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渡邉肇子先生

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サプリメントを学ぶ_第2回 渡邉肇子先生

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2017年5月9日(火) 12:00~14:00


第2回 「サプリメントを学ぶ」 



講師:薬剤師 渡辺肇子先生



@エルクレスト セミナールーム



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本日の研修内容は、



脂質ミネラルについて詳しく学びました



薬剤師でもあり、

栄養情報担当者協会(NR協会) 理事長

NPO日本メディカルハーブ協会 理事

健康栄養補助食品協会 専務理事

漢方薬・生薬認定薬剤師

JACDS漢方アドバイザー

日本漢方養生学協会認定 漢方スタイリスト

国立健康・栄養研究所認定 NR(Nutritional Representative)

JAMHA認定 メディカルハーブファウンダース 



とにかくものすごい経歴の先生です


理科系ご出身ですから、化学構造式が飛び交いました!


文系の私にはもっとも苦手とする内容


でもそれなりにわかった気にさせていただけるのが渡辺先生のすごいところ


毎回毎回膨大な資料を作ってくださる渡辺先生


本当にありがとうございます


脂質の分類


微量栄養素の中でもビタミンとミネラルの違いをとてもわかりやすく解説くださいました


トランス脂肪の中にも共役脂肪酸というものがあり、


抗がん、抗動脈硬化、抗肥満、抗アレルギー作用などが期待され、アメリカのFDAは、トランス脂肪酸の規制から除外している


という話は初耳でした


最近、なんとなくトランス脂肪酸の話題が下火になってきたと思っていたら、


どうやら技術革新から体内消化酵素できちんと代謝されやすいカタチのものが製品化されているらしい


小学校のころ、バターよりマーガリンがいい、いいとよく教わって、


トーストにたっぷりつけて食べていたころを思い出します


あるお気に入りの焼きたてのパンを出してくれるレストランで、


一緒にマーガリンをサーブされることにものすごく抵抗のある私です(笑)


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サプリメントを学ぶ 渡辺肇子先生

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2017年3月6日(月) 12:00~14:00


「サプリメントを学ぶ」



講師:薬剤師 渡辺肇子先生



@エルクレスト セミナールーム


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アクティブエイジンサロンとして


その夢を叶えるため


サプリメントが一つの大きな柱となっています


そこで今回はエルクレストアカデミー専任講師の渡辺肇子先生にお願いして


サプリメントの基本をご講義頂きました



・サプリメントの定義


・サプリメントの分類


・保健機能食品制度


・栄養機能食品とは


・食事摂取基準


・健康食品と機能性食品


・ビタミンについて


・ビタミン13種類


・酵素と補酵素


・こんなときにはこんなサプリメント



今後、さまざまなシーンでサプリメントの疑問に答えていかなければならない我々


知識は力


メーカー研修だけでなく、広い視野で学ぶことも大切だと考えています。






※酵素の活性度合いは、体温と体液のpHによって影響を受ける。

※ビタミンの吸収は人によって数十倍差が出る。
 (2%~90%、その時の体調や気分によって大きく影響を受ける。)




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14:00~16:00


後半は、お教室、セミナー、メンバーの集いなどなど


イベント続きの2017年


頭をきちんと整理してどのようにご案内するか?


皆でロープレです。


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2015.8.5 渡辺先生 夏と秋を元気に乗り切るハーブ

2015.8.5.(水) 11:00~13:00



渡辺肇子先生レベルアップ研修

 

(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム


テーマ:「夏と秋を元気に乗り切るメディカルハーブ」


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日本列島は、ついに気象庁始まって以来の7日連続の猛暑日


さすがに昼間は、サロンの近所でも歩いている人が少ないです


暑さで冷たい飲み物を飲みすぎて胃腸の調子が悪くなり、食欲不振になったり、


寝苦しくて質の良い睡眠が取りにくかったり


強い紫外線と汗で肌がボロボロに傷んだり


エアコンの効きすぎた室内と外の温度差で自律神経が乱れ、夏カゼを引いたり・・・


夏を乗り切るのは本当に一苦労です


そこで今日は日本メディカルハーブ協会理事で薬剤師の渡辺肇子先生に



賢く夏を乗り切るためのメディカルハーブの紹介をしていただきました



具体的な講義内容は、



■胃腸の不調


・消化器系とは

・消化のしくみ

・食物の流れ

・健胃によく用いられるハーブ

・消化不良・吐き気によく用いられるハーブ

・緩下によく用いられるハーブ

・下痢によく用いられるハーブ
 
・食欲不振の養生

・食欲不振のおすすめレシピ

・便秘の養生

・便秘の食養


■睡眠の科学

・睡眠とは

・睡眠の周期

・ヒトの眠りのパターン

・不眠の眠りのパターン

・不眠とは

・不眠の分類 期間別

・不眠のストレスによく用いられるハーブ

・不眠の養生

・不眠のおすすめレシピ


■皮膚の科学

・皮膚のはたらき

・膠原繊維の概念図

・紫外線

・日光と紫外線

・皮膚への影響

・メディカルハーブの有用性

・植物美容法


■秋の養生

・葉月の過ごし方

・葉月の薬膳

・漢方における秋

・秋の養生

・秋の過ごし方

・長月の薬膳

・神無月の薬膳

・植物化学成分と剤型


■今月の試飲

・食後におすすめのハーブティー

フェンネル+ペパーミント


・胃がしくしく痛いときのハーブティー

マローブルー




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2015.4.10 渡辺先生 生活習慣病とメディカルハーブ

2015.4.10.(金) 11:00~13:00


渡辺肇子先生レベルアップ研修

 

(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム


テーマ:「生活習慣病とメディカルハーブ」


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いつも大変わかりやすい講義をしてくださる渡辺先生

 

とても聡明な先生です

 

話し方がゆっくりなので新人スタッフにも理解しやすく渡辺先生のファンが多いです

 

今日は、ボディスタッフの新人も増えてきましたので

 

私がリクエストしたテーマは、

 

「メタボリックシンドローム」についてです

 

・肥満症

 

・高血圧

 

・脂質異常症

 

・糖尿病

 

上記は生活習慣病と呼ばれ、そのまま放置しておくと

 

日本人の死亡原因の2位、3である

 

心筋梗塞、脳卒中のリスクが跳ね上がります

 

「美容は健康ベース」

 

エルクレストは単なる外面的な美しさの夢を叶えるお手伝いをしている訳ではありません

 

国民の医療費は年間42兆円

 

そのうち16兆円を国や地方が税金で補填しています

 

医療や医学が進歩しているといいながら

 

人口は減っているにもかかわらず、医療費の全体は毎年確実に増え続けています

 

「先に病気ありき」

 

対処療法の西洋医学の限界にきています

 

予防の大切さに国民全体が気がつかなければ日本は沈没してしまうでしょう!

 

エステティックは、

 

・食事

 

・運動

 

・休養・睡眠

 

の生活習慣までアドバイスさせていただき、

 

綺麗にしてさしあげることはもちろん、

 

健康な身体づくりのプロとしてお役に立てる使命感とヤリガイのある仕事です

 

今日のような聡明な講師による教育をコツコツ続けることが、そのための唯一の方法だと確信しています

 

スタッフ一人一人が真のプロフェッショナルになることを願っています。


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渡辺肇子先生レベルアップ研修 「冷えと免疫」 

2015.2.4.(水) 11:00~13:00



渡辺肇子先生レベルアップ研修

 

(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム


テーマ:「冷えと免疫」

 

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〈冷えとは?〉

 

西洋医学には「冷え性」という病名はありません。何かの病気があり、その影響で冷えが起きている場合には、原因となっている病気の治療を優先し、冷えそのものの治療はあまり行われないのです。

女性は特に、自覚の無い冷えがあることが多く、自分は冷え性ではないと思っていても注意が必要です。

「冷え性」とは、特別な病気がないのに手や足が冷えるものの総称で、はっきりした病気ではないため、西洋医学では適切な対応ができません。したがってメディカルハーブや漢方などの代替医療が得意とするものであるといえます。

見た目では顔や舌が白くなっている、無意識に季節にそぐわないほどの厚着をしているなどの特徴があります。

 

・冷えは万病のもと

 

冷え性とは、単に体が寒いという状態だけを指すのではありません。一般には下半身が冷えることが多いのですが、寒さを自覚しない冷え性もあります。女性に多く見られる冷え性には、腰から下が冷たい、手足の指先が冷たい、顔はのぼせているのに足が冷たい、など色々な症状の現れ方があります。さらに冬になると暖房によって温められた空気が天井に集まって床が冷え、室内が寒い状態になります。

冷え性には、頭痛、肩こり、腰痛、風邪、神経痛、さらに月経痛、月経不順など様々な症状を引き起こします。それは冷えが痛みを強くしてしまうためです。

また体温が1度下がると免疫力が約30%低下し、逆に体温が平熱から1度上がると500%増加すると言われています。この事実は、がん治療などでも生かされており、体温を高めることでインターフェロンやインターロイキン、腫瘍壊死因子といった免疫物質より活性化させて治療効果を高めています。風邪もウィルスはDNARNAをタンパク質の膜で囲んだだけの簡単な構造であるため、熱に弱く、発熱することで、不活化させることができます。

 

・冷えの原因

 

冷えの原因は全身の血液循環が悪くなって、下半身が冷えたり、身体の上下の温度差を調整できなくなった結果の症状と考えられるため、血行を改善することを優先します。

またストレスが冷えの原因になっていることもあります。ストレスを感じると交感神経が優位になり、筋肉の緊張が高まって血管が収縮し、血液の流れが悪くなるのです。

 




〈漢方で考える冷えとは〉

 

・気、血、水(津液)のはたらき

 

「気」:人体の構成と生命活動の最も基本になるもので、推動作用(ものを動かす)、温く作用(体を温める)、防御作用(外邪の侵入を防ぐ、免疫)、固摂作用(漏れや下垂を防ぐ)、気化作用(ものを変化させる)といった働きを持っています。

 

「血」:身体の校生と生命活動を維持するための基本物質の一つで、全身に栄養を供給し、潤す働きを持ちます。また、精神活動の主な基礎物質でもあります。

 

「水」:体内にある正常な水分のことで、各臓器、組織、器官内の体液と分泌物を含みます。全身を潤して、栄養を与え、運搬、代謝、排泄に関わります。

 

・冷えの症状

 

    消化器が弱い → 冷たいものを摂り過ぎたり、脂っこいものを摂ったりすると、お腹を壊す特徴があります。消化器を丈夫にするために「気」(生命の大本のであるエネルギー)を食べたものから取り入れることを心がける。

 

    お手洗いが近い → 腎臓や膀胱の働きの衰えがあり、余分な水分が溜まり、むくみ、冷えの原因になるため適切な水分量を保つために「水」を外に出すことを心がけます。

 

    月経不順、月経痛がある人→婦人科系の器官が弱くジンジン冷える場合は「血」の流れを改善することを心がけます。血は頭の働きにも、関わっており、「頭に血がのぼる」という言葉は、東洋医学的な表現で、怒りやすくなる、悶々としている状態になっていることを示しています。

簡単なチェック方法:舌を出して510秒ほどすると、青みがかってくる場合は、血の状態が悪いといえます

 

    冷えとのぼせが混在する人→「気逆」が原因のため、頭寒足熱を心がけます。

 

・気血水弁証

前述の4つのタイプをより細かく分類して、対処法を探っていきます。

 

気虚:気の不足によって起こる→冷え

気は朝つくられるとされており、朝体を動かしたり、朝食をきちんと摂る、きちんと休養することで気を補う必要があります。

 

○気陥:気虚証が進み、気化作用が落ち込む

○気滞:気の活動が阻まれ、停滞する

気逆:気滞の一種で、気が逆方向へ上昇する→冷え

この場合、服装や温め方を工夫して気を下げる努力をします

 

○血虚:血の不足によって、栄養不足となり潤いが不足する

瘀血:血の運行が失調して停滞する→冷え

お風呂上がりや朝に腰周りを動かす、動物の内臓を摂るようにすることで巡りを良くしていきます

 

○血熱:血に熱邪が侵入する

○血寒:血に寒邪が侵入し、血行障害などを起こす

○津虚:水の不足によって、全身や臓腑の湿潤、栄養の失調を起こす

水滞:水の過剰や停滞によって起こる→冷え

利尿を心がけることで、停滞を防ぎます。ハーブではリンデンやジャーマンカモミール、エルダーフラワーなどフラボノイドを多く含むものを摂ると余分な水分が出ていきます。

 



〈免疫について〉

 

・免疫学の歴史

今から約2000年前の古代ローマ時代から免疫の考え方は存在し、「ペスト患者の治療はペストに罹って生き延びた人が行う」という取り決めがあったそうです。

18世紀のイギリスでは、牛痘にかかった人は、天然痘に罹りにくいということを経験で知っていたといいます。

エドワード・ジェンナーによる「一度罹った病気には罹りにくくなる」、種痘法の発見。 

病原菌の発見、弱毒化現象の発見、北里柴三郎、ベーリングによる抗体の発見などで免疫学が発展し、抗体の起源、多様な抗体の作成方法が進歩していきました。

 

・免疫とは

 

疫病を免れるとは「ある感染症から回復した人は二度と同じ病気に罹らない」という経験則に由来します。生体が自己と非自己を認識し、非自己のすべてを排除する反応と言えます。排除するものは最近やウィルスなど外界からの異物だけでなく、老廃組織やガン化した細胞など、変異した自己の成分も含まれます。

 

・免疫の持つ性質

 

○多様性:抗体やT細胞抗原レセプターは1010乗以上ある

○自己と非自己の識別:自分を構成する成分とは反応しない

○特異性:抗体やT細胞抗原レセプターは、抗原のわずかな構造変化を見分け、特異性の高いものにしか反応しない

○記憶:一度侵入した抗原を長期間記憶している

 

・抗原と抗体

 

抗原は「単独で抗体産生することができるもの」と定義されます。通常、最初に免疫系を刺激する物質です。生体成分以外のすべての非自己は、抗原になる可能性を持っています。例えば、微生物、分子量10002000のペプチド(タンパク質の小さいもの)、多糖類、核酸などです。ペニシリンアレルギーなどを除いて医薬品でアレルギーを起こさない理由は、薬品の分子量がより小さいためです。

抗原とは、抗体(グロブリン)が結合する分子のことです。抗体分子は、抗原分子の特定の部分構造と結合しますが、この特定部分を抗原決定基(エピトープ)と言います。

人の免疫グロブリンは、IgGIgMIgEIgDIgA5つのクラスに分類され、さらにH鎖の構造の差異によってサブクラスに分けられています。

 

・自然免疫と獲得免疫

 

○自然免疫:皮膚や粘膜の障壁や食細胞による食作用などの非特異的防御機構で、感染の繰り返しでも抵抗力が高まることはありません。可溶性物質として、補体、リゾチーム、インターフェロン、細胞としてマクロファージ、NK細胞があります。

 

○獲得免疫:侵入した異物を非自己として認識して、新たに獲得した異物排除のための特異的な防御機構で、感染を繰り返すと抵抗性が高まります。可溶性物質として抗体、細胞としてT細胞があります。

 

・免疫に関係する器官

 

すべての免疫細胞は、高分化能を有する造血幹細胞から分化します。造血幹細胞は、骨髄に局在しています。免疫に関わる細胞同士は、サイトカインという生理活性物質を使って、お互いに連携を取り合っています。骨髄でつくられた細胞は、喉元にある胸腺でトレーニングを受け、正確に自己と非自己を見分ける能力を身につけたわずか数%T細胞として、異物と戦うエリートとなります。また免疫に関わるものとしてリンパ管があります。血管のように全身に分布していますが、節があるという特徴があります。リンパ管は死んだ細胞や外界から取り込んだウィルスを流す下水路の役割をしており、リンパ節は、それが全身に回ることがないように関所として働くという役割があります。体内に数百個あると言われています。

 

・アレルギーとは

 

異物を排除しようとする生体の免疫反応が、過度または不適切な形で起こり、組織傷害を起こすことをアレルギーといいます。一般にアレルギーとは、抗原侵入後、数分から数十分以内に症状の起こる即時型(Ⅰ型)アレルギーを指します。

広義のアレルギーは、異物として認識される抗原に対する免疫系の過敏反応を全て含み、Ⅰ~Ⅳ型に分類されます。

アレルギーの中で最もメジャーなものはIgEが関わるⅠ型アレルギー(アナフィラキシー型)で、これは元々寄生虫に対する免疫システムで、昔は寄生虫がヒトの体内に多くいましたが、最近では、少なくなったことで今まで反応しなくてもいい花粉などに反応してしまうようになってしまったのではという説もあります。

 

分類

原因

症例

Ⅰ型

アレルゲンが体内に侵入すると、IgEがつくられ肥満細胞表面のレセプターと結合する。アレルゲンがこのIgEとブリッジ状に結合すると、肥満細胞からケミカルメディエーターが合成され、放出されて炎症が起こる。

蕁麻疹、花粉症、気管支喘息、アナフィラキシーショックなど

Ⅱ型

生体自身の細胞や、組織に結合した抗体が補体系を活性化することにより、生体に障害を与える。

特発性血小板減少性紫斑病、不適合輸血による溶血性貧血、新生児溶血性貧血、自己免疫性溶血性貧血、薬剤性溶血性貧血、重症筋無力症など

Ⅲ型

生体内で生じた抗原、抗体複合体が細胞に沈着し、補体系を活性化させることで起こる。

血清病、全身性エリテマトーデス、慢性関節リウマチ、各種糸球体腎炎など

Ⅳ型

アレルゲンにより感作されたT細胞がアレルゲンと反応することによって炎症が起きる。抗体の関与なしに抗原に対するT細胞の反応によってもたらされる細胞性免疫反応による細胞障害。通常、抗原の侵入から2日後くらいに反応が最大となる。

接触皮膚炎、ツベルクリン反応、薬疹、臓器移植の際の拒絶反応など

 

 

・アレルギーの発症

 

体内に花粉などの抗原が侵入すると、骨髄でつくられるB細胞で抗体がつくられ、肥満細胞の細胞膜に特殊なタンパク質ができます(感作)。細胞は抗体を細胞膜に付けることで抗原を待ち受けます。再び抗原が侵入すると、抗体に抗原が結合し、反応してヒスタミンなどの化学物質が放出されます。それにより、毛細血管が収縮し、血中の液体成分が漏れ出すことで粘膜の分泌が亢進し、粘膜が過敏になり、アレルギー症状が出ます。




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〈メディカルハーブ〉

 ・冷えによく用いられるハーブ

ショウガ、シナモン、ジャスミン、ジャーマンカモミール、エルダーフラワー、リンデン、イチョウ、ターメリック

 

・風邪によく用いられるハーブ

予防:エキナセア

風邪のひきはじめ:エルダーフラワー

咳、喉の痛み:タイム、セージ、マシュマロー、マローブルー

 

・花粉症によく用いられるハーブ

エルダーフラワー、ネトル、ローズヒップ、ペパーミント、イブニングプリムローズ

 

・ハーブティーの淹れ方

ティーポッドにハーブを入れ、熱湯を注いで抽出します。効率よく抽出するためにはハーブを細かくし、必ず熱湯を使うようにします。花や葉は3分間、種子や根は5分間抽出します。

 

