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第5回 美容講習会2013

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第5回 美容講習会2013

『美容講習会2013』


2012.6.9.(日) 12:00~16:00


@ベルサール九段


第1部


テーマ:「ダイナマイト ボディ メイキング



講 師:


エステティック モリマサ プロフェッショナルスクール 


学院長 森柾秀美先生


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とても整った顔の人でも、何か雰囲気が良くなくて、老けて見えてしまうこと人もいれば、外見は整っていなくても、とても品があって美しく見える人もいるということを踏まえて、このダイナマイトボディメイキングでは、動物学的に誰が見てもキレイに見える体を目指してつくられています。

 

欧米人はアジア人に比べて肌よりもボディラインをとても重視しています。

次回オリンピックが開かれるリオネジャネイロでは、カーニバルが有名ですがリオの女性たちは、あの場所で踊ることが人生の喜びであり、そのために徹底してボディラインに気を使っているのです。

日本では、ボディラインを良くするというと、「痩せる」ということがメインになってしまいがちですが、脂肪と一緒に筋肉も痩せてしまうと、メリハリが無くなり、かえって老けて見えてしまうこともあるのです。

自分で自分の体を好きになって自信を持てるボディラインをつくることが重要です

 

 

・セクシーな3つのライン

 

異性だけでなく、同性からもカッコいいと言われるためには以下の3つのラインを意識

 

1. おなかの緩やかなS字ライン

お臍にかけてくぼみがあり、下腹部がわずかに膨らむような緩やかなS字ラインがあると、触りたくなるような美しさが出てきます。

このラインは内臓が下がっていたり、慢性的な過食をしているとうまく出ません。

 

2.ウエストから腰にかけてのS字ライン

普通、くびれと言うと前から見た時の状態を言いますが、このラインは、イメージとして砂時計のようにどの角度から見てもくびれがあるような状態を表しています。

 

3.逆ハート型のおしりのライン

最近は、ブラ尻という言葉が話題になっており、これはブラジル人のお尻の略で逆ハート型のキュッと持ち上がったお尻のラインを表しており、これを比率でするとウエスト:ヒップが710になっているのが理想と言われています。

この値は、太っていても痩せていても変わらず、お尻と太ももの境界がはっきりしているために美しいとされます。

 

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・現代人が抱えるウエストとヒップラインの肥大原因

 

1 内臓下垂

内臓が下がっていると、本来くびれているところに内臓が来てしまうため、ウエストとヒップの境が不明瞭になってしまいます。

 

2  姿勢の前傾

家事や育児、デスクワークなど日中は前傾姿勢でいることが多く、そのまま寝てしまうとその姿勢がインプットされて次の朝を迎えることになってしまうため、長期的には大きくボディラインを崩す原因になってしまうのです。

ですから普段からちょっとしたときに、悪い姿勢をリセットするということを心がけていく必要があります。

 

3  肥満

 

4 便秘

 

5 慢性過食

慢性的に過食の状態が続くと、腸には常に多くの食塊が溜まっている状態になっています。

腸は最大で300時間(10日前後)食塊を溜めておくことができると言われています。

 

6  腹部の冷え

冷えると内臓の平滑筋が硬くなり、重くなるので下がりやすくなります。

冷えのバロメーターとして、かかとの温度があり、かかとが冷えていると内臓のも冷えていると判断できます。

 

7 長時間の座り姿勢

 

8 肩こり、背中の疲労

 

9 慢性疲労、慢性浮腫

 

10  運動不足(歩行不足)

ボディラインをつくるために筋トレとして腹筋は有効ですが、歩くということをした方が全身運動となり腹部にダイレクトに効きます。

 

 

・ボディラインをつくる

 

今日の体や肌は、ここ3か月の暮らしが結果でつくられているもので、口から入ってくるものがよくなかったり、疲労の蓄積が老化につながるため、毎日リセットするように心がけていけば必ず体は変わっていきます。

おなかのボリュームの原因を知るために、腹部の構造を考えると、一番外にあるのがむくみ、次にセルライトがあります。痩せてセルライトが見えると、痩せたことが原因でセルライトができたように錯覚してしまいがちですが、実際は今までむくみがあって見えていなかったセルライトが表面化してきたと言えます。

そしてその下にあるのが、純粋な皮下脂肪で、さらにその深層には妊娠した時に付く妊娠脂肪があります。妊娠脂肪は、授乳の際に乳汁の主成分である乳脂肪の原料となる脂肪です。この脂肪は、授乳をしないと燃えないと言われています。

