HOME > 冷え性対策WEB講座 > 

冷えと自律神経

冷えと自律神経

寒暖差アレルギーに負けないカラダづくり

2月まで非常に寒い日が続いていましたが

3月になり、いきなり気温が20度前後になる日も増えてきました

このような時期に多いのが寒暖差アレルギーです


alargy.jpg

急な寒暖差で鼻腔の血管の太さが変化し、アレルギー性鼻炎のような症状が起こるため

このように呼ばれています



stuffy nose.jpg

これは温度に合わせて体を調節し適応させる自律神経の乱れが原因です

自律神経が対応できる気温差は約7℃と言われており

それ以上になるとうまく体が環境に反応できなくなってしまうのです

夏の暑い日にクーラーの効いた部屋に入ると、くしゃみや鼻水が止まらなくなるのも

同じメカニズムです

実際はアレルギーや風邪ではないため、薬は効きません


冷えと自律神経には密接な関係があり、冷えは自律神経を乱す最大の要因といわれています


その中で一番多くみられるのは様々なストレスによる交感神経の緊張です

交感神経の緊張は血管の筋肉を収縮させ、毛細血管への血流が減少し

手先、足先はもちろん、内臓の温度が低下します



body temperature 2.jpg
この状態では、肌荒れ、偏頭痛、不眠、便秘、軟便、めまい、耳鳴りなどの

様々な不定愁訴を引き起こしやすくなるとともに、免疫力や代謝も低下します

乱れた自律神経のバランスを整えることは容易ではありません



cold46.jpg
まずは規則正しい生活をして神経のリズムを取り戻すことが重要ですが

仕事などの都合で活動と休息の時間がまちまちになってしまう方もすくなくありません

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


stellate ggl.jpg
不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、免疫機能を高めて

アレルギーに強い体をつくりましょう!


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi


冷えと睡眠の関係

・内分泌学

内分泌学は比較的新しい学問で

1902年にイギリスの生理学者によってホルモンという専門用語が使われるようになりました

ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」という言葉が語源となっています

体の生理活動を正常に保つため、その働きをコンロトール(活性、抑制)する

神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、日常のホメオスタシスの維持を行っています

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります

ホルモンの届きやすさは、血液循環の良し悪しで、個体差があります

心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は

血流が良い人も悪い人も約1分かかりますが

血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分

悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈

細動脈を通って1分という違いがあります

血液検査の項目には、AI値(動脈硬化指数)というものがあり

正常値は2.6以下、20代では1.0以下です

この値は動脈硬化だけでなく、ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言えます

ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、主としてたんぱく質で構成されており

血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれています

ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官といい 

その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)をレセプター(2000~100000個/細胞)といいます

レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え

血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にあります

また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、レセプターが増えます

ホルモンはここで栄養素のように分解してエネルギー源になるのではなく

その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、または調節したりします 

特定の器官から分泌され、血管の中を移動し

遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えますが

最近では、ある種の細胞や組織から分泌され

比較的近傍で働く生理活性物質(サイトカイン、プロスタグランジンなど)も

広義のホルモンと捉えられています

ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されていますが

下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため

ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わります

微量で多大な効果を持つものも多く

一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもあります


hormone.jpg


 ・ホルモン全体の働き 

① 平滑筋や心筋の活動を調節 

② 分泌腺の調節 

③ 代謝の変化 

④ 成長や発育を促す 

⑤ 生殖過程に影響を及ぼす 

⑥ サーカディアンリズムの調整 


 ・ホルモンの種類 

ペプチドホルモン(たんぱく質主体のホルモンで、期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン) 

現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンで

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され

酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こします

・心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP):心房で合成され、末梢血管を拡張し

血圧降下物質として働く、腎臓で利尿を促進する

・成長ホルモン

・ソマトスタチン

・バゾプレッシン

・インスリン

・グルカゴン

・オキシトシン

などがあります


アミン型ホルモン(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン) 

細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって

生理的反応を引き起こします

ビタミンも全てアミンです(Vita-amin)

・サイロキシン

・ノルアドレナリン

・アドレナリン

などがあります


ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン) 

レセプターが細胞内にあるため、直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え

新たなたんぱく質や酵素の合成を促します 

細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており

ステロイドホルモンも似た構造であるため、細胞内に入っていくことができます 

・エストロゲン(女性ホルモン)

・プロゲステロン(黄体ホルモン)

・テストステロン(男性ホルモン)

・コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)

・アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがあります

ドーピングで使われるステロイドホルモンは

男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としています 

また抗炎症作用を持つものもあるため、傷口に塗布する軟膏の成分としても使われます



hormone18.jpg

 ・内分泌器官 

代表的な内分泌器官として、脳下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、卵巣、精巣があり

ホルモンはこれらの器官で生産され、血液によって全身に運搬されます 

レセプターを持つ標的器官に働きかけることで、代謝を促進または抑制します 

肝臓はいくつかのホルモンを不活化し、腎臓はそれらを尿中に排泄する役割を持ちますが

冷えに弱い臓器であるため、冷え性ではホルモンの作用の調節がうまくいかず

様々な症状が出ることがある


・美容に関連の深いホルモン 

成長ホルモン:入眠1時間後に下垂体前葉より分泌し、眠りが深いほどたくさん分泌されます

深い睡眠(δ波)のためには、入眠前の30分のα波が必要です 

あらゆる細胞にレセプターがあり、代謝の促進、たんぱく質の合成を高めます

日々分泌量が異なり、日中の刺激量(肉体的、精神的)によって夜の分泌量が変化します

この分泌量の影響を受けて、睡眠中に代謝活動(エネルギー代謝、形態代謝、機能代謝

新陳代謝)が行われます 

すなわち、分泌量が高くても十分な睡眠時間が少ないと、作用が低下し

覚醒すると、代謝は抑制されます

また睡眠前のイメージデータに基づいて、その部位の対して働きかけますが

加齢とともに分泌量が低下します

分泌量が減少すると、体脂肪の増加、筋肉量や骨量の減少、基礎代謝低下

皮膚の乾燥、免疫系の衰退が起こります


pp21.jpg


hormone67.jpg

② 甲状腺ホルモン:新陳代謝を司るホルモンで基礎代謝率を上昇し、酸素消費量を上げます 

全身にレセプターがあり、神経系の成長を促進します 

1. 代謝促進:たんぱく質、炭水化物、脂質 

2. 生体の発育、成長の促進 

3. 体温の上昇 4. 血液中のカルシウム量を調節する(精神安定) 

カルシトニン(甲状腺傍濾胞細胞より分泌):血中カルシウム濃度を低下 

パラソルモン(上皮小体より分泌):血中カルシウム濃度を上昇 

視床下部からのTSH放出ホルモン(TRH)によって、下垂体から甲状腺刺激ホルモ ンが分泌され

血中経由で甲状腺に運ばれることで、甲状腺ホルモンが分泌されます

エネルギー代謝が増す状況(寒冷環境、低血糖、高地、妊娠)なども

甲状腺ホルモ ン分泌に影響を与えます


③ 性ホルモン:コレステロールが材料のステロイドホルモンで、生命力と美意識で活性

 ・男性ホルモン 

1. たんぱく質合成の促進(筋肉の形成) 

2. 皮脂の分泌促進 

3. キメが粗くなる 

4. 体温、血圧の上昇 

5. 精子の生成 

・卵胞ホルモン 

1. 皮下脂肪の発育促進 

2. 皮脂の分泌抑制 

3. キメ細やかな肌にする

4. 思春期に女性生殖器の発育 

・黄体ホルモン 

1. 内膜を膨潤し、妊娠可能にする 

2. 組織内に水分を滞留させる 

3. 皮脂分泌の促進と角質肥厚(男性ホルモンに類似) 

④ 副腎皮質ホルモン:ストレスに対して体を守るため、抵抗するホルモン 

1. たんぱく質、脂肪を糖質に変える

(糖新生:グルコース、アミノ酸、乳酸からグルコースを生成する) 

2. 抗炎症作用 

3. 体液の濃度を一定に保つ 

4. メラノサイトをコントロールする 

5. 性ホルモンの分泌 ・ホルモンの分泌を促進するには 

 ①分泌器官が正常であること 身体機能は鍛えれば、より活性化しますが

使わなければ退化します

3か月使わないと退化が特に進行します

また、脳と男性の精巣以外の内分泌器官は温めると機能が高まります

女性でかかとが冷えている場合は、骨盤内の臓器が冷えていることの指標となります

かかとを温めるには、動脈が体表の表面を走っている足首を温めることが有効です 

②ホルモンをつくる材料が身体にあること 食事の重要性(46種類の栄養素摂取、1日30品目) 

たんぱく質:ペプチド 脂質:コレステロールはステロイドホルモンの材料 

ミネラル:代謝時に必要、ブレインコードの伝達に関与 

*ブレインコード:脳内言語のことで、ホルモンの前駆体などの刺激は

右脳の前頭葉で起こる感情によってブレインコードが作られ、生成がコントロールされます

大脳新皮質でブレインコードが作られ、その刺激が旧皮質に伝達されることで

そこからホルモンを含むケミカルコードが全身に作用します 

糖質:脳のエネルギー源はブドウ糖のみ、脳で消費しないと脂肪として体内に貯蔵 

水:ホルモンの代謝(形成、分解)に必須


beutiful skin.jpg
 

1.加水分解 

2.ペプチド結合 

 ③体温環境と体循環の活性 ホルモンは血液によって運搬されます

④湧き上がる情熱とイメージ力 イメージは脳内では予定となり

身体反応が起こることで自律神経、ホルモンに影響を与えます

⑤ ストレスフリー ストレス(ディストレス)は

視床下部に伝達されホルモンのアンバランスを引き起こし

ストレスによって血管が収縮することで、ホルモンの運搬が隅々までスムーズにいかなくなります

pp387.jpg

パワープレートは3次元振動を用いたアクセラレーショントレーニングによって

成長ホルモンの分泌量を最大で通常の4.6倍にすることができます!



pp65.jpg

それは通常約30%しか使われていないと言われる筋肉を

緊張性振動反射によって97%動かし、より多くの成長ホルモン分泌刺激を

脳に与えることができるためです

パワープレートで一日15分のアンチエイジングを始めてみてはいかがですか?


自律神経について -上級編-

〈自律神経系〉

 

自律神経系:大脳の視床下部から全身に分布される神経で

意識に関係なく働いている不随意神経です。交感神経(活性、興奮)と副交感神経(休息、鎮静)から成っており、外部環境に合わせて体をコントロールしています。

神経には、中枢から末梢に命令を伝える遠心性神経と

末梢の情報を中枢に伝える求心性神経があり、自律神経の遠心性神経には

交感神経と副交感神経、求心性神経には内臓知覚神経があります。




 

 

交感神経

活性、興奮、ストレス

副交感神経

休息、快、笑い、感動

 

エネルギー

エネルギー代謝

 


食欲

性欲(美の欲求を含む)

血管

立毛筋

心臓

胃腸

血液pH

一日の分泌変化

視力

 

発散

酸化(酸化酵素の活性化によ

る)、分解作用


抑制

抑制

 収縮

少量で濃い

収縮

鼓動が早くなる

抑制

酸性化

昼間活発

遠距離視力

 

蓄積

還元作用

 


活発

活発

 拡張し、栄養運搬

多量で薄い

弛緩

鼓動遅い

活発

アルカリ化

夜間活発

近距離視力



脳の島皮質は、感情、体性感覚、内臓自律神経機能と関わりが深い部分です


中脳は網様体を通して両側の中間外側柱を刺激して、交感神経を刺激しています


中脳辺縁系(前帯状皮質)は、心拍数、血圧などのコントロールを行っています


自律神経の最高中枢である視床下部のうち、前視床下部は副交感神経のコントロール

後視床下部は、交感神経のコントロールを行っています

普段、前視床下部が後視床下部を抑制しています

従って、前視床下部が機能低下を起こすと、後視床下部への抑制が減り

交感神経が過緊張を起こすという結果を招きます


また交感神経の細胞体が集まる胸腰髄の

レクシッドの層区分における中間外側柱(中間外側核の柱)は

橋延髄網様体によっても抑制を受けています


闘争、逃走反射が起こると、急性の反応として末梢血流の増加と筋肉の硬直が起こりますが

持続的に緊張が続くと、末梢血流は低下します


自律神経は免疫力にも大きな関わりがあり、交感神経の緊張が続くとリンパ球が減少し

免疫力にも大きな影響を与えます

その結果、感染症、腸内細菌やカビ、寄生虫の増殖、アレルギー、自己免疫疾患、膠原病の

原因にもなります


・自律神経失調症の症状

目の渇き、口の渇き、多感又は突然の発汗、そして汗が出なくなる

のどが詰まる、唾液が出ない、皮膚が渇く、髪の毛が抜ける、体が痒い

皮膚が敏感、アレルギー体質、血圧が上がる、呼吸が苦しくなる、耳鳴り、めまい

吐き気、嘔吐、心臓の鼓動が激しくなる、パニック、ふるえ、痺れ、痛み



ハミングは副交感神経を刺激する

老化は化学的に言うと、酸化であり、酸化すると物質は黒くなります。

お茶や果物など肌もそれに含まれています。交感神経はエネルギーを発散する神経のため

緊張状態が続くと乳酸が溜まり、酸化が進んでいます。副交感神経は逆にエネルギーを蓄え

還元作用のあるカルシウムの血中濃度をホルモンを介して調整することで体を弱酸性に保ちます。

 

したがって、活動のスイッチと休息のスイッチをきちんと分ける生活を心がけることが有効です。

 

autonomic35.jpg


内臓知覚神経の受容器は、血管壁と内臓内にあり、動脈の圧力や

胃腸、膀胱の充満度などの物理的情報や内容物の酸性度や電解質の濃度などの

化学的情報を伝えます。

このような内臓からの求心性情報の大部分は感覚として意識に上りませんが

種々の器官に反射正反応を引き起こして自律機能を調節しています。

 

健康な人は、内臓知覚神経が活発に働いていると言われています。

脳は、快感で活性化される臓器で、楽しいことをやっている時は

神経伝達物質であるドーパミンが放出され、さらに良い状態の時には内因性オピオイドと呼ばれる

βエンドルフィンが放出され、活性化されます。

身近なもので、内臓知覚神経の働きを高めるには、食事の時に体が今

何を欲しているのかを考えながら摂ることが有効です。

ヨーロッパの食文化では、楽しむということをとても重要視しているため

前菜やメイン、デザートなどをその時の自分の体が一番喜ぶものを選び

仲間と話をしながら無意識に内臓知覚神経を活発に働かせているのです。

そのため、一度にメニューが全て出てくる日本食と異なり

必ず一つの料理を食べ終わってから次が運ばれてくるという流れになっており

その料理により集中して食べることを重視しているのです。

 

eating gh;lk.jpg


普段、お弁当を食べるときなどは、食べたい料理を選ぶことができませんが

その時にもどの順番で今の自分が食べたいのかを考えながら食べることで

内臓知覚神経を働かせることができます。

また、よく噛んで食べることで口に入れた時の味と噛んで唾液と混じった時に

味が変化していくのを感じることができ、より多くの味覚情報が脳に伝わり

食事の満足感が高まります。

これによって過食を防ぎ、余分なカロリー摂取を避けることができるのです。

 

汗や唾液などの分泌物は、交感神経が優位の時は濃度の濃いもの

副交感神経が優位な時はサラサラしたものが出ます。

唾液年齢というものもあり、唾液量が多いと年齢が若いという指標になります。


ANS2.jpg

 

ホルモン系:色々な情報を伝達する生理活性物質で、内分泌系と呼ばれています。

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります。

 

自分で汗を出したり、血管を拡張させるということはできませんが

自律神経、ホルモンの前駆体が感情であるため、間接的にではありますが

コントロールすることができます。


従って、綺麗なるか、ならないか、元気でいられるかどうかは脳が管理しているということで

それが性格をつくっているのです。

そうしてつくられた性格、ものの見方や価値観が電気信号となって体を動かすため

人は見かけによるとも言えます。

美意識を高く持つことで、意識した部分のホルモン受容体の数が増えるため

ホルモンの観点からもアンチエイジングになります。

大脳の前頭葉にはミラー細胞というものがあり、周りにいる人を無意識に感じ取り

相手の気持ち、表情鏡のように自分自身で映し出すことで、コミュニケーションを図ろうとします。

 

CNS.jpg


・ホメオスタシスは健康のバロメーター

 

新しいことをやらない人生は衰退であり、常に挑戦していかなければ

若々しさは保てないと言い換えることができます。

そのためには老化=疲労ということを頭に入れて、体力をつけて体を鍛えておく必要があります。

これはヒトの性質として、常に刺激が無ければ

脳を始めとした各器官の機能が落ちていくというものがあるためです。

ホメオスタシスが高ければ、どのような環境にも適応でき、疲労せずに成長していくことができます。

努力すれば体は変わりますし

逆に怠れば、どんどん老化していってしまうため、毎日続けられることを見つけていく必要があります。

元気で活き活きしている時に自律神経は、活動が活発でバランスが取れている状態で

自律神経全体のエネルギー量は年齢を通してほぼ一定ですが、子供の時には

調節能力が非常に高く、交感神経と副交感神経の切り替えが活発なため、疲れ知らずなのです。


年を重ねてくると、交感神経優位の生活が続くことで、切り替えがうまくいかなくなり

活動と休息のバランスが崩れて様々な症状が出てきます。

 

・体性-内臓(自律神経)反射

 

皮膚や粘膜、筋、腱、関節からの感覚を体性感覚と総称しますが

生体に加えられた刺激は、これらの種々の感覚として意識にのぼり

行動や感情、思考などに様々な影響を与えると同時に自律機能に

種々の反射性反応を引き起こします。

その例として、寒冷刺激によって皮膚血管支配の交感神経活動が亢進して

皮膚血管が収縮し耐熱の放散を防ぐ体温調節反射などがあります。

 

spinal cord 25.jpg


・自律神経失調症、ホルモンのアンバランス、不定愁訴の症状

 

        胸や心臓が締め付けられるような気がする。

 

        動機が打って、気になる時がある

 

        息苦しくなることがある、息切れすることがある

 

        夏でも手足の冷えることがある

 

        いつも食欲がない、異常な食欲の時がある

 

        吐き気があったり、吐いたりする

 

        胃の具合が悪い、良く下痢や便秘とする

 

        よく頭痛がする、首や肩が凝る

 

        夕方になるとのぼせる、手足がだるい

 

        皮膚が敏感で負けやすい、蕁麻疹

 

        手足が震えたり、痺れたりすることがある

 

        ちょっとした仕事でも疲れやすい

 

        わけもなく憂鬱になる、乗り物に酔いやすい

 

 冷えは自律神経を乱す最大の要因と言われていますので


体を冷やさない努力をしていきましょう!


