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2011年12月

2011年12月

トレーニングとたんぱく質

ダイエットでパワープレートトレーニングを取り入れる上で重要になるのは

十分なたんぱく質の補給です



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引き締まった筋肉をつくるためにはその原料となるたんぱく質の補給が不可欠です

細胞の下総重量の3分の2はたんぱく質からできており

20種類のアミノ酸がペプチド結合して50個以上連結した高分子化合物で

酵素やホルモン、抗体などの生命活動の中心的役割を担っています

20種類のアミノ酸のうち、体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸と言い

食物から摂取しなければなりません

皮膚のハリを司るコラーゲンや、弾力に関与するエラスチン

皮膚表面の角質を構成するケラチンなどもたんぱく質で構成されており

皮膚機能の正常化と美しい皮膚の維持の点からもたんぱく質の摂取と代謝は重要です


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一日当たりの摂取量は男性で60g、女性で50gなっており

そのうち肉類、魚介類、卵、牛乳に含まれる動物性たんぱく質は成長、体格形成に役立ち

豆類、豆製品、ゴマに含まれる植物性たんぱく質は体力、持久力、抵抗力に役立ち

それぞれの摂取比率は40%、60%となっています

しかし、運動をして筋肉量を増やそうとしている場合は、通常よりも多くのたんぱく質が必要です

十分な摂取ができてないと、筋力が逆に低下してしまったり

肌荒れなどの原因
になってしまうのです


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その他たんぱく質の欠乏は体重損失、筋肉消耗、成長阻害、浮腫、免疫低下を引き起こしますので

プロテインなども取り入れて積極的にたんぱく質を摂取しましょう


症例32 エンダモロジーとパワープレート

ダイエットで通われている20代の女性の症例です

エルクレストボディ館でお手入れにプラスしてパワープレートを始められました

まずボディ館のお手入れで、一年半で体重が1.8kg、体脂肪率が3.3%、脂肪量が2.5kg減少しました

そしてパワープレートを始めて3カ月でさらに体重が2.7kg、体脂肪率が1.1%

脂肪量が1.2kg減少しました!


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トリプルスリミングシステムとパワープレートを組み合わせることで

より早く確実にダイエットに繋がっていることが分かります

運動の際にエネルギーとなるのは糖質、脂質、たんぱく質ですが

体脂肪がメインエネルギーとして使われるは糖質がある程度消費されてからになります

従って脂肪が燃えるにはある程度時間がかかるのです

しかしエンダモロジーによってセルライトが分解され血中に脂肪を多くある状態では

即座に脂肪がエネルギーとして使われるため、効果的に脂肪を燃焼させることができます


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そしてパワープレートは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

実に97%動かすことが可能なため、全身で脂肪燃焼を行うことができます



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また筋肉量を増やすことによるダイエットのため、リバウンドがほとんどなく

体でつくられる熱量を増やすこともできることから

冷え症の改善や内臓の働きの改善、免疫力のアップなど様々な効果が期待できます

筋肉は脂肪の約3倍の重さがあることから体重の減少はそれほどではなくても

体の引き締まりやラインの美しさは筋肉をつけることでしか成し得ません


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ぜひこの素晴らしい相乗効果の組み合わせをお試しください

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パワープレートによる安定性の向上

人の体には、バランスをとる為のセンサーが備わっており

それらの感覚を固有受容感覚を呼んでいます

パワープレートは、1秒間に30~40回という細かい振動が固有受容器に良い刺激を与えて

バランス能力を改善することが分かっています

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2008年1月に『The British Journal of  Sports and Medicine online』で発表されたデータでは

ACL(前十字靭帯)を損傷して、再建術を行ったアスリートについて

リハビリにおけるパワープレートの有効性が述べられています

この実験は、ACL再建術を受けた男性アスリート20名を

パワープレート群10名、従来型治療群10名に無作為に分け

両群とも一か月以内に12回(週3回)のトレーニングを行うというものです

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パワープレート群は、アクセラレーショントレーニングを行い

従来型治療群は従来型の筋力エクササイズ(股関節外転筋、内転筋、屈筋、伸筋、レッグプレス

レッグカール、スクワット)を行わせたところ

パワープレート群では、ACL損傷特有の膝の前後方向への安定性が

従来型トレーニングに比べて22倍も改善したそうです


しかも、一回のトレーニング時間が従来型エクササイズの60分に対して

パワープレート群は24分と非常に短く

アスリートへの負担も少なくリハビリができることが証明されました!