・ハーバルバス

布の袋やティーパックにハーブを詰めて直接浴槽のお湯に入れる方法と、別に温浸剤を作ってお湯に混ぜる方法があります。毛穴が開いて、血液循環も良くなり、ハーブの成分が吸収されやすくなります。使用するハーブの種類によっては、保湿や美肌といったスキンケア効果も期待できます。

 

・蒸気吸入

ハーブには精油など揮発性の成分が含まれています。それらを熱湯で揮発させ上記とともに吸い込むのが蒸気吸入です。鼻やのどの粘膜に有効成分を直接作用させることができるほか、蒸気の温熱による血流促進や保湿も期待でき、鼻やのど、気管などのトラブル軽減に役立ちます。


 

〈東洋医学での冬〉

 

東洋医学では、冬は立冬から始まって、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒を経て立春までの3ヶ月を言います。「冬の3ヶ月は閉蔵という。水は凍り、地は裂ける。人は陽を乱さないように、早寝し、必ず日光を待ってから起きる。志を内に潜ませて隠れるようにし、私心があっても抑えるかのように、気持ちを出さないような精神状態にさせる。寒を避け、暖をとり、皮膚を外に現さず、気を外に逃がさないようにする。これは冬の気に応じて蔵を養う方法である。これに逆らうと腎が損なわれて、春になると手足が冷えて萎えるなどの病になりやすい。春の生を体に受けることが少なくなる。」(素問:四気調神大論)

 


〈冬の養生〉

 冬の養生の原則は腎気を衰えさせないように注意することです。また同時に寒さから身を守ることが大切になります。

 


〈冬の過ごし方〉

○睡眠時間をたっぷり取りましょう

○暖房が強すぎると、汗をかくとともに、蓄えていた気を消耗してしまいます

○エネルギーを蓄える季節にダイエットは控えましょう

○特に、首、足首、腰を冷やさないように温めましょう

○消耗する運動は控えましょう

○なべやスープなどの温まる食事を心がけましょう

○風邪が流行る季節です。柑橘類などからビタミンCを摂りましょう

 


〈如月の過ごし方〉

暦の上では春とはいえ、まだまだ厳しい寒さが続き、インフルエンザは蔓延する時期です。冬場の風邪は、大気の乾燥で鼻やのどの粘膜が傷つけられ抵抗力が落ちているので、重くて、長引きやすいのが特徴です。

また、こじらせると他の病気を引き起こしかねないので万全な予防対策が必要です。

風邪やインフルエンザから身を守るため、体を温める食材やビタミン類が豊富な食材を多めに摂り、寒さや風邪のウィルスに負けない体力作りを心がけましょう。胃腸を強化し、消化吸収を高めることが秘訣です。




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2015.2.4  渡辺先生「冷えと免疫」

2015.2.4.(水) 11:00~13:00




渡辺肇子先生レベルアップ研修

 

(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム


テーマ:「冷えと免疫」


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今年、初めてのレベルアップ研修として今回のテーマをお願いしました



美容結果の出づらい人の共通点が低体温や冷え性です



このことに早くから着目し、その改善に取り組んできたエルクレスト



新人スタッフも増えましたので再勉強することにしました



東洋医学や漢方にも精通していらっしゃる渡辺先生



冷えは西洋医学では、なかなか根本的に直らないとお話しくださいました



本当にその通りです



一筋縄ではいきません



冷やさない努力と温める努力の二つが必要です



まずは、


食事の見直し



そして生活習慣の改善



体温は自律神経中枢である間脳・視床下部でコントロールされています



低体温が常習化することで、



体温のセットポイントが変わってきます



一旦、セットポイントが変わるとなかなか元には戻りませんから直りにくいのです



エルクレストには独自の自律神経調整法があります



狂ったセットポイントを元に戻してくれる凄ワザです



3ヶ月いただければほぼ正常に戻すことができます



特にストレスによる交感神経優位の方に著効があります



今日は、渡辺先生にメディカルハーブを使っての冷え対策を教えていただきました


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2014.10.17 渡辺先生 「メディカルハーブの使い方」

2014.10.17.(金)11:00~13:00



渡辺肇子先生レベルアップ研修

 

(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム


テーマ:「メディカルハーブの歴史」


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神経症:心が原因で心に症状が出るもの


心身症:心が原因で体に症状が出るもの

 

 

■抑うつとは

 

抑うつと鬱は同じ意味です。

抑うつの原因は明らかではありませんが、本人にとって過去にあった、あるいは現在も続く重いストレスが背景にあり、脳の中で元気な状態と異なる問題が起こっていると考えられています。

古くは、ある高血圧の薬を継続的に飲んでいた患者にうつ症状が副作用として表れたということがあり、詳しく調べていくと、脳の中でセロトニンやアドレナリンといった神経伝達物質が減少していたということが明らかになりました。

気が滅入る、何もしたくない、自信が持てない、眠れないといった感情障害が起こり、食欲不振や動機など身体にも症状が現れます。

また、冬季に症状が悪化する季節性感情障害や月経前症候群、更年期の抗うつなど、様々なケースがあります。

ヨーロッパの一部の地域などでは、夏と冬で日照時間が大きく異なり、それが原因になっているとも言われています。

 

 

 

■抑うつのためのハーブ

 

植物療法では、軽度から中等度の抑うつに、生体リズムを調節するハーブが良く使われます。重度の時には自殺願望が強くなるため、注意が必要で、重度の状態がさらに進行すると自殺願望すらなくなってしまうと言います。

軽度から中等度では、東洋の強壮系のハーブを使う場合もあります。

 

1. セントジョーンズワートのティー:本来の生体リズムを取り戻す作用があり、医薬品と違い飲んですぐに眠くなることはありません。

 

2. ジンジャーのティー→レモンまたはゆずの果汁

 

3. ジャスミンの芳香浴

 

 

 

■不安、緊張のためのハーブ

 

覆いかぶさってくるような不安感や、居ても立っても居られない様な緊張感を解きほぐすには、鎮静作用の高いハーブのティーを、時間をかけて楽しむのが一番です。お茶を入れて飲む時間をつくるだけでも、ストレスの緩和に繋がります。

 

手浴も予想外に効果が大きいものです。ハーブがオフィスなどで簡単にできるのも利点です。

 

1. ジャーマンカモミールとパッションフラワー(アルカロイドが気持ちを落ち着かせる)

 

2. ジャーマンカモミールの手浴

 

・不眠のためのハーブ

 

不眠と言っても、寝つきが悪いタイプと早期覚醒という早朝に目が覚めてしまうタイプとでは原因がやや異なり、早期覚醒タイプは抑うつ傾向が背景にあるとされています。

睡眠のサイクルは浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りであるノンレム睡眠があり、それぞれが交互に現れ、朝になるにしたがって、レム睡眠の時間が徐々に増えて起きるというのが正常です。メディカルハーブでのケアもこの違いに合わせて、普通の不眠には鎮静作用や緩和作用に優れたハーブを、抑うつタイプには抗うつ作用のあるハーブを使います。

 

1. ジャーマンカモミール(+ペパーミント)のティー

ペパーミントには、飲んだ直後のすっきり感の後に鎮静作用が働くのが特徴です。

 

2. リンデン+オレンジのティー

柑橘系のリラックス効果があります。

 

3. ラベンダーの芳香浴

 

 

 

■冷えは万病の元

 

冷え性とは、単に身体が寒いという状態だけを指すのではありません。一般には下半身が冷えることが多いのですが、寒さを自覚しない冷え性もあります。

女性に多く見られる冷え性には、腰から下が冷たい、手足の指先が冷たい、顔はのぼせているのに足が冷たい、など色々な症状の現れ方があります。

直接的な原因は全員の血液循環が悪くなっていることなので、まずは血行を良くすることを心掛けます。

ストレスが冷えの誘因になっていることもあります。ストレスを感じると筋肉の緊張が高まり、血管が収縮して血液の流れが悪くなります。

さらに冬になると、暖房によって温められた空気が天井に集まって床が冷え、室内が寒い状態になります。

冷え性は、頭痛、肩こり、腰痛、風邪、神経痛、さらに月経痛、月経不順など、様々な症状を引き起こします。

 

1. ジャーマンカモミールの内用チンキ

1~2か月ほどホワイトリカーに漬けておくとチンキができます。これはメディカルハーブとして使うのはもちろんですが、水割りや炭酸と割ることでおいしく飲むこともできます。

 

2. ジンジャー+ローズマリーのティー

ジンジャー、ローズマリーは血行を良くする働きがあるため、有効です。

 

3.リンデンの足浴

 

 

 

■月経前症候群(PMS)とは

 

月経周期に伴い、イライラや気分の落ち込み、乳房のハリやむくみなど、心と身体に曲がる多様な症状を月経前症候群と呼んでいます。女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンが月経周期に伴って、量が変動していきますがこれらのバランスがうまくとれていないとこのような症状が出ると言われています。

月経が始まる34日前から症状が出る方が多いですが、症状の強い人では排卵後数日で症状が出ることがあり、10日近く悩まされてしまうこともあります。

強い鎮痛剤などで症状を抑え込むのではなく、植物の力を上手に活用して、心と身体のリズムとバランスを取り戻すことを心掛けましょう。

この時期に、こうした症状を重くする清涼飲料水や砂糖の摂取、体の冷えを防ぎ、体を温めるハーブティ-を飲みましょう。

 

 

 

PMSのためのハーブ

 

ホルモン分泌やそれを司る自律神経系のトラブルが元になって起こることが多い女性特有の症状にメディカルハーブはとても有用で、古くから様々なハーブが広く活用されています。

 

1. ラズベリーリーフのティー

出産準備のハーブとも言われ、子宮や骨盤の筋肉に働きかけ、便秘や下痢、腹痛といった症状を緩和します。

 

2. セントジョーンズワートのティー

イライラを抑える作用があります。

 

3. 月見草オイルのトリートメント

オイルを症状が出ている部分に塗ってマッサージしたり、カプセルを飲むこともできます。

月見草に含まれるγ-リノレン酸は、痛みの調節に関わるプロスタグランジンの元になる物質で炎症と抗炎症のバランスを取ってくれます。

 

 

 

■免疫の概念

 

生体は自己の恒常性を保つために、生体内に侵入した異物を捉え、自己と非自己を識別して、非自己を生体外へ排除する機構を備えています。

排除するものは細菌やウィルスなど外界からの異物だけでなく、老輩組織や癌化した細胞など、変異した自己の成分も含まれます。

 

 

 

■アレルギーとは

 

異物を除去しようとする生体の免疫反応が、過度又は不適切な形で起こり、組織傷害を起こすことをアレルギーと言います。

一般にアレルギーとは、抗原侵入後、数分から数十分以内に症状の起こる即時型アレルギー(Ⅰ型アレルギー)を指します。

広義のアレルギーは、異物として認識される抗原に対する免疫系の過敏反応を全て含み、Ⅰ~Ⅳ型に分類されています。

 

 

 

■花粉症とは

 

花粉症とはⅠ型アレルギーに分類される疾患の一つです。植物の花粉が花や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴的な症候群のことを言い、これらの症状は花粉症の4大症状と呼ばれています。枯草熱(こそうねつ)と呼ばれることもあります。

 

長い人では数か月も苦しめられる花粉症の対策では、くしゃみや鼻水、鼻づまりに直接働きかけて和らげるケアと、根本原因になっているアレルギー体質を改善するケアの二つのどちらかを選択、または併用します。

 

1. エルダーフラワーのティー

2. ネトルのティー

3. ペパーミントの蒸気吸入

 

 

 

■風邪症候群とは

 

風邪は、1年を通じて最も罹りやすい病気です。

症状は鼻、喉、気管、気管支、肺など呼吸器とその周辺の炎症で始まります。炎症が広がると喉の激しい痛み、咳、痰などが出て、こじらすと呼吸器系全体に炎症が起こり、やがて全身的な症状が起きます。

遠因となる病原微生物の多くは、飛沫感染により広がります。疲労やストレスの蓄積、睡眠不足、他の病気による抵抗力の低下、不規則でバランスの悪い食事、喫煙習慣、寒さや乾燥などの誘発因子があると発症しやすくなります。

安静、保温、栄養が最良の薬と言われ、治療は薬による対症療法が中心です。

 

 

 

■歴史の中のインフルエンザ

 

インフルエンザとヒトの関わりは古く、古代エジプトにはすでにインフルエンザとみられる病気の記録が残っています。

最も重大な転機は、1918年から1919年にかけて発生したスペインかぜの世界的大流行(パンデミック)です。感染者は6億人、死亡者数は2000万人~4000万人、日本では38万人とも言われています。第一世界大戦終結の遠因という人もいます。

 

 

 

■インフルエンザウィルスの構造

 

A型とB型のインフルエンザウィルスの表面(エンベロープ)には赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の2種類の糖たんぱく質があります。A型インフルエンザには、HANAの抗原性の違いから、HA15種、NA9種の亜型があります。

 

 

 

■風邪とメディカルハーブ

 

発熱や鼻水、のどの痛みなどを起こす風邪は、ほとんどがウィルスの感染です。特にインフルエンザによる感染では、症状が重くなります。体の免疫が低下していると罹りやすくなります。

1. エキナセアのティー

ニキビや風邪などに体の内側から抵抗力を高めます。

 

2. エルダーフラワーのティー

3.  

4. ウスベニアオイのティー

多糖類が入っていることで粘液質で喉の腫れなどに有効です。

 

 

 

■胃腸の不調とメディカルハーブ

食べ過ぎで胃がもたれる、お腹に不快感がある、吐き気がする、下痢など胃腸の不調と言っても症状は様々ですが、単に消化器の機能が低下しているだけでなく、不安や緊張、イライラなど精神的なストレスが関わっていることも少なくありません。

消化器の機能を調整する作用に加えて、ストレスを和らげる作用を持つハーブ

 

1. ペパーミントとジャーマンカモミールのティー

 

2. ペパーミントパウダー

 

 

 

■便秘とメディカルハーブ

食生活の偏り、運動不足、ストレス、消化不良など便秘にも様々な原因があります。ハーブでは、消化機能を促したり、腸兄の環境を改善するものを選びます。

 

1. ダンデライオンのティー

多糖類を多く含むイヌリンという食物繊維の一種が含まれています。

 

2. ペパーミントのティー

 

 

 

■ダイエットとメディカルハーブ

 

ダイエットには様々な手段がありますが、早急な結果を求めるような無理な方法には、必ずリスクが付いてまわります。いくら体重を減らせても、肌荒れ、貧血、月経不順など、他のトラブルを抱えてしまっては意味がありません。腸からの糖分の吸収を抑える、脂肪の燃焼を助けるハーブを利用して健康なダイエットに取り組みましょう。

 

1. マルベリーのティー(桑)

DNJという成分が含まれており、余分なまたは急な糖分の吸収を抑える働きがあります。

食前に飲むのがポイントで、腸内に入ってきた糖分を分解する酵素を阻害することで吸収を穏やかにします。ですから食後に飲んでは意味がありません。

 

2. マテのティー

南米原産でカフェインを含み、脂肪の燃焼を促進します。

 

 

 

■肩こり、腰痛のメディカルハーブ

肩こりやようつうの大きな原因の一つは、筋肉の疲労です。スポーツ後だけでなく、長時間同じ姿勢を取り続けることから来る疲労も慢性的な肩こりや腰痛に繋がります。

メディカルハーブのケアでは慢性的な痛みに対して温湿布を行い、ハーブティ-で疲労回復を促します。

 

1.  ジャーマンカモミールの温湿布

2.  ハイビスカスのティー

3.  ペパーミントの温湿布

 

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2014.7.11渡辺先生 「メディカルハーブの歴史」

2014.7.11.(金)11:00~13:00



渡辺肇子先生レベルアップ研修

 

(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム



テーマ:「メディカルハーブの歴史」



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・メディカルハーブとは

 

ハーブはヒトの生活に役立つ植物の総称です。

「薬草」や「香草」と邦訳され、料理をはじめとして日常生活の様々な分野で活用されています。

メディカルハーブは、その中でハーブに含まれている成分を健康維持のために使おうとする分野で、薬用植物そのものを示す場合もあります。

 

食べ物、飲み物、香り、化粧品、儀式的なものに使われています

 

現在使用されている医薬品のおよそ半分はメディカルハーブにルーツがあると言われています。

痛みどめの成分は、元々柳の木の皮を取ってかじっていたと言います。18世紀になると、柳の木の皮に含まれる様々な成分の中から痛みを抑えるのに有効なものだけを取り出せるようになり、さらにそれを他の物からより簡単に作れるようにしたものが現在の医薬品なのです。

実際に木の皮に含まれる有効成分はサリシンという成分でしたが、胃を荒らすなどの副作用が強かったために化学的に加工したものがアスピリンです。

 

最近では脱法ハーブ(危険ハーブ)が話題になっていますが、決してハーブが悪いわけではありません。脱法ハーブはハーブに化学物質を滲み込ませてタバコを吸う要領で吸引して使用されています。

 



・自然療法(ナチュロパシー)

 

近代医学(西洋医学)以外の、主に伝統的な療法を代替医療や相補医学と言います。

その多くは、健康管理や病気の予防を重視すること、そして治療には自然治癒力を利用するという共通点があります。

アベノミクスの第三の矢として、食品について保険の効くものと効かないものを分けるのではなく混合医療として合わせていこうという流れもあります。

 

これを「自然療法(ナチュロパシー)」と呼び、メディカルハーブもその位置分野に当たります。植物療法は、最も歴史がある自然療法と言えます。

 



・自然治癒力

 

自然療法では、健康な時の人の体は全体的に一定のバランスが取れた状態であると考えます。これが崩れると病気になるのです。

自然治癒力は崩れたバランスを元に戻すように働きかけます。

津城近代医学では、菌に感染したときには抗生物質を使ってその原因菌を退治しようとしますが、本来は元々身についている自然治癒力によって治すことができます。

自然療法では、人を心も含めて全体的(ホリスティック)に捉え、その全体のバランスを見ます。これが、外から来る病気の原因や病んでいる部位にだけ働きかけようとする近代医学との大きな違いです。

 

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〈メディカルハーブの成分と作用〉

 

ヒトは従属栄養生物と呼ばれ、植物や動物を食べなければ生きていけませんが、植物は水と二酸化炭素、太陽光があるだけでグルコースを作り出すことができる独立栄養生物と呼ばれています。

 

・光合成

 

植物は空気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水を、太陽の光で反応させてブドウ糖をつくります。ここから炭水化物、脂質、アミノ酸、タンパク質など植物が必要な物質が合成されます。その過程で、色々な植物化学成分(フィトケミカル)も合成されます。

これらがメディカルハーブの有効成分です。

 

二酸化炭素 + 水 → グルコース + 酸素 + 水

 



・植物化学成分

 

植物化学成分の種類は、1種類の植物だけでも数百という数になります。

含まれている成分のグループが分かれば、ハーブ全体の持つ作用を大まかに知ることができますが、それがすべてではありません。

 

1.フラボノイド:元々薄黄色や黄緑色というフラバスという言葉からできた言葉で、植物の色素成分のグループで、鎮静、発汗、発汗、利尿、抗アレルギーなど多くの作用を持っています

 

2.アルカロイド:脳に働きかけることができ、マテ中のカフェインは興奮作用、パッションフラワー中のハルマンは精神安定作用を持っています

 

