下半身という風に一日でトレーニングする部位を分けることで

それぞれの部位に一日の超回復期間が設けられ、筋肉を効果的に増やすことができます!

パワープレートのアクセラレーショントレーニングは、通常4割しか動かせていない筋肉を

97%使うことができ、今まで使えてなかった筋肉が使えるようになるため

通常のトレーニングに比べて非常に速く筋力をアップさせることができます!
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また運動直後や就寝前、就寝後にプロテインやアミノ酸などのサプリメントを摂取すると

筋肉の修復・増加を助けることができるので、栄養面でのケアも重要です!

老化とパワープレート

老化はなぜ起こるのか?に関しては多くの学説がありますが

大きく分けると、遺伝子によってあらかじめ決められた過程であるという説と

様々な環境因子によってうけた障害や、老廃物の蓄積によって起こるという2つの説があります

老化に影響を与える環境因子として酸素、栄養、放射線、温度、運動、ストレスなどが含まれます

65歳以上を高齢者とすると、その生理機能の特徴として


①種々の機能の加齢変化

高齢者の様々な生r機能は加齢に伴い、一般に低下する傾向がありますが

各機能の加齢変化が同じ速さで一様に進むのではなく

各機能ごとに異なる速度で進んでいきます

80歳における種々の生理機能の30代に対する低下の度合いは

神経の活動電位の伝導速度が85%低下し、腎血流量や最大呼吸量(最大換気能力)は

それぞれ50,60%と著しい機能低下が認められます

筋肉量は30代から減少し始め、筋の質も低下していくことが明らかになっています

側に閾値の高い運動単位である速筋線維の顕著に現れます(*サイズの原理による)

したがって、一定の筋量あたりの発揮筋力が低下するだけでなく

力を素早く発揮する能力が低下してしまうのです

このような筋量の減少のことをサルコペニアといいます



*サイズの原理:小さい力を発揮する際には、小さな運動単位(運動を活性化するための閾値が

低い筋肉)である遅筋線維が動員され、大きな力を発揮する際には、閾値が高く

より大きな力を発揮する速筋線維が動員されること


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②個体間のばらつきの増大

おのおのの生理機能には個体差がありますが、そのばらつきの範囲は高齢者になるほど増大します

生理機能の多くは20代前半にピークに達し、その後徐々に機能が低下します

しかし、同じ80代でも生理機能が非常に低下したヒトもいれば

60代とほぼ同様に保たれている場合もあります


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③ホメオスタシス機構の低下

高齢者では、環境の激変や激しい運動に対する適応能力の低下が著しくなります

成人の場合は心拍数は激しい運動時には著しく高まって

必要な臓器に十分な血流を送ることができます

高齢者の場合、軽度の運動によって心拍数はある程度高まりますが

そこで頭打ちになり、それ以上の運動に対し心臓は必要な血流を臓器に送ることができなくなります



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パワープレートのは高齢者の方でも安全に運動をすることができます

その理由は特許技術の3次元振動です

前後、上下、左右にプレートが揺れることで3次元構造の人体に対して

最も適した刺激が伝わります

また、一秒間に30~50回という非常に速く、2~6mmという細かい振幅で振動するため

関節への負担がなくトレーニングを行うことができるとともに

高齢者で特に減少が著しい速筋線維を鍛えることができ

立ち上がりやバランスを崩した時に踏ん張る時など大きな力が必要な場面で

強いサポートとなります



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振動刺激が平衡感覚に関わる固有受容器を刺激し、神経の回路が活性化するため

バランス感覚や動きの速度が改善します

また骨密度の上昇やアンチエイジングホルモンである成長ホルモンの分泌が高まることが

研究により証明されています

パワープレートで老化に負けない体をつくりましょう





骨折予防には骨、筋、バランス能力の強化

大腿骨の長軸と頚部の間には120~130°の角度が付いており

これを頚体角と言います


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この角度は、年齢を重ねると重力や筋力の低下によって減少していき

骨にかかる負荷もそれに伴って増えていきます

高齢者の方で特に注意が必要なのは、大腿骨頚部の骨折です



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外側部骨折と内側部骨折があり、閉経後でエストロジェンが減少した女性に多く見られます





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男女の最大骨量は20~40代で

女性は閉経とともに急激に低下していき、年に3~5%減少すると言われています 

2002年のデータでは、男女で寿命は延びているものの、骨折者も増えており

女性では男性の3倍に当たる年間10万人に上っています

日本ではBMIが25以上で肥満、アメリカでは30以上で肥満とされていますが

肥満の人の方が大腿骨頸部骨折の頻度が低いというデータもありあます 

これは肥満の人の方が骨量や筋量が高いためであり

極端に痩せている人はその5倍のリスクがあると言われています 

有名な老年学者の先生は、「老いを受容しよう」と述べており

高齢になって体力を増やすことは難しくても、維持していくことが重要だとしています 

この大腿骨頸部骨折が原因で長期の臥床を余儀なくされ、腓骨神経の麻痺や

老人性認知症、持病の悪化、沈下性肺炎

全身衰弱による歩行不能などの症状に陥ってしまうこともあるため

なるべく早いうちから、支えとなる筋肉バランス能力を鍛えておく必要があります


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パワープレートはこれらの3つの要素を同時に向上させることができ

Verschuerenらの研究では、閉経後の女性における6カ月間のパワープレートトレーニングによって

股関節周辺の骨密度が1.5%増加したことに加えて、筋力や姿勢制御の改善

体脂肪の減少にも効果的であると報告しています


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日々のトレーニングの積み重ねが、年齢を重ねても若々しさを保つことができる秘訣ですので

ぜひパワープレートを生活に取り入れていただきたいと思います

パワープレート導入店はこちら

成長ホルモン分泌を高めるならパワープレート

ホルモンは通常、標的器官というものが存在し

そのホルモンの受容体を持つが決まったところでしか働かないようになっていますが

成長ホルモンは全ての細胞が受容体を持ち

それぞれの機能を高める作用を持つことからマスターホルモンと呼ばれています


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その効果は多岐に渡り

体脂肪を減少させる

筋肉量を増加させる

コレステロール、血圧を低下させる

免疫力を回復させる

骨密度を高める

傷の治癒を促進する

ハリのある肌をつくる

髪を増やす

活動レベルを高く保つ

視力を回復させる

精力を増進させる

といった作用があります

スウェーデン、デンマーク、英国で行われた研究では

下垂体機能不全のため成長ホルモン分泌が少ない成人に

成長ホルモン補充療法を4~6カ月間行ったところ

身体組成、心機能、運動能力、腎機能とQOLに有益な影響がみられたそうです

またベントソンの研究では成長ホルモン療法12~18ヶ月で骨密度が増加したことも示しています

アメリカでは注射による成長ホルモン補充療法も一般的に行われていますが

注射は一本当たり約20万円と言われており

効果を実感できるまでには数百万円の費用が必要とされています

また副作用の問題もあり、外部からの大量投与を続けていると

体内で成長ホルモンをつくり出す能力が極端に落ちてしまい

注射をやめると、自力で成長ホルモンを出すことがほとんどできなくなってしまうそうです


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パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



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それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

このような効果は、量が多く、休憩時間の短い大筋群のトレーニングによって

促進されるため、パワープレートの短時間で集中して行うトレーニングが非常に有効なのです



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パワープレートで一日15分のアンチエイジングを始めてみてはいかがですか?