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このデータはACLについてですが、捻挫などでも同じように関節安定性のリハビリとして

用いることができると考えられます

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パワープレートによる跳躍力の向上

アメリカスポーツ医学界の公式誌「Medicine & Science in Sports & Exercise」で発表されたものです

トレーニングを積んでいない被験者67名を4つのグループに分けました


①パワープレートを使用し、周波数35~40Hz でランジ、スクワット等の立位での

膝伸展エクササイズを行ったグループ


②垂直振動を生じないように設定したパワープレートを使用し

トレーニングは①と同様のものを行ったグループ


③心臓ウォーミングアップと膝の伸筋のエクササイズを

2つの従来型トレーニング機器を用いて行ったグループ


③対照群としてトレーニングを行わなかったグループ


その結果①のグループでは、膝伸筋の等尺筋力が16.6%、動的筋力が9%

垂直飛びの高さが7.6%増大したそうです!

また、副作用の報告はなく、ほとんどの被験者が伸動負荷を楽しく感じ

疲労も強くなかったと答えています

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②のグループでは筋力や筋パワーの増大は見られず

③のグループでは、等尺筋力が14.4%、動的筋力が7%しましたが

筋パワー及び垂直飛びの高さには変化が見られなかったそうです


この実験によって、パワープレートトレーニングのアクセラレーショントレーニング

激しい運動をほとんど必要とすることなく楽しめる一方で

レジスタンストレーニングと同等、またはそれ以上の筋力強化ができ

垂直飛び等、実際の瞬発的運動でより多くの力が発揮できるようになるため

様々なスポーツに対して有効なトレーニング方法と言えます!


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パワープレートによる走速度の上昇

短距離走のパフォーマンスは、最高速度にできるだけ早く到達する能力と

この速度をどれだけ維持できるかが重要ですが

そのためには、強い筋力に加えて、素早い筋収縮が求められます

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パワープレートによる全身振動が筋肉の長さに変化をもたらし

筋肉のセンサーである筋紡錘という感覚受容器を刺激し

緊張性振動反射が起こり、これが動きの効率化に関与しており

振動中の筋肉の運動単位の動員閾値(どれくらいの刺激で筋肉が動くかという値)は

随意収縮と比較して低くなることが分かっています

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これは、パワープレートでトレーニングを行うことでより小さい刺激で

筋肉を動かせるようになり、反応も速くなるということを示しています

また、パワープレートトレーニングが速筋線維の動員を向上させるという報告もあります


国際的学術誌『Journal of Sports Science  and Medicine 2007』で発表されたデータでは

経験の浅いアスリートにおいて、短距離走の運動学的特性や瞬発力を

有意に向上させるという仮説を立てて次のような実験を行いました

24名の志願者を無作為に2群に分け、1群はパワープレートで6週間のトレーニングプログラムを行い

対照群はトレーニングを行いようにしました

パワープレート群は、ウォーミングアップの後

16~36分のセッション(静的のスクワットワイドスタンススクワット、片脚スクワット)を週3回おこない

過負荷原則に従ってプログラムの強度を上げました

その結果、パワープレート群では、10m、20m、40m、60m走のタイムが

有意に向上し、全体で2.7%の向上率があったそうです

また、ストライド(歩幅)が5.1%、走行速度が3.6%

カウンタームーブメントジャンプ(沈み込んでからすぐに切り返して跳ぶジャンプ)が3.3%

瞬発力の持続時間が全体で7.8%増加しました


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この実験で言えることは、パワープレートを用いたアクセラレーショントレーニング

感覚受容器と神経伝達を刺激し伸張反射(走る時やジャンプの時のように筋肉が伸ばされたことによっ

ておこる反射)の効率を高めることができるということです

それによって、今まで難しかった高速運動に必要な速筋線維特異的なトレーニングが可能になり

運動効率の向上と、ケガの予防といった効果が生まれるのです!


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慢性の痛みとストレス

かつての西洋医学では体の痛みに心は影響しないと言われていましたが

近年では心理的ストレスと痛みとの関係の研究が盛んに行われるようになりました

その理由は、非常に多くの方が罹患する疾患である腰痛を例に挙げても

原因が分かっているものが約15%しか無いという現状があるためです

これだけ医療が進歩しても約85%は原因不明であるという現実は

今までよりも広い視野で患者を診る必要があることを示しています


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シカゴのノースウェスタン大学の研究では、急性の痛みと慢性の痛みについて

脳にどのような痛みの感じ方の変化があるかを調べたところ

急性の痛みでは痛みの信号が、神経伝達の中継点である視床から脳全体に放散するのに対し

慢性では高次の精神機能を司る前頭葉が緊張していることを突き止め

痛みの発生メカニズムがそれぞれ異なっていることを実証しました


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痛みが心理的なものにスイッチしてしまうことで

その時の精神状態によって痛みが長期化していると考えられるのです

最近では整形外科と心身医療科が連携して治療に当たっている病院も多く

心と体の繋がりが重要視されています


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パワープレートはトレーニングを行うだけで、ストレスホルモンであり、長期の分泌が

