パワープレートにおける症例20[パワープレート症例]
(2011-02-09 10:43:57) by 中込慶一
健康づくりで通われている40代の女性の方ですが
最近、食事でものを噛むときにあごが痛んだり
音がするのが気になるという顎関節症の症状があるので
パワープレートで何とかならないかということでした
顎関節症にはカテゴリーがあり、それぞれ症状が異なります
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画像:顎関節症2.jpg
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・1型は噛む動きで使われる筋肉(咀嚼筋)の緊張や炎症による関節の運動痛や
運動障害が僅かにあるもの
・2型は関節包(関節を包む袋)や関節靭帯に病変があり、
1型よりも運動痛や圧痛が強く 関節雑音を生じるもの
・3型は関節円板(線維性の軟骨のようなもの)の転位や変性、穿孔、線維化が主な症状で
クリッキングと呼ばれる関節雑音が顕著なもの
・4型は変形性関節症の状態で関節軟骨の破壊、下顎骨の骨吸収や 変性
関節円板や滑膜の変形異常が主な症状で X線所見上も大きな異常を認めるようになるもの
・5型は上記の1〜5型のいずれにも該当しないものの、 顎関節領域に異常症状を訴えるもので
心身医学的な要素も含みます
この方の場合、お話を聞いていくと片側咀嚼の癖があることに加えて
年末年始での仕事が忙しかったそうで、肉体的、精神的ストレスが溜まっていたようです
食いしばりや、歯ぎしり等、顎関節は、ストレスと密接な関係がある関節です
私はまず、パワープレートで関節に負担をかけている首、肩の筋肉をほぐし
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画像:imagedふssthぁs.jpg
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前方偏移してしまった頭部を正しい位置にもっていくようにして
最後に、咀嚼筋である側頭筋の緊張をとっていきました
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画像:側頭筋2.jpg
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その方法は、パワープレートの前に膝をついて座り プレートに肘を乗せ
指の腹で側頭部を軽く圧迫しながら振動をかけるというものです
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画像:側頭筋マッサージ.jpg
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今回のメニューで、次回いらっしゃったときに
どれほど症状が改善されているかをまた報告したいと思います
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