冷えについてはこちら


 

自律神経について

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





nervous system 3.jpg

自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています




function.jpg

しかし冷えはこの自律神経を乱す最悪の要因と言われており

冷え症のみならず、様々な体の不調を引き起こすのです



抑うつ傾向と冷え


 ・抑うつとは 

抑うつと鬱は同じ意味です

気が滅入る、何もしたくない、自信が持てない、眠れないといった感情障害が起こり

食欲不振や動機など身体にも症状が現れます

また、冬季に症状が悪化する季節性感情障害や月経前症候群、更年期の抗うつなど

様々なケースがあります


dizziness.jpg

抑うつの原因は明らかではありませんが、本人にとって過去にあった

あるいは現在も続く重いストレスが背景にあり

脳の中で元気な状態と異なる問題が起こっていると考えられています

古くは、ある高血圧の薬を継続的に飲んでいた患者に

うつ症状が副作用として表れたということがあり、詳しく調べていくと

脳の中でセロトニンやアドレナリンといった神経伝達物質が

減少していたということが明らかになりました


body clock.jpg

ヨーロッパの一部の地域などでは、夏と冬で日照時間が大きく異なり

それが原因になっているとも言われています


tqyo.jpg

 ・抑うつのためのハーブ 

植物療法では、軽度から中等度の抑うつに

生体リズムを調節するハーブが良く使われます

重度の時には自殺願望が強くなるため、注意が必要で

重度の状態がさらに進行すると自殺願望すらなくなってしまうと言います

軽度から中等度では、東洋の強壮系のハーブを使う場合もあります



 1. セントジョーンズワートのティー:本来の生体リズムを取り戻す作用があり

医薬品と違い飲んですぐに眠くなることはありません


2. ジンジャーのティー→レモンまたはゆずの果汁 


 3. ジャスミンの芳香浴 ・不安、緊張のためのハーブ 覆いかぶさってくるような不安感や

居ても立っても居られない様な緊張感を解きほぐすには

鎮静作用の高いハーブのティーを、時間をかけて楽しむのが一番です

お茶を入れて飲む時間をつくるだけでも、ストレスの緩和に繋がります

手浴も予想外に効果が大きいものです

ハーブがオフィスなどで簡単にできるのも利点です


herb tea34.jpg

 1. ジャーマンカモミールとパッションフラワー(アルカロイドが気持ちを落ち着かせる)

 2. ジャーマンカモミールの手浴

セロトニンはメラトニンというホルモンから脳の縫線核でつくられたり

小腸にある腸クロム親和細胞様細胞からつくられます

セロトニンは90%は腸、血小板に8%、脳に2%あると言われているため

深部体温である直腸の温度を高く保つことや正しい睡眠が

セロトニンを増やすうえで重要になります


メラトニンとセロトニンの重要性

・メラトニン 

 リンパ球にはメラトニンのレセプターがあり、メラトニンの分泌がリンパ球の活性を高めます 

メラトニンの分泌は午後4時から午前4時に起こり、血中濃度は午後7時頃から上昇し

午前7時にはゼロになり、メラトニンの分泌量が睡眠の質を決めます 

第一に分泌を支配するのは自然光、第二に影響するのは人工照明であり

睡眠の質を高めるためには、自分が思っている以上に体は音や光を感じていることから

なるべく静かで暗い環境で寝ることを心がける必要があります

sleep298.jpg

・冷えと睡眠 

冷え症の人が眠りにつきにくいと言われていますが

その理由は、眠くなる一番の原因であるメラトニンの他に

深部体温の低下がうまくできていないことが挙げられます

末梢血管の収縮によって、末梢における熱の放散がうまくできず深部体温が下がりにくくなり

入眠が障害されます

末梢血管の拡張はメラトニンの直接作用の他に自律神経が関与しているため

夕食後は深部体温が上がることから就寝の3時間半前に済ませておくことが理想です 

change of temp.jpg

 ・肥満と睡眠 

 また、夜更かしはホルモンバランスを乱し、肥満に繋がります 

グレリンはストレスホルモンの一種で胃から分泌され、視床下部に作用し、食欲を刺激します

レプチンは食欲と代謝の調整のために体脂肪量を脳に伝える役目を持ち、食欲を抑制し
代謝を促します

睡眠時間が7時間から4時間に減ると、グレリンの分泌量は28%上昇し

レプチンの分泌量は18%低下し、体重、脂肪組織が増大します 

 ・睡眠障害とうつ 

 睡眠が様々な形で妨げられ、細かい目覚めが何度も起こるようになると

本来副交感神経が優位になっている睡眠時に交感神経が緊張し

精神安定に関わるセロトニンの減少と共に自律神経失調の原因となります

それによって動悸、めまい等の肉体症状だけでなく、精神的に不安定な状態につながります


ANS2358.jpg
 
セロトニンはメラトニンの類似構造物質で、覚醒時から分泌され

日光に当たることにより分泌が促進され、睡眠中はほとんど分泌されず

昼間にセロトニンが十分に分泌されないと

夜のメラトニンの分泌量も減少し睡眠障害につながります


exercising.jpg
good sleep.jpg


さらにラットやマウスに抗うつ剤を投与すると、神経新生向上効果があることから

うつ状態が神経新生の低下に関係あるのではないかと言われています

また他の心の病(統合失調症、双極性障害、心的外傷後ストレス障害)も

影響を与える可能性が指摘されています

うつの方に共通して見られるのが、脳におけるセロトニンという神経伝達物質の不足です

セロトニンは場所によって異なる作用を持ち

中枢神経では

①ノンレム睡眠の調整

②痛みの調節

③体温調節

④嘔吐

などに関わり、消化管では消化管運動亢進、血液では血漿板凝集

血管では血管平滑筋収縮といった役割があります


セロトニン作動性のニューロンは脳幹の縫線核に集中しており

そこから脳、脊髄に広く投射されます

数多くの受容体がある中で、5-HT1A受容体は抑制性で

抗不安作用(不足すると情緒不安定、うつ状態)があり

5-HT2A受容体は幻覚やうつ病に関係があると言われています

CNS.jpg

 ・入眠時間と睡眠の質 

 アメリカの研究では、週3日以上の深夜勤務者は乳ガンの発症リスクが昼間だけの勤務者と比べて

2倍であり、日本でも深夜勤務者は、日勤のみの男性に比べて前立腺ガンの発症リスクが3.5倍です

また高血圧の人の約40%が睡眠に問題があり

本来は副交感神経が緊張しているはずの夜間に交感神経が緊張しています 

 ・眠気のサイクル   

 ① 疲労物質や体液、組織の酸性化によって眠くなる 
 ② 夜になると光の関係とメラトニンの分泌によって眠くなる 
 ③ 日照時間や自律神経の作用によって代謝が落ち深部体温が下がることで眠くなる 

 睡眠には、深い眠りの状態であるノンレム睡眠と覚醒時に近い脳波が現れるレム睡眠があり

レム睡眠中に覚醒すると寝起きが良く、ノンレム睡眠時に覚醒すると寝起きは悪くなります 

そのため、平均して4回して起こるレム睡眠時は、眠りが浅いことから

夜間に目が覚めることは異常なことではありません 

また、質の悪い睡眠によって睡眠時間が7時間以上になると死亡率が増加します 

人の眠りは、起きた時間で決まり、目覚めてから15~16時間で眠くなるメカニズムが存在しています 

・朝型と夜型人間 

朝型と夜型の人がいますが、これらを分けるのは、メラトニンの血中濃度の上昇速度

メラトニンの血中濃度の最高値、深部体温の夜における下がり方

深部体温の最高値を示す時刻によるもので

どちらも体が代謝を落として体温を下げる時間は午後9時前後です 

しかし、朝型の人はスムーズに体温が下がり

深部体温が最低になる時間が午前3時頃なのに対し、夜型の人はゆっくりと体温が下がり

午前7時前後となることから目覚めるための体温上昇が遅れ、寝起きが悪くなります

入眠時間の管理やWブロックなどで自律神経を調節して、辛い不定愁訴を改善していきましょう!

 

自律神経と老化

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





nervous system 3.jpg

自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています


自律神経のバランスを乱す要因として、ストレスや乱れた生活リズム

不規則な食生活、運動不足、喫煙、睡眠不足が挙げられますが

忘れてはいけないのが加齢です

stress.jpg



実は、交感神経の働きは年を重ねてもあまり変わらないのですが

副交感神経の働きは年齢と共に低下していくため

交感神経だけが強く働くアンバランスな状態になりやすくなるのです

誰もが20代のころと比べれば、体力の衰えや

心身の不調を感じ始めますが、それと同時に副交感神経の働きも低下していくのです

副交感神経は血管を拡張して、全身の隅々まで血液を送り届ける働きがあるため

機能が低下すると、血流が悪くなり、体に十分な栄養や酸素が行きわたらなくなります

また代謝によって生じた老廃物もうまく回収できなくなり、免疫細胞がうまく動けなくなることから

冷えやむくみだけでなく、免疫力も低下していきます


blood vessel.jpg


加齢は誰しも防ぐことはできませんが、普段から過剰な交感神経の緊張を鎮め

副交感神経の働きを高めることは可能です

そのためには、まず自律神経の乱れに早めに気づくことが大切です

もし好きで聞いている音楽が耳障りに感じたら

副交感神経の働きが低下しているサインです

さらに、天気が良いのに気分がすぐれない

不安感があり、それが拭いきれないときには自律神経が乱れている可能性が高いです


stress.jpg

このような時に副交感神経の働きを高める方法として

「ゆっくり」を意識するというものがあります

ゆっくり呼吸をする、ゆっくり歩く、ゆっくり話すといったものです

中でもゆっくりとした深い呼吸は、副交感神経を刺激する簡単で効果的な方法です

朝は、自律神経は睡眠時の休息モードから起床して

日中の活動モードに跳ね上がりやすい時です

副交感神経の働きを下げすぎないように、ゆっくりと朝食をとり

余裕をもって一日をスタートすることを心がけると自律神経が安定します

交感神経の緊張を鎮める効果的な方法として交感神経節Wブロック療法があります

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます

不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

年齢と共に低下する副交感神経の機能を高めると同時に

全身の循環の調節

体の熱は血液を通して全身を巡っており、これらの循環が悪いと冷えにつながります

循環の中枢は、延髄の網様体にある循環中枢(心臓血管中枢)で

自律神経を介して心臓と血管系を調節します


cellebellum.jpg

この中枢が全身の循環に対して、主に心臓と血管と血液量の3要素を調節することによって

循環を維持しています

調節は①局所性 ②神経性 ③ホルモン性 の3種類で行われています


①局所性調節


局所性調節は心筋や血管平滑筋自体の持つ性質や局所で産生される化学物質によって

行われる調節です

筋は伸張されると、ゴムのように筋固有性の働きで収縮し、張力を発生する性質があります

心筋も心臓への流入血液量が増えて伸張されると、心収縮力が増大する

スターリングの心臓の法則というものがあります

この機構により、通常心臓へ流入する血液が増えても

局所性に収縮力が高まって、増えた血液量を拍出することができるのです

血管壁の平滑筋の場合にも、血圧が上昇して細動脈などの血管壁の伸張が著しくなると

その血管の平滑筋が収縮して血流を一定に保とうとします

血管は局所で産生されて血管に作用する血管収縮物質(セロトニン、エンドセリンなど)や

血管拡張物質(ブラジキニン、ヒスタミン、乳酸、二酸化炭素、アデノシン、一酸化窒素など

によっても調節されています

もし血流が組織の需要よりも下回っている時には、代謝産物であるアデノシン、乳酸

二酸化炭素が蓄積して血管を拡張させて血流を一定に保とうとします

heart.jpg
cardiac muscle.jpg

②神経性調節

心臓と血管は自律神経によって調節されている器官の一つで

心臓と血管の自律神経性調節系は局所性調節やホルモン性調節に比べて

短時間(秒単位)で作動するという特徴があります


autonomic35.jpg


③ホルモン性調節(液性調節)

心臓と血管のホルモン性調節は分単位。時間及び日単位で循環を調節するという特徴があり

血管の収縮状態や血液量を変えることによって調節を行います

カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)による血管収縮

バゾプレッシンやアルドステロン、心房性ナトリウム利尿ペプチドによる血液利用調節

レニン・アンジオテンシン系による血管収縮などがあります


従って生活習慣やリズムが乱れると

自律神経のバランスを悪くなり、このような全身の循環の調節を狂わせて

冷えにつながるケースも多いため注意が必要なのです

便秘と自律神経

便秘とは、排便が順調に行われない状態を指します

便秘では、糞便中の水分量の減少により便が硬くなり

数日に一回の排便しか認めないことが多くなります

しかし、排便習慣は個人差が大きいので、同程度の排便状態でも

全てが治療の対象になるわけではありません



constipation75.jpg


・便秘の種類

1.機能性便秘

腸の動きが低下するために起こる便秘です
機能性便秘は大きく3種類に分けられ、それらが混ざって起こったり
日によって変わることもあります


①弛緩性便秘

腸の蠕動運動が弱く、便が送られていかない状態です
便が出る回数が少なく、便は硬くて黒っぽくなります


②痙攣性便秘

大腸が痙攣するように動き、便が送られていかない状態です
腹痛を伴うことが多く、食後に起こりやすくなります


③直腸性便秘

排便を我慢していることで、排便反射が起こらず、便秘になります
直腸に便がたまるため、便は太くて硬いことが多いです


constiation.jpg


2.器質性便秘

大腸やその周辺部に病気があって起こる便秘です
大腸ポリープや炎症などで、大腸の内腔が狭くなって
便が出にくくなることで起こります


便秘の治療としては以下のようなものがあります

①適度な運動をする

適度な運動は自律神経の乱れを整えたり、大腸の働きを良くするなどの効果があります


②食事を見直す

栄養バランスが悪く、食物繊維の少ないファストフードやスナック菓子を控える


③排便のリズムをつける

便意が起こらなくても、朝のだいたい決まった時間にトイレに行き

排便の習慣をつける

④マッサージをする

おなかを手のひらで左回りにマッサージすることで

大腸の動きが良くなり、排便が促されます

自律神経のバランスを整える

自律神経は、腸の蠕動運動を調節しているため

自律神経が乱れて体温調節がうまくできなくなっている冷え性の人は

便秘や下痢といった消化器症状が出やすくなるのです



全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

便秘の原因である交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


stellate ggl.jpg
不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、辛い症状を克服しましょう!




Wブロックで交感神経の緊張を鎮める

冷えと自律神経には密接な関係があり、冷えは自律神経を乱す最大の要因といわれています

その中で一番多くみられるのは様々なストレスによる交感神経の緊張です

交感神経の緊張は血管の筋肉を収縮させ、毛細血管への血流が減少し

手先、足先はもちろん、内臓の温度が低下します



body temperature 2.jpg
この状態では、肌荒れ、偏頭痛、不眠、便秘、軟便、めまい、耳鳴りなどの

様々な不定愁訴を引き起こしやすくなるとともに、免疫力や代謝も低下します

乱れた自律神経のバランスを整えることは容易ではありません


beutiful skin.jpg



まずは規則正しい生活をして神経のリズムを取り戻すことが重要ですが

仕事などの都合で活動と休息の時間がまちまちになってしまう方もすくなくありません

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腹部にある交感神経の神経節(神経の線維が切り替わるところ)に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


専門的になりますが、頚部と腹部の神経節の解剖についてご説明したいと思います


1.頚部の神経節

頭頚部の交感神経は、第1~4胸髄から節前線維として起こり

交感神経幹に入り、上頚神経節、中頚神経節、頚胸神経節の3つの幹神経節

をつくります

・上頚神経節(第2,3頸椎の間に位置)は、内頚動脈神経、外頚動脈神経、上頚心臓神経、交通枝の

4つを節後線維の枝として出します


・中頚神経節(C4横突起前方に位置)は、中頚心臓神経、交通枝を出します


・頚胸神経節(第7頸椎と第1肋骨の間に位置)は、下頚神経節に当たりますが

第1胸神経節と融合しているため、頚胸神経節と呼ばれ、別名星状神経節とも言われます

鎖骨下動脈神経叢、下頚心臓神経といった枝を出します

鎖骨下動脈神経叢は、末梢に進み上肢に交感神経を分布させているため

上肢の血行不良による冷えや蒼白といった症状(レイノー病)などと関連が深い部位です






stellate ggl.jpg
2.腹部の神経節(第5~9胸髄からつくられる大内臓神経

第10、11胸髄からつくられる小内臓神経から起こる)

腹大動脈神経叢(以下の4つから成る)

腹腔神経叢

腹腔動脈の周囲にある神経叢で、最も発達の良い自律神経叢で

左右両側に腹腔神経節を持ちます

・上腸間膜動脈神経叢

・下腸間膜動脈神経叢

・上下腹神経叢(仙骨前神経)


celiac plexus.jpg

celiac.jpg

Wブロックでは、これらの神経節のうち、頚胸神経節(星状神経節)と

腹腔神経節を狙って超短波を当てることによって

神経のマッサージを行い、緊張を和らげます


不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、辛い症状を克服しましょう!


