東洋と西洋の健康観の違いを知る[健康]
(2015-01-10 09:06:19) by 中込慶一


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健康について書かれている多くの教科書に載っている西洋医学の健康法として

ブレスローの「7つの健康習慣」があります


?適度な運動

?適度の飲酒

?適正な体重

?禁煙

?間食をしない

?朝食をとる

?適正な睡眠


これに対して中国では不老7原則というものがあり

東洋医学の発想で健康法を述べています


?日々働け

?くよくよするな

?腹7分

?よく眠れ

?よく笑え

?よく歩け

?早起き


この二つの健康法を比べてみて何か気付きませんか?


<画像:walking.jpg>

<画像:wake up.jpg>


私が最も大きな違いを感じたのは、西洋の健康法は具体的な行動が示されていて

東洋の健康法は心の持ち方(感情)をどうするかが大きなウエイトを占めている点です

ブレスローの健康法では感情に関するものは一つも含まれていませんが

不老7原則では?と?に2つ含まれています

これは前回のブログでお話した西洋の心身二元論と東洋の心身一如が

反映されたものだと私は思っています


<画像:iuhy.jpg>



この他、睡眠でも面白い違いが見られます

ブレスローの健康法では適正な睡眠を挙げていますが

適正な睡眠と言うと私を含め、多くの方が睡眠時間や質のことを考えると思います

よく言われているのが7時間睡眠です


それに対して東洋の健康法では早起きを挙げており、特に睡眠時間については書かれていません

これはどういうことかと言うと、東洋では自然との連動を重要視しているということです

何時間寝たかということよりも太陽が昇ったら起きなさいという

自然とリズムを合わせることが大事であると言っているのです




<画像:wake up 2.jpg>



またブレスローの健康法では適正や適度といった基準が設けられている項目が4つあるのに対し

東洋ではよく〜しなさいというようにできることならどんどんやりなさいといったような項目が多い

という違いもあると思います

西洋医学は非常に客観性を重視しているため、あらゆる診断でもそれぞれの項目に

統計などのデータから割り出させた基準が設けられています

そのため例えば風邪と診断されれば誰もが風邪薬をもらいますが

東洋医学では個人差を重要視しているので、漢方薬でも同じ症状でも処方される薬は違うといった

ことがあります



<画像:vegitable.jpg>



栄養摂取についても西洋では、3食をきちんと食べて

栄養のあるものをバランスよくという考え方が一般的ですが

東洋では、小食で老廃物をなるべく体に溜めないようにするという考え方が一般的です

このように西洋と東洋では健康への認識に色々な違いがあることがお分かり頂けたと思います

どちらの考え方も非常に重要ですが、最近では生活様式の西洋化が進んだことによって

つい東洋の健康法を忘れてしまいがちなので、このような考え方を意識していくと

より充実した生活が送れると思います


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