メディカルフィットネスとパワープレート

・少子高齢化社会に対応したメディカルフィットネスへの期待 

日本における100歳以上の人口は、1963年には153名、18年で1000名

さらに17年で10000名と爆発的に増えています


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そして2012年では5万人を超え、そのうち87%を女性が占めています 

それに対して、心筋梗塞、脳梗塞、自殺など8つ主要な死因は

全て女性を男性が2~3倍上回っているという実状があります 

その中で不慮の事故を除く死亡率は

運動療法を行うことで減少することが、疫学的なエビデンスとして証明されているます


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転倒、失禁が怖いため外に出ない、メタボを気にしすぎるあまり

食べずに低栄養になるといった悪循環による生活機能の低下を総称して

老人症候群と呼んでいます 

病気を持っていても、薬を処方されていても、日々生活機能を維持する必要があり

これらの解決策としてメディカルフィットネスが注目されています 

子供の時には、得意不得意はあっても運動で個人差はそれほど大きくないですが

高齢になればなるほど、日々スポーツを楽しむ人もいれば

寝たきりになってしまっている人もいるという個人差が大きくなってきます

したがって、なるべく早い時期から運動習慣を持つ

または高齢になってからも安全で効率的な運動を始めるということが重要です




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運動が苦手な方、膝や腰に痛みを抱えている方などに対してパワープレートは

ベストなマシンであるといえます

パワープレートは3次元の振動(上下、左右、前後)が身体に不安定性を与えることによって

人体はそれに対してバランスを取るために、反射的に高頻度の筋収縮が持続されます

さらにニュートンの運動方程式第2法則(力=質量×加速度)にのっとって

従来は力を高めるために質量(ウエイト)を上げていたものが

プラットホームを振動で加速させることによって重力を高めることが可能となり

ウエイトを持たなくても負荷を与えることが可能なのです


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したがって膝などが痛い、運動が苦手だという方に対しても

重い負荷をかけずにトレーニングできるため

運動中のケガなどがほとんどないという利点があります

筑波大学の田中先生が行った実験では

一般の高齢者に対して30Hz、振幅Lowでスクワット、カーフレイズ、プランクを

30秒2セットずつ行ったところ

筋活動が、大殿筋や中殿筋は30%、大腿四頭筋では60%

下腿三頭筋では200~250%増加したという結果が出たそうです 

これは同じトレーニングを行っても

パワープレートではより多くの筋肉を使えるということを表しており

緊張した筋肉に振動刺激が加わることで緊張性振動反射が起こり

レジスタンストレーニングと同等の効果があるとされています 


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また筋力だけでなく、瞬発力、骨量にも良い影響を与えることができます 

メディカルフィットネスにおけるパワープレートの適応は

ロコモティブシンドローム、サルコペニア、脳卒中、片麻痺、パーキンソン病

膝痛、虚血性心疾患など多岐に渡ります(程度によっては禁忌になります)



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パワープレートを始めとしたメディカルフィットネスが広がり

多くの方が健康で年を重ねていけるようになればと願っています







ホメオスタシスとダイエット

ホメオスタシス維持機構は生体が外部から独立して内部環境を

ある範囲内に維持するメカニズムのことで


①血圧、血液量の調節(圧受容器反射、)

②体液の電解質調節(細胞外液のpH調節、浸透圧の調節、血漿カルシウムイオン濃度の調節)

③血糖調節

④体温調節


などがあります


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また自然治癒力や回復力、抵抗力や免疫力など

日々の活動での疲労消耗した心身を、元の健康な状態に戻そうという生命力そのものと言えます 

若々しい人、元気な人、活き活きした人とは、この能力が高い人です 

この恒常性は、自律神経系とホルモン系の働きによって保たれています

生命力、オーラと表現されるものの基になっており、悪いものを排泄する、体を修復する

免疫力を総合したもので、これは生まれながらではなく

本人の心掛けによってホメオスタシスを高めることができます 



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そのうち体温調節は中枢である前視床下野、視索前野と

①外気温の情報を得るために

皮膚の温度受容器(自由神経終末、クラウゼ小体、ルフィニ小体)がある


視床下部の温度受容ニューロン(血管を取り巻く温、冷ニューロンが1秒に10回信号を送る)

があり、視床下部の温度受容ニューロンは

体温調節中枢(視床下部)に血液の温度を伝えています

末梢の温度受容ニューロンは脊髄に感覚受容ニューロンを投射して

その情報は視床下部などに送られて処理されたあと

自律神経系、内分泌系、体性神経系を介して体温の変化を防ぐ全身的反応を起こし

産放熱のバランスをとっています

外気温が低ければ、ホルモンによる内臓や骨格筋の代謝亢進による産熱

自律神経が皮膚血管による放熱の抑制

体性神経系では骨格筋を使ったふるえによる産熱亢進が行われ

外気が高ければ、自律神経から発汗による放熱促進、皮膚血管拡張による放熱亢進

が行われます


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体がつくる熱の多くは筋肉から放出されるものであり

冷えの改善やダイエットを行う上で代謝を上げることは必要不可欠です!

代謝によってエネルギーは熱として体外に放出されるため

この熱を多く放出できる体が代謝が良い体と言えます

私たちが持つ産熱機構は5つに分類されます


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①基礎代謝量

代謝の際に産生されるエネルギーで、覚醒時の生体機能の維持に必要な代謝量を言います


②筋収縮による産熱

運動時などに骨格筋の収縮に伴って熱が発生します

姿勢の保持に関与する筋緊張でも熱を出します

また、寒い時には骨格筋が不随意に細かく律動的に収縮して、ふるえによって産熱が起こり

ふるえ産熱と呼びます


③食事誘発性産熱反応

食事後の数時間、消化管運動が高まり、吸収された物質の代謝が増加して熱が発生します


④非ふるえ産熱

筋肉の収縮によらず、代謝を高めて行う産熱を言い、肝臓などの臓器で起こります


⑤ホルモンの作用

甲状腺ホルモンには代謝促進作用があり、長時間にわたり熱産生を増大します

またカテコールアミン類は貯蔵糖であるグリコーゲンを分解して血糖を高め

産熱を促します

その他、女性ホルモンの黄体ホルモンには代謝促進作用があり

排卵直後から月経に至るまでの間の基礎体温を上昇させます


これらの体が作る熱のうちの約40%が②の筋収縮による産熱なのです



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この産熱は骨格筋の量と比例するため、筋肉を鍛えている人は

産熱量が高いと言えます

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ワープレートはアクセラーレーショントレーニングと呼ばれる

最先端のトレーニング理論に基づいて設計されており

通常約40%しか使われていないと言われている筋肉を97%も動かすことができ

短時間で効率よく筋肉量を高めることができます

熱産生が多くなると、冷えが改善すると同時に免疫力も高まるため

健康で冷えにくく、さらに太りにくい体をつくることができるのです!

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脊柱の彎曲と椎間板

ヒトの脊柱には生理的弯曲があり、それぞれ頸椎は前弯、胸椎は後弯

腰椎は前弯、仙骨、尾骨は後弯という形状になっており、横から見ると緩やかなS字を描いています



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ではなぜこのような湾曲があるのでしょうか

例えば人間に近い哺乳類であるゴリラは4足歩行であることから

弯曲はほとんどありません



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ヒトは直立二足歩行をするため、スイカの大玉ほど重さのある頭部を

最も高い位置に置かなければならず、背骨は常にそれを支えなければなりません

また、走ったり、とび跳ねたりすることでその負荷は数倍にもなります

しかし、脊柱に生理的弯曲があることでその負荷に耐えることができるのです!