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

冷えと内臓機能

冷え性で内臓温が低下していると、自律神経の機能が乱れ

腸の運動が過剰になったり、悪くなったりします

そのためよくある症状として、便秘があります


constipation poqu.jpg

根本的な改善には、もちろん内臓の温度を高めることが必要で

深層筋の強化することが有効ですが、どうしても時間がかかってしまいます

そのため今日から始められるケアとして食物繊維の摂取があります

dietary fiber.jpg

食物繊維は、糖質やタンパク質のように

一定の構造を持った物質に対して与えられた名称ではなく

脂質と同じようにある共通の性質を持つ物質に与えられた言葉です

定義としては、人の消化酵素では加水分解されない食品中の難消化性成分の総体

ということになります

代表的なものとしては、植物に含まれるセルロース、ペクチン、動物に含まれるキチンなどがあります

食物繊維には2つのタイプがあり、水に溶けにくいタイプと溶けるタイプに分かれます

1. 不溶性食物繊維(IDF:water Insolble Dietray Fiber)

食物の細胞壁を作っている成分で、主に穀物ではリグニン、セルロース、ヘミセルロース

など糖がたくさんつながった構造で水に溶けません


2.水溶性食物繊維(SDF:water Soluble Dietary Fiber)


食物の細胞の中に貯蔵され、食物が分泌する成分にも含まれます

果物やニンジンなどの野菜に多く含まれるペクチン

こんにゃくに含まれるマンナン

海藻類に含まれるアルギン酸などが知られています

やはり糖がたくさんつながっていますが、構造の違いで水溶性という特徴があります


dietary fiber3.jpg


・SDFはIDFよりも効果が大きい


IDFは、水分を吸収して便を柔らかくし、消化管を通過する時間を短くします

SDFはIDFよりさらに水を吸収して膨らむうえ

保水力がすぐれているためより強い効果を示します

また、SDF胃内滞留時間が長く、耐糖能の改善、インシュリン分泌の節約

コレステロール吸収の低下、体内コレステロール濃度の正常化をもたらす作用があるため

IDFよりもさらに多く摂ることが望ましいとされています


dietary fiber2.jpg


・日本人の摂取量は減少傾向

食物繊維とは、つまりは消化されないものであるため

消化されないものを多く食べるというのは非効率と考えてしまいがちですが

実はそうではありません

食物繊維を摂ると、適度な水分に富んだ便が大量にできます

腸の中で不必要に滞留することなく、食べたものは約24時間で体外に排出されます

この間にコレステロールや余分な糖、発がん物質などを吸収し

体内に吸収されるのを防ぐとされています

従って、生活習慣病の予防には理想的な役割を果たしているのです

constipation75.jpg

しかし、最近では食生活の欧米化で肉や乳製品の摂取が増え

食物繊維の摂取量は減ってきています

ちなみに日本人の1日当たりの食物繊維摂取量は

昭和30年(1955年)に22g、昭和60年には17.3gと23%も減少し

現在では15g程度まで減っていると報告されています


・食物繊維の目標摂取量

目標摂取量は一日当たり20~25g、カロリーで言うと1000kcalあたり10gという計算になります

ただ、年齢や摂取する食物繊維の種類、ほかの食物の種類と量

排便習慣、生活習慣の違いによっても摂取量は変わってきます

アメリカでは便量や消化管通過時間を正しく保つために

1000kcalあたり10~18g、1日当たり20~30gが望ましいとされています

私たちが良く口にする食べ物で考えると

ひじき、ごぼう、ホウレンソウ、グリンピース、リンゴなどに線維が多く含まれています


eating.jpg


・食物繊維の不足は便で分かる

食物を体内で消化していった残りが便として排出されます

この残りのもととなるのが、消化液で分解されない食物繊維なのです

そのため、繊維分を多く含んだ食物を摂ると、便の量も増えることになります

また食物繊維には保水性とゲル形成能という特性があり

これが便の量を増やし、便の硬さを正常にし、便の形が大きく柔らかくなります

逆に繊維の少ない便は保水力がないために、硬いものになってしまいます

そのため大腸でもスムーズに便を押し出せず、停滞が起こって便秘になってしまうのです


woman876.jpg

運動習慣をつけて深層筋を強化していくことと

食物繊維の摂取を心がけることで、深部体温の上昇と

腸内環境の改善ができ、冷えとそれによる便秘の解消になりますので

ぜひ意識してみてほしいと思います





冷えと睡眠障害

冷え症の人が眠りにつきにくいと言われますが その理由を日本橋清州クリニックの佐藤先生は

眠くなる一番の原因であるメラトニンの分泌低下と 

深部体温のコントロールがうまくできていないからであるとおっしゃっています 


Dr.sato.jpg

 眠くなる要因として

 ①体の疲労物質の蓄積や体液、組織の酸性化 

 ②メラトニンの分泌

 ③日照時間や自律神経の作用による深部体温の低下 が挙げられます 


good sleep.jpg

メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、睡眠の質を決める重要なホルモンです 

寝不足が体に良くないことは広く知られていますが

寝すぎも寿命を縮め、死亡率を40%も高めるといわれています

最も長生きの方の平均睡眠時間は7時間とされており

適切な睡眠時間を確保することが重要です


メラトニンの主な機能

1.眠りを促す

時差ボケ解消薬として使われています

2.免疫賦活作用

メラトニンは私たちの体が、夜間に休息し回復するというサイクルを形成するという重要な機能を

果たしていますが、そのピークは午前2~3時です

この時間帯は、副交感神経の働きによって血中の免疫細胞の数もピークを迎えます

免疫細胞であるTリンパ球にメラトニンのレセプターが存在することが確認されています

レセプターが存在するということは、セロトニンがTリンパ球に大きな影響

役割を果たしているということです

3.抗酸化作用

体内でつくられている抗酸化物質の中で最大の効果を持っています

その効果はビタミンEの2倍、グルタチオンの5倍とも言われています






pineal gland.jpg

メラトニンの分泌は通常午後4時から午前4時に起こり 

血中濃度は午後7時頃から上昇し始め、午前7時にはゼロなりますが 

周辺の明るさで分泌量が変化し、外が暗くなっても人工照明で明るい中にいると 

分泌量が低下するとともに深部体温のが低下が遅れ、睡眠が障害されやすくなります 

特に夜型人間の方は、人工照明の中にいる時間が長いため 

メラトニンの分泌が低下しやすいのです 

sleep212.jpg


手先足先が冷える末梢血管収縮型の冷え症の方もまた 

末梢血管の収縮によって、末梢における熱の放散がうまくできず 

深部体温が下がりにくくなり、入眠が障害されます 

末梢血管の拡張はメラトニンの直接作用の他に自律神経が関与しています 

ですから睡眠前に、湯たんぽや足浴を行って副交感神経を優位にしておくことが有効です
 

秋バテに注意

みなさん秋バテという言葉をご存知ですか?

これは、夏にエアコンの効いた部屋に長時間いたり、冷たいものを食べるといったことを

繰り返しているうちに内臓の冷えに陥り

秋にだるさや消化不良、睡眠障害といった症状が起きてくるものをいいます

深部体温とは、直腸温のことで、自覚できない体の中の冷えの状態を教えてくれます

脇の下の温度では36.0~36.7℃、深部体温である直腸温は37.0~37.5℃が正常です

したがって深部体温は、わきの下の温度よりも約1度高くなければいけないのですが

秋バテの人では、この温度に差がなくなってしまうことが多くあります

秋バテの原因や症状が思い当たる方は、


①腹部深層筋の強化

筋肉は体の熱の約半分を生み出している重要な組織ですが

特に腹部の深層筋は内臓に近いため

筋肉量の低下がそのまま内臓温(深部体温)の低下につながり

強い冷えを感じやすくなります

しかし内臓の冷えの初期は自覚が薄いため

気づかぬうちに進行してしまっていて重症化していることが多いのが現状です

psoas major.jpg


external oblique.jpg
筋力トレーニングや半身浴などで体の深部を冷やさないようにすると良いでしょう

half bath.jpg

②食事の改善

私たちの身の回りにはパン、肉、生野菜、乳製品、甘いもの、食品添加物の多いもの、コーヒーといった

体を冷やす食べ物が溢れています

これらをすべて摂取しないというのは難しいですが、冷えるものを食べるのと同時に

温めるもの(ショウガ、根菜類、酢、紅茶)といったものを積極的に摂るように心がけて

バランスをとることが重要です

TEA.jpg


③服装

頚部、腹部、足部は体温調節のセンサーとして非常に重要な部分です

ですから、夏で暑いからと言って薄着になりすぎると

電車などエアコンの効いたところに入った時に、汗をかかずに急激に体温が低下するため

自律神経が混乱し繰り返されることでそのバランスが崩れていきます

夏場では特に腹部を冷やさないようにすることが大切です

slim3.jpg


④不規則な生活


体温調節は自律神経が行っていますが、自律神経はその名の通り

私たちの意志とは関係なく働いている神経です

その中の交感神経と副交感神経は活動時と安静時(睡眠時)で

それぞれの働きの度合いが変化しバランスをとっています

しかし、就寝時間が起床時間が毎日あまりにも違っていたり

昼夜逆転の生活の生活をしていると、本来のヒトの生活リズムに神経が乗れないため

負担がかかりうまく働くなっていきます

その結果、体温調節がうまくいかなくなり、暑いのに汗をかけなくなったり

寒いのに血管が拡張してしまってどんどん体温が奪われるといった症状が出てきてしまいます

good sleep.jpg
これらの解決策を取り入れ、多方面から自分を見つめることによって

足りないもの、改める必要があるものが分かり、対処がしやすくなると思います

内臓の冷えはただ体を冷たいと感じると言うだけでなく

代謝の低下による肥満や痛み、コリの悪化や

免疫力の低下によるガンの罹患率の上昇といった様々な症状を引き起こす危険なものです


ですからこれらの小さな努力の積み重ねが非常に重要なのです

自律神経について

〈自律神経系〉

 

・ホメオスタシス

若々しく、生き生きして、綺麗で魅力がある人はホメオスタシスが高い人です。

ヒトや生物が外部環境の変化に対して安定していることをホメオスタシスと言います。

自然治癒力や回復力、抵抗力や免疫力など

日々の活動での疲労消耗した心身を元の健康な状態に戻そうという生命力そのものと言えます。

若々しい人、元気な人、イキイキした人とは、この能力が高い人です。

この恒常性は、自律神経系とホルモン系(内分泌性)の働きによって保たれ

ホメオスタシスの状態は、日々変わります。

元気があるときには、楽しいことに目が行き、疲れているときにはネガティブなものに目が行きます。

 

自律神経系:大脳の視床下部から全身に分布される神経で

意識に関係なく働いている不随意神経です。交感神経(活性、興奮)と副交感神経(休息、鎮静)から成っており、外部環境に合わせて体をコントロールしています。

神経には、中枢から末梢に命令を伝える遠心性神経と

末梢の情報を中枢に伝える求心性神経があり、自律神経の遠心性神経には

交感神経と副交感神経、求心性神経には内臓知覚神経があります。

 

 

交感神経

活性、興奮、ストレス

副交感神経

休息、快、笑い、感動

 

エネルギー

エネルギー代謝

 

食欲

性欲(美、健全を求める欲求を含む)

血管

立毛筋

心臓

胃腸

血液pH

一日の分泌変化

 

発散

酸化(酸化酵素の活性化による)、分解作用

抑制

抑制

 

収縮

少量で濃い

収縮

鼓動が早くなる

抑制

酸性化

昼間活発

 

蓄積

還元作用

 

活発

活発

 

拡張し、栄養運搬

多量で薄い

弛緩

鼓動遅い

活発

アルカリ化

夜間活発


老化は化学的に言うと、酸化であり、酸化すると物質は黒くなります。

お茶や果物など肌もそれに含まれています。交感神経はエネルギーを発散する神経のため

緊張状態が続くと乳酸が溜まり、酸化が進んでいます。副交感神経は逆にエネルギーを蓄え

還元作用のあるカルシウムの血中濃度をホルモンを介して調整することで体を弱酸性に保ちます。

 

したがって、活動のスイッチと休息のスイッチをきちんと分ける生活を心がけることが有効です。

 

autonomic35.jpg


内臓知覚神経の受容器は、血管壁と内臓内にあり、動脈の圧力や

胃腸、膀胱の充満度などの物理的情報や内容物の酸性度や電解質の濃度などの

化学的情報を伝えます。

このような内臓からの求心性情報の大部分は感覚として意識に上りませんが

種々の器官に反射正反応を引き起こして自律機能を調節しています。

 

健康な人は、内臓知覚神経が活発に働いていると言われています。

脳は、快感で活性化される臓器で、楽しいことをやっている時は

神経伝達物質であるドーパミンが放出され、さらに良い状態の時には内因性オピオイドと呼ばれる

βエンドルフィンが放出され、活性化されます。

身近なもので、内臓知覚神経の働きを高めるには、食事の時に体が今

何を欲しているのかを考えながら摂ることが有効です。

ヨーロッパの食文化では、楽しむということをとても重要視しているため

前菜やメイン、デザートなどをその時の自分の体が一番喜ぶものを選び

仲間と話をしながら無意識に内臓知覚神経を活発に働かせているのです。

そのため、一度にメニューが全て出てくる日本食と異なり

必ず一つの料理を食べ終わってから次が運ばれてくるという流れになっており

その料理により集中して食べることを重視しているのです。

 

eating gh;lk.jpg


普段、お弁当を食べるときなどは、食べたい料理を選ぶことができませんが

その時にもどの順番で今の自分が食べたいのかを考えながら食べることで

内臓知覚神経を働かせることができます。

また、よく噛んで食べることで口に入れた時の味と噛んで唾液と混じった時に

味が変化していくのを感じることができ、より多くの味覚情報が脳に伝わり

食事の満足感が高まります。

これによって過食を防ぎ、余分なカロリー摂取を避けることができるのです。

 

汗や唾液などの分泌物は、交感神経が優位の時は濃度の濃いもの

副交感神経が優位な時はサラサラしたものが出ます。

唾液年齢というものもあり、唾液量が多いと年齢が若いという指標になります。


ANS2.jpg

 

ホルモン系:色々な情報を伝達する生理活性物質で、内分泌系と呼ばれています。

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります。

 

自分で汗を出したり、血管を拡張させるということはできませんが

自律神経、ホルモンの前駆体が感情であるため、間接的にではありますが

コントロールすることができます。


従って、綺麗なるか、ならないか、元気でいられるかどうかは脳が管理しているということで

それが性格をつくっているのです。

そうしてつくられた性格、ものの見方や価値観が電気信号となって体を動かすため

人は見かけによるとも言えます。

美意識を高く持つことで、意識した部分のホルモン受容体の数が増えるため

ホルモンの観点からもアンチエイジングになります。

大脳の前頭葉にはミラー細胞というものがあり、周りにいる人を無意識に感じ取り

相手の気持ち、表情鏡のように自分自身で映し出すことで、コミュニケーションを図ろうとします。

 

CNS.jpg


・ホメオスタシスは健康のバロメーター

 

新しいことをやらない人生は衰退であり、常に挑戦していかなければ

若々しさは保てないと言い換えることができます。

そのためには老化=疲労ということを頭に入れて、体力をつけて体を鍛えておく必要があります。

これはヒトの性質として、常に刺激が無ければ

脳を始めとした各器官の機能が落ちていくというものがあるためです。

ホメオスタシスが高ければ、どのような環境にも適応でき、疲労せずに成長していくことができます。

努力すれば体は変わりますし

逆に怠れば、どんどん老化していってしまうため、毎日続けられることを見つけていく必要があります。

元気で活き活きしている時に自律神経は、活動が活発でバランスが取れている状態で

自律神経全体のエネルギー量は年齢を通してほぼ一定ですが、子供の時には

調節能力が非常に高く、交感神経と副交感神経の切り替えが活発なため、疲れ知らずなのです。


年を重ねてくると、交感神経優位の生活が続くことで、切り替えがうまくいかなくなり

活動と休息のバランスが崩れて様々な症状が出てきます。

 

・体性-内臓(自律神経)反射

 

皮膚や粘膜、筋、腱、関節からの感覚を体性感覚と総称しますが

生体に加えられた刺激は、これらの種々の感覚として意識にのぼり

行動や感情、思考などに様々な影響を与えると同時に自律機能に

種々の反射性反応を引き起こします。

その例として、寒冷刺激によって皮膚血管支配の交感神経活動が亢進して

皮膚血管が収縮し耐熱の放散を防ぐ体温調節反射などがあります。

 

spinal cord 25.jpg


・自律神経失調症、ホルモンのアンバランス、不定愁訴の症状

 

        胸や心臓が締め付けられるような気がする。

 

        動機が打って、気になる時がある

 

        息苦しくなることがある、息切れすることがある

 

        夏でも手足の冷えることがある

 

        いつも食欲がない、異常な食欲の時がある

 

        吐き気があったり、吐いたりする

 

        胃の具合が悪い、良く下痢や便秘とする

 

        よく頭痛がする、首や肩が凝る

 

        夕方になるとのぼせる、手足がだるい

 

        皮膚が敏感で負けやすい、蕁麻疹

 

        手足が震えたり、痺れたりすることがある

 

        ちょっとした仕事でも疲れやすい

 

        わけもなく憂鬱になる、乗り物に酔いやすい

 

 冷えは自律神経を乱す最大の要因と言われていますので


体を冷やさない努力をしていきましょう!


冷えについてはこちら


 

自律神経と老化

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





nervous system 3.jpg

自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています


自律神経のバランスを乱す要因として、ストレスや乱れた生活リズム

不規則な食生活、運動不足、喫煙、睡眠不足が挙げられますが

忘れてはいけないのが加齢です

stress.jpg



実は、交感神経の働きは年を重ねてもあまり変わらないのですが

副交感神経の働きは年齢と共に低下していくため

交感神経だけが強く働くアンバランスな状態になりやすくなるのです

誰もが20代のころと比べれば、体力の衰えや

心身の不調を感じ始めますが、それと同時に副交感神経の働きも低下していくのです

副交感神経は血管を拡張して、全身の隅々まで血液を送り届ける働きがあるため

機能が低下すると、血流が悪くなり、体に十分な栄養や酸素が行きわたらなくなります

また代謝によって生じた老廃物もうまく回収できなくなり、免疫細胞がうまく動けなくなることから

冷えやむくみだけでなく、免疫力も低下していきます


blood vessel.jpg


加齢は誰しも防ぐことはできませんが、普段から過剰な交感神経の緊張を鎮め

副交感神経の働きを高めることは可能です

そのためには、まず自律神経の乱れに早めに気づくことが大切です

もし好きで聞いている音楽が耳障りに感じたら

副交感神経の働きが低下しているサインです

さらに、天気が良いのに気分がすぐれない

不安感があり、それが拭いきれないときには自律神経が乱れている可能性が高いです


stress.jpg

このような時に副交感神経の働きを高める方法として

「ゆっくり」を意識するというものがあります

ゆっくり呼吸をする、ゆっくり歩く、ゆっくり話すといったものです

中でもゆっくりとした深い呼吸は、副交感神経を刺激する簡単で効果的な方法です

朝は、自律神経は睡眠時の休息モードから起床して

日中の活動モードに跳ね上がりやすい時です

副交感神経の働きを下げすぎないように、ゆっくりと朝食をとり

余裕をもって一日をスタートすることを心がけると自律神経が安定します

交感神経の緊張を鎮める効果的な方法として交感神経節Wブロック療法があります

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます

不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

年齢と共に低下する副交感神経の機能を高めると同時に

冷えた体は睡眠の質を悪くする!?