海馬を委縮させると言われるコルチゾールを減少させ

代わりに脊髄への痛みの抑制効果があるセロトニンやたんぱく質合成を高める

成長ホルモンやテストステロン、インスリン様成長因子などが分泌されることが分かっています

体を引き締めるだけでなく、ストレスを発散することもできるパワープレートは

一石二鳥のマシンなのです


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痛みとパワープレート2

痛みとは組織の損傷があることを知らせるための警告として非常に重要です

しかし、炎症反応が治まっていても残ってしまう痛みもあります

五十肩や変形性の関節症などで見られる関節の拘縮(関節運動が制限された状態)は

運動時に痛みを発し、リハビリの大きな障害となります

痛みがあるので動かさない → 一層拘縮が進み、可動域が減少する

という悪循環になってしまうからです



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このような慢性的な痛みは脳が痛みを記憶しているため

痛みを出さずに可動域を広げていくことはとても困難で時間がかかります

また重大な損傷があった場合、痛みを抑制することができると

激しい痛みがある場合と比べて回復速度が最大で3倍速くなるというデータもあるそうです

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パワープレートの全身振動は2つの方法で痛みを軽減します


①セロトニンによる下行性疼痛抑制系

パワープレートの振動刺激は

神経伝達物質であるセロトニンの脳内における分泌を促進させます


セロトニンは体の各部位でそれぞれ異なった働きをしますが

脳内では精神の安定作用があり、セロトニンレベルが低下すると鬱になると言われています

この伝達物質が脊髄に降りかかると、痛みの刺激が脳に伝わるのをブロックするため

痛みを感じにくくなります



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②ゲートコントロール

私たちは打撲などをしたときに無意識に患部を押さえますが

これには科学的に証明された理由があり、それがゲートコントロールです

私たちの体を取り巻く神経はそれぞれ太さが異なり、太いほど伝達速度が速いという特徴があります

痛みの神経よりも触覚の神経は太く速度が速いため

押さえることで一時的に痛覚刺激をブロックすることができ、痛みを軽減させているのです

パワープレートの振動は一秒間に30~50回という速さで筋肉を動かすため

最も太い太い神経である運動神経に多くの刺激を与えることができます

それにより刺激をある程度ブロックすることができるのです



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このゲートコントロールによって過剰な痛みをカットさせることができれば

痛みの原因となっている関節の硬縮などに対して様々な運動療法を施すことが可能になり

より早く正常な状態に近づけることができるのです

私自身もパワープレートのこの能力を生かして五十肩変形性膝関節症などのお客様に対して

とても良い結果が出ていることを実感しています


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症例31 ランニングとパワープレート2

以前のブログでご紹介した50代女性の症例の続編です

以前からハーフマラソンの大会にはよく出ているのですが

今回フルマラソンに挑戦されるということをお聞きして、私もトレーニングの質を少し変えて

なるべくサポートできるようなメニューをつくりました


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筋力強化はもちろんですが、フルマラソンのような非常に長い距離を走る場合

ほんの少しの体のクセやゆがみからくるアンバランスが積み重なることで

痛みが出て、完走できない可能性があることが最も注意しなければならないことです


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ですからバランストレーニングと柔軟性の均等化をメインにトレーニングを行っていきました

そして先日本番を迎えて無事完走されて目標タイムを切ることもできたそうです!


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練習中は脚に少し違和感が出ることもありで心配したのですが

少しずつ修正していった結果、本番では終了後も全く痛みが出なかったそうで

この方の頑張りとパワープレートのトレーニング効果に私自身も驚いています


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これからもさらなる記録更新ができるようにお手伝いしていきたいと思います!

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痛みとパワープレート

今回は痛みについてお話したいと思います

痛みを感じているのは神経ですが、痛みの感じ方は人それぞれで

同じ刺激でも、痛がる人もいれば痛がらない人もいます

これはなぜでしょうか?

神経には閾値というボーダーラインがあり、そのラインを超える刺激が加わると

神経が活動電位を発生し、脳にその信号を伝えます

この閾値は、環境や体の状態によって変化するため

人それぞれ感じ方が変わってくるのです

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不眠や不安、怒り、悲しみ、うつ、倦怠感などで自律神経の働きが乱れていると

閾値は下がって痛みを感じやすくなると同時に

すでにある痛みを増幅させるように働きます


パワープレートの3次元振動には、閾値を上げるゲートコントロール作用があります

ゲートコントロールとは痛みよりも早く伝わる神経を刺激すると

痛み刺激をブロックされるという仕組みです

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ケガをしたときに傷めた部分に手を当てると

痛みが緩和するというのも

触覚の神経刺激が痛覚神経よりも早く伝達することを利用したゲートコントロールです

パワープレートでトレーニングを行うと、振動に対する知覚神経が痛覚刺激をブロックするため

程度にもよりますが、慢性的な関節の痛みで痛覚神経が過敏になっている方でも

トレーニングを行うことができます

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加齢による関節の痛みの多くは、骨格を支える筋肉の低下によって引き起こされることが多いため

