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生化学検査が教えてくれるもの...

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生化学検査が教えてくれるもの...

2010.4.28.(水) 11:00~13:00

 

日本橋清洲クリニック院長 佐藤義之先生に

 

レベルアップ研修をお願いいたしました

 

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今回の研修内容は、 『生化学検査、検査項目とその目的』

 

 

今日ほど勉強になった佐藤先生のレベルアップ研修はありませんでした

 

 

もちろん、いつもたいへんわかりやすく中身の濃い研修をしてくださいますが...

 

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開業医の先生だからこその治療の現場の体験を通しての講義内容です

 

 

一つの血液検査からこんなにもたくさんのことがわかり

 

 

たった一つの異常値にだけ捉われるのではなく

 

 

関連する検査データと比較し、多角的に病名や異常原因を考えていく

 

 

私達は具合が悪いときお医者さんにかかりますが

 

 

自分の血液検査のデータを見ながらこんなにもたくさんのことを考えてくださっているのだな~と感激いたしました

 

 

子供の頃は、血を見るのが嫌いで医者になんか絶対なりたくないと思っていましたが

 

 

今日は、来世では医者になりたいと憧れるほど佐藤先生が偉大に見えました!

 

 

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あまりに内容が濃く、とてもすべてご紹介できませんが

 

 

今日の講義で一番勉強になったところはどこか?と訊かれたならば

 

 

これですという部分を書いてみます

 

 

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◆それは、やはり佐藤先生の得意分野 免疫に関する部分です

 

 

体を冷やすことは、免疫を下げるからよくない

 

 

その時、深部温度すなわち内臓温のことばかり考えがちだがそれは誤りである

 

 

加えて体表温度もたいへん重要である!

 

 

なぜなら、骨髄内の多能性造血幹細胞でつくられた白血球のうち、

 

 

ウイルスや異型細胞を除去したり闘いを挑むリンパ球は体中を巡回していますが

 

 

最終的には、末梢血管からしか外に出ることができない

 

 

太い血管は大河のようにしっかりとした堤防が築かれていて

 

 

川の水が外に漏れ出すことはできないが

 

 

全身の皮膚を栄養している身体の外側にある末梢血管は穴だらけであり

 

 

そこから外に出てはじめて巡回することができる

 

 

よって体表を冷やせば体熱の放散を嫌い末梢血管は収縮し、細くなるため

 

 

リンパ球が外に出ることができない

 

 

あるいはストレスなどで交感神経が優位になれば

 

 

交感神経の支配を受ける末梢血管は収縮し同様に血管外に出ることができず

 

 

リンパ球本来の仕事をすることができない

 

 

よって免疫力が下がる

 

 

なんとわかりやすい説明でしょう!

 

 

DSC00839dfdfg.JPG

 

体温が上がることで単に免疫細胞の遊走性があがること

 

 

造血幹細胞の増殖力が活性するためだけだと思っていました

 

 

お洒落を楽しむことも大切ですが

 

 

露出度の高いノースリーブやへそだしルックが免疫力に与える影響は計り知れないものがあるとつくづく実感いたしました

 

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レジュメは毎回、佐藤先生の手作りです!!

 

 

本当はパソコンの苦手な先生(笑)→もちろん先生ご自身談

 

 

先生のクリニックの壁に貼ってある

 

 

『医療はアナログだ!』の張り紙を思い出してしまいます...

 

 

わざわざエルクレストのスタッフのためだけに書き起こしてくださっています!

 

 

感謝、感激、感動です!!!!!

 

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◎今日の講義内容は美容の現場にも則した素晴らしいものでしたので

 

 

今後、レベルアップ研修ページで詳しくご紹介したいと思います

 

 

佐藤先生、本日もお忙しい中、本当にありがとうございました

 

 

佐藤先生のガンにならない生き方

 

中込の職場です

 

 

 

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