冷え症の人が眠りにつきにくいと言われますが

その理由を日本橋清州クリニックの佐藤先生は

眠くなる一番の原因であるメラトニンの分泌低下と

深部体温のコントロールがうまくできていからであるとおっしゃっています



sleep.jpg


通常、眠くなる要因として

①体の疲労物質の蓄積や体液、組織の酸性化

②メラトニンの分泌

③日照時間や自律神経の作用による深部体温の低下


が挙げられます

メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、睡眠の質を決める重要なホルモンです

メラトニンの分泌は通常午後4時から午前4時に起こり

血中濃度は午後7時頃から上昇し始め、午前7時にはゼロなりますが

周辺の明るさで分泌量が変化し、外が暗くなっても人工照明で明るい中にいると

分泌量が低下するとともに深部体温のが低下が遅れ、睡眠が障害されやすくなります


pineal gland.jpg

特に夜型人間の方は、人工照明の中にいる時間が長いため

メラトニンの分泌が低下しやすいのです


手先足先が冷える末梢血管収縮型の冷え症の方もまた

末梢血管の収縮によって、末梢における熱の放散がうまくできず

深部体温が下がりにくくなり、入眠が障害されます

末梢血管の拡張はメラトニンの直接作用の他に自律神経が関与しています

ですから睡眠前に、湯たんぽや足浴を行って副交感神経を優位にしておくことが有効です

half bath.jpg

冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

自律神経の特徴

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で

自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています


spinal cord23.jpg


自律神経には大きな特徴が4つあります

二重神経支配

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれる


拮抗支配

交感神経と副交感神経は反対の作用を持つ


相反神経支配

どちらかが働いている時にはもう一方は休んでいる

神経のトーヌス

自律神経遠心性線維は、一般に安静な状態においても常時自発性に活動しており

この活動を自律神経遠心性線維の自発的活動あるいはトーヌスと言います

安静時のトーヌスの頻度は1秒間に1~3回とかなり低くなっています

トーヌスは自律神経中枢の支配を受けて増えたり減ったりし

それによって効果器の機能が調節されます

たとえば多くの血管は通常、交感神経である血管収縮神経のトーヌス下で

軽度の収縮状態にありますが、交感神経の活動が高まると

血管はさらに収縮してその部分の血流は減少します

一方、交感神経の活動が低くなると、その部分の血管は拡張して血流は増加します



spinal co.jpg

そして交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています

しかし先ほど述べた4つの特徴にも例外があります


①汗腺、皮膚、骨格筋の血管、立毛筋、腎の血管は交感神経のみの支配であること


②副腎は交感神経節後ニューロンが集まってできたものであるため

節前線維が支配していること


③唾液は交感神経、副交感神経のどちらが働いても分泌促進させる作用がある

ただし、交感神経支配の唾液は粘性が高く、副交感神経支配の唾液は漿液性


adrenal gland.jpg

冷えはこれらの自律神経を乱す最悪の要因と言われており

冷え症のみならず、様々な体の不調を引き起こします


例えば、夏でもエアコンのように汗をかかずに体温が急激に下がるような現象は

体にとっては異常であり、熱を逃がさないように交感神経が過緊張し

血管を収縮させようとします

このような状態は、片方の神経ばかりが働くこととなり

体の回復や消化といった副交感神経の働きがブロックされてしまうのです



air7865.jpg



体中に熱を運ぶのは血液ですから、交感神経の過緊張により

毛細血管への血流が大幅に減少し

内臓や手先、足先は冷え切ってしまいます

内臓に血液が行かなくなれば、便秘や生理不順、免疫力の低下

代謝の低下
といった現象が起こり、交感神経の緊張によって、休息がうまくできず

不眠や肌荒れ、痛みの感受性が高まるといった症状も出てきます


dizziness.jpg

意識に関係なく働いている神経のため、バランスが乱れていても症状が出るまで自覚がない点が

状態を悪化させてしまう要因の一つです

自律神経のバランスを保つためにも、メリハリのある生活を心がけましょう




ホメオスタシスは健康のバロメーター

冷えは、自律神経を乱す最大の要因と呼ばれており

普段あまり意識することのない自律神経についての理解を深めることが

冷えに強い体づくりに最も重要と言っても過言ではありません


 

〈自律神経系〉

 

・ホメオスタシス


ヒトや生物が外部環境の変化に対して安定していることをホメオスタシスと言います。

自然治癒力や回復力、抵抗力や免疫力など

日々の活動での疲労消耗した心身を元の健康な状態に戻そうという生命力そのものと言えます。

若々しい人、元気な人、イキイキした人とは、この能力が高い人です。

この恒常性は、自律神経系とホルモン系(内分泌性)の働きによって保たれ

ホメオスタシスの状態は、日々変わります。

元気があるときには、楽しいことに目が行き、疲れているときにはネガティブなものに目が行きます。

 

active8097.jpg


自律神経系:大脳の視床下部から全身に分布される神経で

意識に関係なく働いている不随意神経です。交感神経(活性、興奮)と

副交感神経(休息、鎮静)から成っており、外部環境に合わせて体をコントロールしています。

神経には、中枢から末梢に命令を伝える遠心性神経と

末梢の情報を中枢に伝える求心性神経があり、自律神経の遠心性神経には

交感神経と副交感神経、求心性神経には内臓知覚神経があります。


 

 

交感神経

活性、興奮、ストレス

副交感神経

休息、快、笑い、感動

 

エネルギー

エネルギー代謝

 

食欲

性欲(美、健全を求める欲求を含む)

血管

立毛筋

心臓

胃腸

血液pH

一日の分泌変化

 

発散

酸化(酸化酵素の活性化による)、分解作用

抑制

抑制

 

収縮

少量で濃い

収縮

鼓動が早くなる

抑制

酸性化

昼間活発

 

蓄積

還元作用

 

活発

活発

 

拡張し、栄養運搬

多量で薄い

弛緩

鼓動遅い

活発

アルカリ化

夜間活発


ANS2.jpg


老化は化学的に言うと、酸化であり、酸化すると物質は黒くなります。

お茶や果物など肌もそれに含まれています。交感神経はエネルギーを発散する神経のため

緊張状態が続くと乳酸が溜まり、酸化が進んでいます。副交感神経は逆にエネルギーを蓄え

還元作用のあるカルシウムの血中濃度をホルモンを介して調整することで体を弱酸性に保ちます。

 

したがって、活動のスイッチと休息のスイッチをきちんと分ける生活を心がけることが有効です。

 

内臓知覚神経の受容器(センサー)は、血管壁と内臓内にあり

動脈の圧力や胃腸、膀胱の充満度などの

物理的情報や内容物の酸性度や電解質の濃度などの化学的情報を伝えます。

このような内臓からの求心性情報の大部分は感覚として意識に上りませんが

種々の器官に反射正反応を引き起こして自律機能を調節しています。

 

visceral sennsory5.jpg


健康な人は、内臓知覚神経が活発に働いていると言われています。

脳は、快感で活性化される臓器で、楽しいことをやっている時は

神経伝達物質であるドーパミンが放出され

さらに良い状態の時には内因性オピオイドと呼ばれるβエンドルフィンが放出され、活性化されます。

身近なもの内臓知覚神経の働きを高めるには、食事の時に

体が今、何を欲しているのかを考えながら摂ることが有効です。

ヨーロッパの食文化では、楽しむということをとても重要視しているため

前菜やメイン、デザートなどをその時の自分の体が一番喜ぶものを選び

仲間と話をしながら無意識に内臓知覚神経を活発に働かせているのです。

そのため、一度にメニューが全て出てくる日本食と異なり

必ず一つの料理を食べ終わってから次が運ばれてくるという流れになっており

その料理により集中して食べることを重視しているのです。

 

enjoy eating2.jpg


普段、お弁当を食べるときなどは、食べたい料理を選ぶことができませんが

その時にもどの順番で今の自分が食べたいのかを考えながら食べることで

内臓知覚神経を働かせることができます。

また、よく噛んで食べることで口に入れた時の味と噛んで

唾液と混じった時に味が変化していくのを感じることができ

より多くの味覚情報が脳に伝わり、食事の満足感が高まります。

これによって過食を防ぎ、余分なカロリー摂取を避けることができるのです。


汗や唾液などの分泌物は、交感神経が優位の時は濃度の濃いもの

副交感神経が優位な時はサラサラしたものが出ます。

唾液年齢というものもあり、唾液量が多いと年齢が若いという指標になります。

 

enjoy eating.jpg


ホルモン系:色々な情報を伝達する生理活性物質で、内分泌系と呼ばれています。

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります。

 

自分で汗を出したり、血管を拡張させるということはできませんが

自律神経、ホルモンの前駆体は感情であるため、間接的にではありますが

コントロールすることができます。

従って、綺麗なるか、ならないか、元気でいられるかどうかは脳が管理しているということで

それが性格をつくっているのです。

そうしてつくられた性格、ものの見方や価値観が電気信号となって体を動かすため

人は見かけによるとも言えます。

美意識を高く持つことで、意識した部分のホルモン受容体の数が増えるため

ホルモンの観点からもアンチエイジングになります。

大脳の前頭葉にはミラー細胞というものがあり、周りにいる人を無意識に感じ取り

相手の気持ち、表情鏡のように自分自身で映し出すことで

コミュニケーションを図ろうとします。

 

・ホメオスタシスは健康のバロメーター

 

新しいことをやらない人生は衰退であり、常に挑戦していかなければ

若々しさは保てないと言い換えることができます。

そのためには老化=疲労ということを頭に入れて

体力をつけて体を鍛えておく必要があります。

これはヒトの性質として、常に刺激が無ければ

脳を始めとした各器官の機能が落ちていくというものがあるためです。

ホメオスタシスが高ければ、どのような環境にも適応でき、疲労せずに成長していくことができます。

努力すれば体は変わりますし、逆に怠れば、どんどん老化していってしまうため

毎日続けられることを見つけていく必要があります。


active.jpg


元気で活き活きしている時に自律神経は、活動が活発でバランスが取れている状態で

自律神経全体のエネルギー量は年齢を通してほぼ一定ですが、子供の時には

調節能力が非常に高く、交感神経と副交感神経の切り替えが活発なため、疲れ知らずなのです。

年を重ねてくると、交感神経優位の生活が続くことで、切り替えがうまくいかなくなり

活動と休息のバランスが崩れて様々な症状が出てきます。

 

・体性-内臓(自律神経)反射

 

皮膚や粘膜、筋、腱、関節からの感覚を体性感覚と総称しますが、生体に加えられた刺激は

これらの種々の感覚として意識にのぼり、行動や感情、思考などに

様々な影響を与えると同時に自律機能に種々の反射性反応を引き起こします。

その例として、寒冷刺激によって皮膚血管支配の交感神経活動が亢進して

皮膚血管が収縮し耐熱の放散を防ぐ体温調節反射などがあります。

 

・自律神経失調症、ホルモンのアンバランス、不定愁訴の症状

 

        胸や心臓が締め付けられるような気がする。

 

        動機が打って、気になる時がある

 

        息苦しくなることがある、息切れすることがある

 

        夏でも手足の冷えることがある

 

        いつも食欲がない、異常な食欲の時がある

 

        吐き気があったり、吐いたりする

 

        胃の具合が悪い、良く下痢や便秘とする

 

        よく頭痛がする、首や肩が凝る

 

        夕方になるとのぼせる、手足がだるい

 

        皮膚が敏感で負けやすい、蕁麻疹

 

        手足が震えたり、痺れたりすることがある

 

        ちょっとした仕事でも疲れやすい

 

        わけもなく憂鬱になる、乗り物に酔いやすい



このような症状がある方は、もう一度生活習慣を見直し

健康のバロメーターであるホメオスタシスを高める努力をしてみてはいかがでしょうか


 このブログはエルクレストでエステメニューや解剖生理学の講義の専任講師をしてくださっている

森柾 秀美 先生のお話を元に作成しています


 冷えについてはこちら




Wブロックで自律神経を整える

冷えと自律神経には密接な関係があり、冷えは自律神経を乱す最大の要因といわれています

その中で一番多くみられるのは様々なストレスによる交感神経の緊張です

交感神経の緊張は血管の筋肉を収縮させ、毛細血管への血流が減少し

手先、足先はもちろん、内臓の温度が低下します



body temperature 2.jpg
この状態では、肌荒れ、偏頭痛、不眠、便秘、軟便、めまい、耳鳴りなどの

様々な不定愁訴を引き起こしやすくなるとともに、免疫力や代謝も低下します

乱れた自律神経のバランスを整えることは容易ではありません


beutiful skin.jpg



まずは規則正しい生活をして神経のリズムを取り戻すことが重要ですが

仕事などの都合で活動と休息の時間がまちまちになってしまう方もすくなくありません

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腹部にある交感神経の神経節(神経の線維が切り替わるところ)に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


専門的になりますが、頚部と腹部の神経節の解剖についてご説明したいと思います


1.頚部の神経節

頭頚部の交感神経は、第1~4胸髄から節前線維として起こり

交感神経幹に入り、上頚神経節、中頚神経節、頚胸神経節の3つの幹神経節

をつくります

・上頚神経節(第2,3頸椎の間に位置)は、内頚動脈神経、外頚動脈神経、上頚心臓神経、交通枝の

4つを節後線維の枝として出します


・中頚神経節(C4横突起前方に位置)は、中頚心臓神経、交通枝を出します


・頚胸神経節(第7頸椎と第1肋骨の間に位置)は、下頚神経節に当たりますが

第1胸神経節と融合しているため、頚胸神経節と呼ばれ、別名星状神経節とも言われます

鎖骨下動脈神経叢、下頚心臓神経といった枝を出します

鎖骨下動脈神経叢は、末梢に進み上肢に交感神経を分布させているため

上肢の血行不良による冷えや蒼白といった症状(レイノー病)などと関連が深い部位です






stellate ggl.jpg
2.腹部の神経節(第5~9胸髄からつくられる大内臓神経

第10、11胸髄からつくられる小内臓神経から起こる)

腹大動脈神経叢(以下の4つから成る)

腹腔神経叢

腹腔動脈の周囲にある神経叢で、最も発達の良い自律神経叢で

左右両側に腹腔神経節を持ちます

・上腸間膜動脈神経叢

・下腸間膜動脈神経叢

・上下腹神経叢(仙骨前神経)


celiac plexus.jpg

celiac.jpg

Wブロックでは、これらの神経節のうち、頚胸神経節(星状神経節)と

腹腔神経節を狙って超短波を当てることによって

神経のマッサージを行い、緊張を和らげます


不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、辛い症状を克服しましょう!


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

年齢と自律神経の変化

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





nervous system 3.jpg

自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています


自律神経のバランスを乱す要因として、ストレスや乱れた生活リズム

不規則な食生活、運動不足、喫煙、睡眠不足が挙げられますが

忘れてはいけないのが加齢です

stress.jpg



実は、交感神経の働きは年を重ねてもあまり変わらないのですが

副交感神経の働きは年齢と共に低下していくため

交感神経だけが強く働くアンバランスな状態になりやすくなるのです

誰もが20代のころと比べれば、体力の衰えや

心身の不調を感じ始めますが、それと同時に副交感神経の働きも低下していくのです

副交感神経は血管を拡張して、全身の隅々まで血液を送り届ける働きがあるため

機能が低下すると、血流が悪くなり、体に十分な栄養や酸素が行きわたらなくなります

また代謝によって生じた老廃物もうまく回収できなくなり、免疫細胞がうまく動けなくなることから

冷えやむくみだけでなく、免疫力も低下していきます


blood vessel.jpg


加齢は誰しも防ぐことはできませんが、普段から過剰な交感神経の緊張を鎮め

副交感神経の働きを高めることは可能です

そのためには、まず自律神経の乱れに早めに気づくことが大切です

もし好きで聞いている音楽が耳障りに感じたら

副交感神経の働きが低下しているサインです

さらに、天気が良いのに気分がすぐれない

不安感があり、それが拭いきれないときには自律神経が乱れている可能性が高いです


stress.jpg

このような時に副交感神経の働きを高める方法として

「ゆっくり」を意識するというものがあります

ゆっくり呼吸をする、ゆっくり歩く、ゆっくり話すといったものです

中でもゆっくりとした深い呼吸は、副交感神経を刺激する簡単で効果的な方法です

朝は、自律神経は睡眠時の休息モードから起床して

日中の活動モードに跳ね上がりやすい時です

副交感神経の働きを下げすぎないように、ゆっくりと朝食をとり

余裕をもって一日をスタートすることを心がけると自律神経が安定します

交感神経の緊張を鎮める効果的な方法として交感神経節Wブロック療法があります

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます

不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

年齢と共に低下する副交感神経の機能を高めると同時に

自律神経と深く関わるメラトニン

・メラトニン 

 リンパ球にはメラトニンのレセプターがあり、メラトニンの分泌がリンパ球の活性を高めます 

メラトニンの分泌は午後4時から午前4時に起こり、血中濃度は午後7時頃から上昇し

午前7時にはゼロになり、メラトニンの分泌量が睡眠の質を決めます 

第一に分泌を支配するのは自然光、第二に影響するのは人工照明であり

睡眠の質を高めるためには、自分が思っている以上に体は音や光を感じていることから

なるべく静かで暗い環境で寝ることを心がける必要があります

sleep298.jpg

・冷えと睡眠 

冷え症の人が眠りにつきにくいと言われていますが

その理由は、眠くなる一番の原因であるメラトニンの他に

深部体温の低下がうまくできていないことが挙げられます

末梢血管の収縮によって、末梢における熱の放散がうまくできず深部体温が下がりにくくなり

入眠が障害されます

末梢血管の拡張はメラトニンの直接作用の他に自律神経が関与しているため

夕食後は深部体温が上がることから就寝の3時間半前に済ませておくことが理想です 

change of temp.jpg

 ・肥満と睡眠 

 また、夜更かしはホルモンバランスを乱し、肥満に繋がります 

グレリンはストレスホルモンの一種で胃から分泌され、視床下部に作用し、食欲を刺激します

レプチンは食欲と代謝の調整のために体脂肪量を脳に伝える役目を持ち、食欲を抑制し
代謝を促します

睡眠時間が7時間から4時間に減ると、グレリンの分泌量は28%上昇し

レプチンの分泌量は18%低下し、体重、脂肪組織が増大します 

 ・睡眠障害とうつ 

 睡眠が様々な形で妨げられ、細かい目覚めが何度も起こるようになると

本来副交感神経が優位になっている睡眠時に交感神経が緊張し

精神安定に関わるセロトニンの減少と共に自律神経失調の原因となります

それによって動悸、めまい等の肉体症状だけでなく、精神的に不安定な状態につながります


ANS2358.jpg
 
セロトニンはメラトニンの類似構造物質で、覚醒時から分泌され

日光に当たることにより分泌が促進され、睡眠中はほとんど分泌されず

昼間にセロトニンが十分に分泌されないと

夜のメラトニンの分泌量も減少し睡眠障害につながります


exercising.jpg
good sleep.jpg


さらにラットやマウスに抗うつ剤を投与すると、神経新生向上効果があることから

うつ状態が神経新生の低下に関係あるのではないかと言われています

また他の心の病(統合失調症、双極性障害、心的外傷後ストレス障害)も

影響を与える可能性が指摘されています

うつの方に共通して見られるのが、脳におけるセロトニンという神経伝達物質の不足です

セロトニンは場所によって異なる作用を持ち

中枢神経では

①ノンレム睡眠の調整

②痛みの調節

③体温調節

④嘔吐

などに関わり、消化管では消化管運動亢進、血液では血漿板凝集

血管では血管平滑筋収縮といった役割があります


セロトニン作動性のニューロンは脳幹の縫線核に集中しており

そこから脳、脊髄に広く投射されます

数多くの受容体がある中で、5-HT1A受容体は抑制性で

抗不安作用(不足すると情緒不安定、うつ状態)があり

5-HT2A受容体は幻覚やうつ病に関係があると言われています

CNS.jpg

 ・入眠時間と睡眠の質 

 アメリカの研究では、週3日以上の深夜勤務者は乳ガンの発症リスクが昼間だけの勤務者と比べて

2倍であり、日本でも深夜勤務者は、日勤のみの男性に比べて前立腺ガンの発症リスクが3.5倍です

また高血圧の人の約40%が睡眠に問題があり

本来は副交感神経が緊張しているはずの夜間に交感神経が緊張しています 

 ・眠気のサイクル   

 ① 疲労物質や体液、組織の酸性化によって眠くなる 
 ② 夜になると光の関係とメラトニンの分泌によって眠くなる 
 ③ 日照時間や自律神経の作用によって代謝が落ち深部体温が下がることで眠くなる 

 睡眠には、深い眠りの状態であるノンレム睡眠と覚醒時に近い脳波が現れるレム睡眠があり

レム睡眠中に覚醒すると寝起きが良く、ノンレム睡眠時に覚醒すると寝起きは悪くなります 

そのため、平均して4回して起こるレム睡眠時は、眠りが浅いことから

夜間に目が覚めることは異常なことではありません 

また、質の悪い睡眠によって睡眠時間が7時間以上になると死亡率が増加します 

人の眠りは、起きた時間で決まり、目覚めてから15~16時間で眠くなるメカニズムが存在しています 

・朝型と夜型人間 

朝型と夜型の人がいますが、これらを分けるのは、メラトニンの血中濃度の上昇速度

メラトニンの血中濃度の最高値、深部体温の夜における下がり方

深部体温の最高値を示す時刻によるもので

どちらも体が代謝を落として体温を下げる時間は午後9時前後です 

しかし、朝型の人はスムーズに体温が下がり

深部体温が最低になる時間が午前3時頃なのに対し、夜型の人はゆっくりと体温が下がり

午前7時前後となることから目覚めるための体温上昇が遅れ、寝起きが悪くなります

入眠時間の管理やWブロックなどで自律神経を調節して、辛い不定愁訴を改善していきましょう!