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その公式は、弯曲の数をXとすると

N(力、負荷)=X二乗+1で表されます

ヒトの体には正常では3つの弯曲があることから、Xに3をあてはめると

N=10となり10の負荷に耐えることができます

しかし、現代人はストレートネックと言われる

頸椎の弯曲が減少してしまっている人が多く見られます

またぎっくり腰を繰り返す人の腰椎の弯曲も減少しています

このような状態では、弯曲の数は3から2に減ってしまい

2を先程の公式のXに代入してみると、答えは5と耐えられる負荷は正常の半分

なってしまい、組織を傷めやすくなったり、コリなどを感じやすくなってしまうのです


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このような弯曲の原因は様々ですが

先天的なものを除いて、考えられるのは日常生活における姿勢です

パソコンや読書などの姿勢が首を前に出すような状態になっていると

筋肉の緊張によってその状態が固定され弯曲が減少していきます


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そして姿勢による脊柱への負担は、椎間板にかかる負担も増加させます

無重力状態を0%とすると、もっとも負担が少ないのは仰向けで寝ている時で約25%

立位では100%、正しい姿勢で座っている時は140%ですが

これが猫背の悪い姿勢で座っている時は180%になります

デスクワークでパソコンなど使っていると、画面を見るために自然と前かがみになってしまいがちで

腹筋がゆるみ、背筋は過度な緊張によってバランスが崩れ椎間板に負荷がかかりやすくなります


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椎間板は、一日の重力負荷で内部に含まれる水分量が低下し、厚みが減少しますが

睡眠によってその厚みを回復させています

四足から直立二足歩行になったヒトは、他の動物に比べ脊柱にかかる負荷が高いため

より長い時間の臥位が必要と言われており、理想では約8時間の睡眠が必要とされています

もし一日の睡眠時間が4時間で、それを14年続けたとすると椎間板は厚みを回復できずに

100%ヘルニアになると言われています



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また、身体への負荷は運動不足による弯曲をつくる筋肉の弱体化も原因の一つです

パワープレートはトレーニングだけでなくストレッチ、マッサージといった効果もあることから

緊張した筋肉の緩和、足りない部分の筋力強化を行うことができ

しなやかな脊柱をつくるサポートをしてくれます!



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体中の組織に指令を出している脊髄が収まっている脊柱を正しくすることは

スタイルが良く見えるだけでなく、健康をでいるために非常に重要なことなのです
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脂質を理解し、動脈硬化を防ぐ

脂質にはコレステロールと中性脂肪という2種類があり混同されやすいですが

じつはこれらは全く別物です


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・脂質の種類


    コレステロール

コレステロールの値は食事から吸収したものが3分1で、残りは体内で合成されたものであるため、コレステロール値が高いからと言って全て食事が悪いという認識を持つのは誤りです


その他、遺伝的による家族性高コレステロール血症や、女性ホルモン(エストロゲン)はコレステロール代謝に関与するため、閉経後の女性はコレステロール値が高くなる傾

向があります


    中性脂肪

中性脂肪はほぼ全て摂取したものでその値が決まります

そのため、必ず空腹時に採血する必要があります

中性脂肪はエネルギーとして消費されるもので

余ると脂肪細胞内に脂肪滴として蓄積され、皮下脂肪、内臓脂肪として付着します


特に内臓脂肪は肝硬変の大きな原因となる脂肪肝などの内臓疾患や


血栓の原因となり、血栓は脳梗塞、心筋梗塞を引き起こします

150㎎/dl以上になると異常とされています

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・リポタンパク

コレステロール、ホルモン、中性脂肪は血液中を単独で移動することはできず

リポタンパクと結合することで全身に運ばれます

それらには以下の3種類があります


    LDL(Low Density Lipoprotein、低比重リポタンパク)

コレステロールを全身の細胞に届ける。

    HDL(High Density Lipoprotein、高比重リポタンパク)

各細胞で余ったコレステロールを肝臓に戻す。

    カイロミクロン


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HDLは一般に善玉コレステロール、LDLは悪玉コレステロールと言われますが

結合しているコレステロールは、全く同じ性質のもので

実際には悪玉のコレステロールというものは存在しません

 LDLは140㎎/dl以上、 HDLは40mg/dl未満を異常とし

HDLに対してLDLは全身にコレステロールを運ぶため需要が多く

2.5倍のコレステロール積載量があります


そのため、この2つの比率(動脈硬化指数、AI値:Augmentaion Index)が2.5を超えると血液中にコレステロールが余り、沈着することで石灰化し、動脈硬化の原因となります


動脈硬化指数=(総コレステロールーHDLコレステロール)/HDLコレステロール


カイロミクロンは中性脂肪を運びますが、その粒子は大きく、中性脂肪を運んでいる時には血小板を自らに引き寄せ付着させる作用を持つため、血栓をつくりやすくなります

中性脂肪値がかなり高値になると、肝臓でレムナントリポタンパクという運び屋が新たにつくられ、コレステロールと結合します

このリポタンパクはカイロミクロンよりも血小板との親和性が高いことから、より血栓をつくりやすく、超悪玉コレステロールと呼ばれています


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HDLが増える要因:運動(脂肪が燃焼されアディポネクチンの作用による)、ビタミンE、オメガ3系の脂肪酸

HDLが減る要因:中性脂肪の増加(中性脂肪とHDLは負の相関関係)

LDLが増える要因:食事内容、調理方法、トランス脂肪(肝臓で悪玉が多くつくられる)など

LDLが減る要因:女性ホルモンなど

中性脂肪を上昇させる要因:アルコール、糖質の多いもの、調理の油、食材の油


HDLと中性脂肪の値が分かっている時の簡易的なLDL値の求め方

中性脂肪の値からHDLの値を引き、そこから中性脂肪5分の1をかけた値を引くことで求められます


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1997年に大阪府守口市市民センターの調査では、50歳以上の16461人を対象にした結果、男性はコレステロール値が低くなるほど、5年後の死亡率が高く、女性はコレステロール値が最も高いグループと最も低いグループで死亡率が高くなっていました

日本脂質学会が50000人を6年間調査したものでは、総死亡率が最も少なかったのは総コレステロールが200~270で、総コレステロールが高くても、低くても死亡率は高くなるが、低い方がより死亡率が高くなります

総コレステロール値が低くなるほど、ガン死亡者数は増え、総コレステロール値が160未満は270の5倍になるというデータも出ています


このように中性脂肪値が低すぎて問題となることはほとんどありませんが

コレステロール値が低すぎることは非常に危険なのです


悪玉コレステロールと呼ばれているLDLですが、

最近の研究では、LDL自体が血管に溜まるのではなく

LDLは酸化されて初めて、血管に溜まることが明らかになりました

つまり酸化LDLが悪玉ということです

この事実から、酸化を防ぐ抗酸化食の摂取や脂質を消費する運動が

重要ということになります




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パワープレートは最先端のトレーニング理論であるアクセラレーショントレーニングによって

一秒間に30~50回という非常に速い筋収縮を起こさせ

体脂肪の燃焼と筋肉量を増大を効率よく行うことができます


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15分でジムトレーニング1時間分の運動量を確保できるパワープレートでHDLを増やし

健康的な体をつくりましょう!