また植物化学成分には水に溶けやすい水溶性成分と、油に溶けやすい脂溶性成分があります。植物がこれらの化学物質を作り出すのは、自らの生存のためです

 

苦味質:健胃作用を持つ。植物にとっては害虫を遠ざけるために作っており、アルカロイドも同様で、精油の中にも防虫作用をもつものがあります

 

色素成分:花に含まれているものは昆虫を引き寄せる一方で、有害な紫外線から植物を守る役目も果たす。植物は日差しが強いところでも日陰に移動することができないため、自ら強い紫外線に打ち勝つための抗酸化物質を作り出すハーブがあります。

ビルベリーなど北欧の緯度の高いところで育つ植物は、紫外線から身を守るためにアントシアニンなどの抗酸化成分を作り出し、非常に濃い紫色をしているのが特徴です。

 

タンニン:タンパク質を固める性質があり、樹皮などにつけられた傷はタンニンによって修復されます

 

核酸:DNAの元となる重要な成分です

 

ミネラル:鉄やケイ素といったミネラルは、植物でも作り出すことができませんが、土からミネラル分を吸収することでミネラル分を多く含んだハーブもあります。

 

従って、植物が自分の体を守ったり、ケアしたりするために作り出した化学物質の中から、人の体に合うものを選び出して使うのが、メディカルハーブと言えます。

現代の医薬品のルーツとなっているものの多くはメディカルハーブです。

 

自然にある成分だからといって、副作用が無いわけではありません。医薬品と比べれば穏やかではありますが、過剰な摂取は逆に毒になってしまいます。

 



・成分の相乗効果

 

大きな特徴は、複数の成分が相乗効果を発揮することです。これには別々の成分が同じ作用を持っていて効果が増す形と一つの成分の作用を別の成分が補助する形があります。

 

エルダーフラワーの利尿作用は、フラボノイドの利用作用とカリウムの利尿作用が相乗的に働いたものです。

また、ローズヒップは一緒に含まれているクエン酸などが体内でのビタミンC利用効率を高めるため、単にビタミンCの錠剤を使うよりも効果が増大します。

 



・多方向への作用

 

1種類のハーブで心身の両方に同時に効果をもたらすことができることも、医薬品には見られない特徴です。

 

ジャーマンカモミールを胃のケアに利用するときには、胃壁に直接働く消炎作用を持つ成分と、芳香成分に気分をリラックスさせる作用があるため、傷んだ胃の修復とストレスの修復とストレス解消の両方を目的とします。ローズヒップは、一緒に含まれているクエン酸などが体内でビタミンCの利用効率を高めるため、単にビタミンCの錠剤を使うよりも効果が増大します。

 

同じことを医薬品やろうとすれば、最低でも2種類の薬が必要になります。

 

エキナセア:免疫を調整する作用があり、風邪などでは免疫力を高めてウィルスに勝てる状態をつくります。アレルギーなど免疫が過剰に働いている場合には、正常範囲内に調整する働きもあるのがメディカルハーブの特徴です。

 



・調整作用

 

メディカルハーブの使い方では、たびたび同じハーブを正反対の症状に用いることがあります。ハーブには多様な成分が含まれるからです。

 

1.肌の調子を整える作用に優れているのなら、乾燥肌と脂性肌の両方に利用できる

 

2.腸の調子を整える作用があれば、便秘と下痢の両方に使える

 

メディカルハーブの作用の現れ方はとても多様で、使う人それぞれの心身の状態によって変化すると言っても過言ではありません。

 



・メディカルハーブの働き

 

1. 抗酸化作用

2. 生体防御機能調整作用

3. 抗菌、抗ウィルス作用

4. 薬理作用

5. 栄養素の補給

 

・フィトケミカルの特徴

 

1. 生体防御調節機能の向上:心身症の予防、アダプトゲン作用(免疫、内分泌調整作用)

 

2. 抗酸化作用:生活習慣病の予防、SOD様作用、代謝促進作用

 



・メディカルハーブの調整

 

ハーブには何種類もの調剤の方法があります。これは、もっとも有効な形(剤形)が目的によって違うことと、ハーブに含まれている成分には水溶性と脂溶性のものがあるためです。

ハーブティーでは水溶性の成分が得られ、チンキや浸出油は、脂溶性の成分が得られます。

利用したい有効の性質に合わせた方法の選択が必要となります。

 



・ハーブティー

 

熱いお湯を使う方法(ハーブティー)と水出しハーブティーがあります。お湯を使うものを「温浸出」、水で抽出するものを「冷浸出」と言います。飲用するので、成分が体内に吸収されやすいのが大きな特徴です。

口や胃炎など消化器に炎症がある場合は、炎症部位に成分を直接作用させられるという利点もあります。また、ハーブティーから立ち上る香りには、アロマセラピーの効果もあります。

 



・ハーブティーの淹れ方

 

ティーポッドにハーブを入れ、熱湯を注いで抽出します。効率よく抽出するためにはハーブを細かくし、必ず熱湯を使うようにしましょう。

ハーブは使う分だけ、潰すようにして一日3~4回に分けて飲みます。

水出しの場合は、雑菌に注意してください。

花や葉は3分間、種子や根は5分間抽出します。

 



・水出しハーブティーの淹れ方

 

常温の水で長時間かけて抽出します。時間はかかりますが、お湯を使用しないため高温で注する成分(カフェイン、タンニンなど)の溶け出しが抑えられます。

容器に蓋をして、常温で6時間抽出します。

 



・ハーブの色々な剤型

 

ハーバルバス

チンキ

フェイシャルスチーム

芳香浴

湿布

アイパック、フェイスパック

浸出油

軟膏

パウダー

 




・基剤

 

ハーブティーをつくる水、チンキのためのアルコール、軟膏のためのミツロウなど、ハーブ製剤で使用するハーブ以外の材料を基剤と言います。

基剤の主な役割は、ハーブに含まれている成分を利用しやすい形で取り出したり、加工したりすることですが、基剤自体にも有効な働きがあり、ハーブとの相乗効果を期待して使用する場合もあります。

 

水:水道水、ミネラルウォーター、精製水、芳香蒸留水など

 

ミツロウ:ミツバチが分泌する蝋で、ビーワックスとも言います

 

グリセリン:植物性、動物性の油から作られる無色、無臭の液体。保湿作用に優れていて、水と良く混ざります。

 

クレイ:シリカ(ケイ素)を含み、カオリン、モンモリオナイトなどがあります。吸収作用、吸着作用、洗浄作用、収斂作用があり、パック剤に使用します。

 

アルコール(エタノール、エチルアルコール):水溶性、脂溶性両方の成分を溶かし、チンキをつくるときに使用します。消毒作用があります。

濃度によって違いがあり、消毒用エタノールでは76.881.2%、エタノールでは95~95.5%、無水エタノールは99.5%以上となっています。

内用チンキでは、度数の高いウォッカ(40度以上)も使用できます。

 



・安全に使用するために

 

ハーブには非常に多くの種類があり、中には使用方法を誤ると大きなトラブルを引き起こすものもあります。また、購入したものをそのまま使用することで、衛生面での注意も必要です。

購入時の注意として以下のようなものがあります

1. 食品を選ぶ

2. 色と香りでチェックする

3. 大量に買わない

4. 学名を確認する

5. 信頼できる店で購入する

 


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・メディカルハーブの使い方

 

1. 胃腸の不調

 

食べ過ぎで胃がもたれる、お腹に不快感がある、吐き気がする、下痢など胃腸の不調と言っても症状は様々ですが、単に消化器の機能が低下しているだけでなく、不安や緊張、イライラなど精神的なストレスが関わっていることも少なくありません。

消化器の機能を調整する作用に加えて、ストレスを和らげる作用を持つハーブを選びます。

 

ペパーミントとジャーマンカモミールのティー

ペパーミントパウダー

ペパーミントは胃を不快な症状をスッキリとさせる作用があり、過敏性腸症候群(IBS)でも使用されます。

カモミールも症状を穏やかにする働きがあります。

それぞれを単品で飲むとあまり好きではないと言う方も多いハーブですが、ブレンドすることによって角が取れて、飲みやすくなります。

 

2. ダイエット

 

ダイエットには様々な手段がありますが、早急な結果を求めるような無理な方法には、必ずリスクがあります。いくら体重を減らせても、肌荒れ、貧血、月経不順など、他のトラブルを抱えたら意味がありません。腸からの糖分の吸収を抑える、脂肪の燃焼を助けるハーブを利用して健康なダイエットに取り組みましょう。

 

マルベリーのティー

マテのティー

 

マルベリーとは、桑の葉のことで、DNJ(デオキシノジリマイシン)という成分が含まれており、これを食前に飲むことで摂取した食品からの糖の吸収を抑えるという働きがあります(小腸で糖の分解酵素であるα-グルコシダーゼに結合して、その活性を阻害します)。糖尿病の薬でも同じような作用を持つものがあります。

 

マテは、コーヒーよりも多くのカフェインを多く含んでおり、代謝を高めて脂肪の燃焼を促進します。

 

その他、下剤の働きを持つハーブもあります。

 

3. シミ、色素沈着の予防

 

シミの正体は体内で作られたメラニン色素で、無防備に浴びてしまった紫外線などが原因で、老化現象の一つです。

メディカルハーブのケアでは、老化を遅らせるためにハーブが持つ抗酸化作用を、シミ、色素沈着の予防にアプローチします。

 

ジャーマンカモミールの外用チンキ:アルコールで2週間ほど漬けたものを水やグリセリンで希釈して、パッティングします。

マルベリーのフェイスパック:マルベリーとカオリンなどのクレイを混ぜて使います。柔らかい成分が入っていないので、完全に乾く前に洗い流してください。

 

4. シワ、たるみの予防

 

シワやたるみも皮膚の老化が根本的な原因です。このケアには、フェイシャルスチームで肌を引き締める収斂作用をもつハーブと、体内からコラーゲンの生成を促すハーブを選びます。

 

リンデンとウスベニアオイのフェイシャルスチーム

ローズヒップのティー

 

リンデンは菩提樹の一種です。ウスベニアオイには粘液質が含まれておりお風呂に入れることも可能です。ローズヒップはレモンの20倍のビタミンCを含み、熱湯でも壊れにくいという特徴があります。

 

5. 肌荒れ

 

メディカルハーブを美容に利用する方法のうち、ハーブティーなどで有効成分を摂取して体の内部からケアする方法を内面美容法と言います。肌荒れに対してはその内面美容法を選択し、炎症を抑える作用に優れたハーブ、吹き出物などがある場合は解毒作用に優れたハーブを使います。

 

ジャーマンカモミールとローズヒップのティー

ダンデライオンのティー

ダンデライオンはタンポポコーヒーに使われているタンポポの根で、焙煎してあるものは香りも良く、苦みが肝臓の働きを助けます。

ジャーマンカモミールも香りがよく、炎症を抑える効果があります。

 

6. 冷え性

女性に多く見られる冷え性には、腰から下が冷たい、手足の指先が冷たい、顔はのぼせているのに足が冷たいなど、色々な症状があります。直接的な原因は全身の血液循環が悪くなっていることなので、まずは血行を良くすることを心掛けます。

さらにストレスが冷えの誘因になっていることもあります。ストレスを感じると筋肉の緊張が高まり、血管が収縮して血液の流れが悪くなります。

 

ジャーマンカモミールの内用チンキ:フラボノイドを含んでいるため、全身の循環を促進します。

リンデンの足浴:フラボノイドを含んでおり、発汗や鎮静作用があります。

 

 

7. 便秘

食生活の偏り、運動不足、ストレス、消化不良など便秘にも様々な原因があります。

ハーブでは、消化機能を促したり、腸内の環境を改善するものを選びます。

 

ダンデライオンのティー:消化器全体を改善する働きがあります。

ペパーミントの温湿布: 過敏性腸症候群に特に有効です。固く冷たくなっている腹部を温湿布でほぐします。

 

 

8. 肩こり、腰痛

 

肩こりや腰痛の大きな原因の一つは、筋肉の疲労です。スポーツ後だけでなく、長時間同じ姿勢を取り続けることからくる疲労も慢性的な肩こりや腰痛につながります。

メディカルハーブのケアでは、慢性的な痛みに対して温湿布を行い、ハーブティーで疲労回復を促します。

 

ジャーマンカモミールの温湿布:慢性的な痛みに特に有効です。ストレスが強い場合はカモミールを使うと良いです。

ハイビスカスのティー:クエン酸が疲労物質の代謝を促進します

ペパーミントの温湿布:リフレッシュしたい時にお勧めです

 

9. スポーツ前の集中力と持久力のアップ

 

スポーツで消費されるエネルギーの大部分は糖質なので、運動前には吸収の良い糖質を摂ってエネルギーを溜めておきます。糖質のエネルギー代謝を活発にするハーブや運動で消費するビタミンCを補給するハーブが有効です。

 

ローズヒップとハイビスカスのティー:ビタミンCを非常に多く含むローズヒップは一見酸味が強そうですが、実際はとてもまろやかな味わいです。ハイビスカスはクエン酸を多く含むため、酸味が強くなります。

マテのティー:カフェインを多く含むため。集中力や持久力のアップに最適です。

 

10.      不眠、抑うつ

 

不眠と言っても、寝つきが悪いタイプと早期覚醒という早朝に目が覚めてしまうタイプとでは原因がやや異なり、早期覚醒タイプは抑うつ傾向が背景にあるとされています。メディカルハーブでのケアもこの違いに合わせて、普通の不眠には鎮静作用や緩和作用に優れたハーブを、抑うつタイプには抗うつ作用のあるハーブを使います。

 

ジャーマンカモミール(+ペパーミント)のティー:鎮静作用や緩和作用に優れています

セントジョーンズワートのティー:気持ちの落ち込みの緩和に有効です。

リンデンの芳香浴

 

11.      不安、緊張

 

覆いかぶさってくるような不安感や、居ても立っても居られないような緊張感を解きほぐすには、鎮静作用の高いハーブのティーを時間をかけて楽しむのが一番です。お茶を入れて飲む時間をつくるだけでも、ストレスの緩和に繋がります。

手浴も予想外に効果が大きいものです。ハーブがオフィスなどで簡単にできるのも利点です。

 

ジャーマンカモミールとパッションフラワーのティー:パッションフラワーはアルカロイドの作用で脳に直接働きかけて気持ちを落ち着けます。

ジャーマンカモミールの手浴:手は緊張で発汗が過剰になったりと感情を表しやすい部分であると言えます。そういった部分を温めることで精神を安定させます。

 

12.      強壮

 

強壮とは、強く活力をみなぎらせることです。肉体的な活力だけでなく、心の元気づけも含みます。特定のトラブル解消ではないので、毎日利用でいる方法であることが大切です。

 

ダンデライオンのティーまたはミルクティー:肝臓の働きを助けるので夏バテなどに有効です。

マテのティー、またはミルクティー:カフェインで代謝を促進します。

 

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2014.4.11渡辺肇子先生 「衛生と消毒」Ⅱ

2014.4.11.(金) 11:00~13:00


渡辺肇子先生レベルアップ研修


(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


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 テーマ:「衛生と消毒


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〈薬事法とは〉

昭和35年に制定された法律。

 

第一章     総則 目的

 

第一条

この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品および医療機器の品質、有効性および安全性の確保のために必要な規制を行うと共に、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品および医療機器の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする。

 



〈医薬品とは〉

 

定義

 

第二条 この法律で医薬品とは、次に掲げるものを言う

 

一.日本薬局方に収められているもの

二.人または動物の疾病の診断、治療または予防に使用されることが目的とされているものであって、機械器具、歯科材料、医療用品および衛生用品でないもの

三.人または動物の身体の構造または機能に影響を及ぼすことが目的とされているものであって、機械器具などでないもの

 



〈日本薬局方とは〉

 

・医薬品の性状および品質の適正を図ることを目的とした、医薬品に関する品質規格書です。医薬品や生薬が収載されているほか、試験法や純度の基準、剤型などが記されています。

現在は5年に一度改正されており(この間に2回、追補版が出されます)。

現在は2011年(平成23年)に第16改正日本薬局方が公示されています。

 



〈医薬部外品とは〉

 

定義

 

第2条

この法律で医薬部外品とは、次に掲げるものであって人体に対する作用が緩和なものをいう。

1.          次のイからハまでに掲げる目的のために使用されるもの(これらの使用目的のほかに、併せて前項第2号、または第3号に規定する目的のために使用されるものを除く)であって機械器具などでないもの

 

イ.吐き気その他の不快感または口臭もしくは体臭の防止

ロ.あせも、ただれなどの防止

ハ.脱毛の防止、育毛または除毛

 

2.          人または動物の保健のためにするネズミ、ハエ、蚊、ノミ、その他これらに類する生物の防除の目的のために使用されるもの(この使用目的の他に、併せて前項第2号または第3号に規定する目的のために使用されるものを除く)であって機械器具でないもの

 

3.          前項第2号または第3号に規定する目的のために使用されるもの(前2号に掲げるものを除く)のうち、厚生労働大臣が指定するもの

 

 


〈化粧品とは〉

 

第2条

 

この法律で化粧品とは、人の体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされているもので、人体に対する作用が緩和なものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに、第一項第二号または第三号に規定する用途に使用されることも併せて目的をされているものおよび医薬部外品を除く。

 



〈法律上の医薬品とは〉

 

次のうち医薬品でない物はどれでしょう?

