一日に2000回以上の運動を行っています
その役割は
1.咀嚼(ものを噛むこと)
2.嚥下(飲み込むこと)
3.呼吸
4.言語活動と多岐に渡ります
・顎関節の構造
顎関節は、側頭骨の下顎窩と下顎骨の関節突起、その間に位置する関節円板によって
構成されています
これらの構造により、咬断、粉砕、臼磨といった3次元の動きが可能です
猫などは咬断の機能しかありません
関節円板の役割
1.閉口時に開口しないようにブレーキをかける
2.下顎頭が開口時に前方に滑る際に円板が介在することで摩擦を低減する
顎関節の靭帯
1.関節包、関節円板関節包
下顎頭が前方移動する際、関節円板を前進させます
2.側頭下顎靭帯
開口時に下顎骨を吊り下げ、前後左右への過度な動きを防ぎます