衰えた筋力を回復させることが重要です

しかし、関節運動に痛みがあっては、トレーニングを行うことは困難です

パワープレートを使えば関節運動を行うことなく、振動が筋肉を動かしてくれると同時に

痛覚閾値を上げてくれるため、簡単に筋力をアップさせることができるのです

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パワープレートと骨密度

高齢化社会によって平均寿命が延びる一方で、骨粗鬆症やバランス感覚の低下などの問題もあり

健康に年を重ねていけるが大きな課題になっています

米国では、毎年150万人以上が骨量の減少による骨折を経験しており

女性の3人に1人、男性の8人に1人が骨粗鬆症を患っています(2004年)


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『Journal  of Bone and Mineral Research 2004』で発表されたデータでは

パワープレートによる骨の形成についての有効性が示されました

方法は、 58~70歳の閉経後の女性90名を3つのグループに分け24週間後の変化を比べました


①パワープレートを1回30分以下のトレーニング

(スクワットやランジといった大腿部及び股関節部のエクササイズ)を週3回行うもの


②従来型トレーニングをウォーミングアップ、クールダウンを含め

1回約1時間、週3回行うもの


③何も行わないもの


その結果、パワープレート群では大腿筋の筋力が16%増大し

股関節部の骨密度は1.5%増大しました

さらに、姿勢制御とバランスの改善も認められ

筋肉量が増えた一方、体脂肪率と脂肪量は減少していました

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骨ミネラル濃度は、パワープレート群では+0.93%

従来型トレーニング群では-0.51%

何も行わないグループでは-0.62%

という結果となり、従来型トレーニングを行った被験者も多少骨量減少を抑えることができましたが

何も行わないグループでは、平均的な速度で継続して骨ミネラル濃度が減少していました


これらの結果からパワープレートは筋力向上や骨密度の向上だけでなく

脂肪の減少やバランス、反射の改善など総合的な健康増進につながるマシンであることが

証明されているのです!

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また、振動が筋肉を動かすため関節運動が必要なく

関節が弱い方や運動不足の方でも安全にトレーニングを行うことができます!



姿勢と血流

私たちの血流は座っていたり立っていたりすると70%が下半身に集まっており

肢から心臓へと血液を運ぶ静脈は、立位では1秒間に8~10cm血液が上がっていきますが

座位では約5cmになり、その状態で30分経過すると約2.5cmになってしまいます

これは股関節や膝関節が屈曲して血管が圧迫されることに加えて

下肢の筋肉が使われないことによって、ポンプ作用が発揮されないために起こります




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デスクワークなどで座っていることが多くなった現代人は、血流が滞りやすくなっていると言え

冷えやむくみの大きな原因となっています

また血流が悪い状態は、免疫力にも大きな影響を及ぼします

免疫に関わるリンパ球は末梢の血管である毛細血管が開いていなければ

血管外に出れず、働けなくなってしまいます

免疫のスペシャリストである日本橋清州クリニックの佐藤義之先生は下肢の血流を高めるために

ふくらはぎのトレーニングの重要性を述べています
 
下腿後面(ふくらはぎ)の温度は体温より1.75度低いと言われており

軽い自転車漕ぎを30分1日2回行うと、6週間で約0.5度上がるというデータがあるそうです

第二の心臓と言われるふくらはぎを鍛えていくことが血流の改善に非常に有効です


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パワープレートは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

振動によって97%動かすことが可能で、それらの筋肉を栄養している毛細血管への

血流も効果的に高めることができます


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座っている時間が多い方は、このようなふくらはぎを中心としたトレーニングを行って

冷え、むくみの改善、免疫力の向上をはかっていただきたいと思います

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パワープレートの高齢者への有効性

健康で長生きするためには運動器が健全であることが不可欠ですが

高齢者の運動は安全性や負荷の問題などから積極的に行うことが難しいのが現状です

そこで「Journal of the American Gariatrics Society」2004年6月号で発表された実験をご紹介します

58~74歳の閉経後女性89名を3つの試験群に振り分けてパワープレートトレーニングと

従来型トレーニングとの比較が行われました

1.週3回24週間トレーニングを行うパワープレート群
  この群はスクワット及びランジなどの静的及び動的膝伸筋エクササイズから成る漸進的プログラム


2.週3回24週間トレーニングを行う従来型トレーニング群
  この群は従来型フィットネス効きで動的レッグプレス及び
  レッグエクステンションエクササイズを抵抗を漸増させるプログラム

3.対照群
  この群はいかなるトレーニングも行わないませんでした


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実験の結果、パワープレートも従来型トレーニングも脚の筋力を増大させることが証明され

従来型トレーニングでは動的筋力が13.9%、等尺性筋力(関節の角度が変わらない状態での筋力)が

18.4%上昇し、パワープレートでは動的筋力が16.1%、等尺性筋力が15.0%上昇しました

また両群ともカウンタームーブメントジャンプ(椅子から立ち上がる、階段を上る、バランスを保つといった


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日常生活動作で用いられる筋肉の伸縮を測定する正確な方法)が向上し、従来型トレーニングでは