 

1.病院の窓口か調剤薬局で受け取ったお薬

2.本当は効果が無いのに「アレルギーが治ります」と謳って販売されている健康食品

3.ドラッグストアで販売されている妊娠検査薬

 

A

1.医薬品ではない(個人のために渡されているため、公共性が無いため、医薬品扱いではない)

2.医薬品

症状に対して謳っているため医薬品の扱いになる

3.医薬品

診断のために使われているため医薬品の扱いになる

 



〈食品と医薬品〉

 

食品衛生法 第一章 総則

 

第一条

この法律は、食品の安全性の確保のために公衆衛生の見地から必要な規制その他の措置を講ずることにより、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護の保護を図ることを目的とする。

 

第四条

この法律で食品とは、全ての飲食物を言う。ただし、薬事法に規定する医薬品および医薬部外品はこれを含まない。

 

 


〈エステティックサロンにおける衛生〉

 

衛生基準

 

日本は、世界の中でも特に「清潔な国」とされています。とはいえ、私たちは無数ともいえる細菌やウィルスなどの病原体に囲まれています。

エステティックサロンは、不特定多数のお客様を迎え入れ、肌と肌が触れ合う空間です。そのため、施設や設備、器具などの衛星はもとより、エステティシャン自身の清潔や健康の管理を行い、サロンを利用するお客様が安全かつ安心して施術を受けられるように配慮することが大切です。

エステティックにおいては、エステティック業界の自主的な衛生基準に基づいて衛生管理を行っていますが、衛星に「絶対安全」ということはありません。

エステティシャンはプロとして、常に衛星に気を配ることが必要です。

 



〈施設、設備の衛生と管理〉

 

・サロンは、壁などによって外部と完全に区分され、ネズミや昆虫などの侵入を防止できる構造であること、専用の掃除用具があること

 

・施術を行う部屋、お客様の待合室を設ける事

 

・エステティシャンの数に応じた広さの休憩室(着替えなど)、お客様の定員に応じた適当な広さを持つ更衣室を設けることが望ましい

 

・トイレは壁によって施術室と区分され、専用の手洗いの設備を設ける事

 

・サロン内には、みだりに犬(盲導犬を除く)、猫などの動物を入れないこと

 



〈施術室の衛生、管理〉

 

・施術や衛生の保持に支障を来さない程度の広さを持ち、休憩室など作業に直接関係ない場所とは壁などで完全に区分する。床や腰張りにはコンクリート、タイル、リノリウム、板などの不浸透性の材料を使用し、簡単清掃を行えるようにする

 

・エステティシャンせんようの手洗いの設備を設ける事。洗い場は流水装置とし、給湯設備を設ける

 

・適当な広さを持つ、器具などを消毒する場所を設ける

 

・採光、照明、換気を十分にする

 

・適温、適湿を保持する(10度以上の気温差にはヒトの自律神経は対応できない)

 

・施術で生じる汚物や廃棄物を入れる、使用済備品入れ(蓋付き専用ケース)を備える

 



〈器具、備品などの衛生と管理〉

 

・器具、備品を消毒、滅菌する機器または基材を備える

 

・器具、タオルなどの備品は、十分な量を備える

 

・外傷に対する救急処置に必要な薬品、衛生材料を常備しておく

 

・器具、備品の保管場所(収納ケース、戸棚など)を設ける

 

・器具、備品は、消毒済みとみ消毒のものとを、きちんと区別して保管する

 

・未消毒のものは、材質、形態、機能、汚れの状態によって仕分けし、使用済備品入れ(蓋付き専用ケース)に必ず未消毒と明記して保管する

 

・消毒済みのものは整理して清潔に保管し、必ず消毒済みと明記して、いつでも使用できるようにしておく

 

・高圧蒸気滅菌装置(オートクレーブ)で滅菌したものは、カストに保管すると良い

 

・機械本体から取り外せない器具、備品は清潔なカバーをかけておく

 

〈衛生管理責任〉

 

・経営者、衛生管理責任者は、常に従業者の健康管理に気を配る。従業者が伝染する恐れのある疾患に感染した時は、開設者はその従業者の作業をただちに禁止し、疾患が治癒するまで作業に従事させない。

 

・経営者は、従業者またはその同居者が、法で定められた感染症の罹患またはその疑いがある場合には、従業者当人が罹患していないことが判明するまでは、作業に従事させない。

 

・衛生管理責任者は、毎日、従業者の感染性疾患の罹患の有無について聴取、確認する。また、定期的(一年に1回以上)に健康診断を受けさせる。

 

・衛生管理責任者は、毎日、エステティックサロンの施設、設備、器具などの衛生全般について点検管理する。

 



〈エステティシャンの衛生における心得〉

 

施術室

 

・施術を始める前には、施術室内を清潔にする

 

・お客様の更衣室が、整理整頓されているかを確認する

 

・施術室には、施術中のお客様以外の人をみだりに出入りさせない

 

・エステティシャンは、施術室では着替え、喫煙、食事をしない

 

身だしなみ

 

・エステティシャンは、常に自分自身を清潔に保ち、体臭や口臭などが無いように気を付ける

 

・化粧やヘアースタイルが、お客様に不潔感、不快感を与えないようにきちんと整える

 

・直接、お客様に触れる手は荒れないように手入れをし、爪は施術に支障のないように短く切りそろえる

 

・エステティシャンの手や指は、感染を防ぐため施術前後には洗浄、消毒を行い、お客様とエステティシャン双方の安全を守るように心がける

 

・清潔なユニフォームや靴を着用し、施術時には必要に応じて、清潔なマスクを使用する

 

器具、備品など

 

・器具や備品の安全性を点検し、正しく使えるように準備する

 

・施術に電気、ガス器具を使用するときは、使用前に十分にその安全について点検し、使用中も注意を怠らない

 

・医薬部外品、化粧品などの使用に当たっては、その安全衛生に十分留意し、適正に使用する

 

・皮膚に接触する気狂い、布片類、蒸しタオルは消毒済みのものをお客様ごとに使用し、使用は洗浄、消毒する

 

・皮膚疾患のあるお客様を施術したときは、施術終了後、使用した器具、備品などの消毒を特に厳重に行う

 

・皮膚疾患のあるお客様を施術したときは、施術終了後、使用した器具、備品などの消毒を特に厳重に行う

 

・お客様用の被布は、使用目的に応じて区別し、清潔なものを使用する

 

・施術に伴って生ずる廃棄物は、お客様ごとに片付け、廃棄物用の蓋付き専用ケースに入れて適正に処理する

 



〈殺菌、消毒〉

 

・滅菌:物質中のすべての微生物を滅減、または除去することで、いわゆる無菌状態にする方法です。

 

・消毒:対象となる微生物の数を減らすこと。必ずしもすべてを殺滅、除去することではなく、たとえ一部が生き残っていても、人体に害のない程度にまで数を減らし、その毒を消し去る方法です。

 

・殺菌:一般的な言葉として、単に微生物を殺す時に使われます

 

エステティック業では、理容、美容業などと同様に消毒と滅菌が行われます。

 

・除菌:微生を除去すること。手や野菜などを行う洗浄除菌などがあります。

 

・静菌:微生物を特定せずに、微生物の増殖を阻止すること。化粧品、医薬品の防腐剤、食品の日持ち向上剤などが、この方法によるものです

 

・制菌:微生物を特定して、微生物の増殖を阻止、抑制すること。院内感染の原因菌のMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)と緑膿菌のみに対し、院内用の衣類に加工する方法です。

 

・抗菌:微生物の増殖を抑制すること。制菌、静菌は抗菌に含まれると考えることもできます。

 



〈消毒の方法〉

 

消毒には、物理的消毒法と科学的消毒法があります。

物理的消毒法とは消毒薬を用いずに、紫外線、蒸気、煮沸などの物理的現象によって、微生物を滅殺または減少させる方法です。

化学的消毒法とは、化学薬品を用いて全てまたは多くの微生物を滅殺、除去する方法です。

 



〈理想的な消毒〉

 

・人体に対する害が少ないこと

・短時間で微生物(病原微生物)を滅殺できること

・消毒の効果が持続すること

・消毒臭が少ないこと

・消毒する器具を汚したりしないこと

・安価であること

 

等が挙げられます。

 

1.紫外線照射による消毒

 

紫外線を照射して消毒する方法です。波長が254nm付近のものが強い消毒力を持つとされています。

 

・特徴

取り扱いが簡便

紫外線が直接当たっていない微生物に効果が無い

微生物の細胞分裂を不活化させ、増殖を抑える

栄養型細菌や酵母型の真菌に対しては有効だが、画法やカビに対しては不確実で、一部生存することがある

ガラス、金属性、クシ類などの小型の器具に適する

紫外線消毒器内の紫外線ランプで、85μW/cm2以上の紫外線を消毒物に20分間以上照射する

ガラス管の内部は消毒できない

紫外線は目、皮膚、粘膜に有害

器内の殺菌ランプや反射板などが汚れていると殺菌力が低下する

 

2.蒸気による消毒

 

蓋付き容器の底に水を張り、沸騰後、立ち上る蒸気に消毒物を当てて消毒する方法です。

蒸気の方が、煮沸よりも消毒レベルは高くなります。

 

・特徴

微生物は高温多湿の環境下に弱く、特に水分があると死滅しやすくなるため、熱湯により殺菌する

芽胞を除くとほとんどの栄養型細菌、結核菌、真菌、ウィルスを滅殺あるいは不活化する

タオル、布片類、ガラス、金属、陶磁器、木などの器具の消毒に適する

容器内の温度が80度以上になってから、消毒物を10分以上、湿熱に触れさせる

蒸気が良く当たるように、容器内の中ほどに消毒物を置き、直接、水滴がかからないようにする

合成樹脂製のものの一部には、変形するものがある

 

3.煮沸による消毒

 

沸騰している熱湯で消毒する方法です。安全で経済的なことが利点です。

 

・特徴

蒸気と同じ作用機序で、画法を除くほとんどの栄養型細菌、結核菌、真菌、ウィルスを殺滅あるいは不活化する

陶磁器、金属、繊維製の器具などの消毒に適する

沸騰してから、消毒物を2分間以上浸す

合成樹脂製のものの一部には変形するものがある

 



〈化学的消毒法の注意点〉

 

・消毒薬は化学薬品ですから、そもそもが人体にとっても害のあるものです。手が荒れたり、発疹などの過敏症が起こることがあります。作業をする時には、必要に応じて手袋、保護メガネ、保護マスク、保護衣を装着するようにします。

 

・消毒薬によって、対象とする微生物の適応、不適応、使用方法などが異なります。

 

・消毒薬では完全に殺菌することはできません。不完全なものをいかに有効に安全に用いるかに配慮することが必要です。

 

1.アルコールによる消毒

 

消毒用のアルコール類では、エタノール、イソプロパノールが広く用いられています。

エタノールは、80%前後に希釈した濃度のものが最も殺菌力が高く、イソプロパノールの濃度は50~70%が一般的です。どちらも無色透明、揮発性で特異臭があります。

毒性が低く、即効性のある消毒薬です。

あまり濃すぎると微生物の周りのタンパク質が先に固まってしまい、脱水が十分にできずに殺菌効果が減少してしまうため、80%の濃度が最も効果的と言われています。

 

・特徴

 

微生物のタンパク質の変性、代謝機構の阻害などによって殺菌する

芽胞を除く、ほとんどすべての微生物に有効

器具類の消毒、手指、皮膚の消毒などに適する

器具類は10分以上液中に浸す。器具の表面や皮膚は、液を含ませたコットンやガーゼなどで拭く

刺激作用があるので、損傷している皮膚やアルコールアレルギーのある人への使用は禁忌

合成ゴム、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具などには変質するものがある

引火性があるので取扱いに注意する

 

2.次亜塩素酸ナトリウム水溶液による消毒

 

次亜塩素酸ナトリウムは、殺菌、漂白、防臭、防腐などに古くから使用されてきました。

家庭用に市販されている液体の塩素系漂白剤、殺菌剤のほとんどがこの製品です

塩素は独特のにおいを持っています。比較的短い時間で成分が揮発し、ほとんど残留性がありません。

 

・特徴

 

微生物のタンパク質の変性、酵素阻害、核酸の不活化などによって殺菌する

ほとんどすべての微生物に有効。低濃度でも即効性の殺菌力を発揮する

非金属器具やタオル、布片類などの消毒に適する

0.010.1%の水溶液(有効塩素濃度100~1000ppm)の中に消毒物を10分間以上浸す

塩素ガスが粘膜を刺激する為、手袋、保護メガネ、紙マスクを装着し、十分に換気を行う

また、容器には必ず蓋をする

酸性タイプの洗剤と混ぜて使うと大変危険

 

3.逆性石鹸水溶液による消毒

 

陽イオン性界面活性剤は、無色または淡い黄色みを帯びた透明な液体で、ほとんど無集です。毒性は低く、皮膚や粘膜への刺激性も少なく、金属やタオル、布片類の腐食性もあまりありません。

 

・特徴

 

細胞膜の損傷、タンパク質や酵素の変性などによって殺菌する

栄養型細菌、酵母型の真菌、一部のウィルスには有効だが、結核菌、糸状型の真菌、多くのウィルス、芽胞には無効

器具類やタオル、布片類の消毒、床、壁、家具などの消毒、手指、皮膚の消毒などに適する

器具類などは、0.1%の水溶液の中に10分間以上浸す

手指、皮膚の消毒には、0.05~0.1%の水溶液を使う

鉄と鉛は腐食しやすい

皮革製品は変質することがあるので使用しない

 

4.グルコン酸クロルヘキシジン水溶液による消毒

 

ほとんど無臭で、無色または淡い黄色みを帯びた透明な液体だが、商品は着色されています。毒性は低く、皮膚や粘膜への刺激性も少なく、金属やタオル、布片類の腐食性もあまりありません。

 

・特徴

 

細胞膜の損傷、酵素の阻害などによって殺菌する

栄養型細菌、酵母型の真菌、一部のウィルスには有効だが、結核菌、糸状型の真菌、多くのウィルス、芽胞には無効

器具類やタオル、布片類の消毒、手指、皮膚の消毒などに適する

器具類などは、0.05%の水溶液の中に10分間以上浸す

手指、皮膚の消毒には0.1~0.5%の水溶液を使う

塩素イオン、硫酸イオン高いものと希釈すると沈殿する為、これらを含む水道水などは希釈液に使えない

陰イオン界面活性剤(石鹸、一部の洗剤など)と一緒に使用すると沈殿して、効果が著しく低下するので混合しない

 

5.両性界面活性剤水溶液による消毒

 

1分子中に陰イオンと陽イオンを含むため、両方の殺菌力を備えています。

幅広いpH領域で殺菌の効果があります。無色または淡い黄色みを帯びた透明な液体で、ほとんど無臭です。毒性は低く、皮膚や粘膜への刺激も少なく、金属やタオル、布片類の腐食性もあまりありません。

 

・特徴

栄養型細菌、酵母型の真菌、一部のウィルスには有効だが、結核菌、糸状型の真菌、多くのウィルス、芽胞には無効

結核菌には、長時間接触させれば有効

器具類やタオル、布片類の消毒、床、壁、器具などの消毒、手指、皮膚の消毒などに適する

器具類などは、0.05%0.2%の水溶液の中に、10分間以上浸す

手指、皮膚の消毒も同じ濃度

強い脱脂作用があるため手荒れを起こしやすい

 



〈消毒薬の希釈〉

 

・消毒液は1種類の濃度の製剤ではなく、複数の種類の濃度が市販されているので、元の濃度が何%であるか確認しておく必要があります。

 

・例えば、10%塩化ベンザルコニウム液で、0.2%逆性石鹸液2リットルをつくるとき、使用する原液の量(X)は

 

10÷100×X)÷2000×1000.2

 

10%塩化ベンザルコニウム液40ml1960mlを加えて作ります

 

〈綿布などの消毒の方法〉

 

・タオル、バスタオル、ガウン、シーツなどには次の消毒薬が適しています。

 

蒸気、逆性石鹸液、次亜塩素酸ナトリウム液、グルコン酸クロルヘキシジン液、両性界面活性剤

 

洗濯機などで洗剤洗浄、すすぎ後、蒸し器などの器内が80度を超えてから10分間蒸気にさらす

または次亜塩素酸ナトリウム液に10分間以上浸し消毒した後、洗濯する

血液の付着したものは廃棄するか、血液が付着した器具類と同様の洗浄および消毒を行う

白のタオル類の場合、次亜塩素酸ナトリウム200ml10分間浸し、その後洗剤を入れた洗濯機で洗い、天日干しを行う

 



〈滅菌の方法〉

 

主な滅菌法には、加熱法(高圧蒸気滅菌、乾熱法)、照射法(放射線法、高周波法)、ガス法(酸化エチレンガス法、過酸化水素ガスプラズマ法)があります。

 

・特徴

 

加熱用は熱によって微生物(芽胞を含む)を殺滅する方法です

熱に強い器具などに適していますが、その効果は過熱を受ける温度と時間によって変化します。滅菌装置の内部全体(滅菌物の入った収納容器を含む)の温度や圧力が、設定条件に達したことを確認してから、滅菌時間を計測しなければなりません

 

ガス法は、加熱法では滅菌できない熱に弱いもの(ポリやビニール手袋、ガーゼや綿球、注射筒など)をガスによって滅菌する方法です

薬局で販売されているものには滅菌済みのガーゼや綿球があります

 

1.高圧蒸気滅菌法

 

圧力を高めると水の沸点が上昇することを利用して、通常、高圧蒸気滅菌装置(オートクレーブ)を使って滅菌する方法です。

 

・特徴

 

高温の湿熱により、微生物のタンパク質を凝固させて殺滅する。1回の操作で、芽胞を含むすべての微生物を殺滅することができる。

ガラス、磁器、金属、ゴム、紙、繊維製の物品、液状物など、高温、高圧、水蒸気に耐えるものの滅菌に適する

一般には、115~126度で15~30分以上、滅菌する。

滅菌物の状態に応じて、設定温度と時間を選択する。

115度 30分間

121度 20分間

126度 10分間

 

滅菌後は高温なので、冷えて乾くまで触れない

 

2.乾熱滅菌法

 

乾いた空気を加熱して微生物を殺菌する方法です。オートクレーブに比べて殺菌効果は落ちますが、大規模な装置を必要としない利点があります。

 

・特徴

 

高温の乾熱により、微生物のタンパク質を凝固させて殺滅する。ほぼすべての微生物を殺滅することができる。

ガラス、磁器、金属、繊維製の物品など、乾燥高温に耐えるものの滅菌に適する

 

160~170度 2時間

170~180度 1時間

190200度 30分間

 



〈まとめ〉

 

・サロンの衛生基準

 

エステティック業界の自主的な衛生基準に基づいて衛生管理を行っている

常に施設、設備、器具、用具類などの衛生と管理を心掛ける

エステティシャンは、お客様はもとより、自身のためにも常に衛星を心掛ける

 

 

〈消費者庁の動向〉

私たちの健康、美容、医療の分野でのサプリメントは医薬品ではないため、ガンに効くとはいえない厚生労働省

消費者のための国民生活センターと連携して取り締まりをしている

エステティックサロンなどにおいて

体の名称、症状を連想させるワードは禁止されている

 

 

◆エルクレスト・アカデミー▼


◆ヌーヴェルエステティック・アカデミー渋谷学院▼


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2014.4.11渡辺肇子先生 「衛生と消毒」

2014.4.11.(金) 11:00~13:00


渡辺肇子先生レベルアップ研修


(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム


 テーマ:「衛生と消毒

 

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今回は、ヌーヴェルエステティックアカデミー開校をにらみ


日本エステティック業協会が発行するAEAの教科書 


第10巻の「サロンでの衛生・消毒」について薬剤師の見地からご講義いただきました。


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内容としましては、


■薬事法とは

■医薬品とは

■日本薬局方とは

■医薬部外品とは

■化粧品とは

■法律上の「医薬品」とは

■食品と医薬品

■エステティックにおける衛生

■衛生基準

■施設・設備の衛生と管理

■施術室の衛生・管理

■器具・美品などの衛生と管理

■衛生管理責任

■エステティシャンの衛生心得

■衛生に関する用語

■消毒の方法

■理想的な消毒

■紫外線照射による消毒

■蒸気による消毒

■煮沸による消毒

■化学的消毒法の注意点

■アルコールによる消毒

■次亜塩素酸ナトリウム水溶液による消毒

■逆性石けん水溶液による消毒

■グルコン酸クロロヘキシジン水溶液による消毒

■両性界面活性剤水溶液による消毒

■消毒薬の希釈

■綿布等の消毒の方法

■滅菌の方法

■高圧蒸気滅菌法

■乾熱滅菌法

■サロンの衛生基準


渡辺先生の得意分野とはいえ、素晴らしくわかりやすいパワーポイントをご用意くださり、丁寧にご指導いただけました。


消毒・衛生について今までこれほど詳しく教えていただいたことがありませんでしたので大変勉強になりました。


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私も含め、全スタッフが間違ってしまった設問


法律上の「医薬品」とは


Q1.次のうち「医薬品」でないものはどれでしょう?