 

自律神経について2

〈自律神経系〉

 

・ホメオスタシス

若々しく、生き生きして、綺麗で魅力がある人はホメオスタシスが高い人です。

ヒトや生物が外部環境の変化に対して安定していることをホメオスタシスと言います。

自然治癒力や回復力、抵抗力や免疫力など

日々の活動での疲労消耗した心身を元の健康な状態に戻そうという生命力そのものと言えます。

若々しい人、元気な人、イキイキした人とは、この能力が高い人です。

この恒常性は、自律神経系とホルモン系(内分泌性)の働きによって保たれ

ホメオスタシスの状態は、日々変わります。

元気があるときには、楽しいことに目が行き、疲れているときにはネガティブなものに目が行きます。

 

自律神経系:大脳の視床下部から全身に分布される神経で

意識に関係なく働いている不随意神経です。交感神経(活性、興奮)と副交感神経(休息、鎮静)から成っており、外部環境に合わせて体をコントロールしています。

神経には、中枢から末梢に命令を伝える遠心性神経と

末梢の情報を中枢に伝える求心性神経があり、自律神経の遠心性神経には

交感神経と副交感神経、求心性神経には内臓知覚神経があります。

 

 

交感神経

活性、興奮、ストレス

副交感神経

休息、快、笑い、感動

 

エネルギー

エネルギー代謝

 

食欲

性欲(美、健全を求める欲求を含む)

血管

立毛筋

心臓

胃腸

血液pH

一日の分泌変化

 

発散

酸化(酸化酵素の活性化による)、分解作用

抑制

抑制

 

収縮

少量で濃い

収縮

鼓動が早くなる

抑制

酸性化

昼間活発

 

蓄積

還元作用

 

活発

活発

 

拡張し、栄養運搬

多量で薄い

弛緩

鼓動遅い

活発

アルカリ化

夜間活発


老化は化学的に言うと、酸化であり、酸化すると物質は黒くなります。

お茶や果物など肌もそれに含まれています。交感神経はエネルギーを発散する神経のため

緊張状態が続くと乳酸が溜まり、酸化が進んでいます。副交感神経は逆にエネルギーを蓄え

還元作用のあるカルシウムの血中濃度をホルモンを介して調整することで体を弱酸性に保ちます。

 

したがって、活動のスイッチと休息のスイッチをきちんと分ける生活を心がけることが有効です。

 

autonomic35.jpg


内臓知覚神経の受容器は、血管壁と内臓内にあり、動脈の圧力や

胃腸、膀胱の充満度などの物理的情報や内容物の酸性度や電解質の濃度などの

化学的情報を伝えます。

このような内臓からの求心性情報の大部分は感覚として意識に上りませんが

種々の器官に反射正反応を引き起こして自律機能を調節しています。

 

健康な人は、内臓知覚神経が活発に働いていると言われています。

脳は、快感で活性化される臓器で、楽しいことをやっている時は

神経伝達物質であるドーパミンが放出され、さらに良い状態の時には内因性オピオイドと呼ばれる

βエンドルフィンが放出され、活性化されます。

身近なもので、内臓知覚神経の働きを高めるには、食事の時に体が今

何を欲しているのかを考えながら摂ることが有効です。

ヨーロッパの食文化では、楽しむということをとても重要視しているため

前菜やメイン、デザートなどをその時の自分の体が一番喜ぶものを選び

仲間と話をしながら無意識に内臓知覚神経を活発に働かせているのです。

そのため、一度にメニューが全て出てくる日本食と異なり

必ず一つの料理を食べ終わってから次が運ばれてくるという流れになっており

その料理により集中して食べることを重視しているのです。

 

eating gh;lk.jpg


普段、お弁当を食べるときなどは、食べたい料理を選ぶことができませんが

その時にもどの順番で今の自分が食べたいのかを考えながら食べることで

内臓知覚神経を働かせることができます。

また、よく噛んで食べることで口に入れた時の味と噛んで唾液と混じった時に

味が変化していくのを感じることができ、より多くの味覚情報が脳に伝わり

食事の満足感が高まります。

これによって過食を防ぎ、余分なカロリー摂取を避けることができるのです。

 

汗や唾液などの分泌物は、交感神経が優位の時は濃度の濃いもの

副交感神経が優位な時はサラサラしたものが出ます。

唾液年齢というものもあり、唾液量が多いと年齢が若いという指標になります。


ANS2.jpg

 

ホルモン系:色々な情報を伝達する生理活性物質で、内分泌系と呼ばれています。

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多くあります。

 

自分で汗を出したり、血管を拡張させるということはできませんが

自律神経、ホルモンの前駆体が感情であるため、間接的にではありますが

コントロールすることができます。


従って、綺麗なるか、ならないか、元気でいられるかどうかは脳が管理しているということで

それが性格をつくっているのです。

そうしてつくられた性格、ものの見方や価値観が電気信号となって体を動かすため

人は見かけによるとも言えます。

美意識を高く持つことで、意識した部分のホルモン受容体の数が増えるため

ホルモンの観点からもアンチエイジングになります。

大脳の前頭葉にはミラー細胞というものがあり、周りにいる人を無意識に感じ取り

相手の気持ち、表情鏡のように自分自身で映し出すことで、コミュニケーションを図ろうとします。

 

CNS.jpg


・ホメオスタシスは健康のバロメーター

 

新しいことをやらない人生は衰退であり、常に挑戦していかなければ

若々しさは保てないと言い換えることができます。

そのためには老化=疲労ということを頭に入れて、体力をつけて体を鍛えておく必要があります。

これはヒトの性質として、常に刺激が無ければ

脳を始めとした各器官の機能が落ちていくというものがあるためです。

ホメオスタシスが高ければ、どのような環境にも適応でき、疲労せずに成長していくことができます。

努力すれば体は変わりますし

逆に怠れば、どんどん老化していってしまうため、毎日続けられることを見つけていく必要があります。

元気で活き活きしている時に自律神経は、活動が活発でバランスが取れている状態で

自律神経全体のエネルギー量は年齢を通してほぼ一定ですが、子供の時には

調節能力が非常に高く、交感神経と副交感神経の切り替えが活発なため、疲れ知らずなのです。


年を重ねてくると、交感神経優位の生活が続くことで、切り替えがうまくいかなくなり

活動と休息のバランスが崩れて様々な症状が出てきます。

 

・体性-内臓(自律神経)反射

 

皮膚や粘膜、筋、腱、関節からの感覚を体性感覚と総称しますが

生体に加えられた刺激は、これらの種々の感覚として意識にのぼり

行動や感情、思考などに様々な影響を与えると同時に自律機能に

種々の反射性反応を引き起こします。

その例として、寒冷刺激によって皮膚血管支配の交感神経活動が亢進して

皮膚血管が収縮し耐熱の放散を防ぐ体温調節反射などがあります。

 

spinal cord 25.jpg


・自律神経失調症、ホルモンのアンバランス、不定愁訴の症状

 

        胸や心臓が締め付けられるような気がする。

 

        動機が打って、気になる時がある

 

        息苦しくなることがある、息切れすることがある

 

        夏でも手足の冷えることがある

 

        いつも食欲がない、異常な食欲の時がある

 

        吐き気があったり、吐いたりする

 

        胃の具合が悪い、良く下痢や便秘とする

 

        よく頭痛がする、首や肩が凝る

 

        夕方になるとのぼせる、手足がだるい

 

        皮膚が敏感で負けやすい、蕁麻疹

 

        手足が震えたり、痺れたりすることがある

 

        ちょっとした仕事でも疲れやすい

 

        わけもなく憂鬱になる、乗り物に酔いやすい

 

 冷えは自律神経を乱す最大の要因と言われていますので


体を冷やさない努力をしていきましょう!


冷えについてはこちら


 

自律神経について

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





nervous system 3.jpg

自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています




function.jpg

しかし冷えはこの自律神経を乱す最悪の要因と言われており

冷え症のみならず、様々な体の不調を引き起こすのです



自律神経を整えて冷え性を改善

・冷え性とその治療の現状

西洋医学では「冷え性」という病名はなく

何かの病気がありその影響で冷えが起きている場合には

原因となっている病気の治療を優先し、冷えそのものの治療はあまり行われていのが現状です 

また、冷たく感じることだけが冷え性ではなく

冷えを自覚していない人も多いことが、一番の問題です

そのため、直接肌を触って皮膚の温度がどうかを確かめ

冷えがあるのかどうかを自覚し、早めに対処することが重要です

冷え性は特別な病気が無いにも関わらず、手や脚が冷えるもので

はっきりした病気ではないため西洋医学では適切な対応ができませんが

体質改善を目的としている伝統医学ではアプローチすることができます

yoga485.jpg


 ・冷えは万病の元 

女性に多く見られる冷え性には、腰からしたが冷たい、手足の指先が冷たい

顔はのぼせているのに足が冷たいなどの感覚があり

それに伴って頭痛、肩こり、腰痛、風邪、神経痛、さらに月経痛、月経不順など

様々な症状の現れることがあります 

さらに冬になると、暖房によって温められた空気が天井に集まって床が冷え

室内が寒い状態になりやすいことも考える必要があります


cold43.jpg


・冷えの原因 

冷えの原因は生活環境や習慣におけるストレスや

自律神経の乱れによって全身の血行循環が悪くなり

身体の上下の温度差を調整できなくなったことによって起こる
と考えられており

血行を改善することをまず優先します


autonomic35.jpg


 ・冷えによく用いられるハーブ 

① ジャーマンカモミール 

② エルダーフラワー 

③ リンデン 

④ イチョウ 

⑤ ターメリック 

① ~③のハーブはフラボノイドを多く含み、毛細血管への血流を高め

体を温める、発汗を促すといった作用があります

イチョウは脳の機能を高め、記憶力の改善に効果があるとされており

アメリカではきちんとした製造過程でつくられたものは

医薬品としてアルツハイマーの治療などに用いられています


herb.jpg


・ハーブティーの淹れ方
 

① ティーポットでいれる:ティーポットに細かくした規定量のドライハーブを入れ

熱湯を注ぎ、蓋をして抽出し、茶こしを使ってカップに注ぐ


 ② 鍋でいれる:鍋に規定量の水を入れ沸騰させ

火を止めてから細かくした規定量のドライハーブを入れ、蓋をして抽出する 

これらのハーブは飲むだけでなく

サプリメントや足浴として使うこともリラックス効果もあり

自律神経バランスを整え冷えに有効です


herb tea.jpg
herb tea34.jpg

自律神経と呼吸

自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています


spinal cord23.jpgこの中で呼吸だけは唯一、意思でコントロールできる体性神経との二重神経支配になっています

したがって、呼吸を工夫することによって自律神経を調節することができるのです!


yoga485.jpg

そこでおすすめする呼吸による自律神経の調整法があります

脚を投げ出して座り、つま先を自分の方に向けて曲げていきます

それと同時に目線を上に向け、鼻で息を吸います

そして息を吐く時には逆に目線を下に落としながらつま先を前に向かって伸ばしていき

口で息を吐きます

この方法で自律神経を調節することで、循環などが改善され全身に血液がめぐるため

冷えにもとても有効です

寝つきが悪い方やストレスを感じている方のリフレッシュとしても効果的ですので

ぜひお試しください!

yoga.jpg

全身の循環について

体の熱は血液を通して全身を巡っており、これらの循環が悪いと冷えにつながります

循環の中枢は、延髄の網様体にある循環中枢(心臓血管中枢)で

自律神経を介して心臓と血管系を調節します


cellebellum.jpg

この中枢が全身の循環に対して、主に心臓と血管と血液量の3要素を調節することによって

循環を維持しています

調節は①局所性 ②神経性 ③ホルモン性 の3種類で行われています


①局所性調節


局所性調節は心筋や血管平滑筋自体の持つ性質や局所で産生される化学物質によって

行われる調節です

筋は伸張されると、ゴムのように筋固有性の働きで収縮し、張力を発生する性質があります

心筋も心臓への流入血液量が増えて伸張されると、心収縮力が増大する

スターリングの心臓の法則というものがあります

この機構により、通常心臓へ流入する血液が増えても

局所性に収縮力が高まって、増えた血液量を拍出することができるのです

血管壁の平滑筋の場合にも、血圧が上昇して細動脈などの血管壁の伸張が著しくなると

その血管の平滑筋が収縮して血流を一定に保とうとします

血管は局所で産生されて血管に作用する血管収縮物質(セロトニン、エンドセリンなど)や

血管拡張物質(ブラジキニン、ヒスタミン、乳酸、二酸化炭素、アデノシン、一酸化窒素など)

によっても調節されています

もし血流が組織の需要よりも下回っている時には、代謝産物であるアデノシン、乳酸

二酸化炭素が蓄積して血管を拡張させて血流を一定に保とうとします

heart.jpg
cardiac muscle.jpg

②神経性調節

心臓と血管は自律神経によって調節されている器官の一つで

心臓と血管の自律神経性調節系は局所性調節やホルモン性調節に比べて

短時間(秒単位)で作動するという特徴があります


autonomic35.jpg


③ホルモン性調節(液性調節)

心臓と血管のホルモン性調節は分単位。時間及び日単位で循環を調節するという特徴があり

血管の収縮状態や血液量を変えることによって調節を行います

カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)による血管収縮

バゾプレッシンやアルドステロン、心房性ナトリウム利尿ペプチドによる血液利用調節

レニン・アンジオテンシン系による血管収縮などがあります


従って生活習慣やリズムが乱れると

自律神経のバランスを悪くなり、このような全身の循環の調節を狂わせて

冷えにつながるケースも多いため注意が必要なのです

呼吸で自律神経を整える

自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています


spinal cord23.jpgこの中で呼吸だけは唯一、意思でコントロールできる体性神経との二重神経支配になっています

したがって、呼吸を工夫することによって自律神経を調節することができるのです!


yoga485.jpg

そこでおすすめする呼吸による自律神経の調整法が

脚を投げ出して座り、つま先を自分の方に向けて曲げていきます

それと同時に目線を上に向け、鼻で息を吸います

そして息を吐く時には逆に目線を下に落としながらつま先を前に向かって伸ばしていき

口で息を吐きます

この方法で自律神経を調節することで、循環などが改善され全身に血液がめぐるため

冷えにもとても有効です

寝つきが悪い方やストレスを感じている方のリフレッシュとしても効果的ですので

ぜひお試しください!

yoga.jpg

冷房病と肌トラブル

記録的な猛暑が続き、日本での歴代最高気温が記録されるなど

猛威をふるっていますが、ひとたび室内に入ると、一気に10度前後も温度が低くなっていることもあり

身体への負担が非常に大きくなっています


sunny.jpg

このようなときに多いのが、温度差による自律神経の乱れです

また仕事で室内にいることが多く、冷房病などになると

肌にもダメージが増えていきます


・夏にエアコンで肌ダメージを起こす理由
 
人は本来、汗をかくことで熱を放出して体温を下げます 

しかし、暑い部屋から急にエアコンの効きすぎた部屋に入ると 

みるみるうちに体温が奪われていきます 

私たちの体の温度調節をしているのは自律神経ですが 

エアコンのように正常ではない(汗をかかない)状態で体温が下がるようなことが繰り返されれば 

当然、自律神経は混乱し働きが悪くなります

その結果、冷房病は汗腺(真皮層など)で起こる変化で能動発汗(自分で汗を出そうとする能力)が

障害されてしまいます

皮膚は、皮脂と汗が混じり合うことにってできる皮脂膜によって

ブロックされていますが、汗をかけなくなると、防御システムが不十分なために

様々な皮膚トラブルが起こりやすくなってしまうのです


structure of skin.jpg
active8097.jpg



sleep985.jpg



・エアコンが及ぼす肌トラブルのケア方法

 1. 運動:毎日のように汗を出していると、汗腺と脳が鍛えられるため、パワープレートのような筋肉運動が有効です

 2. お風呂(半身浴):湯船につかり、汗をかくことで能動汗腺を活発化させます

 3. 飲み物(お茶):水分補給と同時にカフェイン有り無しで緊張を緩和します。 毎日のように汗を出したり、お茶を飲むことで汗腺と脳(神経伝達系)が正常化されます。


pp33.jpg
 herb tea34.jpg



 冷えについてはこちら


 


便秘と自律神経

便秘とは、排便が順調に行われない状態を指します

便秘では、糞便中の水分量の減少により便が硬くなり

数日に一回の排便しか認めないことが多くなります

しかし、排便習慣は個人差が大きいので、同程度の排便状態でも

全てが治療の対象になるわけではありません



constipation75.jpg


・便秘の種類

1.機能性便秘

腸の動きが低下するために起こる便秘です
機能性便秘は大きく3種類に分けられ、それらが混ざって起こったり
日によって変わることもあります


①弛緩性便秘

腸の蠕動運動が弱く、便が送られていかない状態です
便が出る回数が少なく、便は硬くて黒っぽくなります


②痙攣性便秘

大腸が痙攣するように動き、便が送られていかない状態です
腹痛を伴うことが多く、食後に起こりやすくなります


③直腸性便秘

排便を我慢していることで、排便反射が起こらず、便秘になります
直腸に便がたまるため、便は太くて硬いことが多いです


constiation.jpg


2.器質性便秘

大腸やその周辺部に病気があって起こる便秘です
大腸ポリープや炎症などで、大腸の内腔が狭くなって
便が出にくくなることで起こります


便秘の治療としては以下のようなものがあります

①適度な運動をする

適度な運動は自律神経の乱れを整えたり、大腸の働きを良くするなどの効果があります


②食事を見直す

栄養バランスが悪く、食物繊維の少ないファストフードやスナック菓子を控える


③排便のリズムをつける

便意が起こらなくても、朝のだいたい決まった時間にトイレに行き

排便の習慣をつける

④マッサージをする

おなかを手のひらで左回りにマッサージすることで

大腸の動きが良くなり、排便が促されます

自律神経のバランスを整える

自律神経は、腸の蠕動運動を調節しているため

自律神経が乱れて体温調節がうまくできなくなっている冷え性の人は

便秘や下痢といった消化器症状が出やすくなるのです



全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

便秘の原因である交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


stellate ggl.jpg
不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、辛い症状を克服しましょう!