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骨も例外ではなく、骨をつくる骨芽細胞と古くなった骨を壊す破骨細胞が

バランス良く働いて一定の骨量を維持しています

しかし、骨量のピークはおよそ35歳と言われており

それ以降は男女ともに減少していきます

特に女性では、閉経によって破骨細胞の過剰な骨破壊を抑制している

女性ホルモンの分泌レベルが低下することによって

急激に骨量が減少してしまい、骨粗鬆症を引き起こす原因になっています

そのため、小児期や青年期における運動とカルシウム摂取が

個人の最終的な骨量を決めるうえで重要だと言われています



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2002年のデータでは、男女で寿命は延びているものの、骨折者も増えており

女性では男性の3倍に当たる年間10万人に上っています

日本ではBMIが25以上で肥満、アメリカでは30以上で肥満とされていますが

肥満の人の方が大腿骨頸部骨折の頻度が低いというデータもありあます 

これは肥満の人の方が、体重を支えるために骨量や筋量が高いためであり

極端に痩せている人はその5倍のリスクがあると言われています 

肥満が良いとは言えませんが

高齢者であっても筋肉量や骨量を増やす運動が大事であるということが言えます

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宇宙飛行士たちが宇宙から地球に帰還したときに

支えてもらわなければ歩けないほど弱っている映像を

見たことがある方も多いと思いますが

これは、骨や筋肉を維持していくためには重力が欠かせないことを示しています


筋肉の強くするために負荷(重り)を持ってトレーニングを行うように

骨も重力などの負荷がかかることで

体はそれに抵抗できるだけの骨量が必要だと判断して骨を強化しようとします

パワープレートは、アクセラレーショントレーニングという最先端のトレーニング理論を用いて

重りを持たずして体に重力をかけることを可能にしました

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それは、3次元の振動を人体にかけることによって加速させ重力を生み出すのです

この振動が、さらに骨形成を促進させ、筋肉を強化し、神経伝達をも活性化します


また、関節を動かしたり重りを持つ必要がないため、体力に自信がない方や高齢者の方

関節の可動域に制限がある方でもトレーニングを行うことができます

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これらのことが評価され、多くの医療機関でも導入されているところも、パワープレートが

単なるトレーニングマシンを超えた存在であることがお分かり頂けると思います




糖尿病について2

ウエスト周囲径(男性85㎝以上、女性90㎝以上)による肥満の診断により

腹部肥満が糖尿病発症にとって2.6倍のリスクであることが分かっています

メタボリックシンドロームは内臓脂肪の蓄積が基盤となっていますが

このような病態が存在すると、2型糖尿病発症は4~6倍に増加すると言われています


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・糖尿病合併症

糖尿病性網膜症(増殖前網膜症、増殖網膜症、黄斑症、白内障、緑内障

硝子体出血、網膜剥離)


糖尿病性腎症


糖尿病性神経障害:多発性神経障害、自律神経障害(起立性低血圧、胃無力症

便通異常、無力性膀胱、無自覚性低血糖、無痛性心筋虚血、勃起障害)

単神経障害(外眼筋麻痺、顔面神経麻痺など)


糖尿病足病変:神経障害、血管障害、外傷、感染症などが複雑に関与して

下肢に潰瘍や壊疽が生じます


⑤動脈硬化性疾患(冠動脈疾患、脳血管障害、下肢閉塞性動脈硬化症):

糖尿病は動脈硬化性疾患のリスクを高めますが、糖尿病にまで至っていない境界型の段階でも

動脈硬化性疾患のリスクは上昇します

内臓脂肪蓄積をベースとして、耐糖能異常、高血圧、脂質異常を合併する

メタボリックシンドロームがハイリスク群として注目されており

禁煙を含めた早期からの対策が必要です


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・血糖コントロール指標

HbA1c(% JDS値、糖化ヘモグロビン):優5.8未満、良5.8~6.5、可6.5~8.0、不可8.0以上

空腹時血糖値(㎎/dl):優80~110未満、良110~130未満、可130~160、不可160以上

食後2時間後血糖値(㎎/dl):優80~140未満、良140~180未満、可180~220未満、不可220以上

・その他のコントロール指標

標準体重の維持:BMI22前後

血圧:130/80mmHg未満

LDLコレステロール:120㎎/dl未満(冠動脈疾患がある場合は100㎎/dl未満)

中性脂肪:150㎎/dl未満

HDLコレステロール:40㎎/dl以上


・糖尿病対策


①食事療法

過剰なエネルギー摂取は、その分血糖値が高くなるため

適正なエネルギー摂取量を守ることが重要でその目安は次のようになります

エネルギー摂取量=標準体重×身体活動量

標準体重(㎏)=身長(m)×身長(m)×22

標準体重1㎏あたりの身体活動量の目安

軽労作(デスクワーク主体、主婦など):25~30kcal

普通の労作(立ち仕事が多い職業):30~35kcal

重い労作(地荒仕事の多い職業):35kcal~

から計算していきます


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②運動療法

ブドウ糖、脂肪酸の利用を促進し、インスリン抵抗性を改善する効果があります

強度は、運動時の心拍数が1分間に100~120以内

自覚的にきついと感じない程度が目安です

パワープレートは緊張性振動反射によって

通常30~40%しか使われていないと言われている筋肉を

97%動かすことが可能でブドウ糖、脂肪酸の利用を効果的に促進します


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パワープレートで使われている30~50Hzのうち

30Hzでスクワットを行うとジョギング程度の強度になるため

糖尿病の運動療法に適した強度になります

また15分で一般的なジムトレーニング1時間相当の運動量になるという

効率の良いトレーニングなので、短時間で継続しやすい運動だと言えます

糖尿病を始めとした多くの生活習慣病の原因になっている運動不足を

ぜひパワープレートで解消していきましょう!


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ピロリ菌について

ピロリ菌の感染率は、若い世代では少ないですが

50歳代では6割、60~70歳代では8割近くの人が

ピロリ菌に感染していると言われています(1998年)

ピロリ菌は毒素を分泌するほか、尿素を分解する酵素を作り

尿素から分解されたアンモニアと毒素が胃壁を傷つけ

胃炎や胃潰瘍(胃は内腔から粘膜層、粘膜下層、筋層、漿膜下層、漿膜の5層に分かれ

炎症症が一番内側の粘膜層に留まっている状態をびらん又はただれ、粘膜下層まで達すると

潰瘍と呼ぶ)の原因となり、胃がんとの関係も研究されています


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・ピロリ菌の除菌治療

ピロリ菌の除菌には、2種類の抗菌薬(クラリスロマイシン、アモキシシリン)と

プロトンポンプ阻害薬(PPI)の計3種類の薬が用いられます

抗菌薬にはピロリ菌を死滅させる作用があり、PPIには胃液の分泌を抑え

抗菌薬の効き目を高める作用があります

胃酸を分泌する壁細胞にはヒスタミン、ガストリン、アセチルコリンという伝達物質の受容体があり

食べ物を見たり、食べたりする(食塊の蓄積による胃壁の拡張によって

満腹中枢が刺激される)ことによって、それぞれの物質が分泌され

受容体に結合します

受容体に結合した信号はプロトンポンプという酵素に伝わり

最終的に胃酸が分泌されるため、PPIはプロトンポンプの働きを抑えるため

胃酸の分泌が抑制されるのです


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このようなピロリ菌からの害の予防には、食事の改善とストレスの軽減が重要です