A.病院の窓口か調剤薬局で受け取った「おくすり」


B.本当は効果がないのに「アレルギーが治ります」と謳って販売されている健康食品


C.ドラッグストアで販売されている妊娠検査薬



答え:BとCが「医薬品」に該当します。


A.は個人を特定して渡されるものであり公共性がないため法律上の「医薬品」に該当しない。



驚きでした。




◆エルクレスト・アカデミー▼


◆ヌーヴェルエステティック・アカデミー渋谷学院▼



OOO




2014.1.17 渡辺肇子先生 「臨床検査の数値の見方」

2014.1.17.(金) 10:00~12:00


渡辺肇子先生レベルアップ研修


(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム


 テーマ:「臨床検査の数値の見方」

 

〈主な検査項目〉

 

・一般の検査:呼吸器(肺活量)、循環器(血圧、心電図、脈拍数)、消化器(胃カメラ、便)、腎機能(尿検査)、血液一般(赤血球の数、形、白血球、)、眼科

肺活量検査、聴力検査、乳房検査、子宮粘膜細胞診、頭部CT検査、腰、頸椎エックス線検査

 

・血液生化学検査:糖尿病、肝機能、腎機能、脂肪代謝、電解質、甲状腺機能、尿酸

 

・腫瘍マーカー:あるガンにかかると特殊なたんぱく質がつくられるものがあるため、それを調べたり、子供の時には持っていた成長に関わるたんぱく質が大人になっても見られる場合はガンの疑いがあるため、それらを調べます。

 

・血清学的検査:血液型やCRPASOHBSB型肝炎)、HCVC型肝炎抗体)

 

〈血液の主な検査〉

 

血液検査で得られたデータのうちのある一つの値から診断を行うことは感染症を除いては無く、必ずその他の検査と併せて診断をしていきます。

 

・単位について

IU:体の中にある酵素を表す単位で、ある体積の中にどれだけの重さがある(g グラム)が重要なのではなく、どれだけの働きがあるかを見る必要があるため、特殊な単位になっています。酵素は熱や光に弱いという特徴があり、これらで変性してしまった酵素は元には戻りません。

酵素の働きとしては、体内で起こっている反応の手助けをする役割があり、食べ物が自然に分解されるのには長い時間がかかりますが、体内では消化酵素によって2~3時間で分解することができます。

 

マイクロメートル:100万分の1メートル

 

ナノメートル:10億分の1メートル

 

血液は液体だけでなく、個体も多く含まれています。採血の時には、容器に血液が固まらないように抗凝固剤が入っています。もし抗凝固剤が入っていないと血液はあっという間に固まってしまいます。

血液を遠心分離にかけると、液体成分である血漿と細胞成分である白血球、赤血球、血小板に分かれます。

 

・血球算定:血液1平方ミリメートルあたりの赤血球数、白血球数、血小板数を数えます。

赤血球の役割は、体の隅々まで酸素を届けることですが、細胞の中でも寿命が短く、約120日と言われています。その数が少なかったり、どんどん壊されてしまう状態になると貧血という診断になります。また、高地にいる人では、酸素が少ないために赤血球が過剰に増えてしまう多血症といった状態もあります。

白血球は、細菌やウィルスを排除する免疫において重要な役割を持っています。低値では感染症にかかりやすくなります。

血小板は、出血した際に損傷部位を塞ぐための栓としての役割を持っていますが、過剰になってしまうと血管が詰まりやすくなります。

 

・ヘモグロビン、ヘマトクリット:血液中のヘモグロビンの量、ヘマトクリットでは一定量の血液中に含まれる赤血球の割合を調べます。貧血の有無や貧血の種類を診断する手がかりになります。

 

・血液像:白血球の5つの分画ごと、好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球の増減数を調べます。

増加している場合は、結核など、減少している場合は敗血症や白血病が疑われます。

 

・赤沈(血沈):抗凝固剤を入れた血液中の赤血球が、管の中で沈降する速度を調べます。病気があると、数値が高くなります。言い換えると血液の粘性を調べて、ドロドロがサラサラかを診ます。

 

MCVMCHMCHC:赤血球の色素の量の平均値、色素の濃度の平均値を診ます

 

〈生化学の主な検査〉

‐糖尿病‐

 

・血糖:血液中のブドウ糖の量を調べます。空腹時血糖検査とブドウ糖負荷検査があり、ブドウ糖負荷試験は、糖尿病をより詳しく診断でき、治療方針を決める上でも欠かせません。空腹時血糖検査では、糖尿病の人の血糖値が平均的に高いことが分かるため、スクリーニング検査として有効で、この検査で高値であれば、ブドウ糖負荷試験を行います。

 

・尿糖:本来糖は尿中に出ることはありませんが、血糖値が一定限度を超えると、尿中に漏れ出てきます。この場合はかなり進行した状態を示しています。

 

・糖化ヘモグロビン:ヘモグロビンとブドウ糖が結合したもので、この数値は血糖コントロールの目安になります。糖尿病になると、ヘモグロビンの中でも特にヘモグロビンA1cが増加します。糖尿病は遺伝的な要因も多いため、親戚に糖尿病の人がいれば、注意してみていく必要があります。赤血球の寿命は120日であり、その間のヘモグロビンの状態を知ることができるので、食生活などが反映されます。

 

‐肝機能‐

 

・総ビリルビン:胆汁色素のビリルビンには、腎臓を通過可能な直接ビリルビンと、通過不可能で尿中に排泄されない間接ビリルビンとがあります。これを合わせたものが総ビリルビンです。

胆石、肝炎などにより、血清中に1dlあたり3.0㎎以上増加すると黄疸を起こします。

肝臓は非常に大きな臓器で、女性でも1㎏以上の重さがあります。さらに高い再生能力を持っており、半分近く障害されても休養によって再生すると言われています。

 

GOTAST):肝細胞中に含まれる酵素。肝細胞に限らず、全ての細胞は生きており、生命活動を維持するために血液からエネルギーを取り入れています。肝細胞が破壊されたり、肝細胞膜の浸透性が高まると、血液中に流出して増加します。高値で慢性肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変などの肝障害が疑われます。心筋にも含まれ、心筋梗塞を診断する指標でもあります。

 

GPTALT):主に肝細胞中に含まれている酵素で、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変などの診断に役立ちます。GPTはストレスでも上がりやすく、海外旅行に行って魚介類などを食べた際にA型肝炎にかかった時には、特に黄疸が出るということもなく、多少疲労を感じる程度で、この時に血液検査を行うと、一時的に高値になることがありますが、通常であれば放っておけば治ってしまいます。

 

LDH(乳酸脱水素酵素):主に心臓、腎臓、肝臓、肺、血液細胞、骨格筋などに含まれます。肝疾患であれば、GOTGPTALPなどの検査と共に診断に用いられます。また、心筋梗塞、肺疾患、白血病、悪性貧血、肝炎、悪性腫瘍の時に増加します。

 

ALP:肝臓で作られ、胆汁中に出される酵素。胆石、胆管の疾患、悪性腫瘍の肝転移や肝ガンの時に数値の上昇がみられます。他に骨疾患でも上昇します。

 

・γ―GTP:肝硬変や薬の副作用で発症する薬剤性肝障害の発見に役立ちます。常習飲酒者とそうでない人とでは明らかな差が出ます。

 

ZTTZTTは、主に血清中のγグロブリン量を反映しています。慢性肝炎、肝硬変、結核、リウマチ、膠原病などの慢性炎症性疾患や骨髄腫などの診断に役立ちます。

 

・タンパク分画:アルブミン、グロブリン比(A/G比)を表します。肝硬変、栄養失調、慢性伝染病などの診断に役立ちます。

 

・コリンエステラーゼ:肝臓で生成され、血液中に分泌される酵素で、神経伝達物質であるアセチルコリンを分解する役割があります。アセチルコリンは分解されないと、筋肉などが興奮したまま戻らなくなってしまうため、非常に危険な状態になります。

肝細胞が障害されると値が低下します。GOTGPTなどの検査結果が良好であっても、コリンエステラーゼが減少している場合、詳しい検査が必要になります。

 

‐腎機能‐

 

・尿素窒素(BUN):タンパク質が体内で分解された後の老廃物で、腎臓から尿に排出されます。腎機能が障害されると、血液中のBUNが増加し、尿中のBUNは減少します。

 

・クレアチニン:BUNと同様、腎臓から尿に排泄されるよう廃物の一つで、腎機能を知るための指標になります。

 

‐脂質代謝‐

 

・総コレステロール:体内に様々な形で存在するコレステロールの総計値で、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞発症の危険度などの指標になります。誰でも加齢とともに動脈硬化は進んでいくため、その参考となるものです。しかし、実際にどれだけ動脈硬化が進んでいるかということは血液検査では知ることができません。正確な状態を知るためには、体の中に器具を入れたり、微弱な電流を流したりするといった手間のかかる検査が必要となります。

 

LDLコレステロール:悪玉コレステロールとも呼ばれ、血管に沈着して、動脈硬化を発生、悪化させます

 

HDLコレステロール:善玉コレステロールとも呼ばれ、体内の末梢で酸化して害をなすコレステロールを取り除き、動脈硬化などを防ぐ働きがあります。

 

・中性脂肪(トリグリセライド):体内で主に生命を維持するためにエネルギー源として利用されますが、利用後の余分な中性脂肪は主に皮下組織に貯蔵され、皮下脂肪となります。

 

‐その他‐

・アミラーゼ:でんぷんの消化酵素で、膵臓と唾液腺でつくられます。いずれかの臓器に障害があると、高値になります。

 

・電解質検査:ミネラルのクロール(Cl)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)などの血清中の量を測定し、栄養状態などを調べます。この中で、ナトリウム、カリウム、クロールは、体内の水分の状態を診るために非常に重要な項目となります。脱水や大量出血では、これらのバランスが崩れ、浸透圧によって細胞が潰れたり、破裂したりしてしまいます。

 

・甲状腺機能検査:甲状腺の機能をみるために、甲状腺ホルモンであるトリヨードサイロニン(T3)、サイロキシン(T4)の血中量を測定します。

 

・尿酸:タンパク質が分解、吸収された後に残る老廃物の一種で、腎臓で排泄量を調整し、血液中の数値を一定に保っています。腎機能の低下や、尿酸の元になるプリン体の摂取過剰で増加します。

 

‐腫瘍マーカーの主な項目‐

 

CEA:胎児の消化器組織だけにみられるタンパク質の一種ですが、ガン細胞が増殖している組織内からも作り出されます。主に胃や大腸、膵臓など、消化器系ガンのマーカーとして用いられます。

 

CA199:胆嚢や胆管、特に膵ガンの有無をチェックするのに用いられます。

 

PSA(前立腺特異抗原):前立腺から分泌される生体物質で前立腺ガンのとき血清中の含有量が上昇します。前立腺炎や前立腺肥大症などでも上昇することがあります。

 

AFP:胎児に見られる血清タンパクの一種ですが、肝ガンの腫瘍マーカーとして用いられます。肝炎や肝硬変でも数値は上昇します。

 

CRP:体の組織に急性炎症や破壊が起こった時に、血液中に現れるタンパクです。

 

ASLO:溶血性連鎖球菌が産生するSLO(ストレプトリジン10)に対する抗体をASLOと言います。溶血性連鎖球菌に感染していると、高値になります。

 

RF:関節リウマチなどでみられる自己抗体の一つで、関節リウマチでも陽性となりやすいですが(70~80%)、他の自己免疫疾患、慢性肝炎などでも陽性になることがあります。リウマチが最も発生しやすいのは、3040代の女性です。最先端のリウマチの治療は、進行の早い早期のうちに強めの薬で炎症を抑え、徐々に薬の強さを減らしてくといった方法です。

 

〈日本人と糖尿病〉

 

・欧米人はインスリン分泌能が高く、過食が続いてもインスリン分泌は低下しません。その結果、肥満にはなりますが、糖尿病にはなりにくいと言えます。

 

・多くの日本人のインスリン分泌能は欧米人よりも低く、過度の肥満になる前にインスリン分泌障害を起こし、糖尿病となります。

 

・また日本人はインスリン分泌障害優位の2型糖尿病が多いですが(食後高血糖)、先天的に分泌障害があっても、良い生活習慣があれば、インスリン感受性は高く、インスリン抵抗性を起こしません。



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2013.10.18.渡辺肇子先生 「細胞と遺伝子」

2013.10.18.(金)11:00~13:00


渡辺肇子先生 レベルアップ研修


(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


@エルクレスト・アカデミー セミナールーム


テーマ:「細胞と遺伝子」



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〈生命をつなぐ鎖〉

 

1DNA:細胞の内部へ、DNAの構造、生命の設計図、遺伝子

 

2.タンパク質:タンパク質の生合成、様々な疾患と遺伝子

 

3.糖鎖:糖鎖とは、糖鎖の働き

 

・遺伝子、核酸、DNA

 

人間には60兆個の細胞があり、それぞれの細胞には核があり、その中に遺伝情報を持つDNAが存在しています。

 

遺伝子:遺伝する形質のそれぞれに対応して、染色体上に一定の順序に存在している遺伝単位です。遺伝子の実態は核酸で、とくにDNAが普遍的ですが、ウィルスではRNAの場合もあります。

 

核酸:DNA(デオキシリボ核酸)、RNA(リボ核酸)を指します。

ヌクレオチドを基本単位としています。

 

DNA:デオキシリボ核酸、核に局在する遺伝子の本体であり、人それぞれの個人差を生んでいるものです。リン酸基、五炭糖、塩基から構成されています。

塩基は、G(グアニン)、T(チミン)C(シトシン)、A(アデニン)の4種類あり、これにより、組み込まれた遺伝情報から髪の毛をつくる毛根の細胞や骨の細胞など、構造の異なった様々な組織のタンパク質を正確につくり出すことができるのです。

ヒトの体では約20種類のアミノ酸からつくられており、4種類の塩基が3つ組み合わさって一つのアミノ酸をつくります。

 

DNAは遺伝情報を発言するために非常に貴重なものなので、二重らせん構造になっており、もし片方の鎖が傷ついてしまってももう片方で補えるようになっています。

そのため遺伝情報を伝えるには、情報の大元であるDNAの情報をRNAに転写(コピー)して使っています。

 

HIVC型肝炎ウィルスは、RNAウィルスであり、常に形が変化するためにワクチンがつくれないという現状もあります。

 

DNAの二重らせん構造の上には塩基が30億ペア並んでおり、折りたたまれている細いDNAを引き伸ばすと約2メートルにもなると言われています。

その中には、遺伝情報として意味のある部分であるエクソンと、意味の無いイントロンがあり、エクソンの部分を遺伝子と呼び、タンパク質を生合成するための設計図です。

ヒトの遺伝子の数は22000個あります。そのため、ヒトの肉体を構築するために必要な情報は、ゲノムの中の5%以下です。

 

・細胞の構造

 

細胞膜、細胞壁:動物の細胞は、細胞膜と呼ばれる脂質の膜で覆われています。

植物やカビの仲間や細菌の仲間は、細胞壁という固い殻を持っています。例えば、ワインのコルクは、細胞自体は死んでいますが、細胞壁だけが残った状態です。

 

ミトコンドリア:細胞は一つ一つでエネルギーをつくっていますが、その発電所に当たるのがミトコンドリアです。

 

小胞体:タンパク質をつくる細胞内小器官で、粗面小胞体と滑面小胞体があります。

 

リボソーム:粗面小胞体に付着して、タンパク質を合成します



 

・タンパク質の生合成

 

DNAの一部がほどけて、RNAポリメラーゼによりDNA上のじょうほうがRNAに転写されて、mRNAができます。

mRNAは核の外に出てリボソーム上でmRNAの暗号が解読され、3つの塩基配列に対応した塩基を持つtRNAが運んできたアミノ酸がつなげられて、タンパク質が合成されます。

 

・染色体

 

染色体はヒトでは46本あり、対になっています。その構造は遺伝子が、線維となって収納されてつくられており、中央部分をセントロメア、末端部分をテロメアと呼んでいます。

大きさも様々で、一番大きいものが1、そこから一番小さい22番まで番号が付けられており、常染色体と呼ばれています。23対目は性染色体と呼ばれており、X染色体と、Y染色体があります。

XXの組み合わせでは女性、XYの組み合わせでは男性となります。

 

・第17染色体と乳がん:がん抑制遺伝子p53に関連しています。

がん抑制遺伝子p53:細胞増殖調節因子として働く遺伝子で、多くのがん細胞で変異がみられます。

21染色体:SOD

 

活性酸素を抑える抗酸化酵素で、変異により炎症、がん、老化などが起こります。

 

19染色体:アルツハイマー病

 

E2型、E3型、E4型の3つのタイプがあり、違う形のアポEたんぱくをつくります。

E2型はβアミロイドが脳神経細胞に付着するのを抑えますが、E4型はうまく抑えられません。

もし両親からE4遺伝子を受け継いでしまうと、アミロイドの付着をあまり抑えられないため、早い段階でアルツハイマー病を発症してしまいます。

 

11染色体のある変異

アルギニン、システインはアポA-1 の合成に関与します。

アポA-1HDLの表面に付いて、血管の過剰なコレステロールを回収します。

243個のアミノ酸からなるアポA-1173番目のアミノ酸がシステインになるため、S-S結合により、2個が結合した強力なたんぱく質が出現します。

通常の35倍のスピードで、コレステロールが回収されます。

 

・テロメア遺伝子とテロメアーゼの働き

 

染色体の末端部分で、同じ塩基配列が数百回以上繰り返されています(哺乳類ではTTAGGG)。

細胞分裂時のDNA複製では、テロメアは完全には複製されず、細胞分裂のたびに短くなっていきます。

テロメアーゼは、11文字の配列のRNAを持っています(CAAUCCCAAUC)。

このうち前の5文字をつかってテロメアに取り付き、残りの6文字の鋳型に合うヌクレオチドを細胞内から集めてつないでいます。

これを繰り返して6文字ずつテロメアを長くしています。

 

生殖細胞を除くほとんどの体細胞では働いていません。

遺伝子が切れて起きるある病気では、切れ目にテロメアが付け足されて、細胞が生き延びたために起きてしまったような形跡があります。

 

がん細胞では、テロメアーゼが働いているため、テロメアは短くならず、無限に分裂を続けて増殖を続けてしまうのです。

 

DNAの形状の違い

 

大腸菌:原核生物のDNAは、リング上で端がなく、テロメアもありません。そのため細胞分裂をしてもDNAは短くなりません。

 

酵母菌:真核生物のDNAは二本鎖で、DNAに運命づけられた死を持つ可能性があります。

 

・糖鎖とは

 

グルコース、フコースなど単糖が鎖状につながったもので、細胞間のコミュニケーションに関与しています。細胞膜に埋め込まれたタンパク質や脂質に結合している複合糖質です。最近の研究では、ヒトの体内の全タンパク質の50%以上に糖鎖が付加されているといわれています。