体脂肪を燃やすには、3つの脂肪酸が合わさっているトリグリセライド(中性脂肪)の状態から、リパーゼと酵素が3つを分解することで筋肉のエネルギーとして使える状態にする必要があります。

酵素は体温が37度の時に最も活性が高まるため、体温が低い人では脂肪が燃えにくいということになるのです。

 

身体のラインを変えるためにはこれらすべてに作用させていかないと、なかなか変化を感じるレベルにはなりません。

そのために、普段からホームケアとして行っていくことが重要です。

 


・ホームエクササイズ

 

1 膝を立てて、腹筋が緩んだ状態をつくり、肋骨の下、おへその横、腰骨の内側の左右6か所を、両手を重ねて、息を吐きながら痛気持ちいと感じる強さで押していきます。

この時に完全に痛いという強さで押してしまうと、交感神経が興奮して、筋肉が緊張してしまい、効果が出なくなってしまうので、押圧の強さに注意してください。

この点は、ストレスポイントであり、毎日行っているとストレスの溜まっている時には、硬さを感じ取れるようになります。

 

2 両肩に手を置き、肘をできるだけ大きく後ろに回すようにします。

このエクササイズは、肩年齢を若くするのにも有効で、四十肩、五十肩に代表されるように年齢を重ねると肩の可動域が減少しがちで、肩周りの血流が悪くなるので、大きく肩を動かすことで、肩こりの原因である緊張した僧帽筋をリセットし、姿勢を矯正することで、若々しく美しいデコルテラインをつくることができます。

 

脂肪細胞の中には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。いわゆる皮下脂肪は、白色脂肪細胞ですが、褐色脂肪細胞は、中性脂肪の燃焼を促す細胞です。

うなじ、脇、肩甲骨などに合わせて40gほどしかなく、年を重ねるほど活性が悪くなってしまうので、普段から刺激してあげることが重要です。

この細胞は寒冷刺激で活性化するため、お風呂でのぼせる手前まで体を温めた後に水で絞ったタオルをうなじなどに当てることによって、それが寒冷刺激となり脂肪の燃焼が促進されます。

また、血流も重要ポイントで、子供は肩周りの血流が良いため、褐色脂肪細胞の活性が高くいつも温度が高いのですが、大人になるとデスクワークなどの前かがみで姿勢が悪くなることが多いため、血流が滞り、褐色脂肪細胞もうまく働くなってしまうので、このエクササイズが非常に有効です。

 

3  一方の手で反対の肩に手を当て、肩こりの起こりやすい肩甲骨の上部から下方に向かって指を押しながら滑らせてほぐしていきます。

同じ側の腕で肘をサポートするようにして行うと簡単にできます。

このエクササイズもデコルテラインをつくるのに有効です。

 

4  セルライトが溜まりやすい腹部に対して行うエクササイズで、膝を立てて腹部を緩ませた状態で、両手で胸の脇からお臍に向かって、細かく円を描きながら指を滑らせていきます。また鼠蹊部からお臍へも行い、合わせて6セットやります。

システムエンジニアの方46人を対象に行った実験では、5時間の座位姿勢で平均5

のむくみができるという結果が出たそうです。

長時間の座位姿勢では、女性は特にショーツのゴムで鼠蹊部が圧迫されるため、腹部や足がむくみやすくなるので、鼠蹊部を下腹部に向かってさするエクササイズも合わせて行うと効果的です。

 

5 両手を合わせて、前から上に上げて、横隔膜をストレッチした状態で息を吸い、吐きながら左右一方に体を倒していきます。無理の無い範囲まで倒したら、もう一度息を吸い、吐きながら元のまっすぐの状態に戻ります。

このエクササイズは、左右差が出やすく、倒しやすい方と倒しにくい方があるという体のゆがみが分かりやすいため、繰り返すことで左右差が無くなっていきます。

何セットか行うことで、横隔膜が持ち上がり、肋骨が引き締まるため、くびれができやすくなります。

 

6 どの角度から見てもセクシーなラインをつくるには、腹筋をうまく鍛えていって引き締めることが有効です。

身体を引き締めるためのトレーニングは、ゆっくりと筋収縮を起こさせて、持久力のある赤筋線維を刺激することで脂肪の燃焼が促進されます。

内、外腹斜筋、腹横筋をうまく鍛えることが有効で、これらの筋肉が、内臓が出っ張るのを抑えています。

仰向きに寝て、一方の脚を反対の脚の外に持ってきて膝を曲げ、体をねじるようにします。そして、同じ側の手で反対の脇腹の引き締めたいところを内側に向かってさすりあげるようにします。