ストレスという用語は、カナダのハンス・セリエ教授が

1935年に生物学雑誌で紹介したことがはじまりです

ストレスとは、物理学でスプリングの中に生じるゆがみを表現するのと同様に

生物体内に生じたゆがみの状態を表現する抽象的な言葉です

ストレスとは様々な刺激に対する生体内の全身的、局所的防衛反応(内分泌反応)

と定義できます


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セリエのストレス理論では、脳の視床下部がストレスを感知すると

CRH(副腎皮質ホルモン放出ホルモン)を放出して

脳下垂体へストレス刺激を伝えます


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下垂体はACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を分泌して

これを受け取った副腎皮質はコルチゾールなどの副腎皮質ホルモンを

血中に放出します

この結果、血糖の上昇や免疫機能を担っているNK(ナチュラルキラー)細胞の活性が

低下して免疫力が低下します


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また視床下部が受けた刺激は自律神経を通じて副腎髄質にも伝えられ

ここからアドレナリンなどが分泌されることによって

心拍数や血圧が上がり、胃腸の働きが抑えられるなどの反応も起こります


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パワープレートはトレーニングを行うだけで、ストレスホルモンであり、長期の分泌が

海馬を委縮させると言われるコルチゾールを減少させ

代わりに脊髄への痛みの抑制効果があるセロトニンやたんぱく質合成を高めると共に

成長ホルモンやテストステロン、インスリン様成長因子などが分泌されることが分かっています

体を引き締めるだけでなく、ストレスを発散し、免疫力を高めることができる

一石二鳥のマシンなのです


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アクセラレーショントレーニングの歴史

パワープレートはアクセラレーショントレーニングの理論に基づいて

特許技術である3次元の振動を使い、人体に加速度を与えて様々な効果を発揮しますが

人体の能力を高めるために振動が使われた歴史は、古代ギリシャにさかのぼります




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この時代から医師は振動が人体の障害に有効であることを知っており

刺激を必要とする体の部位に振動を伝えるために

綿で覆ったノコギリを使用していたという記述が残っています


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そして1960年代に旧東ドイツのW ・ビーアマン教授は

体温、代謝機能、筋力といった身体機能が振動に反応する様子を研究し

振動を神経筋系の生理機能を説明のツールとして説明していました


その後、この振動をトレーニングに応用したのが、旧ソ連です

1970年代のはじめに、宇宙飛行士が宇宙空間の無重力状態によって

体力が低下するのを防ぐためにアクセラレーショントレーニングが生まれ

1970年代には、この画期的なトレーニングにより

同じく宇宙開発競争をしていたアメリカが120日の宇宙滞在だったのに対し

ロシアの宇宙飛行士は420日という長期滞在を可能としました


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後年、振動に関する科学が幅広く研究されるようになり、アクセラレーショントレーニングが

筋力、柔軟性、筋パワー、骨密度、循環及び回復に対して有効であることが

示されるようになりました

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1999年には、オランダのオリンピックコーチであるグース氏がCarmelo Bosco博士とともに

今までの振動技術を進歩させたパワープレートを開発し

2003年にアメリカの宇宙事業を管轄しているNASAがパワープレートを導入

再び宇宙計画に採用されるようになりました



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現在パワープレートは90か国以上の国で紹介され

医学、美容、スポーツといった幅広い分野で使用されていますが

アクセラレーショントレーニングがこのような多くの分野に応用されるのは

私たちが常に受けている重力を利用しているからで、全ての動作には重力関わっています

この力をうまく利用するパワープレートは、私たちの体に素晴らしい恩恵を与えてくれるのです


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常温で液体のものを不飽和脂肪酸と言い、主に植物性油を指します

ただし青背の魚は不飽和脂肪酸です



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不飽和脂肪酸はさらにオメガ3、オメガ6、オメガ9という種類があり

非常に酸化しやすく長期保存は難しいことから 

現在販売されている植物性精製油の多くは酸化を防ぐために水素添加法を考案しました 

これは150~200℃の高温、高圧下で強制的に水素を添加する方法で 

長期保存は可能になりましたが、自然界には無いトランス型の脂肪がつくられてしまい 

様々な悪影響が出ることが明らかになりました


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 ・トランス脂肪の人体に対する悪影響

 ①トランス脂肪は自然界に存在しないことから 

体内では異物として認識され、分解がうまくできず細胞内に蓄積することによって 

肥満の原因となる 

②免疫担当細胞は異物認識をすることによって、アレルギーの原因となる 

③細胞壁に影響を与え、インスリン受容体機能低下や栄養分取り込み障害

老廃物の排泄障害が起こる

 

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インスリン受容体の機能低下によって

糖を細胞内で利用できなくなり エネルギーをうまく消費できなくなることから

血糖値の高い状態が続き 糖尿病の原因となります


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・調理法とトランス脂肪

植物油は不飽和脂肪酸が主で、不安定で酸化しやすいので

本来、遮光容器に入っている必要がありますが

市販のサラダ油は生成の過程で高温処理によって脱臭、脱色、水素添加が行われるため

遮光容器に入れる必要がないものの、トランス脂肪が含まれています 

調理法においても、揚げる、焼く、炒めるなどの高温(150~160℃以上)での調理は

トランス脂肪酸を発生させます

オメガ9の油に分類されるオレイン酸を多く含むオリーブオイルは

善玉コレステロールを下げることなく悪玉コレステロールを下げますが

やはり150度以上に加熱するとトランス脂肪が発生してしまいます

100度そこそこの茹でる、煮る、蒸すではトランス脂肪はできません

またトランス脂肪とデンプンが合わさることによって

アクリルアミドという発癌物質が発生するという問題もあります

アクリルアミドはIARC(国際ガン研究機関)で

ディーゼルエンジンの排気ガスと同じカテゴリーである2Aに分類されています

この物質も150度以上の加熱調理で発生するため、フライドポテトやかりんとうなどは注意が必要です


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ダイエットや健康増進のためにせっかくパワープレートで運動をしても

私たちの体をつくる食事を気をつけなければ、本末転倒になってしまうので

食事と運動をセットにしていくことが重要です


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パワープレートで正しい歩行を身につける

健康のためにウォーキングをされる方が増えていますが

歩いているとすぐに足が疲れたり、どこかが痛くなったりすることはありませんか?