ゲノム解読完了後、ポストゲノムとして注目を集める栄養素で、核酸、タンパク質に次ぐ第三の生命鎖と言われています。

糖鎖を構成する単糖には以下のものがあります。

1. グルコース

2. ガラクトース:乳製品、コロイド天然水、燕の巣など

3. マンノース:サボテン類(特にアロエ)、燕の巣、コロイド天然水など

4. フコース:藻類(特にモズクやひじき)、きのこ類、燕の巣など

5. キシロース:穀物や植物の皮、コロイド天然水など

6. N-アセチルグルコサミン:カニなどの甲殻類、燕の巣など

7. N-アセチルノイラミン酸(シアル酸):牛乳、燕の巣など

 

 

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メタボリックシンドロームとメディカルハーブ

2013.7.12.(金) 11:00~13:00

薬剤師 渡辺肇子先生 レベルアップ研修

@エルクレスト 代々木公園店 セミナールーム



講師  渡邉肇子先生

(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


テーマ:

「メダボリックシンドロームと有効なメディカルハーブについて」


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・メタボリックシンドロームとは

 

肥満、高血圧、脂質異常(コレステロールと中性脂肪の異常)、高血糖などの身体異常が複合した状態を「メタボリックシンドローム」と言い、その原因としては内臓脂肪型肥満、糖や脂質の代謝異常などが考えられています。

これらの因子は「市の四重奏(1989年アメリカのノーマン・カプランが提唱)」として、心疾患との高い関連が知られていたものです。

中性脂肪はTG(トリグリセライド)という形で血液に存在し、コレステロールは、水分の多い血液の中を移動するために、水になじみ易いたんぱく質と結合して、それぞれの比重によってHDL(善玉コレステロール:肝臓にコレステロールを運ぶ)やLDL(悪玉:コレステロール)など4種類に分けられています。

 

近年の厚生労働省の調査によれば、脳卒中や心筋梗塞など、重大な生活習慣病を引き起こす危険性が高いメタボリックシンドロームとその予備軍は、40~74歳の中高年世代で2000万人近いとされています。

 

 

・メタボリックドミノとは

 

生活習慣病の発生順序とその合併症の進展過程を含めた全体像は、初期の症状が起こるとドミノが倒れるように徐々に進展していくことから「メタボリックドミノ」と呼ばれています。

内臓脂肪増加、脂肪肝、糖質や脂質の代謝機能低下→高血糖、高血圧、高脂血症→糖尿病、動脈硬化→腎症、神経症、網膜症、狭心症、心筋梗塞、脳血管障害

 

・メタボリックシンドロームの診断基準

 

内臓脂肪蓄積:ウエスト周囲径 男性 85㎝以上、女性90㎝以上(内臓脂肪面積100平方センチメートル以上に相当)に加えて、以下のうち2項目以上が該当する場合。

 

1. 血清脂質異常(トリグリセライド値150/dl以上、HDLコレステロール値40/dl未満いずれか、または両方)

2. 血圧高値(最高血圧130/Hg、最低血圧85Hg以上のいずれか、または両方)

3. 空腹時血糖値110/dl以上

 

・メタボ検診とは

 

メタボリックシンドロームの共通の要因である高血圧、脂質異常、高血糖は、重複すると虚血性心疾患、脳血管障害などが発症するリスクが高くなるため、内臓脂肪を減らすことによってリスクを減らすという考え方が重要です。

これらは予防することが可能ですし、また発症した後でも生活習慣を改善することによって病気の進行や重症化を防ぐことができます。

このような背景から、20084月、メタボリックシンドロームの予防を目的とした特定健康診査、特定保健指導が実施されており、40歳以上75歳未満の服薬していない人が対象です。(服薬している人は病人として解釈しています)

健康診断の目的は、早期発見、早期治療で、これらは予防の観点からは2次予防と呼ばれています。

今から5年ほど前から2次予防のさらに前の段階である1次予防の重要性が注目されており、これは健康の維持、増進を目的としています。

3次予防はリハビリ、再発予防を目的として使われます。

 

・生活習慣病とは

 

生活習慣病とは、毎日の生活習慣の積み重ねによっておこる病気の総称です。

かつては病気の発症や信仰の原因が、加齢によるものが多いと考えられていたことから「成人病」と呼ばれていました。

しかし成人の慢性病は、ある日突然発症するのではなく、若いころからの食生活、運動、睡眠や休養、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣を長い期間不適切に積み重ねた結果であることが多いのです。

また成人だけでなく、子供にも同じ症状が増えてきています。

このことから1996年に「生活習慣病」へと名称が改められました。

 

・日本人と生活習慣病

 

日本人の3分の2近くは、生活習慣病を原因とした病気で死亡しています。

生活習慣病は、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)、肝臓病、高尿酸血症、アレルギー、骨粗鬆症、貧血、歯周病、がんなど幅広い病気が含まれます。これらを予防するためには、正しい知識のもとに適切な生活習慣を身に着ける意識が大切です。

ストレスや電磁波、紫外線、放射線、タバコ、急激で過剰な運動、大気汚染、排気ガス、医薬品、添加物、農薬などによって細胞が酸化することで、冷え性、肩こり、肝臓病、腎臓病、肌荒れ、シミ、シワ、アレルギー、自己免疫疾患、老化、ガン、糖尿病、動脈硬化、認知症といった疾患の原因となります。

動脈硬化とは、動脈壁が厚くなり、弾力性が減って硬くなった状態で、太い動脈の内側にコレステロールなどの脂質が沈着して血管が狭くなったものや、カルシウムが沈着して硬くなるものなどもあります。

動脈硬化は、10代から始まり、数十年かけて進行します。

最近では、若年者での飲酒、喫煙は減少しているものの、食生活誤った知識によって糖尿病が増加しています。

子供にコーラなどの飲料を与えることを控えている親が多くなっている一方で、栄養を考えて野菜ジュースなどを過剰に与えてしまうと、野菜ジュースにも多くの糖質が含まれているために膵臓に負担がかかってしまいます。

また人工甘味料で糖質を抑えた食品を与えることも、脳への栄養はグルコース(純粋な糖質)だけなので、人工甘味料では脳のエネルギーにはならず、逆に脳内の血糖が下がってしまい、余計に糖質の欲求が高まってしまうという悪循環が起こります。

 

・肥満症

 

肥満とは、体内の脂肪組織が過剰に蓄積した状態を言います。

対し脳の分布から内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満に分けられますが、生活習慣病の要因とされているのは内臓脂肪型肥満です。

このことから、肥満のすべてに治療が必要なのではなく、健康障害に繋がりやすいものを判別し、1つの疾患と考えて改善していくことが重要です。

肥満を正確に測定するには体脂肪量を厳密にはかる必要がありますが、手軽にはできません。体脂肪量は身長に対する体重の比率と相関するため、一般的にはこれを表すBMIが用いられます。

BMIの求め方:体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m

BMI値による肥満の判定

18.5未満:低体重

18.525未満:普通体重

25以上:肥満




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・生活習慣病とメディカルハーブ

 

〈肥満によく用いられるハーブ〉

 

1. マルベリー(桑)

二糖類を単糖類に分解する消化酵素であるα‐グルコシダーゼを阻害することによって糖分の吸収を抑えます。したがって食事やスイーツを食べる前にティーを飲みます。

 

2. マテ

カフェインにより、脂肪の燃焼が促されます。運動の前に飲むと、効果を高めることができます。

 

3. アーティーチョーク

特に油を摂ることが多い人に適しています。肝臓の働きを高めて、脂質の分解を助けます。

 




〈高血圧によく用いられるハーブ〉


高血圧症

心臓から送り出された血液が動脈壁を押す圧力を血圧と言います。

血圧は心臓の収縮時には高く、拡張期には低くなります。心拍数と同様に、血圧も常に一定ではありません。血管が細くなったり弾力性が失われたりする動脈硬化の状態では、血圧は高くなります。

高血圧の状態が長く続くと、心臓、脳、腎臓、眼などに合併症が起こる可能性が高くなります。

高血圧症の人の90%以上は遺伝的な因子と環境的な因子が関連した結果で、はっきりした原因はわかりません。また、多くの人は程度が進行するまで自覚症状を感じません。

 

高血圧の基準:収縮期血圧140Hg 異常または拡張期血圧90Hg以上

 

1. リンデン

フラボノイドによる鎮静と利尿の働きがあります。香りを楽しみながら、ゆっくり飲みましょう。

 

2. ホーソン

高血圧の他に、動悸や息切れ、心臓に圧迫感がある時にみ適しています。

 

3. ラベンダー精油

芳香浴をしながらゆっくり深い呼吸をすると、よりリラックスできます。

 



〈脂質異常によく用いられるハーブ〉

 

脂質異常症は、血中のLDLコレステロール値、HDLコレステロール、およびトリグリセリド値(中性脂肪値)によって判断されます。これらは動脈硬化を促進させる大きな因子の1つです。

 

脂質異常症の診断基準

トリグリセリド値:150/dl以上

総コレステロール値:220/dl以上

HDLコレステロール値:40/dl未満

LDLコレステロール値:160/dl以上

 

1. アーティチョーク

苦み成分が肝臓の機能を高めて、コレステロールの処理を助けます。

 

2. ミルクシスル

傷ついた肝細胞の修復を促し、肝機能を助けます。

 

3. ローズマリー精油

温湿布やトリートメントで血管を健やかに保ちます。

 




〈高血糖によく用いられるハーブ〉

 

糖尿病とは、血糖値(血中のグルコースの量)が基準値よりも高く、血糖値を下げるインスリンの分泌が減少していることやインスリンの作用が低下していることから起きる病気です。インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖を低下させる働きをします。

糖尿病は、インスリンそのものが欠乏している1型糖尿病とインスリンの働きが低下している2型糖尿病に分類されますが、生活習慣病として問題視されているのは2型です。

血糖が高い状態が続くと合併症が起こり、それらによって重大な病気や致命的な症状を招く可能性が高くなります。糖尿病の3大合併症とは、糖尿病性腎症、網膜症、神経症でいずれも細い血管の障害が原因です。

 

75gブドウ糖負荷試験診断基準

 

糖尿病型:空腹時126/dl以上、2時間値200/dl以上

正常型:空腹時110/dl未満、140mg/dl未満

境界型:正常型でも糖尿病型でもないもの




 

インスリン抵抗性

インスリン抵抗性とは、組織におけるインスリン感受性が低下し、インスリンが効きにくくなっている状態を意味します。

インスリン抵抗性が生じる原因の1つとして、内臓脂肪蓄積(過食や運動不足などの生活習慣が主な原因)によるTNF-αの増加やアディポネクチンの低下が注目されています。

 

インスリン抵抗性が亢進すると、代償的にインスリン分泌が亢進し、高血糖を是正しようとします。しかし、その状態が続くとこの機構は破たんし、インスリン分泌が低下するため、さらに高血糖となる。

 

欧米人はインスリンの分泌能が高く、過食が続いてもインスリン分泌は低下しない。

その結果、肥満にはなるが、この状態では糖尿病にはなりません。

多くの日本人のインスリン分泌能は欧米人よりも低く、過度の肥満になる前にインスリン分泌障害を起こし、糖尿病となります。

また日本人はインスリン分泌障害優位の2型糖尿病が多い(食後高血糖)。しかし先天的に分泌障害があっても、良い生活習慣があれば、インスリン感受性は高く、インスリン抵抗性をおこしません。

 

1. マルベリー

食前にマルベリーのハーブティーを飲むことで、糖分の吸収を抑えて食後の血糖値の急な上昇を抑えます。

 

2. ベルガモット精油

芳香浴などで、気分を明るくし、安心感をもたらします。ストレスや不安による過食を予防します。




◇◆2013年10月20日(日)スキンケアレクチャーのご案内◆◇


エンビロン開発者 Dr.フェルナンデス特別講演はコチラから




薬剤師 渡邉肇子先生 レベルアップ研修

2013.7.12.(金) 11:00~13:00


@エルクレスト 代々木公園店 セミナールーム


講師:渡邉肇子先生

(薬剤師 NPO日本メディカルハーブ協会理事)


テーマ:

「メダボリックシンドロームと有効なメディカルハーブについて」


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日本人の死因第1位は、ガンです。


2位が心疾患


3位が脳卒中です。



2位と3位はどちらも血管病変です。



その背景には肥満、つまりメタボが隠れているのです。


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アンチエイジングからアクティブエイジングサロンを目指すエルクレストにとって



まずは最も重きをおかなければいけない重要なテーマです。


「人は血管とともに老いる」

※アメリカの内科医ウィリアム・オスラー博士の有名な言葉です。


いつまでも健康で美しくありたいと願うのならばまず血管年齢を若く保つ必要があります。


高血圧、高血糖、高脂血症は動脈硬化と糖尿病リスクを引き上げます。


血流が悪くなれば60兆個の細胞に栄養と酸素が十分に行き渡らないのですから


当然代謝も下がります。


美容どころの話ではありません。


腎不全、心不全、脳卒中、認知症が待ち構えています。



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痩せたくても痩せれないという方が世の中にたくさんいらっしゃいます。


理想のプロポーションを目指すためには、ウエイトマネジメントは不可欠です。


今後ますますその部分を強化するために渡邉先生に研修カリキュラムを組んでいただきました。


メディカルハーブを使った肥満、高血圧、脂質異常、高血糖へのアプローチ方法はとても役立つ知識となりました。


付加価値のアドバイスとして活用させていただきます。




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◇◆2013年10月20日(日)スキンケアレクチャーのご案内◆◇


エンビロン開発者 Dr.フェルナンデス特別講演はコチラから




薬剤師 渡邉肇子先生 社内レベルアップ研修

定期レベルアップ研修

2013.4.3.(金) 11:0013:00

@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム

[講師] 渡邉肇子先生 

(薬剤師・NPO日本メディカルハーブ協会理事)



『初夏から梅雨の時期を元気に過ごすために』

○花粉症

○胃腸の不調

 

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予防医学の考え方では、夏を元気に過ごすために春から準備をしておくことを重要視しています。

 

・花粉症について

 

花粉症は1970年代から増えてきた疾患で

原因の代表格はスギですが、スギは何千年も前から生育していたにもかかわらず、昔の人は花粉症にはなりませんでした。

また、ある年齢から突然症状が出る人もいます。

小さい時からアレルギーを発症する人の大きな原因は、小児期の消化器系が未発達の状態に多様な食品を与えるといったものがあります。

またアレルギーに関係する免疫系の物質としてIg-Eがあり、体の入ってきた異物と反応して抗原抗体反応を起こします。

花粉症が無かった時代は花粉だけでなく、寄生虫などの異物が体内に多くいたために、Ig-Eはそれぞれにまんべんなく反応していましたが、衛生環境が改善した今日では寄生虫などがいなくなった分、スギなどにIg-Eが過剰に反応してアレルギーを引き起こすという説があります。

アレルギープール説では、心理的要因(ストレスなど)や環境的要因、食事、遺伝的要因(両親がアレルギーを持っているなど)といったものが積み重なることで、容器に溜まった水が溢れるようにアレルギーを発症するという考え方もあります。

この場合、遺伝的要因に対しては防ぎようがありませんが、その他の要因に対しては対処が可能です。

現在、花粉症の患者数は2000万人を超えており、これは総人口の10%以上に当たり、日本の国民病とも言われています。

この背景には、排ガスや黄砂などによる大気汚染の拡大や食生活の欧米化による体質の変化などが関わっているとも考えられます。

 

 

・花粉症の現状

 

花粉症を引き起こす植物としては、60種以上も報告されています。

春先に大量に飛散するスギの花粉が原因である物が多いですが、ヒノキ科、ブタクサ、マツ、イネ科、ヨモギなどほかの植物の花粉によるアレルギーを持つ人も多くいます。

特にスギ花粉症患者の7~8割程度はヒノキ花粉にも反応しています。

またイネ科の花粉症患者は、一つに反応するようになると、いくつかのイネ科植物の花粉に反応することも知られており、花粉に含まれるアレルゲンが極めて類似なため、交差反応を起こしてしまうのです。

スギの少ない北海道ではスギ花粉症は少なく、イネ科やシラカバによる花粉症が多いなど、地域差もあります。

以前、六甲山周辺において大量に植樹されたオオバヤシャブシによる花粉症が地域の社会問題になりました。

北陸の稲作が盛んな地域では、他地域よりもハンノキ花粉症が多く発症しています。

アメリカではブタクサ、ヨーロッパではイネ科の花粉症が多く、北欧ではシラカバなどカバノキ科の花粉症が多く発症しています。

 

 

・免疫の概念

 

生体は自己の恒常性を保つために、生体内に侵入した異物をとらえ、自己と非自己を識別して、非自己を生体外へ排除する機構を備えています。

排除するものは細菌やウィルスなど外界からの異物だけでなく、老廃組織やがん化した細胞など、変位した自己の成分も含まれます。

 

古代ローマ時代では、ペストや天然痘患者の看病はペストや天然痘を克服した人(生き延びて免疫を持っている人)に限るとされており、古代の人も免疫を獲得している人はその病気にかからないことを知っていたということが分かっている。

 

したがって免疫とは、疫病を免れる(ある感染症から回復した人は二度と同じ病気に罹らない)という経験則に由来しており、生体が自己と非自己を認識し、非自己すべてを排除する反応であると言えます。

 

 

・免疫の持つ性質

 

多様性:抗体やT細胞抗原レセプターは1010乗種類以上ある

自己と非自己の識別:自分を構成する正常な成分とは反応しない

特異性:抗体やT細胞抗原レセプターは、抗原のわずかな構造変化を見分け、特性の高いものしか反応しない

記憶:一度侵入した抗原を長期間記憶している

 

 

・アレルギーとは

 

異物を排除しようとする生体の免疫反応が過剰または不適切な形で起こり、組織障害を起こすことをアレルギーといいます。

一般にアレルギーとは、抗原侵入後、数分から数十分以内に症状の起こる即時型アレルギーを指します。

広義のアレルギーは、異物として認識される抗原に対する免疫系の過敏反応をすべて含み、Ⅰ~Ⅳ型に分類されています。

 

Ⅰ型アレルギー

 

原因:アレルゲンが体内に侵入すると、Ig-Eが作られ肥満細胞表面のレセプターと結合する。アレルゲンがこのIg-Eとブリッジ状に結合すると(2分子以上の抗原が結びつくことで架橋される)、肥満細胞からケミカルメディエーター(ヒスタミンなど)が放出されて炎症が起こる。化学物質により、血管が刺激され、毛細血管が収縮し、血中の液体成分が漏れ出る。これにより、粘膜の分泌が亢進し、粘膜が過敏になってアレルギー症状が出る。

 

症例:蕁麻疹、花粉症、気管支喘息、薬物によるアナフィラキシーショックなど

 

Ⅱ型アレルギー

 

原因:生体自身の細胞や、組織に結合した抗体が補体系を活性化することにより、生体に障害を与える。

 

症例:特発性血小板減少性紫斑病、不適合輸血による溶血性貧血、新生児溶血性貧血、自己免疫性溶血性貧血、薬剤性溶血性貧血、重症筋無力症など

 

Ⅲ型アレルギー

原因:生体内で生じた抗原抗体複合体が細胞に沈着し、帆体系を活性化させることで起きる

 

症例:全身性エリテマトーシス、慢性関節リウマチ、血清病、各種糸球体腎炎など

 

Ⅳ型アレルギー

 

原因:アレルゲンにより感作されたT細胞が、アレルゲンと反応することによって炎症が起きる。抗体の関与なしに抗原に対するT細胞の反応によってもたらされる細胞性免疫反応による細胞障害。通常、抗原の侵入から2日後くらいに反応が最大となる。