おなかを思い切りへこませることで腹横筋が収縮し、インナーユニットとして骨盤底の筋肉と肛門の括約筋も連動して動いて姿勢を正しく導きます。




7 キュッと持ち上がったヒップラインをつくるには大殿筋を鍛えていくことが重要で、基礎代謝が高い人は、ヒップのラインが高いと言われています。

そのためにはアキレス腱をよく使うことが必要で、最も使う場面はランニングをしている時になります。

家でできるエクササイズとしては、横向きに寝て、上に来ている脚の膝を曲げ、お尻の脇を叩くようにします。

この時に弾くように叩くようにすると、深いところに刺激が浸透しているにも関わらず、痛みを感じずに行うことができます。

 

 


第2部


エンダモロジー・サーモシェイプ日本本社 株式会社リツビ


マーケティング部 原秀雄マネージャー


〈エンダモロジーについて〉

 

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エンダモロジーを開発しているLPG社はフランスに本社を持ち、26年の実績を持ち、世界110か国で使用されています。

現在までで4万台の販売実績があり、LPG社の製品を使ったトリートメントは全世界で一日20万回行われていると言われています。

過去16000万回のトリートメント実績があり、このようなトリートメントマシンの中では、世界で最も多く使われているマシンです。

エンダモロジーは、ダイエットやセルライトケアのマシンと認識されていることが多いのですが、実はそれだけではなくアンチエイジングのマシンとしても優秀なのです。

元々は、医療用の機器として、手術後の傷跡の修復を目的として使われていましたが、セルライトケアとしての効果がFDAで認められたことから、美容、痩身目的で利用されるようになりました。

現在のLPG社の社長が信念として掲げているのは、「ナチュラルな方法で美を手に入れる」ということで、メスや麻酔などを一切使わずにどのように美しさを手に入れるかということに徹底的にこだわるということです。

またその変化に違和感がないことが重要であり、それぞれの年齢で健康に裏付けられた美しさがあり、それを引き出すことを目指しています。

 

・メカノスティミュレーション

 

メカノスティミュレーションはLPGのトリートメントを行う際に良く用いられる言葉で、マシンを使って肌に適度な刺激を行うことを言います。

人がなぜ年齢と共にたるみや脂肪の蓄積が進んでしまうのかということを、概念的に考えると、脂肪細胞は決して悪いものではなく、エネルギーを蓄えて必要な時に分解して使うという非常に重要な役割を持っていますが、それが年齢と共に活性が落ちていき、脂肪は溜まりますが、分解が行われにくいという状態になっていきます。

脂肪細胞には、αレセプターとβレセプターいう受容体があり、αレセプターが刺激されると脂肪が細胞内に溜め込まれるのに対して、βレセプターは、刺激されると脂肪を分解して脂肪酸とグリセロールにしてエネルギーとして燃焼しようとします。

このβレセプターを刺激するのに、メカノスティミュレーションが必要なのです。

 

また肌の真皮には、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といったハリ、弾力に必要な成分をつくっている線維芽細胞があり、それが年齢と共に働きが落ちていくことで肌を重力に対して保つことができなくなり、たるみなどの原因になります。

LPG社のマシンでメカノスティミュレーションを継続的に与えていくことによって、眠っていた線維芽細胞が目覚め、若々しい状態を保つことができます。

 

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・エンダモロジーとは

 

エンダモロジーの特徴は、皮膚を吸引することで持ち上げて刺激するという独自の方法で、特許を取っています。

この技術も日々進化しており、従来型ではモーターが一つで、2つのローラーが同じ方向に同じスピードでしか動かなかったのに対して、最新型では、モーターが複数入っており、コンピューター制御によって、様々な方向に様々なスピードで刺激を与えることができるようになっています。

また、脂肪を掴む面積が約1.5倍になっており、圧が分散することで体感はマイルドになっています。

脂肪の分解作用が50%アップするというデータも出ているほか、コラーゲンタイプ112回の施術で3.4倍、エラスチン2.6倍に増えています。

 

セルライトケアに対して、血流が悪くなることによってコラーゲンと脂肪細胞が絡み合い、大きくなってつくられるセルライトを機械によるストレッチで血行やリンパ流を促進することで除去していきます。

 

・リポモデラージュ

 

まず立位で写真を撮ることが重要で、重力がかかった状態でどの部分にたるみがあるのかを確かめ、自分がどれくらい変わったかを知ることができます。

 

・エンダモリフト

 

顔用のエンダモロジーで、フランスでエンダモロジーのトリートメントを受ける人の約半分がエンダモリフトを行っています。

一秒間に16回の振動を与えます。

 




森柾秀美先生のスクールのホームページはコチラ



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