実はそれは体のゆがみと筋力不足からきているかもしれません

今回は歩行の諸要素と歩き方の癖についてと

パワープレートによる癖の改善方法をご紹介したいと思います

・歩行の諸要素

重複歩

一側の踵が接地してから、次に同じ踵が設置するまでの動作

重複歩の前後距離を重複歩距離(ストライド)

左右の感覚を重複歩幅といいます


一歩

一側の踵が接地してから、反対側の踵が接地するまでの動作

その前後距離を一歩距離といいます


歩行周期

重複歩を単位とする一連の動作


立脚相

歩行周期のうち、一側の脚が接地している期間


遊脚相

歩行周期のうち、地面から遊離している期間


同時定着時間

歩行周期のうち両足が同時に地面に接着している期間で

自然歩行では立脚相は歩行周期の約60%、同時定着時期が10%を占めています


歩行速度

単位時間あたりの進行速度


歩行率

単位時間内の歩数


これらの要素が協調し正しく筋肉が使われていれば

疲れにくく身体の循環を高めることができますが

筋肉のアンバランスや姿勢が悪い状態では、身体のゆがみの原因になってしまいます



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ここでいくつかの歩き方の癖をご紹介したいと思います


①船乗り歩行:腰椎の前弯が強いと、左右の足の幅を広く取り

骨盤、肩が左右に大きく動揺する歩き方

女性は男性に比べて腹筋が弱く、腰椎の前弯が強くなりやすいためよく見られます


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②スイング歩行:臀部の筋肉である中殿筋が弱かったり、収縮がうまくいかない

骨盤は大きく下降して臀部の振りが大きい歩き方になります


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③前かがみ歩行:肩をすぼめ、腰の反りが強く、膝を曲げて小さい歩幅の歩き方

ヒールを履いた時に骨盤や体幹の筋肉をうまく使えていないときによく見られます


④老人に見られる歩行:歩き癖ではありませんが

若年者と比べて老人の歩行では年齢の増加に伴って、速度の低下や

歩幅の短縮が顕著になり、体の前後動揺や前傾角度が大きくなります

若い人でも筋力が弱かったり、バランス力が低下していると

このような歩行になりやすいため、注意が必要です

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この①~④の歩き方に共通して言えることは「筋肉」です

ある程度の筋力と、正しい筋力の発揮ができれば外見的にも機能的にも

優れた歩行になります

しかし、あまりに当たり前に行っていることなので意識することが難しく

鍛えるにも工夫が必要です


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パワープレートは鍛えたい筋肉に刺激が行くようなポージングを取ることで

3次元の振動がその筋肉に集まり、意識しやすい中でトレーニングを行うことができます

また、一秒間に30~50回も筋肉を収縮させることができるため

効率よく筋力をアップさせることができます!


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そして、トレーニング後にトレーナーに歩行をチェックしてもらい

動きを定着させていけば普段から美しい歩き方にしていくことができます

私が担当させて頂いたお客様の中で、歩行時に膝が痛むとおっしゃっていた方も

筋力を増やして歩き方を改善していくことで痛みがなくなったというケースがよくあります

トレーナーから自分の癖を指摘してもらい、パワープレートで効率よく体を鍛えていけば

ダイエットの効率も上がり、より楽しくウォーキングが出来ると思います!

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運動不足や不良姿勢が及ぼす悪影響

運動不足や不良姿勢などによって関節が固定化したり

傍脊柱筋が硬くなったり縮んだりして長期化すると

それが二次刺激源となってホメオスタシスを崩すことがあり

これらを体性-体性反射と言います


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体性機能障害の一つに筋緊張がありますが、Jendaは筋緊張亢進を

①大脳辺縁系の機能障害

②分節スパズム

③反射スパズム

④トリガーポイント

⑤筋肉のこわばり


に分類しました


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大脳辺縁系の機能障害は、心理的なストレスに由来するもので

分節スパズムは、介在ニューロンへの異常な求心性情報による緊張

反射スパズムは、疼痛逃避による代償的な緊張を示します

トリガーポイントは、硬結、強い圧痛、関連痛を特徴とした筋緊張

筋肉のこわばりは、オーバーユーズによる筋緊張です

パワープレートは、このような筋緊張に対しても非常に有効で

三次元の高速振動は、一秒間に30~50回という速さで筋肉をマッサージし

効果的に血流を改善し、短時間での疲労回復や老廃物の除去が可能です


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また、リラックス状態が持続している間は、幸福感や安心感、リラックス感など

気分を改善する神経伝達物質のセロトニンノルアドレナリンなどが分泌されます

身体が緊張性振動反射と伸張反射のリズミカルな収縮、弛緩刺激によって

筋ポンプや循環の促進が治療のマッサージに匹敵する効果を発揮するのです



東北大震災とパワープレート

早いもので今日で東北の大震災から2年になりますが

未だに被災地では多くの方が不自由な生活を強いられています

パワープレートを取り扱うプロティアジャパン、戸澤社長の願いは

震災が原因で寝たきりになってしまう方を少しでも減らしたいということでした


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その願いからQOLの維持、向上のために震災直後にパワープレート10台を被災地に運んで

使ってもらうというボランティアを行いました

震災直後は、避難所からほとんど身動きが取れないことから

年配の方を中心に、静脈血栓塞栓症

(肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症いわゆるエコノミークラス症候群)といった

うっ血によって起こる疾患や

運動不足による筋力、骨量低下が懸念されていました


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様々な医療機関でも導入されているパワープレートは

一秒間に30~50回という速さで筋肉を動かし、ポンプ作用によって

血流を促進し血栓や塞栓を予防すると共に、効果的に筋肉量や骨量を増やすことができます


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また体を動かすことによってストレスホルモンの減少と

精神安定に重要なセロトニンの分泌量増加作用もあるため

被災地生活のストレスの緩和にも役立ちます

場所をとらずに全身のトレーニングができるパワープレートを

今後、もっと被災地に増やして高齢者の方を中心に

健康な体づくりのために使っていただければと願っています


ホメオスタシスとパワープレート

ホメオスタシス維持機構は生体が外部から独立して内部環境を

ある範囲内に維持するメカニズムのことで


①血圧、血液量の調節(圧受容器反射、)

②体液の電解質調節(細胞外液のpH調節、浸透圧の調節、血漿カルシウムイオン濃度の調節)

③血糖調節

④体温調節


などがあります


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そのうち体温調節は中枢である前視床下野、視索前野と

①外気温の情報を得るために

皮膚の温度受容器(自由神経終末、クラウゼ小体、ルフィニ小体)がある


視床下部の温度受容ニューロン(血管を取り巻く温、冷ニューロンが1秒に10回信号を送る)

があり、視床下部の温度受容ニューロンは

体温調節中枢(視床下部)に血液の温度を伝えています

末梢の温度受容ニューロンは脊髄に感覚受容ニューロンを投射して

その情報は視床下部などに送られて処理されたあと

自律神経系、内分泌系、体性神経系を介して体温の変化を防ぐ全身的反応を起こし

産放熱のバランスをとっています

外気温が低ければ、ホルモンによる内臓や骨格筋の代謝亢進による産熱

自律神経が皮膚血管による放熱の抑制

体性神経系では骨格筋を使ったふるえによる産熱亢進が行われ

外気が高ければ、自律神経から発汗による放熱促進、皮膚血管拡張による放熱亢進

が行われます


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体がつくる熱の多くは筋肉から放出されるものであり

冷えの改善やダイエットを行う上で代謝を上げることは必要不可欠です!

代謝によってエネルギーは熱として体外に放出されるため

この熱を多く放出できる体が代謝が良い体と言えます

私たちが持つ産熱機構は5つに分類されます


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①基礎代謝量

代謝の際に産生されるエネルギーで、覚醒時の生体機能の維持に必要な代謝量を言います


②筋収縮による産熱

運動時などに骨格筋の収縮に伴って熱が発生します

姿勢の保持に関与する筋緊張でも熱を出します

また、寒い時には骨格筋が不随意に細かく律動的に収縮して、ふるえによって産熱が起こり

ふるえ産熱と呼びます


③食事誘発性産熱反応

食事後の数時間、消化管運動が高まり、吸収された物質の代謝が増加して熱が発生します


④非ふるえ産熱

筋肉の収縮によらず、代謝を高めて行う産熱を言い、肝臓などの臓器で起こります


⑤ホルモンの作用

甲状腺ホルモンには代謝促進作用があり、長時間にわたり熱産生を増大します

またカテコールアミン類は貯蔵糖であるグリコーゲンを分解して血糖を高め

産熱を促します

その他、女性ホルモンの黄体ホルモンには代謝促進作用があり

排卵直後から月経に至るまでの間の基礎体温を上昇させます


これらの体が作る熱のうちの約40%が②の筋収縮による産熱なのです



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この産熱は骨格筋の量と比例するため、筋肉を鍛えている人は

産熱量が高いと言えます

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ワープレートはアクセラーレーショントレーニングと呼ばれる

最先端のトレーニング理論に基づいて設計されており

通常約40%しか使われていないと言われている筋肉を97%も動かすことができ

短時間で効率よく筋肉量を高めることができます

熱産生が多くなると、冷えが改善すると同時に免疫力も高まるため

健康で冷えにくく、さらに太りにくい体をつくることができるのです!