12.9%の上昇であったのに対し、パワープレートは19.4%上昇しました
 

注目すべきは動作速度で、対照群、従来型トレーニング共に実験後に

動作速度に変化はありませんでしたが、パワープレート群では7.4%の上昇がみられました

このことからパワープレートは筋力の増加だけでなく、日常生活動作をより早く、スムーズに行う能力を

養えることが証明されました


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動作の少ないトレーニングが可能なパワープレートは、関節、心血管系に負担をかけずにトレーニングを

行うことができ、安全かつ容易な運動であると言えると思います

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パワープレートで体の軸をつくる

パワープレートは30~50Hzの3次元振動を使って、

筋肉を一秒間に30~50回収縮させて引き締めとトレーニングを行うことができますが

振動の効果はこれだけではありません

筋肉を動かしているのは神経の命令によるものですが

パワープレートの上では、一秒間に30~50回の刺激を神経が感じ取り

反射で筋肉を動かしていますが

この作用を利用することで、体の軸(バランス)を整えたり、強化することができるのです

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例えば、普段悪い姿勢での生活を続けていると、体のセンサーの役割をしている受容器が

その姿勢を正常の姿勢と認識して神経回路が出来上がってしまいます

それが体の歪みをつくる原因になってしまうのです

パワープレート上で正しい姿勢をとり、振動をかけることで

体の受容器に一秒間に30~50回という膨大な量の刺激が伝わり

短時間で姿勢が正常にリセットされるのです

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この作用をスポーツで活用することもとても有効です

素早い動きや力強い動き、正確な動きには体の軸がしっかりとしていることが基本です

パワープレートのトレーニングは筋力をアップさせるだけでなく

神経への刺激が強靭な軸をつくります

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プレートの上はもともと不安定になっており、軸を保つ受容器を鋭敏に働かせるのに有効です


パワープレートでしっかりとした芯をつくって歪み知らずの体になりましょう!

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パワープレートで効果的にセルライトを減らす

セルライトは肥大した脂肪細胞のまわりに老廃物を含んだ水分(リンパ液)が衣のように付着し

そのまわりをコラーゲン繊維が覆って硬くなったもので

この状態では、脂肪はエネルギーとして使われにくいため

通常のダイエットを行うだけではあまりセルライトを減らすことができません

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ドイツのSanaderm Clinicが行ったパワープレートのセルライトにおける研究データでは

1回8~13分のエクササイズを週に2~3回行ったところ

6か月で大腿部及び臀部のセルライトが25.7%も減少
したそうで

その中で、8~13分のエクササイズに24~48分のカーディオトレーニング

(心拍数を管理して行う有酸素運動)を加えたものでは

大腿部、臀部のセルライトは32.3%減少したそうです

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この結果から、パワープレートはセルライト減少においての変化率がカーディオと比べて非常に高く

短期間で効果が現れるということが分かります

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その要因は、パワープレート一台でトレーニングとマッサージができるところにあると思います

3次元振動によるマッサージを行うことでコラーゲン線維から閉じ込められた脂肪細胞を絞り出し

エネルギーとして使える状態にしてから

持っている筋肉の97%を使うことができるパワープレートトレーニング(通常の運動では40%と言われて

います)を行うことでより効率よく脂肪を燃焼させることができるのです!


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脚が長く見える姿勢をつくる

皆さんは姿勢で脚が長く見えたり、短く見えてしまうことをご存知ですか?

それは骨盤の角度によって変わります

人の骨盤は生理的に前傾していて、欧米人は前傾が強く

日本人は後傾気味だと言われています

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骨盤が後傾してしまうと、脚の付け根の関節である股関節の位置がずれて

お尻が下がると同時に脚が短く見えてしまうのです

ひどくなるとお腹まで出てきてしまいます

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では、どうして骨盤は後傾してしまうのでしょうか?

骨盤の角度をつくっているのは筋肉の作用です

欧米人は日本人に比べてお尻や腹筋、背筋が発達しており

筋肉が適度に骨を引っ張ってくれているため骨盤が前傾しやすいのですが

日本人はこれらの筋肉が弱いことに加えて

椅子に座るときなどに背中を丸めて背もたれに寄りかかることが多いため

後傾が助長されてしまうのです

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ですから、逆に必要な筋肉を鍛えて、普段の姿勢を気をつけていけば

健康で美しいプロポーションをつくることができるということです!


そこでパワープレートを使えば、30分のトレーニングで

ジムトレーニング2時間相当の運動量で効率よく筋肉を鍛えることができます!

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また、人は普段、約60%の筋肉が使われず眠っている状態ですが

パワープレートは振動が筋肉を動かしてくれるため

97%の筋肉を使うことができます

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みなさんもパワープレートでヒップアップをして脚を長く見せる『得』な姿勢をつくりませんか?

