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2015年6月号

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INDEX

  ビタミンAの肌への働き
  本館 カウンセラー 鈴浦雅子
  正しい姿勢を意識して
  新館 カウンセラー 古田愛
  日焼け止めSPFとPA意味と違い
  新館 カウンセラー 伊藤万莉菜

from本館

「ビタミンAの肌への働き」

本館 カウンセラー   鈴浦雅子

エルクレスト 代々木公園店 本館

今日は、ビタミン A の肌への働きを改めて見直したいと思います。


ビタミン A は、眼や肌の機能を保つ働きの他、最近の臨床研究では、発ガン物質の侵入をガードして、ガンを予防する効果もわかり注目されています。

ビタミン A は、身体の粘膜や皮膚を健康的に保つ、働きがあります。特に、粘膜や皮膚の上皮細胞の代謝を活発にして、病原菌などが侵入するのを防ぐ、免疫機能の作用をしています。又、皮膚や粘膜を丈夫にし正常に保つための効果があり、その他にも免疫力の維持や、成長の促進をするといった働きをします。


皮膚がカサついたり乾燥するのは、このビタミンAが不足している状態であり、肌の荒れやかさつきが気になるだけでなく、風邪をひきやすくなったり、口内炎などをおこす可能性が高くなります。


ビタミン A の一種「パルミチン酸レチノール」は、皮膚表面と中に存在するだけで、紫外線防止剤としての役割を果たします。


ビタミン A は皮膚のターンオーバーを促すので、角質層や基底膜を中心に、歪んだ表皮構造を補修します。コラーゲンやエラスチン、グリコサミノグリカンの生成を促し、コラーゲンが壊されないように保護する働きもあります。
表皮細胞の成長を促すので、新陳代謝が促進され、厚みのある丈夫な表皮を作ります。
角質のバリア機能も強化され、NMF (天然保湿因子)が作られるので、肌自体の保湿力が高まります。


お肌のハリや弾力を取り戻して、シワを解消するカギとなる成分が「ビタミンA 」なのです。

鶏、豚、牛のレバー・バターや牛乳などの乳製品・鰯・アナゴ・鰻やほうれん草、かぼちゃ、トマト、人参、ブロッコリー、などの野菜などに多く含まれており、 ビタミンAは油溶性なので、油炒めにしたり、生で食べる場合はドレッシングをかけるなどして摂取することで体内への吸収がよくなります。

以上のように、健康なお肌を美しく保つために不可欠なビタミン A ですが、肌のビタミン A が欠乏するのは防ぐには、ビタミン A をたっぷりと肌に貯めておく事が必要です。食べて摂取すると同時に、肌に直接塗ることもおすすめです。
ビタミン A の中でも、マイルドな作用でいて安定性が高く、低刺激なパルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノール、酢酸レチノールといった成分が入った化粧品を毎日のお手入れに使いましょう。

Aケア協会、美レンジャーより

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from新館

「正しい姿勢を意識して」

新館 カウンセラー   古田愛

エルクレスト 代々木公園店 新館

美しいスタイルを作るために欠かせないのが、『正しい姿勢』です。


いくら細く痩せていても、姿勢の悪い女性は美しく見えません。


姿勢の悪さは以下のような身体の不調をも招きます。


◎頭痛、肩こり、腰痛
◎下半身のむくみや冷え
◎自律神経の乱れ
◎内臓機能低下
◎慢性疲労
◎便秘


人の頭は約5㎏あります。姿勢が悪いとそれを支える為に首や肩にかなりの負担がかかり、コリの原因に。


さらに猫背だと首周りや脇のリンパの流れを滞らせ、血行不良になり、冷えを招きます。内臓も下垂し、お腹がポッコリしてしまい、バストも小さくなってしまいます。


反り腰の人はお尻が垂れたり、太ももやふくらはぎがパンパンに張り出します。腰痛や背中の張りを招いたりもします。


ダイエットと大きく関わりのあることで知られている骨盤もズレてしまうと内臓機能の低下や、内臓脂肪の蓄積、下半身の血行不良を招き浮腫みや下半身太りにつながります。


正しい姿勢はダイエットやバストアップに効果的です。


下垂した内臓が正しい位置に戻るだけでもお腹ポッコリが解消されますし、正しい姿勢は疲れにくい身体になります。血流がよくなり脂肪燃焼効果も高まります。


美しく綺麗に痩せたい方は姿勢を意識する習慣をつけましょう。


☆正しい姿勢を覚えましょう☆
1. 壁に背中をつけます。
少しつま先を開き、後頭部、肩、お尻、ふくらはぎ、かかとの5カ所をつけます。


2.そのままの体制で一歩前に。
下腹(丹田)に力を入れお尻の穴を締めてみてください。


普段からも下腹に力を入れ、お尻の筋肉をキュッと締める事を意識すると、骨盤を支える〝骨盤底筋群〟が鍛えられます。仕事中や電車の中など、立ってる座ってる関係なくいつでもエクササイズしてみてください。


骨盤が整うことで、内臓の働きがアップしたり、子宮や卵巣の機能も活性化したり、生理痛も軽減したり女性に嬉しい効果がいっぱいです。


《骨盤の歪みの原因》
・脚を組んで座るクセがある
・バッグをいつも片側だけにかけている
・うつ伏せで寝ることが多い
・脚をクロスにして立つ
・運動不足による筋力の低下


歩き方や立ち方、座り姿勢など、普段からの姿勢を正しく意識して、内側、外側からの『美』を手に入れましょう。

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from新館

「日焼け止めSPFとPA意味と違い」

新館 カウンセラー   伊藤万莉菜

エルクレスト 代々木公園店 新館(旧ボディ館)

日差しが強くなってきて日焼け対策をはじめた方も多い時期かと、思います。
そこで、いざ購入しようと見るとSPFやPAの表記がありますがあまりよくわからないけど、日差しが強いし数字が大きい方が良さそうと思ってSPF50選ばれる方が多いと思います。

SPFは、サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略。SPF は、シミやソバカス・皮膚ガンの原因となる紫外線 B 波( UVB )をカットする力を示しています。 20分程度の間に何も付けていない素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を何倍に伸ばすことが出来るかという目安です。つまりSPF20の場合、20分×20=400分=6時間40分。6時間40分までは日焼けが抑制されます。

日差しが強いからという理由でSPF値を高くしてしまうというのは間違い。あくまで目安は太陽の光を浴びる“時間”です。一日中お外にいる日は長時間になるのでSPF値が高い物を選んだ方がベターではありますが値が高ければ高いほど肌への負担がかかるのはご存知の方もいると思います。
低めの数値で、こまめに塗り直す方が肌に負担はかけないと思います。SPF値は気にされててもPAというのはよくわからない方が以外と多いと思います。

PAは、プロテクション グレイド オブ UVA (Protection Grade of UVA)の略。
皮膚を黒くするだけでなくシワやたるみの原因となる紫外線 A 波( UVA )の防止効果を表すもの。強い方から++++、+++、++、+の4段階に別れています。日常的な買い物程度ならPA++を。
日焼けは乾燥やシミ、くすみの原因になるので最小限にとどめたいものですが、日焼け止めが肌の負担になっては困りもの。上手に使い分けながら日傘や帽子を活用するなどの工夫も大切です。
ぜひ美肌を保つ紫外線対策で今年の夏を乗り切りましょう。

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