正しい姿勢がその人のポテンシャルを上げる!?[ゆがみ、姿勢]
(2015-03-11 11:35:17) by 中込慶一


< ページ移動: 1 2 3 >

みなさんは普段の生活で自分の姿勢がどのようになっているかを考えたことがありますか?

仕事をしている時の姿勢やテレビを見る時、バッグを持っている時

立ち方であればいつも片足に体重がかかっていませんか?

座り方では横座り、あぐらをかく、脚を組む

寝るときは決まった向きばかりで寝ていませんか?

実はこのような姿勢の癖が、体のゆがみの形成に大きく関わっています

<画像:duck.jpg>

背筋が伸びた姿勢は、そうではない姿勢に比べて酸素の取り込みが約5倍になるといいます

酸素は体中の細胞がエネルギーを生み出す上で欠かせない燃料です

酸素不足の環境では、しっかりとエネルギーが燃えないので

各器官がポテンシャルを発揮できないのです

全身にしっかり酸素を届けるためには、背筋の伸びた正しい姿勢を作ることが

重要なのです!

そもそも正しい姿勢とはどのような状態なのでしょうか?

姿勢を見るときには、体の指標となる部位のアライメント(配列)が揃っているのが理想的です

前から見た時には、

1.左右の足首の中間点

2.左右の膝関節の中間点

3.臀部の中心

4.第2仙結節棘突起

5.第2胸椎棘突起

6.後頭骨の中央

一直線上に並び重力線が通過していると、左右への組織の負荷が均等になり

負担が少ないとされています

<画像:alignment153.jpg>


横から見た時には

1.足の外くるぶしのやや前方

2.膝のやや前方

3.大転子

4.肩の中心(肩峰)

5.耳の穴(外耳孔)

を重力線が通るのが理想的です

<画像:alignment0986.jpg>


今回は立位の状態で特徴的な姿勢についてご紹介します


<画像:pos6.jpg>

?猫背タイプ(round back)

デスクワークやテレビゲームの時間が長い人に見られる姿勢で

胸椎の上部の猫背、中部の猫背、下部の猫背、胸椎全体の猫背

隠れ猫背(見過ごされやすい猫背)、胸腰移行部の猫背などがあり

両肩が前に出やすく、胃腸などの内臓下垂や心肺機能の低下

背筋のトーン(緊張度)が減少(機能低下)を起こしており

腰や膝への負担が増加する傾向があります


< ページ移動: 1 2 3 >


コメント投稿
次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.0.8