全身の循環について2[冷えの原因とは]
(2012-11-02 16:11:59) by エルクレストアカデミー


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・脊髄後根神経による血管拡張

皮膚のある部分への有痛性刺激はC線維(無髄の求心性神経で鈍い痛みを伝える)を興奮させて

その情報を後根を介して中枢へ伝える一方、後根に入る手前で枝分かれしている求心性線維を

逆行性に興奮させ、その神経終末からCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などを放出して

刺激が加えられた近くの皮膚血管を拡張させ、血管の内皮細胞間隙を広げて

炎症における白血球の遊走を促進させます


<画像:immune98765.jpg>


これらの反射の中で圧受容器反射と化学受容器反射は自律神経が関与しています

冷えは自律神経を乱す最大の要因であり

体中に熱を運ぶのは血液ですから、冷えやストレスなどで交感神経の過緊張していれば

毛細血管への血流が大幅に減少し

内臓や手先、足先は冷え切るとともに、血圧も高まる傾向になります

内臓に血液が行かなくなれば、便秘や生理不順、免疫力の低下

代謝の低下
といった現象が起こり、交感神経の緊張によって、休息がうまくできず

不眠や肌荒れ、痛みの感受性が高まるといった症状も出てきます


<画像:beutiful skin.jpg>
意識に関係なく働いている神経のため、バランスが乱れていても症状が出るまで自覚がない点が

状態を悪化させてしまう要因の一つです

ホメオスタシス、自律神経のバランスを保つためにも、メリハリのある生活を心がけましょう


冷えについてはこちら

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