自律神経が乱れると,低体温や熱中症になりやすくなる

最近の天気の傾向として、日中は35度近くに気温が上昇してくるにも関わらず

突然起こるゲリラ豪雨で程度によっては20度前後に気温が低下することもあります

先日は、イベント会場でライブ中にゲリラ豪雨があり

急激に温度が低下したことで、低体温症の症状が出て

40人以上の人が救急搬送されるという事態が起こりました

これは温度変化に体温調節を行っている自律神経がついていかないことで

様々な症状が出てきてしまうのです

自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています


spinal cord23.jpg

自律神経遠心性線維は、一般に安静な状態においても常時自発性に活動しており

この活動を自律神経遠心性線維の自発的活動あるいはトーヌスと言います

安静時のトーヌスの頻度は1秒間に1~3回とかなり低くなっています

トーヌスは自律神経中枢の支配を受けて増えたり減ったりし

それによって効果器の機能が調節されます

たとえば多くの血管は通常、交感神経である血管収縮神経のトーヌス下で

軽度の収縮状態にありますが、交感神経の活動が高まると

血管はさらに収縮してその部分の血流は減少します

一方、交感神経の活動が低くなると、その部分の血管は拡張して血流は増加します



spinal co.jpg

そして交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています

上昇した皮膚温を下げるために起こる現象である発汗と

体温の低下を防ぐために毛穴を締める反応は

全く逆の反応にもかかわらず、同じ交感神経で行われています


autonomic35.jpg

そのため、普段エアコンの中にいることが多かったり

運動不足で体温の上昇させる機会が少ないと

アセチルコリン作動性の交感神経の働きが鈍ってしまい、汗をかけない体になってしまいます


激しい運動では1時間で約1.6リットルもの発汗があると言われていますが

パワープレートは普段約40%しか使えていないと言われている筋肉を97%も動かせるため

効果的に体温を上げ、発汗を促して自律神経を鍛えることができます!

パワープレートトレーニング30分でジムトレーニング2時間相当の運動量になることから

短時間でたっぷり汗をかくことができるのです

power-plate-dvd-pilates.jpgパワープレートで自律神経の機能を高めて、環境の変化に強い体をつくりましょう!



加齢に伴う自律神経の変化

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





nervous system 3.jpg

自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています


自律神経のバランスを乱す要因として、ストレスや乱れた生活リズム

不規則な食生活、運動不足、喫煙、睡眠不足が挙げられますが

忘れてはいけないのが加齢です

stress.jpg



実は、交感神経の働きは年を重ねてもあまり変わらないのですが

副交感神経の働きは年齢と共に低下していくため

交感神経だけが強く働くアンバランスな状態になりやすくなるのです

誰もが20代のころと比べれば、体力の衰えや

心身の不調を感じ始めますが、それと同時に副交感神経の働きも低下していくのです

副交感神経は血管を拡張して、全身の隅々まで血液を送り届ける働きがあるため

機能が低下すると、血流が悪くなり、体に十分な栄養や酸素が行きわたらなくなります

また代謝によって生じた老廃物もうまく回収できなくなり、免疫細胞がうまく動けなくなることから

冷えやむくみだけでなく、免疫力も低下していきます


blood vessel.jpg


加齢は誰しも防ぐことはできませんが、普段から過剰な交感神経の緊張を鎮め

副交感神経の働きを高めることは可能です

そのためには、まず自律神経の乱れに早めに気づくことが大切です

もし好きで聞いている音楽が耳障りに感じたら

副交感神経の働きが低下しているサインです

さらに、天気が良いのに気分がすぐれない

不安感があり、それが拭いきれないときには自律神経が乱れている可能性が高いです

このような時に副交感神経の働きを高める方法として

「ゆっくり」を意識するというものがあります

ゆっくり呼吸をする、ゆっくり歩く、ゆっくり話すといったものです

中でもゆっくりとした深い呼吸は、副交感神経を刺激する簡単で効果的な方法です

朝は、自律神経は睡眠時の休息モードから起床して

日中の活動モードに跳ね上がりやすい時です

副交感神経の働きを下げすぎないように、ゆっくりと朝食をとり

余裕をもって一日をスタートすることを心がけると自律神経が安定します

交感神経の緊張を鎮める効果的な方法として交感神経節Wブロック療法があります

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます

不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

年齢と共に低下する副交感神経の機能を高めると同時に

超短波Wブロックで交感神経を鎮め、正しい自律神経バランスをつくりましょう!


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi






冷えると肩がコリやすくなる!?

身体に冷えがあると自律神経が乱され、交感神経が緊張することによって 

痛みやコリを強く感じるようになると言われており 

単に体を冷たく感じるだけではない様々な症状を引き起こすのです 

痛みは体の異常を知らせる重要な感覚の一つですが

実はそれに伴って様々な反応が起こります


cold46.jpg



①情動反応と精神的反応

痛みのために様々な情動反応が起こり、精神的に多様な苦しみ、憂鬱感、絶望感などを示します


②運動系の反応

手足などに侵害刺激が加えられると、痛みをおこす刺激を避けようとする反射が起こります


③自律神経の反応


皮膚への侵害刺激で自律神経の活動が反射性に反応して

血圧が上昇したり、消化器の働きが抑制されたりします


④内分泌系の反応

侵害刺激によって副腎皮質ホルモンやカテコールアミン、バゾプレッシン等の分泌が

反射的に増加します


⑤免疫系の反応


免疫機能の低下を引き起こすことが多い


⑥内臓-体性反射

内臓痛覚及び体性深部痛覚は、近くの骨格筋に強い反射性収縮を引き起こします

これは一般に腹壁に起こり、筋性防御と呼ばれます


autonomic35.jpg

bp0987.jpg


このことから分かるように、痛みは免疫力の低下や精神、自律神経の不安定化といった

反応を引き起こすことから、過剰な痛みは早期に取り除くことが重要です

ですから痛みやコリが長期化している方は

その根本に冷えという状態が隠れている可能性があるため

ぜひ冷え性対策を行って頂きたいと思います


Written by Keiichi Nakagome


自律神経と循環

体の熱は血液を通して全身を巡っており、これらの循環が悪いと冷えにつながります




循環の中枢は、脳幹の延髄の網様体にある循環中枢(心臓血管中枢)で

自律神経を介して心臓と血管系を調節します


cellebellum.jpg

この中枢が全身の循環に対して、主に心臓と血管と血液量の3要素を調節することによって

循環を維持しています

調節は①局所性 ②神経性 ③ホルモン性 の3種類で行われています


局所性調節

局所性調節は心筋や血管平滑筋自体の持つ性質や局所で産生される化学物質によって

行われる調節です

筋は伸張されると、ゴムのように筋固有性の働きで収縮し、張力を発生する性質があります

心筋も心臓への流入血液量が増えて伸張されると、心収縮力が増大する

スターリングの心臓の法則というものがあります

この機構により、通常心臓へ流入する血液が増えても

局所性に収縮力が高まって、増えた血液量を拍出することができるのです

血管壁の平滑筋の場合にも、血圧が上昇して細動脈などの血管壁の伸張が著しくなると

その血管の平滑筋が収縮して血流を一定に保とうとします

血管は局所で産生されて血管に作用する血管収縮物質(セロトニン、エンドセリンなど)や

血管拡張物質(ブラジキニン、ヒスタミン、乳酸、二酸化炭素、アデノシン、一酸化窒素など)

によっても調節されています

もし血流が組織の需要よりも下回っている時には、代謝産物であるアデノシン、乳酸

二酸化炭素が蓄積して血管を拡張させて血流を一定に保とうとします

heart.jpg
cardiac muscle.jpg

神経性調節

心臓と血管は自律神経によって調節されている器官の一つで

心臓と血管の自律神経性調節系は局所性調節やホルモン性調節に比べて

短時間(秒単位)で作動するという特徴があります


autonomic35.jpg


ホルモン性調節(液性調節)

心臓と血管のホルモン性調節は分単位

時間及び日単位で循環を調節するという特徴があり

血管の収縮状態や血液量を変えることによって調節を行います

カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)による血管収縮

バゾプレッシンやアルドステロン、心房性ナトリウム利尿ペプチドによる血液利用調節

レニン・アンジオテンシン系による血管収縮などがあります


health23.jpg
従って生活習慣やリズムが乱れると

自律神経のバランスを悪くなり、このような全身の循環の調節を狂わせて

冷えにつながるケースも多いため注意が必要なのです

自律神経の役割

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で

自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています


spinal cord23.jpg


自律神経には大きな特徴が4つあります

二重神経支配

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれる


拮抗支配

交感神経と副交感神経は反対の作用を持つ


相反神経支配

どちらかが働いている時にはもう一方は休んでいる

神経のトーヌス

自律神経遠心性線維は、一般に安静な状態においても常時自発性に活動しており

この活動を自律神経遠心性線維の自発的活動あるいはトーヌスと言います

安静時のトーヌスの頻度は1秒間に1~3回とかなり低くなっています

トーヌスは自律神経中枢の支配を受けて増えたり減ったりし

それによって効果器の機能が調節されます

たとえば多くの血管は通常、交感神経である血管収縮神経のトーヌス下で

軽度の収縮状態にありますが、交感神経の活動が高まると

血管はさらに収縮してその部分の血流は減少します

一方、交感神経の活動が低くなると、その部分の血管は拡張して血流は増加します



spinal co.jpg

そして交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています

しかし先ほど述べた4つの特徴にも例外があります


①汗腺、皮膚、骨格筋の血管、立毛筋、腎の血管は交感神経のみの支配であること


②副腎は交感神経節後ニューロンが集まってできたものであるため

節前線維が支配していること


③唾液は交感神経、副交感神経のどちらが働いても分泌促進させる作用がある

ただし、交感神経支配の唾液は粘性が高く、副交感神経支配の唾液は漿液性


adrenal gland.jpg

冷えはこれらの自律神経を乱す最悪の要因と言われており

冷え症のみならず、様々な体の不調を引き起こします


例えば、夏でもエアコンのように汗をかかずに体温が急激に下がるような現象は

体にとっては異常であり、熱を逃がさないように交感神経が過緊張し

血管を収縮させようとします

このような状態は、片方の神経ばかりが働くこととなり

体の回復や消化といった副交感神経の働きがブロックされてしまうのです



air7865.jpg



体中に熱を運ぶのは血液ですから、交感神経の過緊張により

毛細血管への血流が大幅に減少し

内臓や手先、足先は冷え切ってしまいます

内臓に血液が行かなくなれば、便秘や生理不順、免疫力の低下

代謝の低下
といった現象が起こり、交感神経の緊張によって、休息がうまくできず

不眠や肌荒れ、痛みの感受性が高まるといった症状も出てきます


dizziness.jpg

意識に関係なく働いている神経のため、バランスが乱れていても症状が出るまで自覚がない点が

状態を悪化させてしまう要因の一つです

自律神経のバランスを保つためにも、メリハリのある生活を心がけましょう





自律神経を乱す気温差24.7℃!?