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全身振動による腹部脂肪減少

ベルギーのアントワープ大学で内臓脂肪に対するパワープレートの効果について

研究が行われました

内臓脂肪は肥満の人々にとって最大の健康問題であり

心臓病や高血圧、糖尿病といった心臓血管疾患発症率と

内臓脂肪との間には密接な相関関係があることから分かっています


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Vissersら2009年に行った研究では79名の肥満成人を無作為に

4群に振り分けました


・グループ1

低カロリー食のみのプログラムとした食事群

・グループ2

低カロリー食と運動(カーディオエクササイズとウェイトトレーニング)のプログラムとした運動群

・グループ3

低カロリー食と段階的パワープレートマシンのプログラムを行うパワープレート群

・グループ4

ライフスタイルを全く変えなかった対照群


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これらのプログラムを6ヶ月間行い、その後介入なしのフォローアップを6カ月間行いました

その中で3カ月、6カ月、12か月時点で身体測定データ、身体組成、代謝特性を測定し

内臓脂肪量について調べました

グループ1~3では全てにおいて体重が5~10%と優位に減少し

また、フォローアップ期間においても5%以上の減量を維持できたのは

運動群とパワープレート群のみでした


その中でパワープレート群は10%以上の減量を維持でき

パワープレート群の平均体重は95.2kgであったため

10%の減量は実に9.5kgの体重減少となります


パワープレート群と他群の主な違いは、内臓脂肪の現象です

パワープレート群は運動群及び食事群と比べて6ヶ月後に内臓脂肪が

2倍減少しました


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また12か月後もパワープレート群において内臓脂肪の減少は同レベルで持続し

食事群と運動群は12カ月でベースラインに戻りました

すなわちパワープレートでは脂肪燃焼能力と

その効果を維持する能力が高まることが分かります


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冷えと筋肉

冷えと筋肉には密接な関係があります

体は体温を保つために様々な手段で熱をつくっていますが

その中で最も発生する熱量が多いものが筋肉なのです


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ですから筋肉量の低下は体温の低下に直結していると言えるのです

全国冷え症研究所の山口勝利先生は冷え(内臓温の低下)があると

以下の5つのことが起こるとおっしゃっています

太りやすくなる

免疫力が下がる(免疫細胞は腸に最も多く集まっているため)

内臓の働きが悪くなる(肝臓が主)

自律神経の働きが乱れる(痛みやコリ、痺れを感じやすくなる)

うつ傾向になる


また冷えの改善法として大きく分けて

運動療法

②食事療法

③対策グッズ

④治療器

の4つを挙げており、内臓付近にある腹筋を始めとした筋肉の強化の有効性を述べています



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パワープレートはこのような深層筋の強化を非常に得意としています

その理由は意識することが難しい深層の筋肉でも

振動刺激が自然と筋肉を動かし強化することができるためです


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ある程度トレーニングを続けていくうちに意識ができるようになると、さらにその効果は高まります

自分の体の機能を最大限に生かして健康的に寒い冬を乗り切りましょう!

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症例30 ランニングとパワープレート

ランニングが趣味の50代の女性の症例です

筋力アップとランニング技術の改善が目的でパワープレートトレーニングを始められました

体験でいらっしゃった時に私がはじめに気になったのは姿勢で

骨盤が後傾して後ろに体重がかかっていたことでした


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走る時に適した姿勢は直立している時の姿勢とは少し異なります

直立している時には動く必要がありませんから、重力は上から下にまっすぐ抜けていきますので

多少後ろ体重でも問題ありませんが、走る場合は体を前に進ませなければならないので

僅かな前傾姿勢が必要です


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前傾姿勢ができていると直立姿勢の時に比べて重心が前に移動するため

足を着くだけで進むことができ、とても効率の良い走りになるのです

気をつけをしたまま前に倒れていくとあるところで転ばないように勝手に足が出て

前に進んでいく感覚に似ています

ですからどのスポーツにも言えることですが基本の姿勢をつくることが非常に重要なのです

骨盤のキレイな前傾をつくるためには背面の筋肉と

自分の体をどのように動かしているかという意識を鍛える必要があります


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パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が体に伝わるため

通常の筋力トレーニング比べて神経への刺激が非常に多く

姿勢の矯正や意識の強化に有効です



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またトレーニング中だけでなく、無理のない範囲で普段走られるときにも意識をしてもらい

姿勢を矯正していきました

とてもやる気のある方なので一か月ほどで姿勢が改善し

骨盤だけでなく、肩の位置も正常(横から見たときに耳の穴と肩の頂上が一直線上に来ている状態)に

なり、併発していた肩こりも解消されたそうです


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走る時にも疲れにくくなったということと、上り坂がかなり楽に走れるようになったと喜んでくださいました

上り坂は特に重心が後ろになりやすくなるので、骨盤の前傾ができていなければ

推進力は相当に低下するセクションです


そこを楽に走れるようになったということはトレーニングがうまくいっている証拠だと思います

ハーフマラソンの大会でも自己ベストが出たそうなので

これからもっと更新できるように頑張っていきたいと思います!