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寒暖差アレルギーとパワープレート

2月まで非常に寒い日が続いていましたが

3月になり、いきなり気温が20度前後になる日が増えてきました

このような時期に多いのが寒暖差アレルギーです


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急な寒暖差で鼻腔の血管の太さが変化し、アレルギー性鼻炎のような症状が起こるため

このように呼ばれています



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これは温度に合わせて体を調節し適応させる自律神経の乱れが原因です

自律神経が対応できる気温差は約7℃と言われており

それ以上になるとうまく体が環境に反応できなくなってしまうのです

夏の暑い日にクーラーの効いた部屋に入ると、くしゃみや鼻水が止まらなくなるのも

同じメカニズムです

実際はアレルギーや風邪ではないため、薬は効きません

気をつけるべきことは、服装の調節を行って温度差ができにくくすることと

体の熱をつくっている筋肉を鍛えて、冷えにくい体をつくることです


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パワープレートは通常、運動で約30%しか使われていないと言われている筋肉を

97%も動かすことができ、今まで使えていなかった部分を目覚めさせ

産熱量を高めることで、より寒さに強い体をつくることができます



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また、寒い日には血管が収縮していますが

トレーニングを行うと骨格筋の血管が拡張するため

自律神経の鍛練にもなります

冬本番になる前にパワープレートで準備を万全にしておきましょう!

瞬発力とパワープレート

なまけものはスプリンターに向いている

スプリンターの皆さんには決して良い響きではありませんが

これは決して性格がなまけものというわけではありません(笑)

筋肉の使い方という視点で見たときのお話です 

最近の研究で面白い仮説がでてきました

 ライオンやチーターなど瞬発力に優れた動物は

狩りをしないときはいつもゴロゴロしているイメージはありませんか? 


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筋肉には大きく分けて、瞬発力に優れた速筋線維と持久力に優れた遅筋繊維がありますが

持久力のトレーニングを行うことで速筋線維を遅筋線維と入れ替えることができますが

強度の高い瞬発的トレーニングを行って遅筋線維が速筋線維になることがほとんどありません 

ではどうすれば速筋線維が増えるのでしょうか? 

それは宇宙飛行士のように無重力状態で筋肉が萎縮した状態や

長い入院で寝たきりだった後からトレーニングをすると速筋線維が増えます 


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ですからスプリンターの方は強い強度のトレーニングを行った後

それ以外は筋肉をできるだけリラックスするようにして過ごすことが有効なんだそうです 

パワープレートは短時間で負荷の強い運動ができるため速筋繊維に特に刺激が入ります

 
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そして神経伝達を活発にして自分の持っている筋肉をより効率良く使えるようになります

 陸上界では女子スプリントの名門である福島大学が導入して大きな成果をあげています!



運動が脳細胞を増やす!?

かつて、脳細胞は3歳の時点をピークに後は死んでいくと考えられていましたが

現在、脳の特定の領域では生涯に渡って脳細胞が生み出されていることが分かっています

そしてそれらの日々新しくつくられる神経細胞が記憶や学習に深く関わっていることも

明らかになりました


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記憶や学習に関わる海馬などでは、神経細胞の種となる神経幹細胞が

一生涯存在し、分裂の際に片方は神経幹細胞に

もう片方は神経細胞になり、ラットの実験でその数は一日9000個と言われています

海馬の神経細胞は1個当たり220個のシナプスを持つと考えられているため

全体では99万個の神経結合が生み出されているのです

東北大学大学院医学系研究科の大隅典子教授は

脳の神経新生には睡眠、運動、栄養が重要だと述べており

脳の神経新生は、感染やストレスなどによって阻害されることが

動物実験で明らかになっています


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さらにラットやマウスに抗うつ剤を投与すると、神経新生向上効果があることから

うつ状態が神経新生の低下に関係あるのではないかと言われています

また他の心の病(統合失調症、双極性障害、心的外傷後ストレス障害)も

影響を与える可能性が指摘されています

うつの方に共通して見られるのが、脳におけるセロトニンという神経伝達物質の不足です

セロトニンは場所によって異なる作用を持ち

中枢神経では

①ノンレム睡眠の調整

②痛みの調節

③体温調節

④嘔吐

などに関わり、消化管では消化管運動亢進、血液では血漿板凝集

血管では血管平滑筋収縮といった役割があります

セロトニン作動性のニューロンは脳幹の縫線核に集中しており

そこから脳、脊髄に広く投射されます

数多くの受容体がある中で、5-HT1A受容体は抑制性で

抗不安作用(不足すると情緒不安定、うつ状態)があり

5-HT2A受容体は幻覚やうつ病に関係があると言われています


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パワープレートは独自の3次元振動によって

セロトニンの増加やストレスホルモンの減少が見られたという

研究結果が出ています



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またラットやマウスの実験で運動自体が

神経細胞新生の向上に効果がある
とも言われているため

パワープレートは運動とホルモンバランス調整を同時に行うことができる

脊髄損傷とパワープレート

パワープレートが脊髄損傷を始めとした中枢神経のマヒに対して

一定の効果があることが海外のデータから明らかになっており

日本でも2010年に報道ステーションで放送され話題となりました

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パラリンピック、車椅子テニス金メダルの国枝 慎吾選手が


パワープレートを導入している

脊髄損傷専門トレーニング施設のJ-Workoutでリハビリトレーニングを行い 

4か月かけて17年ぶりに自分の脚で立てるようになったのです!



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パワープレートを含め、ストレッチや電気刺激など

トレーニングメニューは300種類以上にものぼり

歩行に必要な筋力を鍛えていったそうで はじめは約3秒の立位維持でしたが

現在ではかなり長く立っていられるようになったそうです

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 海外では、脊髄損傷の子供がパワープレートのリハビリプログラムで

歩行可能になったという例がいくつも報告されています!

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プログラムがあまり進化していないといわれているリハビリの分野で

このような画期的な方法がもっと広まっていくことを願っています!