『59日のニュース


寒い⇒暑い 朝と昼の気温差が24.7


長野市は、9日の朝の最低気温が4.2℃だったが、

午後には最高気温28.9℃を記録、

寒暖差は24.7℃となった。



ndflkfjao.JPG


36.7℃が健康な人の体温です。


外界の気温差の変動があっても絶えず体温を一定に保とうとするのが恒常性維持機能。


その中心的役割を果たすのが自律神経です。


寒い冬は、朝も晩も寒いのでいつも着込んで体温を一定に保ちやすい


暑い夏は夏で、朝も晩も暑いので25℃も温度差はありません。



cold46.jpg


ところがちょうど季節の変わり目である今頃が一年で一番朝晩の気温差があります。


一般に自律神経で体温をコントロールできる気温差は8℃が限界と言われています。


ですから小まめに衣服で暑さ寒さ対策をし、外気温の差を直接皮膚に伝えない工夫が大切です。


今またカゼが流行っているそうです



nallasjdk.JPG


自律神経を乱しやすい季節の変わり目は連動して内臓の働きもホルモンバランスも乱し、免疫力も低下します


エルクレスト専任講師である佐藤義之ドクターの口ぐせ


『人のカラダは急激な変化を好まない』


血圧も血糖も体液のミネラルバランスも心拍数も体重も気温差も気圧も重力も食事も睡眠も・・・


ということでしょう!?・・・きっと。



▼エルクレストが冷えにこだわる理由


▼冷え性WEB講座



中込の職場です





自律神経と老化

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





nervous system 3.jpg

自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています


自律神経のバランスを乱す要因として、ストレスや乱れた生活リズム

不規則な食生活、運動不足、喫煙、睡眠不足が挙げられますが

忘れてはいけないのが加齢です

stress.jpg



実は、交感神経の働きは年を重ねてもあまり変わらないのですが

副交感神経の働きは年齢と共に低下していくため

交感神経だけが強く働くアンバランスな状態になりやすくなるのです

誰もが20代のころと比べれば、体力の衰えや

心身の不調を感じ始めますが、それと同時に副交感神経の働きも低下していくのです

副交感神経は血管を拡張して、全身の隅々まで血液を送り届ける働きがあるため

機能が低下すると、血流が悪くなり、体に十分な栄養や酸素が行きわたらなくなります

また代謝によって生じた老廃物もうまく回収できなくなり、免疫細胞がうまく動けなくなることから

冷えやむくみだけでなく、免疫力も低下していきます


blood vessel.jpg


加齢は誰しも防ぐことはできませんが、普段から過剰な交感神経の緊張を鎮め

副交感神経の働きを高めることは可能です

そのためには、まず自律神経の乱れに早めに気づくことが大切です

もし好きで聞いている音楽が耳障りに感じたら

副交感神経の働きが低下しているサインです

さらに、天気が良いのに気分がすぐれない

不安感があり、それが拭いきれないときには自律神経が乱れている可能性が高いです


stress.jpg

このような時に副交感神経の働きを高める方法として

「ゆっくり」を意識するというものがあります

ゆっくり呼吸をする、ゆっくり歩く、ゆっくり話すといったものです

中でもゆっくりとした深い呼吸は、副交感神経を刺激する簡単で効果的な方法です

朝は、自律神経は睡眠時の休息モードから起床して

日中の活動モードに跳ね上がりやすい時です

副交感神経の働きを下げすぎないように、ゆっくりと朝食をとり

余裕をもって一日をスタートすることを心がけると自律神経が安定します

交感神経の緊張を鎮める効果的な方法として交感神経節Wブロック療法があります

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます

不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

年齢と共に低下する副交感神経の機能を高めると同時に

ホメオスタシスと自律神経

・ホメオスタシス 

ヒトや生物が外部環境の変化に対して安定していることをホメオスタシスといいます 

自然治癒力や回復力、抵抗力や免疫力など

日々の活動での疲労消耗した心身を、元の健康な状態に戻そうという生命力そのものと言えます 

若々しい人、元気な人、活き活きした人とは、この能力が高い人です 

この恒常性は、自律神経系とホルモン系の働きによって保たれています

生命力、オーラと表現されるものの基になっており、悪いものを排泄する、体を修復する

免疫力を総合したもので、これは生まれながらではなく

本人の心掛けによってホメオスタシスを高めることができます 

疲労物質(乳酸)は筋肉に蓄積し、体は酸性に傾きます

これを代謝するには体温を上げ、体内で解毒の役割をする腎臓、肝臓の機能を高め

排泄する必要があります

したがって体温が低いと、老廃物が滞り、

体が酸性になることによって老化が進んでしまいます 


autonomic35.jpg

・自律神経 自律神経系:大脳の視床下部から全身に分布される神経で

不随意(自分の意志とは関係なく働いている)神経で 交感神経と副交感神経から成り

外部環境に合わせて体をコントロールしています 


ホルモン系:いろいろな情報を伝達する生理活性物質です 

たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、微量で多大な効果を持つものも多いです


これらのバランスが崩れて、自律神経がうまく働かなくなった時に起こるのが

自律神経失調症です



 ・自律神経失調症の症状 


① 胸や心臓が締め付けられるような気がする。 

② 動機が打って、気になる時がある 

③ 息苦しくなることがある、息切れすることがある 

夏でも手足の冷えることがある 

⑤ いつも食欲がない、異常な食欲の時がある 

⑥ 吐き気があったり、吐いたりする 

⑦ 胃の具合が悪い、良く下痢や便秘とする 

⑧ よく頭痛がする、首や肩が凝る 

⑨ 夕方になるとのぼせる、手足がだるい 

⑩ 皮膚が敏感で負けやすい、蕁麻疹 

⑪ 手足が震えたり、痺れたりすることがある 

⑫ ちょっとした仕事でも疲れやすい 

⑬ わけもなく憂鬱になる、乗り物に酔いやすい



good sleep.jpg


このような自律神経のバランスの不調を改善するために有効なのが

超短波Wブロックです

Wブロックは自律神経の中継点である2つの大きな神経節に対して

超短波を当て、緊張した交感神経を緩めバランスを整えます


星状神経節

星状神経節は交感神経の神経節です

交感神経は第1胸髄から第2腰髄で起こり、脊椎の両側で交感神経幹となって

上下に広がりながら神経節をつくり、頚部まで上行した下頚神経節と第1胸神経節が合わさり

星状神経節となります


stellate ggl.jpg


腹腔神経節

腹腔神経節も交感神経の神経節で、第5~9胸髄から起こり、大内臓神経となって

腹腔神経節に至ります

肝臓、胆嚢、胃、小腸、腎臓に広く分布しており、ここには副交感神経も迷走神経として

分布していて腹腔神経叢(太陽神経叢)と呼ばれます



celiac plexus.jpg


この2つの神経節に対して超短波を当てることによって

神経をマッサージしバランスを整えるのです

その効果は

血管の拡張による冷えの改善

リラックス効果によるストレスの発散

内臓の働きの活性化による便秘などの改善

深部体温の上昇による免疫力の向上

深部体温の上昇による基礎代謝の向上

痛覚閾値の上昇による痛みの緩和

など多岐に渡ります


face2.jpg


普段意識することのできない自律神経に対して

アプローチをすることはなかなか難しいのですが

Wブロックを定期的に行うことでバランスが整い、健康な体に導いてくれるのです

冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi


全身の循環と自律神経

私たちの体にはホメオスタシスを維持するために様々な機構が備わっていますが

その中で循環を調節している反射機構と冷えの関係についてお話したいと思います


・圧受容器反射

体位を変えたり、運動をしたりすることで全身の血圧が変化するすると

圧受容器反射が秒単位の時間の経過で起こり、血圧を安定させています

この調節は短期の調節に重要な役割をしています

血圧が基準値より高まると、頚動脈洞(内頚動脈基部)や大動脈弓の血管壁にある

圧受容器が興奮し、その情報はそれぞれ舌咽神経、迷走神経を伝わって

延髄の循環中枢に伝えられます


aortic arch.jpg

その結果、心臓と血管支配の交感神経の活動が低下し

心臓支配の迷走神経の活動が亢進し、次のような循環反応が起こります

①心臓の反応

心拍数の低下、心拍出量の減少、心筋収縮力の低下


②血管の反応

抹消の抵抗血管の拡張、容量血管(静脈)の拡張


③副腎髄質機能

副腎髄質細胞からのカテコールアミンの放出の減少

このような反応の結果、血圧は下降してある基準値で安定します

反対に血圧が基準値以下に下降すると、血管壁にある厚需要期の活動が低下し

逆の反応が起こります

adrenal gland.jpg
adrenal gland 324.jpg
・化学受容器反射

動脈血中の酸素分圧や水素イオン濃度が上昇すると

頚動脈洞(内頚動脈基部)にある頚動脈小体の末梢性化学受容器が興奮して

その情報は舌咽神経や迷走神経を伝わって呼吸と循環の中枢である延髄に伝えられ

調節されます

化学受容器からの情報は、呼吸中枢に作用して呼吸機能を高める一方

循環中枢にも伝えられ、交感神経活動を高めます

その結果、心拍数増加、心拍出量増加、血圧上昇が起こり、酸素の供給を高めます


apex of lung2.jpg

・心肺部圧受容器反射

心房と静脈の合流部や肺血管には、低圧で作動する伸展受容器があります

この受容器は肺血管や心房の内圧の低下を感知して

血液量のごくわずかな変化を検出することで、循環血液量の調節を行っています

例えば、出血などで血液量が減少すると心肺部圧受容器を介して

脳に情報が伝えられ、主に下垂体後葉からのバゾプレッシン(抗利尿ホルモン)分泌が増加して

腎臓からの尿量が減り、血液量を増やそうとします

逆に血液量が増えると、心肺部圧受容器の活動が低下し

腎臓からの尿量が増えて血液量を減らそうとします

心肺部圧受容器反射は血液量や細胞外液量を長期的に調節する重要な反射です


・体性感覚刺激による循環反射

皮膚、骨格筋、関節の感覚受容器のような体性感覚受容器への刺激は

循環機能を反射的に調節し、カイロプラクティックやマッサージ、運動などは

この反射を利用して全身の循環を改善させています


musculo2.jpg


・脊髄後根神経による血管拡張

皮膚のある部分への有痛性刺激はC線維(無髄の求心性神経で鈍い痛みを伝える)を興奮させて

その情報を後根を介して中枢へ伝える一方、後根に入る手前で枝分かれしている求心性線維を

逆行性に興奮させ、その神経終末からCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などを放出して

刺激が加えられた近くの皮膚血管を拡張させ、血管の内皮細胞間隙を広げて

炎症における白血球の遊走を促進させます


immune98765.jpg

これらの反射の中で圧受容器反射と化学受容器反射は自律神経が関与しています

冷えは自律神経を乱す最大の要因であり

体中に熱を運ぶのは血液ですから、冷えやストレスなどで交感神経の過緊張していれば

毛細血管への血流が大幅に減少し

内臓や手先、足先は冷え切るとともに、血圧も高まる傾向になります

内臓に血液が行かなくなれば、便秘や生理不順、免疫力の低下

代謝の低下
といった現象が起こり、交感神経の緊張によって、休息がうまくできず

不眠や肌荒れ、痛みの感受性が高まるといった症状も出てきます


beutiful skin.jpg意識に関係なく働いている神経のため、バランスが乱れていても症状が出るまで自覚がない点が

状態を悪化させてしまう要因の一つです

ホメオスタシス、自律神経のバランスを保つためにも、メリハリのある生活を心がけましょう

寒暖差アレルギーと自律神経

2月まで非常に寒い日が続いていましたが

3月になり、いきなり気温が20度前後になる日が増えてきました

このような時期に多いのが寒暖差アレルギーです


alargy.jpg

急な寒暖差で鼻腔の血管の太さが変化し、アレルギー性鼻炎のような症状が起こるため

このように呼ばれています



stuffy nose.jpg

これは温度に合わせて体を調節し適応させる自律神経の乱れが原因です

自律神経が対応できる気温差は約7℃と言われており

それ以上になるとうまく体が環境に反応できなくなってしまうのです

夏の暑い日にクーラーの効いた部屋に入ると、くしゃみや鼻水が止まらなくなるのも

同じメカニズムです

実際はアレルギーや風邪ではないため、薬は効きません


冷えと自律神経には密接な関係があり、冷えは自律神経を乱す最大の要因といわれています


その中で一番多くみられるのは様々なストレスによる交感神経の緊張です

交感神経の緊張は血管の筋肉を収縮させ、毛細血管への血流が減少し

手先、足先はもちろん、内臓の温度が低下します



body temperature 2.jpg
この状態では、肌荒れ、偏頭痛、不眠、便秘、軟便、めまい、耳鳴りなどの

様々な不定愁訴を引き起こしやすくなるとともに、免疫力や代謝も低下します

乱れた自律神経のバランスを整えることは容易ではありません



cold46.jpg
まずは規則正しい生活をして神経のリズムを取り戻すことが重要ですが

仕事などの都合で活動と休息の時間がまちまちになってしまう方もすくなくありません

全国冷え症研究所の山口勝利先生は、超短波のWブロックという画期的な方法で

交感神経の緊張をとることに成功しました




sa-mo.jpg


超短波は元々、関節や筋肉を温め血流を改善し、疲労の回復や痛みの軽減を行う治療器でしたが

これを頚部と腰部にある交感神経の神経節に当てることによって

超短波の1秒間に数千万回にも及ぶ波長が交感神経のマッサージを行い

緊張をとると共に、温熱効果によって血流を改善し、内臓温を上昇させます


stellate ggl.jpg
不定愁訴は病院で検査を行っても、自律神経の状態を測ることができないため

異常が見つからないことがほとんどです


nervous system 3.jpg

超短波Wブロックで自律神経のバランスを整えて、免疫機能を高めて

アレルギーに強い体をつくりましょう!


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi



ゆがみが自律神経に与える影響

冷えは自律神経を乱す最悪の要因だと言われており

内臓の働きは自律神経の副交感神経が優位な状態で行われますが

有害なストレス要因があると、交感神経が過緊張します

交感神経の緊張は内臓の働きを低下させると共に

体の疲労からの回復力を低下させてしまいます

そして何より、血管を収縮させて末端への血流が悪くなり

冷えやすくなります


exercising.jpg

世界三大医療の一つであるカイロプラクティックでは、メリック・システムという考え方があり

脊椎の機能障害と内臓機能の関係を明らかにしました


autonomic35.jpg

第1~4頸椎は脳、感覚器

第2~4頸椎は副鼻腔、鼻咽腔、第4頸椎は横隔膜、第5~6頸椎は喉頭

第5~7頸椎は甲状腺、副甲状腺

第6頸椎~第2胸椎は上肢、第7頸椎~第2胸椎は心臓

第2~4胸椎は肺、第4、5胸椎は肝臓、胆嚢

第5~8胸椎は食道、胃、十二指腸、第7~9胸椎は脾臓、膵臓

第9、10胸椎は副腎、第10~12胸椎は腎臓、空腸、回腸

第1、2腰椎は盲腸、第2、3腰椎は卵巣、子宮

第3~5腰椎は生殖器、結腸、直腸、第4、5腰椎は膀胱、前立腺

第3腰椎~第2仙椎が下肢、第1~5仙椎が肛門

というものです


autonomic24.jpg

したがって、背骨のゆがみは自律神経を乱し、冷えや内臓の働き

慢性的なものでは免疫力の低下といった症状が起きてきます

色々な冷え症解消法を試したけれど、改善しきらないという方は

体のゆがみが原因になっているかもしれませんので

意識してみてしょう!


cold46.jpg


冷えについてはこちら

 

Written by Keiichi Nakagome


全身の循環について2

私たちの体にはホメオスタシスを維持するために様々な機構が備わっていますが

その中で循環を調節している反射機構と冷えの関係についてお話したいと思います


・圧受容器反射

体位を変えたり、運動をしたりすることで全身の血圧が変化するすると

圧受容器反射が秒単位の時間の経過で起こり、血圧を安定させています

この調節は短期の調節に重要な役割をしています

血圧が基準値より高まると、頚動脈洞(内頚動脈基部)や大動脈弓の血管壁にある

圧受容器が興奮し、その情報はそれぞれ舌咽神経、迷走神経を伝わって

延髄の循環中枢に伝えられます


aortic arch.jpg

その結果、心臓と血管支配の交感神経の活動が低下し

心臓支配の迷走神経の活動が亢進し、次のような循環反応が起こります

①心臓の反応

心拍数の低下、心拍出量の減少、心筋収縮力の低下


②血管の反応

抹消の抵抗血管の拡張、容量血管(静脈)の拡張


③副腎髄質機能

副腎髄質細胞からのカテコールアミンの放出の減少

このような反応の結果、血圧は下降してある基準値で安定します

反対に血圧が基準値以下に下降すると、血管壁にある厚需要期の活動が低下し

逆の反応が起こります

adrenal gland.jpg
adrenal gland 324.jpg
・化学受容器反射

動脈血中の酸素分圧や水素イオン濃度が上昇すると

頚動脈洞(内頚動脈基部)にある頚動脈小体の末梢性化学受容器が興奮して

その情報は舌咽神経や迷走神経を伝わって呼吸と循環の中枢である延髄に伝えられ

調節されます

化学受容器からの情報は、呼吸中枢に作用して呼吸機能を高める一方

循環中枢にも伝えられ、交感神経活動を高めます

その結果、心拍数増加、心拍出量増加、血圧上昇が起こり、酸素の供給を高めます


apex of lung2.jpg

・心肺部圧受容器反射

心房と静脈の合流部や肺血管には、低圧で作動する伸展受容器があります

この受容器は肺血管や心房の内圧の低下を感知して

血液量のごくわずかな変化を検出することで、循環血液量の調節を行っています

例えば、出血などで血液量が減少すると心肺部圧受容器を介して

脳に情報が伝えられ、主に下垂体後葉からのバゾプレッシン(抗利尿ホルモン)分泌が増加して

腎臓からの尿量が減り、血液量を増やそうとします

逆に血液量が増えると、心肺部圧受容器の活動が低下し

腎臓からの尿量が増えて血液量を減らそうとします

心肺部圧受容器反射は血液量や細胞外液量を長期的に調節する重要な反射です


・体性感覚刺激による循環反射

皮膚、骨格筋、関節の感覚受容器のような体性感覚受容器への刺激は

循環機能を反射的に調節し、カイロプラクティックやマッサージ、運動などは

この反射を利用して全身の循環を改善させています


musculo2.jpg


・脊髄後根神経による血管拡張

皮膚のある部分への有痛性刺激はC線維(無髄の求心性神経で鈍い痛みを伝える)を興奮させて

その情報を後根を介して中枢へ伝える一方、後根に入る手前で枝分かれしている求心性線維を

逆行性に興奮させ、その神経終末からCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などを放出して

刺激が加えられた近くの皮膚血管を拡張させ、血管の内皮細胞間隙を広げて

炎症における白血球の遊走を促進させます


immune98765.jpg

これらの反射の中で圧受容器反射と化学受容器反射は自律神経が関与しています

冷えは自律神経を乱す最大の要因であり

体中に熱を運ぶのは血液ですから、冷えやストレスなどで交感神経の過緊張していれば

毛細血管への血流が大幅に減少し

内臓や手先、足先は冷え切るとともに、血圧も高まる傾向になります

内臓に血液が行かなくなれば、便秘や生理不順、免疫力の低下

代謝の低下
といった現象が起こり、交感神経の緊張によって、休息がうまくできず

不眠や肌荒れ、痛みの感受性が高まるといった症状も出てきます


beutiful skin.jpg意識に関係なく働いている神経のため、バランスが乱れていても症状が出るまで自覚がない点が

状態を悪化させてしまう要因の一つです

ホメオスタシス、自律神経のバランスを保つためにも、メリハリのある生活を心がけましょう


冷えについてはこちら

サーモシェイプ無料モニターについて









自律神経の大きな特徴

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で

自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています


spinal cord23.jpg


自律神経には大きな特徴が4つあります

二重神経支配

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれる


拮抗支配

交感神経と副交感神経は反対の作用を持つ


相反神経支配

どちらかが働いている時にはもう一方は休んでいる

神経のトーヌス

自律神経遠心性線維は、一般に安静な状態においても常時自発性に活動しており

この活動を自律神経遠心性線維の自発的活動あるいはトーヌスと言います

安静時のトーヌスの頻度は1秒間に1~3回とかなり低くなっています

トーヌスは自律神経中枢の支配を受けて増えたり減ったりし

それによって効果器の機能が調節されます

たとえば多くの血管は通常、交感神経である血管収縮神経のトーヌス下で

軽度の収縮状態にありますが、交感神経の活動が高まると

血管はさらに収縮してその部分の血流は減少します

一方、交感神経の活動が低くなると、その部分の血管は拡張して血流は増加します




そして交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています

しかし先ほど述べた4つの特徴にも例外があります


①汗腺、皮膚、骨格筋の血管、立毛筋、腎の血管は交感神経のみの支配であること


②副腎は交感神経節後ニューロンが集まってできたものであるため

節前線維が支配していること


③唾液は交感神経、副交感神経のどちらが働いても分泌促進させる作用がある

ただし、交感神経支配の唾液は粘性が高く、副交感神経支配の唾液は漿液性


jiritsushihjnkei1.jpg

冷えはこれらの自律神経を乱す最悪の要因と言われており

冷え症のみならず、様々な体の不調を引き起こします


例えば、夏でもエアコンのように汗をかかずに体温が急激に下がるような現象は

体にとっては異常であり、熱を逃がさないように交感神経が過緊張し

血管を収縮させようとします

このような状態は、片方の神経ばかりが働くこととなり

体の回復や消化といった副交感神経の働きがブロックされてしまうのです





冷房病.jpg

体中に熱を運ぶのは血液ですから、交感神経の過緊張により

毛細血管への血流が大幅に減少し

内臓や手先、足先は冷え切ってしまいます

内臓に血液が行かなくなれば、便秘や生理不順、免疫力の低下

代謝の低下
といった現象が起こり、交感神経の緊張によって、休息がうまくできず

不眠や肌荒れ、痛みの感受性が高まるといった症状も出てきます


imagあ465う7es.jpg

意識に関係なく働いている神経のため、バランスが乱れていても症状が出るまで自覚がない点が

状態を悪化させてしまう要因の一つです

自律神経のバランスを保つためにも、メリハリのある生活を心がけましょう



Written by Keiichi Nakagome

サーカディアンリズムと自律神経

サーカディアンリズム概日リズムとも呼ばれ

睡眠、目覚め、ホルモン分泌や免疫機能、自律神経などの生命活動を調節する様々な

生理機能は地球の時点とほぼ同じおよそ24時間周期というリズムを持っています

遺伝子レベルで生体内に昼夜のリズに同期した日内リズムをつくる体内時計を備えており

その役割をしているのが視床下部の視交叉上核です


body clock.jpg

細胞にある時計遺伝子が概日リズムを作り出し

各器官に時間の情報を伝えます

現在では約20種類の時計遺伝子が見つかっています

時を刻む中心となるのは、Clock、Bmal1、Per、Cryの4つの時計遺伝子で

時計タンパク質のClock、Bmal1がPer、Cryを作ります

その量が一定値に達すると、4つのタンパク質が複合して

Bmal1、Clockの働きを抑制することでPer、Cryの合成も抑制されます

そしてまたある量まで時計タンパク質が減少すると再び作られるようになります

このPer、Cryが増えたり減ったりするというサイクルが

1日周期で繰り返されてリズムができるのです


サーカディアンリズム24.jpg

このような体内時計の制御により、私たちの生理機能は

一日のうちに高まったり、低くなったりしているため

病気によっては発症したり、悪化しやすくなる時間帯もあります

朝から午前中は病気にとっては魔の時間帯で

活動をするために脈拍や血圧が急上昇することと

夜間の発汗で血液の粘性が高くなっており、固まりやすくなっているといった要因が重なって

脳、心臓疾患の発生頻度が高くなります

また、明け方は呼吸機能が一日の中で最低になるため

喘息などの呼吸器疾患が悪化しやすくなり

関節リウマチや花粉症などの症状も起こりやすくなります

正午は記憶力や赤血球数が最も高まる時間帯です

14時から18時の間は体温が最も高く、交感神経や血栓を溶かす能力

運動能力、計算力が高くなります



bioligical clock.jpg

夜0時まではコレステロール合成や胃酸の分泌、ヒスタミンに対する感受性が高まるため

消化性潰瘍、アトピー性皮膚炎、むずむず脚症候群などの症状が出やすくなり

食べたものが脂肪として付きやすくなるため、ダイエット中は食事の時間にも気配りが必要です

夜中はメラトニンや成長ホルモンが分泌され

一日の疲れをとったり、入眠や睡眠の維持をしています

また白血球数も増えるため、体内に侵入した異物や細菌を取り除くといったことが行われます


body clock08976.jpg

このように、体内時計の乱れは高血圧やメタボリックシンドローム

糖尿病、睡眠障害などの原因になります

最近では、時計遺伝子がガンなどの疾患の発症とも関連があることが明らかになってきています

環境要因としては、ストレス、不規則な食生活、交代制勤務、夜勤、時差ボケなどがあり

遺伝的要因として時計遺伝子の異常が挙げられます

体内時計を整えるには

①光

ヒトの本来の体内時計は約25時間周期で、地球の自転よりも実は少し長くなっています

これを補正するのが朝日に浴びることで、これが刺激となって

中枢の時計遺伝子が修正されます

しかし光を浴びる時間によって作用は異なり、朝に浴びると体内時計は進み

夜に浴びると遅れます

したがって寝る前に強い光を浴びると狂いやすくなるため浴びないようにしましょう

また、できれば曇りであっても、人工の照明よりも強いため

できるだけ外の光に当たることが重要です


サーカディアンリズム325.jpg

②メラトニン

脳の松果体から分泌され、入眠を促すと共に

中枢の時計に働きかけ体のリズムを調整します

真っ暗なところでは分泌が促進されますが、わずかな光で抑制されてしまうので

寝るときにはなるべく部屋に光が入らないようにしましょう


③起きる時間を一定にする

寝る時間も一定にすることが理想ですが、起きる時間を一定にすることで

時計はリセットされるので心がけてみましょう


④食事

食事(特に朝食)を規則正しく取ることで、内臓などの末梢時計が調整されます


⑤運動

適度に体を動かすことで生理機能が活性化し

夜には体の修復のために良い睡眠がとれます


このように冷えの大きな原因である自律神経の乱れを正すには

まず体内時計を正常化することから始めるといいのではないでしょうか




サーモシェイプ無料モニター募集

冷えについてはこちら

Written by Keiichi Nakagome




自律神経が乱れると脳が老いる!?

