脂質について[食事について]
(2012-04-22 15:26:12) by 中込慶一
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健康的なダイエットには、パワープレートなどの運動による筋力強化や脂肪燃焼の他に
体に必要な栄養を確保した上での食事のマネジメントが欠かせません
今回はその中でエネルギー源となる三大栄養素の脂質についてお話したいと思います
脂質は人体において、細胞膜の主要成分(リン脂質、コレステロール、糖脂質)
ステロイドホルモンの成分になるなどの重要な役割を持っています
〈脂質の種類〉
・脂肪酸
?飽和脂肪酸
二重結合がない脂肪酸で動物性脂、一部の植物油に含まれます
?不飽和脂肪酸
二重結合があり、酸化されやすく過酸化脂質となって、体内組織を障害させ
老化を促進させます
・コレステロール
ステロイドホルモン(性ホルモン、副腎皮質ホルモン)、胆汁酸、ビタミンDの前駆体であり
血中ではリポたんぱく質に組み込まれていますが
過剰になると動脈壁に沈着して動脈硬化の原因となります
・リン脂質
生体膜(細胞膜、核膜、オルガネラ膜)の脂質二重層を形成します
生体膜を構成するリン脂質の種類と割合は動物種により異なります
レシチン、スフィンゴミエリン、ホスファチジルセリンホルファチジルイノシトール
ホスファチジルエタノールアミンがあります
・糖脂質
脳神経系の構成成分で主にスフィンゴリン脂質で膜の情報受容体として働きます
〈食事について〉
上記の脂質の種類の中で食事に関わるのが脂肪酸です
脂肪酸のうち、常温で固体のものを飽和脂肪酸と言い、主に動物性脂を指します
ただしヤシの実は飽和脂肪酸です
常温で液体のものを不飽和脂肪酸と言い、主に植物性油を指します
ただし青背の魚は不飽和脂肪酸です
不飽和脂肪酸はさらにオメガ3、オメガ6、オメガ9という種類があり
オメガ3はフラックスオイル、シソ油、青背の魚に含まれ
オメガ6はベニバナ油、コーン油、大豆油
オメガ9はオリーブオイル、キャノーラ油などに含まれています
細胞膜を構成している重要な構成成分にはオメガ3、オメガ6があり
体内で作り出せないことから必須脂肪酸と呼ばれています
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