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機能性胃腸症

胃もたれや胸やけは多くの人が経験している症状ですが

原因がはっきりしないこともよくあります

かつては異常が発見できない場合には

胃もたれなら胃下垂(胃の位置が正常よりも下まで垂れ下がってしまっている状態)や

胃アトニー(胃壁の筋肉の張力が低下し、胃の働きが鈍くなる状態)

胸やけなら胃酸過多、痛みなら胃痙攣と診断されて

制酸薬や消化薬が処方されていました


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しかし最近では、胃はとてもデリケートな臓器で

例えば内視鏡検査で異常が見つからなくても

様々な症状が出ることが分かっています

これは見た目に異常がなくても、実は胃の機能が低下しているために起こるのです

そこで、胃の本来の働きが衰え、胃もたれや胸やけが起こっているケースでは

機能性胃腸症と診断されるようになっています

内臓機能低下の原因は様々ですが、ストレスなどによる自律神経の乱れが

大きく関わっていると考えられます

セリエのストレス理論では、脳の視床下部がストレスを感知すると


CRH(副腎皮質ホルモン放出ホルモン)を放出して

脳下垂体へストレス刺激を伝えます


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下垂体はACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を分泌して

これを受け取った副腎皮質はコルチゾールなどの副腎皮質ホルモンを

血中に放出します


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また、視床下部が受けた刺激は自律神経を通じて副腎髄質にも伝えられ

ここからアドレナリンなどが分泌されることによって

心拍数や血圧が上がり、胃腸の働きが抑えられるなどの反応も起こります

これは生体が、自律神経系、内分泌系、免疫系を総動員させて

身体のホメオスターシスとを保とうとするためですが

有効な対処ができなければ、精神のバランスや身体のホメオスターシス機能が破たんし

ストレス病を発症します

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パワープレートは体の表面にある骨格筋(自分の意志で動かせる筋肉)を鍛えて

引き締めるだけでなく、内臓を動かしている平滑筋(自分の意志では動かせない筋肉)まで

動かすことができ、内臓の働きを高めます


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その理由は、パワープレートの振動が人体にかかることによって

筋肉内のセンサーである筋紡錘が刺激され

緊張性振動反射という反射が起こるためです

さらにストレスホルモンを減少させるというデータもあり

内側からも体を変えていくことができるのです



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プロティアジャパン20周年記念式典

日曜日にエルクレストがいつもお世話になっているプロティアジャパンの

20周年記念式典が恵比寿のウエスティンホテルで開かれ

私も参加させていただきました!

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ドクターを始めとした医療関係者、トレーナー、美容関係者など400人を超える方が招かれ

大変な盛り上がりでした!

エンビロンスキンケアシステムの開発者であるDr.フェルナンデス

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得意のピアノも披露してくれました


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R-body代表の鈴木さん

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EXILEなどのトレーナーをされている吉田さん

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など尊敬する方々にお会いすることができて

一層勉強へのモチベーションが高まりました!

またかつてパワープレート東京で一緒に仕事をしていた

成田トレーナーとも久しぶりの再会ができました


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エンビロンやパワープレートなど最先端の科学で高いエビデンスのものに

いち早く目をつけ、多くの人を助けていらっしゃる戸澤先生のセンスにただただ驚くばかりです

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皮膚は最大の臓器であり、その老化80%を占める光老化を食い止めるエンビロンスキンケアと

進む高齢化と運動不足を克服するパワープレートという素晴らしい武器で

これからもプロティアジャパンがますます発展していくことを願っています


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そして私もその一翼を担えるようにトレーナーとして精進したいと思います



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カイロプラクティックから考える健康

今回は西洋医学と共にWHOが医療として認めているカイロプラクティックの視点から

体のゆがみや生活習慣が健康に与える影響をお話したいと思います

カイロプラクティックの創始者であるDDパーマーは

病気の原因を探すとき、いつも一つの疑念が頭にあり、それは

「同じものを食べ、同じ店で働き、同じ公園のベンチに座りながら

なぜ、ある人は病気をし、別の人はかからないのか?」というものです


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そして1895年9月18日に17年間、道路を通る馬車の音や時計の針の刻む音が聞こえない

聴覚障害のハーベイ・リラードという人を診たときに

背骨にズレがあることを見つけたことから、リラードに許可を得て

アジャストメントという手技を使って調整したところ、聴覚が回復したことから

この治療法をカイロプラクティックと名付け、現在では西洋医学と並ぶWHOに認められた医療として

広まっています

パーマーは病気の原因について

外傷



自己暗示

という3つのことを挙げており、①の外傷は構造に対する障害を表しており

運動不足不良姿勢などに当たります

②の毒は化学的なものに関する障害で偏食、喫煙などを言います

③の自己暗示は精神に関する障害で、精神的ストレスを指します


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生命にはトーンという概念があり、トーンとは正常な神経の緊張度合を表しており

様々な器官の正常な弾力性、活動性、強度、感受性による機能に現れています

そこに先ほど挙げた3つの要因が悪影響を及ぼすことで病気になるという考え方です


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パワープレートは①の外傷における運動不足や不良姿勢に対してアプローチをし

アクセラレーショントレーニングによる神経筋骨格系への刺激によって

筋肉量を増やし、神経機能を高め骨を強化することが可能です


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そして間接的にストレスホルモンを減少させ③の自己暗示にもアプローチできます

パワープレートは予防医学、東洋医学の養生に通じる強い体をつくる上で

とても有効なマシンであると言えると思います

肥満症について

日本人の体型において2009年の国民健康・栄養調査ではこのような結果が出ています

2000年以降、男性では肥満者の増加傾向が鈍化

女性では肥満者の割合が減少し一方、若い女性のやせ型の割合は横ばいになっています

肥満者の割合も男性の20~60歳代では

肥満者の増加傾向がそれ以前の5年間に比べ鈍化しているそうです

また、女性の40~60歳代では、肥満者の割合が減少しています

このデータから男性はまだ肥満者が増加しているものの

女性では肥満者は幅広い年齢層で減少していると言えます


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では、肥満はなぜ健康を脅かすと言われるのでしょう 

少し前までは、肥満が虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす

メカニズムについてはあまりはっきりしていませんでした 


しかし、脂肪組織を構成する脂肪細胞がホルモンを分泌することが発見され

体脂肪は人体で最大の内分泌器官であるということが分かってからは

多くのメカニズムが解明されました


 

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糖尿病については、脂肪細胞が分泌するレジスチンというホルモンが 

インスリン抵抗性を持っているため、インスリンが分泌されても血糖値が下がりにくくなり

発症のリスクが高まります

また、インターロイキン1やTNF-α、PAI-1といったサイトカインも分泌され

これらが、心筋梗塞を引き起こすということも分かってきました

インターロイキン1やTNF-αは本来、炎症反応に関わる因子で

動脈の内壁に過酸化脂質を沈着させ、動脈硬化の原因になります


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PAI-1は血液凝固を促進し、血栓をつくりやすくします

以上のことからも過剰な脂肪の蓄積は十分に健康を脅かすことがわかります


また、肥満症の診断基準に必須な合併症として

・脂肪細胞の質的異常

①耐糖能障害(グルコースの処理能力)

②脂質異常症

③高血圧

④高尿酸血症、痛風

⑤冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)

⑥脳梗塞(脳血栓症、一過性脳虚血発作)

⑦脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患)

⑧月経異常、妊娠合併症(脂肪細胞が分泌するホルモンが女性ホルモンに影響を与えることによる)

・脂肪細胞の量的異常

⑨睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)

⑩整形外科的疾患(変形性関節症)

⑪肥満関連腎臓病

などがあります


パワープレートは、3次元振動で効果的に筋肉を鍛え、脂肪が燃えやすい体をつくり

血行を改善して、体温を上昇させ代謝を上げます

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脂肪吸引や急激なダイエットは、ホルモンバランスを崩しかねないため

安全とは言えません


やはり、きちんとした食事制限と効果的な運動を行って

過剰な脂肪の蓄積を抑えることが健康でいるために重要です!



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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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