 

症例:接触皮膚炎、ツベルクリン反応、薬疹、臓器移植の際の拒絶反応など

 

 

・花粉症とは

 

花粉症とは、Ⅰ型アレルギーに分類される疾患の一つです。

植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされ、発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの一連の症状が特徴的な症候群のことを言います。

枯草熱(こそうねつ)と呼ばれることもあります。

主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみとされ、一般に花粉症の4大症状とされます。耳鼻科領域においては、目のかゆみを除外したものを3大症状と呼んでいます。

 

 

・花粉症に良く用いられるハーブ

 

エルダーフラワー:アレルギーの症状を抑える働きがあり、目の充血や鼻水を抑える

 

 

ネトル:葉の部分を使う。緑色の基になっているクロロフィル(葉緑素)が浄血作用を持ち、化学構造式を見ると赤血球と似ている

 

ローズヒップ:ビタミンCを多く含み、トマトと同じリコピンという赤い色素を含む

 

ペパーミント:清涼感があり、マスクにエッセンシアオイルを含ませると有効

 

ユーカリ:ミントよりも強い清涼感がある

 

 

・漢方で考える花粉症のタイプ

 

寒湿タイプ

主な症状:嗅覚の低下、無色の鼻水、くしゃみ、むくみ

 

原因:寒邪と湿邪による肺の機能低下により、余分な水分が鼻水となる

 

治療法:冷えを避け、身体を温めて余分な水分を取り除く

 

肺熱タイプ

主な症状:鼻づまり、黄色っぽい鼻水、頭痛、喉の渇き

 

原因:肺に熱がこもり、津液を送り出せない。風寒や風熱の風邪が長引いてなることもある

 

治療法:肺の熱を冷ます

 

気虚タイプ

主な症状:風邪をひきやすい、疲れやすい、汗をかきやすい、寒がり

 

原因:肺機能の失調により、邪気が侵入しやすい

 

治療法:肺と脾の働きを高め、元気を回復する

 

 

・花粉症の養生

 

花粉症などのアレルギーを発症させたり、症状を悪化させるのは、ストレスや体力の低下が抵抗力を奪うことが要因の一つです。

精神的な疲労をためないように気を付けましょう。

また、生活習慣や食生活を見直すことで、アレルギー体質を改善することも大切です。

 

水滞の人:余分な水分が溢れだす症状は花粉症の代表的なもの。体を冷やさないように注意する。

 

気虚の人:バリア機能が低下し、アレルギー症状は悪化するので、まずは気の充填を図る。

 

・花粉症におすすめのお茶

 

甜茶

中国茶の中で植物学上の茶とは異なる木の葉からつくられた甘いお茶の総称でアレルギー性鼻炎や喘息などに用いると、痰を除いて、咳を止めてくれる。

パックを沸騰したお湯で3分から5分煮出し、一日500㏄を3回に分けて飲む。

 

紫蘇茶

シソ科のシソの乾燥した茎で、鼻づまりなどですっきりしないときに有効。

 

菊花茶

キク科のキクの乾燥した頭状花で黄色い鼻水、目のかゆみ、充血などに有効。

薄荷と10gずつ、400㏄の水で10分煎じる。

 

 

・アレルギー性鼻炎の養生(ツボ刺激)

 

上星:鼻の症状がある時に指圧する。額中央の髪の生え際から親指幅一本分上

合谷:目に症状がある時に指圧する。手の甲側、親指と人差し指の間を手首に向かってたどり、骨にぶつかったところの人差し指側。

迎香:鼻の様々な症状を和らげる。鼻の両脇、小鼻のすぐ横。特に花粉症や鼻炎による鼻づまり、鼻水は、ここを集中的に押すとよい。

 

食養:鼻の症状があるときは長ネギ、ショウガ、クズ、ハッカなど、目に症状がある時は菊花、クコ、苦瓜、トマト、アワビなど、甘味と辛味は粘膜を充血させやすいので、摂りすぎないように注意する。

 

 

〈胃腸の不調〉

 

・消化器系とは

 

口から取り入れた食物を胃、腸から肛門へと送り、その間に消化と栄養分の吸収を行う一連の器官

 

消化管:食物を送る管

消化腺:消化液を分泌する腺

 

・消化のしくみ

 

口から食道、胃、腸を経て、肛門に至るおよそ10mの一本の道筋を総称して消化管と言います。消化管の役割は、消化と吸収によって、食物に含まれる栄養分や水分を体に取り込むことです。

人体は、水分、塩分、ビタミンなどは直接血液の中に取り込むことができます。

しかし食物の大部分は炭水化物やたんぱく質、脂肪であり、これらは複雑な構造をした大きな分子からできているため、そのままの状態では血液中に取り込むことができません。

そこで、これらの栄養分は体内で細かく分解する必要があります。

 

口腔:歯、口蓋、舌、唾液腺

食道:口腔内で噛み砕かれた食べ物や水分を蠕動運動によって胃に送り込むおよそ25㎝の管。食物が通らないときには前後に押しつぶされた形をしている。

胃:食物がある時間蓄えられ、胃壁の運動によって機械的に、また胃液の作用によって化学的に消化を受ける。食べ物の通過時間は通常1~2時間。

小腸:十二指腸、空腸、回腸の総称。食べ物は腸液によってブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸とグリセロールに分解され、絨毛から栄養素として吸収される。

大腸:盲腸、結腸、直腸の総称。消化と吸収を終えた内容物から水分を吸収して、便を形成する。

 

・消化腺

 

肝臓

 

栄養素を体内で活用できる形に再合成する

エネルギーをグリコーゲンとして貯蔵する

消化腺として短銃を産生する

排泄腺として赤血球を分解し、ビリルビンを合成する

血液を貯蔵する

有害物質を解毒する

その他

 

胆嚢

肝臓の下部に位置し、肝臓が分泌した胆汁を濃縮して、一時的に貯めておく

十二指腸内に脂肪分の多い内容物が入っていくると、胆嚢が収縮して胆汁が出され、消化吸収を助ける

 

膵臓

胃の裏側に位置し、消化液である膵液を分泌する。

膵液はたんぱく質、炭水化物、脂質を全て分解する

 

 

・食物の流れ

 

消化は、口に入れた食物が歯によって噛み砕かれ(機械的消化)、唾液と混ぜ合わされるところから始まります(化学的消化)。

その後、食物は食道を通って胃に入り、胃で強酸性の消化液と胃の筋肉の収縮運動により、ドロドロの粥状になって十二指腸に送られ、胆汁や膵液と混ぜ合わされて小腸へ行きます。

小腸で食物に含まれていた栄養素のほとんどと、水分の約80%が吸収されます。

 

吸収された栄養素は、腸の血管から肝臓に運ばれ、化学的に処理された後、体の各部分に送られます。栄養素を吸収された繊維質や水分などは大腸へ送られ、残りのカスは水分を吸収され、固形物(大便)となって肛門から排出されます。

 

 

・健胃に良く用いられるハーブ

 

芳香性のハーブ(香りによって胃液の分泌を促進するもの)

 

オレンジピール

レモンピール

 

苦味性のハーブ(苦味によって胃液の分泌を促進するもの)

 

アンジェリカ

アーティチョーク

ダンデライオン

 

 

・消化不良、吐き気に良く用いられるハーブ


消化不良:アーティチョーク、ダンデライオン

 

ガスが溜まっている時:ペパーミント、フェンネル

 

車酔いの予防

メディカルハーブの利用:ペパーミント、レモンピール、ジンジャー

 

アロマセラピーの併用:ペパーミントを植物油で薄めてこめかみにつける

 

 

・緩下に良く用いられるハーブ

 

便秘に効果にあるハーブ

ダンデライオン

センナ

アロエ

オオバコ

フェンネル

ルイボス

ローズヒップ

 

 

・下痢によく用いられるハーブ


アルテア根:粘液質で胃壁の保護作用がある

ラズベリーリーフ、ローズ、中国茶:渋みの成分であるタンニンを含み、引き締め作用があるが、タンニンを抽出するには熱湯で長く出す必要がある

 

 

・食欲不振の養生

 

体調だけでなく精神的なストレスも不調の原因になりやすいのが胃腸。

食欲がなかったり食べるともたれる、ゲップが出るなどの症状は、胃の消化吸収能力が落ちている証拠。

食欲不振が続くと、体は栄養不足、エネルギー不足の状態となり、体はもちろんここにもダメージを受けてしまいます。

 

気虚の人は:余分な消化酵素産生や内臓の過剰な運動による負担を減らすために、よく噛んで食事をするように心がけ、少しでも分子量を小さくして消化しやすい状態にする。

 

気滞の人は(胃もたれしやすい人):深呼吸や軽い運動で、滞っている気の流れをスムーズにする。食事では消化の良いものをゆっくりと食べるようにする。

 

 

・食欲不振のおすすめレシピ

 

冷たいものを摂って不調になる場合は、鶏肉、ニラ、ショウガなどの香味野菜、コショウ、山椒、陳皮などの香辛料を取り入れて、体の中から温めると良い。

 

胃がシクシク痛む場合は、胃にこもった熱を取ってくれる作用のあるスイカやリンゴ、梨などの果物、トマトや白菜がおすすめ。

ストレスで胃に不調を感じている場合は、紫蘇、ニラ、ジャスミン、陳皮などを取り入れて、疲れた胃腸を癒しましょう。

 

 

・便秘の養生

 

2日以上便通が無い、便意を感じていても排便がスムーズにできない、後に残便感が残るなどの状態を便秘と言います。

毒素や老廃物を体内に溜め込んだ状態なので、肌荒れの原因にもつながります。

 

気虚の人は:腹筋などで、おなか周りの筋力をつける

 

気滞の人は:ストレスを和らげ、おなかのマッサージを心掛ける

 

 

・便秘のおすすめレシピ

 

コロコロと硬い便のときは、油ものや辛いもの、味の濃いものを控え、梨や柿、バナナ、ホウレンソウ、たけのこがおすすめです。

おなかが張る時はミントや大根、そばを摂り、いきんでも出にくい時はイチジクや桃、クルミ、はちみつ、黒ゴマを摂りましょう。

 

欧米式の食事ばかりだと体内に熱がこもり、便通に必要な水分を奪う傾向があるので要注意。

適度に水分を補給し、きのこ類など食物繊維豊富な食材で腸を活性化させ、豚肉やナッツ類など自然の油で腸内の便の滑りを良くさせます。

 

 

4月の過ごし方と養生

 

春らしい温かい日と冬に逆戻りしたかのような寒い日が交互にやってくるなど気温の変化が激しい上、入学、就職、転勤など一年でも最も環境の変化がある時期です。

 

緊張感により心が不安定になるので、自律神経失調症やストレスによる肌荒れなどに注意しましょう。

 

おすすめの食材:気温の変化が激しく、新しい環境に身を置くことも多いため、体調を崩いやすい時期です。不安定になりがちな心と体をリラックスさせ、体力を補い、血行を良くしてあげる働きがあるものを摂りましょう。

たけのこ、玉ねぎ、小松菜、レタス、タコ、わかめ、レモン、木の芽

 

おすすめのお茶

甜茶:ビタミンやミネラルが豊富で、鼻やのどをすっきりさせる。

花粉症に悩まされている人におすすめ。

 

甘茶:低下した体力を回復させ、花粉症にも効果大。甘味のあるお茶。

 

 

5月の過ごし方と養生

 

5月病という言葉があるように、4月から受けてきたストレスがだんだんと心身に現れ、気分が沈みがちになることがあります。

 

1年で最も好天に恵まれる時期でもあるので、ストレス発散と気分転換のために、積極的にアウトドアを楽しみ、自然の気をたっぷり体内に取り入れましょう。

 

おすすめの食材:季節の変わり目に受けたストレスがたまりやすい時期。

ストレスを発散するために、血行を促進し、からだお新陳代謝をたかめる働きのある食材がおすすめ。

 

おすすめのお茶

柿の葉茶:ビタミンCが豊富で、抵抗力をつけ、血管を丈夫にする。

風邪をひきやすい人、高血圧や動脈硬化予防にも最適。

 

緑茶:カテキン成分がストレスを和らげ、疲労回復にも効果がある。

ポピュラーなので取り入れやすい。

 

 

6月の過ごし方と養生

 

梅雨に入り、湿度が高くなると、胃腸の働きが弱くなり、疲労感やだるさが抜けにくくなります。また、湿気と寒さの影響で、慢性の関節痛や神経痛が悪化したり、再発することもあります。

 

昼間、冷房などで体を冷やしてしまったと思ったら、夜は温かいお風呂にゆっくりと浸かって、温めるようにしましょう。

 

おすすめの食材

疲れやだるさがたまらないように、胃腸の働きを整え、体力の回復を図るものを積極的に摂りましょう。湿度が高く、細菌の繁殖が活発になるので、衛生面にも気をつけましょう。

ジャガイモ、アスパラガス、紫蘇、ラッキョウ、にんにく、三つ葉、梅、山椒

 

おすすめのお茶

どくだみ茶:体内の悪いものを外に追い出す。抗菌、解毒の働きが高いので、肌トラブルにもおすすめです。

 

 

・夏の養生

 

夏の養生の基本原則は、暑さや湿気から身を守ることです。また同時に、暑さから逃れるために、むやみに涼を求めて体内の陽気が衰えないように保つことも大切になります。

 

暑さから身を守り、こまめな水分補給を

早めに飲む

飲みすぎない

食事中は水を飲まない

お茶かミネラルウォーターを。



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花粉症や健胃に用いられるメディカルハーブ

定期レベルアップ研修

 

2013.4.3.(金) 11:0013:00

 

@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム

 

 

[講師] 渡邉肇子先生 

(薬剤師・NPO日本メディカルハーブ協会理事)

 

 

『初夏から梅雨の時期を元気に過ごすために』

 

 

○花粉症

 

○胃腸の不調



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エンビロンについて



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質の良い睡眠のためのメディカルハーブ研修


定期レベルアップ研修

2013.1.9.(金) 11:00~13:00

@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム


[講師] 渡邉肇子先生 (薬剤師・NPO日本メディカルハーブ協会理事)


『冬を元気に過ごすために』



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・冬とインフルエンザ

冬の乾燥している時は、小さくて軽いウィルスが舞い上がりやすいため感染しやすい。

夏は気温が高いことから、例えば30度の日であれば36度の体温を保つために6度の発熱で済むものが、冬の0度の時では36度の発熱量が必要となることから代謝(エネルギー消費)は高まる。昔の人は、日が沈んだら寝て、日が昇ったら起きるという習慣を持っていたが、冬は日照時間も短いことから、多くの睡眠をとることになり、エネルギー消費が多く疲労しやすい冬の生活に対して理に適っていた。

 

〈睡眠と不眠〉

睡眠の目的は体を休めるだけでなく、活動エネルギーの4分の1を消費する脳を休めることが非常に重要である。

睡眠時、脳は起きている時に入ってきた様々な情報を整理整頓し、必要なものと不必要なものを振り分けるという作業をしている。

ヒトには地球の自転に基づくリズム(概日リズム、サーカディアンリズム)がある。

目に太陽の光が入ってくることでリセットされるが、完全な暗所では、ヒトは25時間で1つのサイクルで睡眠と起床を繰り返す。

正しい睡眠は脳、心臓疾患などの生活習慣病のリスクを減らしたり、ストレス、疲労の回復を促す。

睡眠前には、夕食後に飲食やカフェインが入ったものの摂取や強い光刺激を控え、眠りに必要な快適な環境を整えることが有効である。

また入眠を促すものとしてストレッチや軽い読書などがある。

朝の眠気を抑えることためには、光刺激を体に与えることが有効で、日光が当たるところで朝食を食べる、通勤の際に日光を浴びるように心がけるといったことが有効である。

昼の眠気には、15分から30分の昼寝、昼食を摂りすぎないようにすると良い。

 

・睡眠の定義

以前の睡眠の定義は起きていない状態という抽象的なものだったが、現在は脳波などの情報から睡眠にもいくつかの種類があることが明らかになった。

    レム睡眠:レム睡眠時は起きている時の脳波に近い状態になり、眼球が小刻みに動いており、夢をみることもある。

    ノンレム睡眠:脳の活動は低下し、睡眠の深さを示す4段階のレベルがある。

健康であれば、活動で疲労物質である乳酸が蓄積することが刺激となって眠気が起こる。

 

・入眠の条件

    体温の低下:入眠は体温が低下することによって起こるため、入浴は就寝の11時間半前に済ませ、ある程度体温が下がってから布団に入ることが理想である。

    周辺環境:睡眠中は無意識状態となるため、安全で安心(ストレス、暗所、騒音が無い状態)な環境が整っている必要がある。

 

入眠後、ノンレム睡眠の4段階に従って眠りが深くなるとレム睡眠が起こり、その後再びノンレム睡眠に入るというものが約90分あり、これを1サイクルとしている。

 

・不眠

    入眠障害:眠るまでに1時間以上かかってしまうもの。

優性遺伝であるムズムズ足症候群による神経の問題も関係しており、足が勝手に動いてしまう、動かさないと居られないといった症状がある。

ビタミンBと鉄剤の投与が有効である。

入眠を促す薬としては、ハルシオン、ベンゾジアゼピンが主流で、アメリカでは睡眠ホルモンであるメラトニンがサプリメントとして売られている。

② 睡眠時無呼吸症候群:睡眠中の強いいびきと無呼吸状態が繰り返される病気で、日中の強い眠気を特徴としており、罹患している場合は10年間に心臓や脳の疾患にかかる割合が通常の4倍になると言われている。

    熟眠障害:飲酒や睡眠時無呼吸症候群によって睡眠の質が低下する。

    多夢:いくつも夢を見て寝た気がしない。

    早期覚醒:もっと寝ていたいのに早く目覚めてしまうもので、加齢で起こりやすくなる。

    回復感の欠如:眠りの満足度の欠如(主観的なもの)

以前は上記の症状が出ている状態を不眠と呼んでいたが、2006年からはこれらの症状によって日中の活動に支障が出る状態を不眠と定義するようになっている。

したがって不眠の治療は、これらの症状を改善するというよりもライフスタイルの改善、食事、サプリメント、ハーブなどを用いて眠りの質を上げて、日中の活動が正常に行える状態になることを目的としている。

 

・睡眠を改善するハーブ

ハーブは成分だけでなく、香りにもリラックスさせる作用があるために睡眠の改善に有効である。

 

    セントジョーンズワート:うつ、不眠、不安に最もよく使われている

軽度から中程度のうつ患者に対して、抗うつ薬とセントジョーンズワートのどちらが有効性が高いかを実験したところ、ほぼ同等の改善度が見られたという。

また摂取を途中でやめた人の割合は、セントジョーンズワートの方が少なかったというデータが出た。リンデン、ジャーマンカモミールなどとブレンドすることも有効。

 

    オレンジフラワー

 

