脳卒中について[疾患予防]
(2013-05-12 08:22:47) by 中込慶一


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脳卒中は日本人の死亡原因の第一位でしたが、1980年以降、次第に減少

平成15年度には死亡原因の第3位となっています

その内訳は、厚生労働省の「平成15年 人口動態統計」によると

脳梗塞が最も多く62%、脳内出血が25%、くも膜下出血が11%となっています


・脳梗塞

脳梗塞は、脳の動脈が動脈硬化を起こしているところに

血栓が詰まることで発症します

血流が止まると、その先に酸素や栄養分が供給されないために

脳細胞が壊死を起こし、脳に重大な障害をもたらします

症状は軽い場合もありますが、重い場合には言語障害、片麻痺

意識不明に陥ることがあります

脳梗塞はその原因により、3つに分類することができます

1.アテローム血栓性脳梗塞

頭蓋内の動脈などで起こった動脈硬化(アテローム硬化)による血栓を原因とします


2.脳塞栓

心臓などでできた血栓が脳へ流れ、血管を詰まらせることが原因です


3.ラクナ梗塞

脳の深部にある最小動脈の血栓が原因となります


<画像:stroke.jpg>



・脳出血、くも膜下出血

脳には無数の毛細血管があり、酸素と営為養分を供給しています

高血圧が続くと、この細い血管が動脈硬化を起こし

血管が膨らんで動脈瘤をつくります

これが破裂して起こるのが脳出血です

発作を起こす前には頭痛や吐き気などを感じることがありますが

多くの場合は自覚症状がなく、突然起こり

急激な発作の場合には、死亡することもあります

手当が早く、一命をとりとめたとしても

言語障害や半身まひなどの後遺症が残ることも少なくありません


<画像:SAH.jpg>

同じ脳出血の一種で、死亡率の高いもいのにくも膜下出血があります

これは脳を包む細い血管に動脈瘤ができ、それが破裂して起こるもので

やはり高血圧が原因の一つとされています

<画像:subarachnoid.jpg>


このような脳血管障害を防ぐには、やはり運動と食事が重要です


<画像:pp58.jpg>

パワープレートは、3次元の振動によってストレッチ、トレーニング、マッサージを行うことができ

振動刺激が血管を拡張し、血液がよどむのを防ぐと共に

ストレスホルモンを減少させて、血管を収縮させる交感神経が優位な生活を

改善させることが可能です





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