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基礎代謝と冷え

ダイエットで脂肪を燃やすには大きく分けて二つの方法があります

ひとつが有酸素運動で、脂肪をエネルギー源として代謝するには

有酸素性代謝によって酸化しなければなりません

これには、酸素が必要なため、運動で脂肪を燃焼しようとすると

やはりウォーキングやジョギングなどの低強度かつ長時間の運動が必要になります
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ふたつ目が、基礎代謝や安静時代謝と呼ばれるものを上昇させることです

これは、何もしていなくても消費されるエネルギーのことで

この代謝は主に、体温を維持するための熱産生によるエネルギー消費です
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パワープレートは有酸素運動、基礎代謝の向上、両者とも有効ですが

特に得意とするのは後者の方で

アクセラレーショントレーニングによって、効率よく筋肉を増やすことができると同時に

今まで使えていなかった筋肉まで刺激を与えることができます!

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そうすることで、より多くの脂肪を消費できる体にすることができ、基礎代謝などが上昇するのです!

体の中の主な熱源は肝臓と筋です

ですから筋量が多く、かつ熱の発散のよい人は

普通に生活しているときでも代謝量が多く、脂肪がつきにくいということになります

imaぉおおges.jpg筋肥大のための標準的なレジスタンストレーニング(トレーニングマシンやダンベルなどを使用した

ウェイトトレーニングのように、筋肉に負荷を与えて筋肥大を引き起こすことを目的とした

トレーニング法の総称
)を4か月ほど続けると、安静時代謝が平均で5~10%ほど上昇します

パワープレートでは、より短期間でこれと同等の効果が出すことができます!

代謝が高いということは体からつくられる熱が多くなるということであり

冷えに強い体をつくることができるのです

今年は夏に続いて節電が呼びかけられている中で最も良い冷え対策は

自分自身でつくる熱量を増やすことで、一番のエコで健康な対処法です


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足のアーチとゆがみ

足部骨格の全体の配列は上方凸の湾曲をしており、これを足底アーチ(いわゆる土踏まず)と言います


足底アーチには

内側縦アーチ

外側縦アーチ

前横アーチ

後横アーチ

の4種類があり、力学的に合理的な荷重支持に役立っています

骨、関節、靭帯、筋肉の要素が巧みに組み合わさって接地時の衝撃を吸収し

力を分散することを可能にします


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安静立位では、左右の距骨に体重の50%が分散され

その後、踵骨に25%強、母指球と小指球に25%弱の比率で分散されます


しかし、運動不足や座っていることが多いと足にかかる荷重が減少し、アーチをつくっている

筋肉が衰えアーチの低下が起こります

これが扁平足です


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扁平足になると足が疲れやすくなるだけなく、アーチの低下に伴って

足首の骨が傾き、脚全体が歪んでいきます

その歪みは骨盤、背骨、頭と伝わっていき、頭痛や肩こりなど

思わぬ症状を引き起こすこともあります


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私は扁平足が強いお客様にはスクワットなどのトレーニングの際に

同時に足の指を曲げて踏ん張ってもらい、足の裏の筋肉も同時に鍛えています


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このようなゆがみは加齢で筋肉が衰えてくると、筋肉だけでは支えきれなくなり

骨の変形に繋がることから早めに対処しておくことが重要です

パワープレートでは振動を介して全身の連動した動きを鍛えることができることから

とても機能的で実用的なトレーニングだと言えます


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エルクレスト望年会

今日はエルクレストの望年会がありました!

望年会という言葉は年をb忘れるのではなく、今年も良い年だったと振り返り

来年にも希望を託し、望む会という意味が込められています

場所は渋谷にあるしゃぶ禅さんです


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今まで食べたこともない様なカニやお肉をたらふく食べてしまいました


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会の後半に行われた抽選会では高級腹巻きを頂きました(笑)

お値段なんと26000円!

これでおなかを温めれば、今年は免疫力が半端じゃないことになりそうです!

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また、パワープレート本社のプロティアジャパンの方とも久しぶりにお会いすることができ

最近のパワープレートの広まりについて色々なお話をお聞きすることができ

やはりすごいマシンだと実感しました!


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5月にエルクレストパワープレートルームをオープンして

多くの方に通って頂き、とても充実した1年になりました

トータルに美容効果を高めるためにパワープレートは非常に有効なツールだと思います

来年もより多くの方の美容目標達成のお手伝いができればと思いますので

よろしくお願いいたします

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解剖実習

今日は学校に入学してから5回目の解剖実習に行ってきました

1年生最後の実習だったので気合を入れて臨みました!