自律神経は私たちの体が様々な環境の変化に対応する時や活動、休養の際の

コントロールを無意識で自律的に行ってくれているとても重要な神経です


autonomic24.jpg

例えば、私たちが寝ていたり、座っている状態から立ち上がる時に

瞬時に交感神経が働いてくれなければ、脳は一時的に貧血状態となってよろめいてしまいます

それは本来、交感神経の作用によって、下肢の血管を収縮し

血液を脳へ持ち上げてくれているからです


vessels of leg.jpg

このように日常のあらゆる活動の変化に対し自律神経が働いてくれているのです

しかし、この自律神経の働きを乱してしまう大きな要因があります

それが冷えです

「冷えは自律神経を乱す最大最悪の要因である」と

全国冷え症研究所の山口勝利所長は述べています

自律神経が乱れると、うつなどの様々な不定愁訴が出てくると共に

脳の記憶や学習能力にも影響を与えることが最近分かってきました



hippocampus.jpg

東北大学大学院医学系研究科の大隅典子教授は次のように述べています

かつて、脳細胞は3歳の時点をピークに後は死んでいくと考えられていましたが

現在、脳の特定の領域では生涯に渡って脳細胞が生み出されていることが分かっています

そしてそれらの日々新しくつくられる神経細胞が記憶や学習に深く関わっていることも

明らかになりました

記憶や学習に関わる海馬などでは、神経細胞の種となる神経幹細胞が

一生涯存在し、分裂の際に片方は神経幹細胞に

もう片方は神経細胞になり、ラットの実験でその数は一日9000個と言われています

海馬の神経細胞は1個当たり220個のシナプスを持つと考えられているため

全体では99万個の神経結合が生み出されているのです

synapse.jpg

脳の神経新生は、感染やストレスなどによって阻害されることが

動物実験で明らかになっています

さらにラットやマウスに抗うつ剤を投与すると、神経新生向上効果があることから

うつ状態が神経新生の低下に関係あるのではないかと言われています

また他の心の病(統合失調症、双極性障害、心的外傷後ストレス障害)も

影響を与える可能性が指摘されています

自律神経の働きを測る機器で、うつの方を計測すると

交感神経、副交感神経共に活動が低下しており

あらゆる活動が困難になります

外部の温度の対して体を適応させ、発汗や毛穴の収縮によって体温の上昇や

低下を防いでいるのも自律神経です

従って、今のように夏は特に外と室内で温度の変化が高いため

エアコンによって発汗しなくても体温が低下することで冷えが悪化し

その結果自律神経が混乱し、乱れやすくなります

このようなことを防ぐためにも無理のない範囲で運動をして

汗をかき、正しく自律神経を働かせることが重要です

冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi 






AVAについて

冷えと血流は切っても切れない関係にありますが

今回は血流をコントロールする上で重要な動静脈吻合と

冷えに関わる毛細血管についてお話したいと思います

動静脈吻合(AVA)とは血液を毛細血管に通さず

動脈系から静脈系へショートカットする経路ことを言います



AVA.jpg 

外界の気温が低く、寒い時には心臓や脳などの深部の体温を維持するため

毛細血管を通さずに、AVAを介して素早く血液を循環させます

これは寒冷刺激で交感神経が刺激され、毛細血管の太さを調節する

前毛細血管括約筋が収縮し、毛細血管を流れる血液量が減少するためです

これにより体温が急激に下がるのを抑えていますが

冷えを強く感じる方は、このコントロールがうまくいかず

毛細血管が持続的に収縮しすぎてしまうことが原因の一つとして挙げられます




冷えes.jpg

全身の血管はつなぎ合わせると地球約2周に相当する9万kmになると言われていますが

そのうち、大動脈の長さは50cm、中動脈である細動脈が5000~6000kmで静脈もさほど長さは変わらず

残りはすべて毛細血管なのです

そしてこの毛細血管の血流低下やよどみが冷えの大きな原因の一つなのです




body.jpg


日本橋清州クリニックの佐藤義之先生は毛細血管の血流によどみが生じると


①末梢の冷え

②体温の低下

③老廃物の排泄効率の低下

④酸素及び栄養分の供給低下

⑤免疫力の低下

⑥高血圧


といった様々な症状が現れ、これらを防ぐために体温の上昇と維持という2つの考え方を

持つべきだとおっしゃっています


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

自律神経を整えるには

冷えは自律神経を乱す最悪の要因であるということは以前のブログでお話しましたが

では自律神経を整えるにはどうすればよいのでしょうか

年齢的に最も自律神経の活性が高いのは10代であり

その後交感神経の活性には加齢による変化はほとんどなく男女差もないのですが

副交感神経の活性は平均値で10年ごとに15%ずつ低下し

男性は30代、女性は40代で急激に低下し、その後も徐々に低下します

したがって、自律神経バランスを整えるには 副交感神経の活性レベルを下げるようなことを避け

活性レベルを上げることを積極的に行うことが重要です

そのために日本橋清洲橋クリニックの佐藤義之院長は

以下の3つのことに気をつけるべきだとおっしゃっています




呼吸

自律神経を確実にコントロールできる方法は呼吸であり、一瞬で体の状態を変える

呼吸を止めると末梢の血流低下が起こり、深呼吸では副交感神経が刺激され

血管拡張、末梢血管の血流増加、筋肉弛緩によるリラックス効果がある

良い呼吸として三呼一吸という方法があり

これは息を吸う時間の3倍の時間で吐くというものがある


breath34.jpg


睡眠

夜間は副交感神経が最大限に優位になる時間帯であり

免疫に必要なホルモンは午前3時から4時に分泌が停止してしまうため

睡眠不足はリンパ球減少につながり、免疫力低下となる


good sleep.jpg


食事

動物性脂肪、たんぱく質を取りすぎると

善玉菌の減少と共に悪玉菌が増えることによってガスが発生し憩室ができ

毒素も産生されることで冷えや頭痛といった症状が発生する

冷えは交感神経を緊張させ、腸の動きを低下させる


eating.jpg


精神状態

交感神経優位の時の精神状態は緊張、興奮、不安であるのに対し

副交感神経は安心と余裕である

したがって、十分な睡眠をとって自然に目が覚めるような習慣をつければ

自律神経のバランスは最も良くなっており、能力やモチベーションも高まることから

正しい早起きなどによって行動に30分の余裕を持たせることが

副交感神経の活性レベルが飛躍的に高める

またゆっくりを意識して動きや話などをしようとすると

最大の効果である呼吸が落ち着くという結果につながる


active8097.jpg


これらのことに気をつけることで自律神経バランスはとても良くなり

冷えや病気に強い健康な体をつくることができるのです!



Written by Keiichi Nakagome


自律神経を知る

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています


spinal cord23.jpg


自律神経には大きな特徴が3つあります

二重神経支配

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれる


拮抗支配

交感神経と副交感神経は反対の作用を持つ


相反神経支配

どちらかが働いている時にはもう一方は休んでいる




交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています

しかし先ほど述べた3つの特徴にも例外があります


①汗腺、皮膚、骨格筋の血管、立毛筋、腎の血管は交感神経のみの支配であること


②副腎は交感神経節後ニューロンが集まってできたものであるため

節前線維が支配していること


③唾液は交感神経、副交感神経のどちらが働いても分泌促進させる作用がある

ただし、交感神経支配の唾液は粘性が高く、副交感神経支配の唾液は漿液性


jiritsushihjnkei1.jpg

冷えはこれらの自律神経を乱す最悪の要因と言われており

冷え症のみならず、様々な体の不調を引き起こします


例えば、夏でもエアコンのように汗をかかずに体温が急激に下がるような現象は

体にとっては異常であり、熱を逃がさないように交感神経が過緊張し

血管を収縮させようとします

このような状態は、片方の神経ばかりが働くこととなり

体の回復や消化といった副交感神経の働きがブロックされてしまうのです





冷房病.jpg

体中に熱を運ぶのは血液ですから、交感神経の過緊張により

毛細血管への血流が大幅に減少し

内臓や手先、足先は冷え切ってしまいます

内臓に血液が行かなくなれば、便秘や生理不順、免疫力の低下

代謝の低下
といった現象が起こり、交感神経の緊張によって、休息がうまくできず

不眠や肌荒れ、痛みの感受性が高まるといった症状も出てきます


imagあ465う7es.jpg

意識に関係なく働いている神経のため、バランスが乱れていても症状が出るまで自覚がない点が

状態を悪化させてしまう要因の一つです

自律神経のバランスを保つためにも、メリハリのある生活を心がけましょう



Written by Keiichi Nakagome




自律神経による冷え性の分類

自律神経に基づく冷え性のタイプには、ストレスなどで交感神経が過緊張して

血管が収縮してしまい血流が悪くなって冷えるタイプと

副交感神経が過緊張して、交感神経がうまく働かなくなったことによって

毛穴が開き熱が逃げてしまい冷えるタイプがあります



cold0987r.jpg 

交感神経は昼間の活動時間に働く自律神経で、動物でいえば獲物を獲るとき

現代人では就労状態で、 エネルギーを使って体を臨戦態勢にもっていきます

適度な緊張では、仕事がはかどり、呼吸数が増え、血圧が上がり

防御細胞である顆粒球が働きます

また知覚神経の働きもブロックされるため、痛覚の閾値が高まって

痛みを感じにくくなります

しかし過緊張すると、頻脈や高血圧を生じ、疲れやすくなると共に

顆粒球が増えすぎ、胃、関節などの組織を傷つけてしまいます


副交感神経は、休息時に働く自律神経で脈拍や呼吸数を低下させ

体にエネルギーを蓄えますが、過剰になると朝起きられない 元気が出ない

肥満になりやすいといったことが起こります

またリンパ球が増えすぎることで自分の体に対して好戦的になり

アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症といった状態になると共に

刺激に弱く、痛みに敏感になります



autonomic24.jpg 

交感神経優位の人は半身浴や自分を追い込みすぎないような思考の転換が有効で

副交感神経優位の人は乾布摩擦などで皮膚に刺激を与える 睡眠時間を短縮する

ハリのある生活を心がけるといったことが有効です

このように冷え性を自律神経の観点から捉えると

体が冷えるといったことだけではない様々な不調が出るため

冷えは自律神経バランスが崩れているサインであるということが お分かり頂けると思います


Written by Keiichi Nakagome


ゆがみと冷え

冷えは自律神経を乱す最悪の要因だと言われており

内臓の働きは自律神経の副交感神経が優位な状態で行われますが

有害なストレス要因があると、交感神経が過緊張します

交感神経の緊張は内臓の働きを低下させると共に

体の疲労からの回復力を低下させてしまいます

そして何より、血管を収縮させて末端への血流が悪くなり

冷えやすくなります


exercising.jpg

世界三大医療の一つであるカイロプラクティックでは、メリック・システムという考え方があり

脊椎の機能障害と内臓機能の関係を明らかにしました


autonomic35.jpg

第1~4頸椎は脳、感覚器

第2~4頸椎は副鼻腔、鼻咽腔、第4頸椎は横隔膜、第5~6頸椎は喉頭

第5~7頸椎は甲状腺、副甲状腺

第6頸椎~第2胸椎は上肢、第7頸椎~第2胸椎は心臓

第2~4胸椎は肺、第4、5胸椎は肝臓、胆嚢

第5~8胸椎は食道、胃、十二指腸、第7~9胸椎は脾臓、膵臓

第9、10胸椎は副腎、第10~12胸椎は腎臓、空腸、回腸

第1、2腰椎は盲腸、第2、3腰椎は卵巣、子宮

第3~5腰椎は生殖器、結腸、直腸、第4、5腰椎は膀胱、前立腺

第3腰椎~第2仙椎が下肢、第1~5仙椎が肛門

というものです


autonomic24.jpg

したがって、背骨のゆがみは自律神経を乱し、冷えや内臓の働き

慢性的なものでは免疫力の低下といった症状が起きてきます

色々な冷え症解消法を試したけれど、改善しきらないという方は

体のゆがみが原因になっているかもしれませんので

意識してみてしょう!


cold46.jpg


冷えについてはこちら

 

Written by Keiichi Nakagome








冷えと自律神経2

以前冷えと自律神経でお話したものの続きとして今回は交感神経に焦点を当てて

お話したいと思います

基本的に自律神経が支配する組織や器官には、交感神経と副交感神経が両方走っていて

唾液腺を除いて、促進(アクセル)と抑制(ブレーキ)という役割を持って

それらをコントロールしていますが、その中で交感神経だけが分布している部分があります

それは汗腺、血管、立毛筋です


sweat.jpg
autonomic.jpg

神経にはトーヌス(自発性活動)というものがあり、一般に安静の状態でも

常時、自発的に活動しているのです

トーヌスは自律神経中枢の支配を受けて増えたり、減ったりして機能が調節されています

ですから多くの血管は通常、交感神経である血管収縮神経のトーヌス下で

軽度の収縮状態にあり、交感神経の活動が高まると血管はさらに収縮し

その部分の血流は減少します

一方、交感神経の活動が低くなると、その部分の血管は拡張して血流は増加します



半身浴.jpg

そのため、ストレスや低温にさらされやすい環境(冷える食事、筋力不足、冷えやすい服装)など

交感神経のトーヌスが高い状態が続く環境下では、血管は拡張しないことから

常に血行不良に陥り、冷えが悪化していくのです

このような状態を改善するには超短波Wブロックや自分なりのリラックス法やストレス発散法をつくり

交感神経の緊張をしっかりとっていく良いと思います


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi


寒冷刺激と交感神経

過去のブログで冷えと自律神経の関係についてお話させて頂きましたが

今回は、私が生理学実習で行った「寒冷刺激と血圧、脈拍の変化」の実験から

実際に体を冷やすことでどのような反応が起こるのかについてお話したいと思います



dehydration.jpg


手順は、まず安静時の血圧と心拍数を計測した後、手を氷水の中に30秒間浸し

氷水刺激中と終了後4分まで1分ごとに血圧と脈拍を測定します


 

安静時

負荷中

1分後

2分後

3分後

4分後

最高血圧

106

120

114

108

104

104

最低血圧

60

54

58

60

60

60

心拍数

84

88

88

88

88

86

 

表を見ていただくと、氷水による負荷をかけたところ

交感神経の緊張によって血圧、脈拍共に上昇し、氷水から手を出すとまた元に戻っていく

のが分かります


寒冷昇圧試験2.jpg

冷やす刺激は痛み刺激に分類され、その情報は延髄の循環中枢に伝えられます

そして血管収縮神経である交感神経の活動が高まり、血管が収縮し、血圧が上昇します

この実験では、健康な人では冷水による感覚(痛み)には個人差が少ないので

この時の血圧上昇の度合いを調べることで

交感神経遠心路のおおよその機能を知ることができます


bp2.jpg


したがって体を冷やすこと、また持続的なストレスは過剰な交感神経の緊張を招き

冷え症の悪化、免疫力の低下、痛覚閾値の低下(痛みを感じやすくなる)

痛みの持続
血圧の上昇、睡眠障害などの様々な症状を引き起こします


今回の実習で体を冷やさないこと、交感神経の緊張をとることの重要性を改めて感じました!

冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi


冷えと睡眠

冷え症の人が眠りにつきにくいと言われますが

その理由を日本橋清州クリニックの佐藤先生は

眠くなる一番の原因であるメラトニンの分泌低下と

深部体温のコントロールがうまくできていからであるとおっしゃっています



sleep.jpg


眠くなる要因として

①体の疲労物質の蓄積や体液、組織の酸性化

②メラトニンの分泌

③日照時間や自律神経の作用による深部体温の低下


が挙げられます

メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、睡眠の質を決める重要なホルモンです

メラトニンの分泌は通常午後4時から午前4時に起こり

血中濃度は午後7時頃から上昇し始め、午前7時にはゼロなりますが

周辺の明るさで分泌量が変化し、外が暗くなっても人工照明で明るい中にいると

分泌量が低下するとともに深部体温のが低下が遅れ、睡眠が障害されやすくなります




松果体.jpg


特に夜型人間の方は、
人工照明の中にいる時間が長いため

メラトニンの分泌が低下しやすいのです


手先足先が冷える末梢血管収縮型の冷え症の方もまた

末梢血管の収縮によって、末梢における熱の放散がうまくできず

深部体温が下がりにくくなり、入眠が障害されます

末梢血管の拡張はメラトニンの直接作用の他に自律神経が関与しています

ですから睡眠前に、湯たんぽや足浴を行って副交感神経を優位にしておくことが有効です




足浴.jpg


冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi










ストレスと冷え

現代人の免疫力は下がっている!と長年免疫について研究をされている

日本橋清州クリニックの佐藤先生はおっしゃいます

そしてこの免疫に変化をもたらした大きな原因の一つにストレスを挙げています


佐藤院長.jpg

今はストレス社会と言われるように、様々なストレスが蔓延しています

過剰になるとそれに立ち向かうために戦闘モードである交感神経の緊張が高まります

生きていく上で多少のストレスがかかることは仕方ありませんが

問題は、交感神経の緊張する状況が長く続く、また日常化してしまうほどのストレスである場合です

そうなると交感神経の直接の作用で血管が収縮することに加えて

副腎などから分泌されるアドレナリンを介しても血管が収縮するため

血流は相当に悪くなり冷えを感じるようになるのです




冷えes.jpg


心臓から出た血液は大動脈→動脈→細動脈→毛細血管→細静脈→静脈→大静脈となり

手先、足先になると毛細血管が多く分布していますが

交感神経が緊張していると毛細血管の入口にある前毛細血管括約筋という筋肉が収縮し

毛細血管への血行をストップさせて、別の通路から直接細静脈に血液を流してしまうのです

これでは体に入った異物と戦うリンパ球が血管から出ることができず免疫力は大きく低下します

また内臓にも毛細血管は多く分布しているため、同じことが言えます



capillary.jpg


このようにストレスは手先、足先、内臓をいった部分への血流を減少さ、結果として

温度を下げ冷え症の原因となるのです

まずは、自分の冷えの状態をチェックして正しい方法で交感神経の緊張をとっていくことが重要です



冷えについてはこちら


written by nakagome keiichi

冷えと自律神経

神経系には、機能の中心となる中枢神経(脳、脊髄)と

それらと身体各部を連絡する末梢神経があります

末梢神経はさらに身体の運動や感覚機能を司る体性神経と

各種の自律機能を司る自律神経に分類されます




nervous system.jpg



体性神経は私たちが骨格筋を動かす時などに使っている神経で、自分の意思でコントロールができます

それに対して自律神経は、その名の通り意志とは関係なく自律的に働いている神経で

生体の恒常性(ホメオスタシス)の維持にとても重要な役割をしており

循環、呼吸、消化、代謝、分泌、体温維持、排泄、生殖などを司っています





nervous system 3.jpg

自律神経はさらに交感神経副交感神経に分かれており

交感神経は活動的になっている時に優位に働いている神経で

心拍数を高め、血管の平滑筋を収縮させ血圧を増大させるといった作用があるのに対し

副交感神経は安静時に優位に働き、心拍数の低下、腺分泌の亢進

内臓の平滑筋を収縮させて働きを活発にするといった作用があり

これらの拮抗作用によって、環境に合わせてバランスを調節しています




jiritsushihjnkei1.jpg

しかし冷えはこの自律神経を乱す最悪の要因と言われており

冷え症のみならず、様々な体の不調を引き起こします


例えば、夏でもエアコンのように汗をかかずに体温が急激に下がるような現象は

体にとっては異常であり、熱を逃がさないように交感神経が過緊張し

血管を収縮させようとします





冷房病.jpg

体中に熱を運ぶのは血液ですから、これにより毛細血管への血流が大幅に減少し

内臓や手先、足先は冷え切ってしまいます

内臓に血液が行かなくなれば、便秘や生理不順、免疫力の低下、代謝の低下といった現象が起こり

交感神経の緊張によって、休息がうまくできず

不眠や肌荒れ、痛みの感受性が高まるといった症状も出てきます


imagあ465う7es.jpg

意識に関係なく働いている神経のため、バランスが乱れていても症状が出るまで自覚がない点が

状態を悪化させてしまう要因の一つです


内臓温低下の一つの対処法はコチラから

冷え性へのこだわり

冷え性にお悩みの方は美容にもお悩みではないでしょうか。皮膚をキレイにするにも痩せるにも結果の出づらい人は、だいたいの方が体温が低いのです。

エルクレストでは、フェイシャルや痩身で結果の出づらい人の共通点が冷えだったことから、冷えの研究とその改善に取り組んでまいりました。問題は、ワキの温度ではなく内臓温の低下にあるのです。

エルクレストが冷え性にこだわる理由

冷え性無料カウンセリング

冷え性無料カウンセリング

エルクレストでは、カウンセリングにおいて経絡ストレス度チェックと内臓温測定を行っております。

これらのチェックで、冷えのレベルと原因を突き止め、効果的なお手入れメニューを組み立てることができます。

無料カウンセリングはこちらから

施術の流れが写真付きで良く分かる!ispot「体験レポート」はコチラ

ページトップ

2018年12月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

ケータイ版QRコード

  1. QRコード