〈皮膚の科学〉

・皮膚の働き

体の中で一番大きな器官で、表面積は畳2畳分になると言われている。

    外界との境

表皮、真皮(汗腺、体毛)、皮下組織の3層からなり、真皮の構成成分としては以下のものがある。

コラーゲン:膠原繊維と呼ばれる網目状の線維で、組織の構造をつくっており、伸びる、縮むといった動きに変形して対応する。

エラスチン:コラーゲンの網目の交点に存在し、弾性に富む物質である。

ヒアルロン酸:多糖類の一種で水分の保持に役立っており、皮膚や関節をなめらかにする役割がある。

基底層で表皮の細胞がつくられた後、有棘層、顆粒層、淡明層、角質層へと4週間かけて上がっていき、角質層に来た時には、死骸となっており、垢として剥がれ落ちていく。

 

    生体の防御

紫外線:波長の短い紫外線をUVと言い、紫外線量は緯度の低い地域の方が多く、沖縄の一日の量が北海道の2倍になっており、標高も300m高くなるごとに4%増加する。

  57月の正午が最も多く、冬は雪の上では8588%が反射し、水面は20%、海面では15%が反射する。UV-AUV-BUV-C3種類があり、皮膚に直接重要なのはUV-AUV-Bである。

  

    感覚器

触覚、圧覚、温覚、冷覚、痛覚の5つの感覚器を持つ

・紫外線とメディカルハーブ

    抗酸化作用

    皮脂の分泌を抑える

    リラックスによる新陳代謝の促進

    血行の促進

 

美容に有効なハーブとしてハイビスカスがあり、アントシアニン(ヒビスシン)、リンゴ酸、ハイビスカス酸を含む。

またヒースは美白効果のあるアルブチンを含んでいる。



睡眠の科学 メディカルハーブの有効的活用方法

定期レベルアップ研修

2013.1.9.(金) 11:00~13:00

@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム


[講師] 渡邉肇子先生 (薬剤師・NPO日本メディカルハーブ協会理事)


『冬を元気に過ごすために』


・睡眠と不眠

・肌を健やかに保つ



燦々と降り注ぐ紫外線


襲いかかる害虫


それでも植物は移動も隠れることもできません


それらの危険から身を守るために神様が植物だけに与えたもの


それが抗酸化力、すなわちビタミン産生や様々な薬効です


反対に移動を許された多くの動物は自らの体内でビタミンを合成できません


従って、植物を食べさせてもらうことでそれを補っています


漢方薬やファイトケミカルがものすごく注目されています


美容は健康ベース


であれば「より美しくなる前にまずより健康であれ」


とエルクレストでは考えます


日本メディカルハーブ協会の発起人のお一人である


渡邉肇子先生に定期的にメディカルハーブのことを教えていただいているのはそのような理由からなのです


継続は力なり


スタッフにとってこの学びが徐々に自分や家族、


そしてお客様の美容と健康に大きく貢献できるようになるのです


誰でも始めるのは簡単です


しかしながら多くの人は継続ができません


そこにはやり遂げる信念が必要です。




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「冬を元気に過ごすために」

レベルアップ研修


2012.10.19.(金) 11:00~13:00


『冬を元気に過ごすためのメディカルハーブの基礎知識』


@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム



講師 渡邉肇子先生 (薬剤師・NPO日本メディカルハーブ協会 理事)



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◆メディカルハーブとは

 

ハーブとはヒトの生活に立つ植物の総称で、日本語では「薬草」や「香草」と訳され、日常生活で大きく分けて8つの分野で活用されている。

 

    食品(約40年前に海外で料理を学んだ人が持ち込んだのが最初)

    飲み物(リキュールの色付けなどにも使われている)

    健康(メディカルハーブ)

    化粧品

    香料(揮発性の高いものを集めた精油がアロマセラピーとして使われるが、肌に使う場合は濃縮されているため、希釈して使う)

    染物

    栽培(趣味、園芸療法)

    祭祀

 

③のようにハーブを健康の維持、増進や美容の分野に利用するもの、ある種の機能を有する植物性食品を含んだものをメディカルハーブ(英語ではメディスィナルハーブ)と言う。

ただし、日本では薬品としては認められていない。

 

 

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◆医学の歴史

 

三大伝統医学(現在でも植物を使った療法が行われている)

    3500年前、アーユルヴェーダ(インド)

    3000年前、中医学(中国)

    10世紀ごろ、ユナニ医学(アラビア)

 

その後、1492年の新大陸発見などの人類の移動や交流によって様々な技術や知識が交換されるようになり、約200年前に今の形の医薬品が作られるようになる。

今までは頭痛の時には、柳の木をかじっており、その皮には多くの化学成分が含まれているが、それらがすべて鎮痛に関わっているわけではないということが分かり、必要な成分だけを抽出できるようになり、さらに技術が発展し、工場や研究施設などで、他の物からその成分を作り出す技術が発展し、現在の医薬品となった。

1928年には、感染症の原因である微生物に対する薬として初めて抗生物質であるペニシリンが発見され、感染症で亡くなる人の数は激減した。

しかし、病人全体の数は変わらず、20世紀半ばまでは伝染病、感染症といった人に移る病気が主流だったのに対して、それ以降は心身症や生活習慣病といった日常から作られる病気へとシフトするようになった。

そのため、日々のライフスタイルを考える必要があることが分かり、1990年から統合医療という考え方が生まれた。西洋医学では科学的にこの薬を用いると何%の人が治るかという統計をとるという手法だが、代替医療(伝統医療などを含む)では、長い歴史の中で積み上げられた経験に基づいて、それぞれの人の体力、性格、体格などに合わせて使い分けていくという特徴がある。

西洋医学は重度の外傷や原因が明確なものに対して非常に有効で、統合医療は心身症や生活習慣病などの予防といった様々な要素が複雑に絡んでいる状態に対して有効である。

 

 

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◆植物化学成分(花や根に含まれる)

 

    アルカロイド:強い苦味があり、中枢性に働くため作用が強く、薬の成分として使われることもある。代表的なものとしてカフェインがある。

 

② タンニン:渋みが強く、ローズなどに含まれる。引き締め作用や抗炎症作用、下痢止め作用が有り、化粧品や薬の成分としても使われる。

 

③配糖体:糖とその他の成分が結合したもので、水に入ると切り離され、様々な作用を発揮するもので、心臓が弱っているとき、下剤などの成分として薬品に使われているものもある。

 

    サポニン:語源はシャボンで水に入れると泡が出るというもので、風邪薬や咳止め薬として使われる他、ホルモン様作用を持つことから更年期の症状に良いとされている。

 

    苦味質:苦味があり食欲不振などに対して胃や腸の働きを整える作用がある。

 

    粘液質:粘液質は保湿作用があり、喉の乾燥やバスハーブとしても用いられる。

 

    フラボノイド:アイボリーや薄黄緑色の色を持ち、多くの種類があり、そばに含まれるルチンは毛細血管の働きを高めるという作用があり、またビタミンCとの相性が良く、双方の働きを高める。そのほか利尿作用、下剤の作用、腹痛に有効なものなど多岐にわたる。

 

    ビタミン、ミネラル:タンパク質などの吸収、活用を助ける。

 

 

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◆メディカルハーブの共通作用

 

    抗酸化作用:植物は根を下ろしているため、常に紫外線などの酸化要因にさらされているため、それから身を守るために強い抗酸化物質を作り出している

 

    利尿、発汗、消化:代謝を促進することでこれらの作用を示す

 

    抗菌作用:病原微生物(細菌、カビ、ウィルス)の中で、薬が効きづらいものに対しても一定の作用がある

 

    栄養素の補給:ビタミン、ミネラル、種には脂肪も含まれている

 

    薬理作用

 

 

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◆フィトケミカル

 

植物の含まれる化学成分の総称で、野菜や穀類、果物、などの色素、渋み、香り、辛味、灰汁などの成分で、多くは高い抗酸化力を持っており、

ポリフェノール、カテキン、リコピンなどがある。

各種フィトケミカルの機能性の研究は現在も行われており、ガンを予防する植物エストロゲンなどが発見されている。

 

 

◆フィトケミカルの共通作用

 

    生体防御作用:アダプトゲン作用(免疫、内分泌調整作用)による心身症の予防

 

    抗酸化作用:SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)様作用、代謝促進作用による生活習慣病の予防

 

 

・サプリメントの種類

 

    ベースサプリメント:ビタミン、ミネラル、アミノ酸、乳酸菌など栄養の欠損を補充するもの

 

    ヘルスサプリメント:大豆、高麗人参、ビール酵母など健康の維持や増進作用があるもの

 

    オプショナルサプリメント:不調のケアや改善やダイエットの際に用いられるものでハーブなどが挙げられる

 

 

◆食品の機能

 

    一次機能(栄養機能、エネルギー源):生命維持のための栄養面でのはたらきを指す

 

    二次機能(おいしさ):食事を楽しむという味覚、感覚面でのはたらき

 

    三次機能(体調調節):整体の生理機能の変調を修復するはたらき

 

 

・ハーブティーの淹れ方

 

    ティーポットでいれる:ティーポットに細かくした規定量のドライハーブを入れ、熱湯を注ぎ、蓋をして抽出し、茶こしを使ってカップに注ぐ

 

    鍋でいれる:鍋に規定量の水を入れ沸騰させ、火を止めてから細かくした規定量のドライハーブを入れ、蓋をして抽出する

 

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◆東洋医学での冬

 

東洋医学では、冬は立冬から始まり小雪、大雪、冬至、小寒、大寒を経て立春までの三ヶ月を言い、さらにこの三ヶ月は閉蔵と呼ばれる。

この時の過ごし方として、環境の変化に体を合わせていくことが健康で生活するために必要である。

 

素問・四気調神大論では、「人は陽を乱さないように早寝し、必ず日光を待ってから起きる。

志を内に潜ませて隠れるようにし、私心があっても抑えるかのように気持ちを出さないような精神状態にさせる。寒を避け、暖をとり、皮膚を外に現さず、気を外に逃さないようにする。これは冬の気に応じて蔵を養う方法である。これに逆らうと腎が損なわれ、春になると手足が冷えて萎えやすくなり、春の生を体に受けることが少なくなる。」と述べている。

 

 

◆冬の養生

 

冬の養生の原則は腎気(生命エネルギーが溜めているところ)を衰えさせないように注意すると共に寒さから身を守ることが重要である。

 

    寒さから身を守る:脳や心臓の血管障害が起こりやすいため、血管に負担がかからないように部屋などを温めておく

 

    腎の働きを助ける:冬は日照時間が短く、陰が強い季節のため、エネルギーを溜めることを心がける必要があり、それがうまくできなければ頻尿や膀胱炎といった症状が起きてくる

 

    腎を保養する:根菜類(人参、大根、レンコン)を多めに摂るように心がける

 

 

◆冬の過ごし方

 

    睡眠時間をたっぷりと取る

    暖房が強すぎると、汗をかくとともに溜めていた気を消耗する

    エネルギーを蓄える季節のため無理なダイエットは避ける

    特に首、足首、腰を冷やさないようにする

    消耗の強い運動は控える

    鍋やスープなどの温まる食事を心がける

    風邪の流行る季節のため、柑橘類などからビタミンCを多めに摂る

 

 

・冷え性とは

西洋医学では「冷え性」という病名はなく、何かの病気がありその影響で冷えが起きている場合には、原因となっている病気のち用を優先し、冷えそのものの治療はあまり行われていない。

また、冷たく感じることが冷え性ではなく、冷えを自覚していない人も多く、これが一番の問題である。そのため、直接肌を触って皮膚の温度がどうかを確かめ、冷えがあることを自覚してもらうことが重要である。

冷え性は特別な病気が無いにも関わらず、手や脚が冷えるもので、はっきりした病気ではないため西洋医学では適切な対応ができない。

 

 

◆冷えは万病の元

 

女性に多く見られる冷え性には、腰からしたが冷たい、手足の指先が冷たい、顔はのぼせているのに足が冷たいなどの感覚があり、それに伴って頭痛、肩こり、腰痛、風邪、神経痛、さらに月経痛、月経不順など様々な症状の現れた方がある。

さらに冬になると、暖房によって温められた空気が天井に集まって床が冷え、室内が寒い状態になりやすいことも考える必要がある。

 

 

◆冷えの原因

 

冷えの原因はストレスや自律神経の乱れによって全身の血行循環が悪くなり、身体の上下の温度差を調整できなくなった結果の症状と考えられており、血行を改善することを優先する。

 

 

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◆冷えによく用いられるハーブ

 

    ジャーマンカモミール

    エルダーフラワー

    リンデン

    イチョウ

    ターメリック

 

    ~③のハーブはフラボノイドを多く含み、毛細血管への血流を高め、体を温める、発汗を促すといった作用がある。

イチョウは脳の機能を高め、記憶力の改善に効果があるとされており、アメリカではきちんとした製造過程でつくられたものは医薬品としてアルツハイマーの治療などに用いられている。

 

これらのハーブは飲むだけでなく、サプリメントや足浴として使うこともリラックス効果もあり、有効である。

 

 

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◆風邪症候群とは

 

風邪は一年を通して最も罹りやすい病気であり、日本人は年間で平均6回懸かると言われている。

症状は鼻、喉、気管、気管支、肺などの呼吸器とその周辺の炎症で始まり、これが原因で鼻の乾き、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどが起こる。

炎症が広がると喉の激しい痛み、咳、痰などが出て、こじらすと呼吸器系全体に炎症が広がり、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、下痢、吐き気、腹痛、全身倦怠感などの症状が起こる。

原因となる病原微生物の8090%はウィルス(ライノウィルスが最も多く、その次にコロナウィルス)で、飛沫感染により広がり、疲労やストレスの蓄積、睡眠不足、他の病気による抵抗力の低下、不規則でバランスの悪い食事、喫煙習慣、寒さや乾燥などの誘発因子があると発症しやすくなる。

治療は薬による対症療法が中心で、安静、保温、栄養を心がけ、栄養としてはビタミンB1B2Cを水分とともに補給することが大切である。

 

 

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◆インフルエンザについて

 

冬から春先にかけて起こりやすく、38度以上の発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感が急激に現れる。

薬物療法はノイラミニダーゼ阻害薬があり、吸入薬としてザナミビル、ラミナニビルオクタン、経口薬としてリン酸オセルタミビル、アマンダジン、点滴薬としてペラミビル水和物がある。

インフルエンザとヒトの関わりは古く、古代エジプトには既にインフルエンザとみられる病気の記録が残っており、1918年から1919年にかけて発生したスペイン風邪の世界的大流行(パンデミック)では、感染者は6億人、死者は2000万から4000万人、日本では38万人と言われている。

 

ウィルスに接触することがそのままインフルエンザ感染ではなく、免疫力の程度によって罹る人もいれば罹らない人もいるため、普段から免疫力を高める努力が必要である。

 

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◆風邪やインフルエンザに対して日常できる予防

 

    体調を整える:休養と栄養を十分に取り、体調を整えて抵抗力をつける。人ごみを避けるなどウィルスに接触しないことも心がける

 

    適度な温度、湿度を保つ:ウィルスは低温、低湿を好み、乾燥しているとウィルスが長時間空気中を漂うため、加湿器などで部屋の適度な湿度を保つ必要がある

 

    外出後の手洗いとうがいの励行:手洗いは接触による感染、うがいは喉の感想を防ぐ

 

    マスクを着用する:ハイリスク群など予防が必要な方はマスク着用し、罹患した人では咳やくしゃみの飛沫から他人に感染するのを防ぐ効果もある。

 

 

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◆風邪によく用いられるハーブ

 

    予防:エキナセア

 

    風邪のひきはじめ:エルダーフラワー

 

    咳、喉の痛み:タイム、セージ、マシュマロー、マローブルー


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中込の職場です



渡辺肇子先生レベルアップ研修 2012.7.13 フォトギャラリー

2012.7.13.(金) 11:00~13:00

 

『栄養素と消化について』

 

・食品の機能について

 

 

『メディカルハーブの基礎知識』

 

 

梅雨から夏に適したメディカルハーブ

 

 

・ペパーミント+ローズ

 

 

・マテ

 

 

・ハイビスカス

 

 

・ホーソン+スギナ

 

 

 

@エルクレスト代々木公園店 セミナールーム

 

 

講師 渡邉肇子先生 (薬剤師・NPO日本メディカルハーブ協会 理事)

 

 

先日,管理栄養士の米澤先生にしていただいた講義内容を受けて

 

 

今回の渡辺先生のレベルアップ研修は、関連付けたテーマでご講義いただきました

 

 

 

 

 

エルクレストでは、「美容は健康ベース」という理念のもと

 

 

健康三原則の指導と実践に取り組んでいます

 

 

それはもちろんお客様のためだけではなく、自分自身も身内・家族にも!

 

 

真の美しさは、健康な肉体と精神に宿るという当たり前のことをまず実践しようと・・・

 

 

◆なぜ冷え症だと肌が荒れやすく、ニキビやアトピーが治りにくいのか?

 

 

なぜ太りやすく、痩せづらくなるのか?

 

 

この業界で先生と言われ、高額商売をしていながらロクに答えられない人がなんと多いことか!?

 

 

美容知識や技術が上手でも身体そのものの仕組みや構造、機能という基礎的なことを知らないのです

 

 

特に三度三度の食事は、美容結果に密接に関係していますからとても重要な勉強です

 

 

口にするもので冷えをつくり、メタボをつくり、免疫を下げ、病気をつくる

 

 

健康三原則にある

 

 

「バランスの摂れた食事」

 

 

このことにどれだけ正しい知識を持っているか?

 

 

どれだけ自分自身が実践できているか?

 

 

その正しい指導が、お客様の美容結果に直結しています

 

 

「流行に惑わされないための正しい知識の提供」

 

 

それがお客様との信頼関係につながります

 

 

サロンの現場で日々真剣にお客様に向き合っていれば、当たり前に直面する内容です

 

 

そのことにもし頭が回らないとしたら本末転倒です

 

 

責任感が希薄な証拠ですし、

 

 

使命感なき美容は崩壊していくのです

 

 

エルクレストでは一見関係ないように思えるテーマの勉強をコツコツ続けているのは、実は重要な意味があるのです

 

 

・総論から各論へ

 

 

・大器晩成

 

 

・ローマは一日にして成らず

 

 

・点と点が線に、線と線が面に・・・

 

 

・急がば回れ

 

 

・継続は力なり

 

 

尊敬する船井幸雄氏の名言

 

 

《成功者の共通点》

 

 

・素直

 

 

・プラス発想

 

 

・勉強好き

 

 

この業界で売上ばかりに奔走し、基礎的な勉強に興味を示さない経営者の多いことに驚愕しています

 

 

その店舗のスタッフやお客さんは、本当に可愛そうですし、

 

 

長い時間を掛ければその結果が巡り巡って全て自分に禍いとして戻ってくるということに気づいていないのです

 

 

稚拙な経営者はいずれ退場させられ、球拾いからやり直しを迫られるのです

 

 

・知識は力

 

 

・自信はまず正しい知識の集積から

 

 

創業時から一度もブレずに取り組んできたエルクレストの姿勢です

 

 

スタッフに対する感謝は、自分の給料を削ってでもいい教育を受けさせてあげることだという信念です。

 

 

エルクレストの理念に共鳴いただき、

 

 

お忙しい中、毎回とてもわかりやすいレジュメを用意してくださる専任講師の方々に感謝の思いでいっぱいです。

 

 

いつもありがとうございます。

 

 

そしてこれからも今まで以上によろしくお願いいたします。

 

 

より高いステージにお導きを、

 

 

それをすべてお客様に還元できますように(祈)

 

 

 

 

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