場所は新宿にある東京医科大学です


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今回も自律神経を中心に見させて頂いて

しっかりと目に焼き付けることができました

自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





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自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています



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神経には神経節という中継点があり、そこで次の神経細胞にバトンタッチをしています

自律神経では星状神経節や腹腔神経節が有名で、これらに対して治療をして

自律神経を調節する療法などもあります

今回の実習ではこれらの神経節と周辺の血管や臓器などの位置関係を実際に見ることができ

とても勉強になりました

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膝関節について

膝関節は人体で最大の関節で、大腿骨、脛骨、膝蓋骨からなる2関節の複合体です

大腿骨の関節面が2つの半球状であるのに対して

脛骨の関節面は浅い凹状の平坦な構造であることから

膝関節の骨としての適合はとても不安定です

これを補うために膝関節には


・外側、内側の半月板

・前後の十字靭帯

・内、外側側副靭帯


といった組織が覆っています


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半月板は断面が三角形の線維軟骨でその機能は

①関節の適合性を良くする

②緩衝作用

③可動性を適正にする

④関節内圧の均等化

⑤圧迫応力の減少(骨の衝突を防ぐ)

といったものが挙げられます


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内、外側側副靭帯は側方への動揺を防ぎ

関節の伸展時に緊張し、屈曲時に弛緩するという特徴があります

従って膝関節に何かしらの問題があり、膝が伸びきらずに生活していると

靭帯がうまく働かず、不安定になり損傷しやすくなります

前後の十字靭帯は、前後の膝の動揺を防いでいますが

コンタクトスポーツなどでは損傷しやすい靭帯です


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これらの安定機構に加えて重要なものが筋肉です

しかし体の使い方に癖があったり、筋のアンバランスがあると

骨の変形や痛みの原因になってしまいます

パワープレートはプラットフォーム上でトレーナーが正しいアライメントに整え

スクワット等の簡単なトレーニングを行うだけで、1秒間に30~50回という速い振動刺激が

筋や腱、関節に存在するセンサーを刺激し

正しいアライメントを体に覚え込ませることができます



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運動不足や年齢を重ねていくと、筋力の低下によって先ほど述べた安定機構への負担が増え

様々な膝関節障害の原因になりますが

パワープレートはもしすでに膝に痛みを抱えていらっしゃる方でも

関節運動を行わずにトレーニングができるため、リハビリとしても有効です

多くの病院でも導入されているこのマシンをぜひお試しください

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足関節について

足部は歩行時に衝撃を吸収、分散し、身体の前方移動の視点になるという重要な役割を持っています

人間は二足歩行をすることことから手と足では役割が違うことから

その形状も大きく異なっています


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手の関節と比べて足の関節は可動性が低く、運動が制限されていますが

その代わりにアーチを形成することによって体重移動をスムーズにして

滑らかな歩行を可能にしています

足部の関節は足根部、中足部、足指に関節の3つにわけることができ、それぞれ

〈足根部の関節〉

1、距腿関節

2、足根間関節 

①距骨下関節
②踵立方関節
③距舟関節
④楔舟関節
⑤立方舟関節
⑥楔立方関節
⑦楔間関節

〈中足部の関節〉

1、足根中足関節

2、中足間関節

〈足指の関節〉

1、中足指節関節

2、指節間関節

といった多くの関節が連動して足の機能を発揮しています

その他、関節を安定させるために内側側副靭帯(三角靭帯)、外側側副靭帯(前距腓靭帯、後距腓靭

帯、踵腓靭帯)などの靭帯が支えています


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関節には体のバランスを感じるレセプター(センサー)があり、体の傾きや衝撃などを脳に伝えて

反射によって安定を保っていますが、座っていることが多かったり

運動不足によって関節への情報が減少すると、このセンサーが鈍り

捻挫などによって先ほど述べた靭帯などを傷めやすくなります

スポーツ選手が捻挫をした場合は、組織の回復を見てきちんとした

バランストレーニングを行ってから復帰しなければ

テーピングや包帯などで固定している間にセンサーが鈍っているため

また同じところをケガしてしまうといった悪循環になります

パワープレートは一秒間に30~50回という振動刺激が

3次元(前後、左右、上下)に伝わることで、レセプターに対して

非常に多くの情報を送ることになり、活性化させることができます


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ですから、ケガ後のリハビリだけでなく、バランス能力さらなる競技力アップや

高齢者の転倒予防といった効果も期待できます


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プロフィール

中込慶一
(ナカゴメケイイチ)
・出身地:東京都
・血液型:O型
・昭和61年4月7日
・日体柔整専門学校卒
・柔道整復師
・全国冷え症研究所に5年勤務ののち現在は、パワープレート東京にてインストラクターを務める
・特技:スポーツ全般 陸上
・趣味:音楽・バイクツーリング
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